【手相占い】仏眼相の見方！両手・右手・左手・二重で意味が変わる？

手相の世界では、霊感の強い人と弱い人を見つけることができます。そもそも霊感とは、心で事実や霊的な事象に対して、読み取る能力がある人をさします。これは「直感力」の１つともいいます。

その能力が特に高い人のことを、世間では霊能者あるいはは霊能力者と呼びます。さて仏眼相を持っていると「霊感」があるとされます。しかし非常に珍しい手相なのと、この仏眼相が右手、左手、両手にある場合とでは意味合いが異なります。

手相における仏眼相（ぶつげんそう）とは何を意味する物でしょう。これは両手どちらかの親指の第一関節の線に注目します。ここにあたかも「目」のような形で囲まれているものをそのように読んでいます。

指の両端から1本の線が2本に分かれ、反対側では再び一本へ戻る風な形状をしている、非常に珍しい手相です。これは仏像でのいわゆる「半眼」の形とされることからこのように呼ばれます。

さてこの相がある場合の効果として一般的に言われているのは、霊感があるとされます。それは人の心を見通す能力があると言います。しかしながら、その相を持つものがすべてが霊的なもの（霊感）を感じるわけではありません。

仏眼相があっても。霊感の無い人は、その分「勘が鋭い」特徴を持ち、直感力がすばらしいのです。直感が働いた時に、驚くほどの閃き（ひらめき）があり、場合によっては「啓示（けいじ）による導きがあるかもしれません。

仏眼相は「神仏の加護」に恵また意味を持つとも言います。つまりスピリチュアル系の仕事に従事している人には仏眼相が多く現れるといわれ、「吉相」して有名です。また死後の世界への関心が高く、霊界の存在について否定的ではない人にも出やすいとされます。

この背景には、ご先祖様など、「亡くなった人」に対する敬いの心を持っている人、あるいは神棚や仏壇に崇敬の念を持って手を合わせることが頻繁にある人にも多いと言われます。

さらに「念力を秘めた人」にもこの相は表れやすいとのことで、この手相を持つ人は願い事の数多くが叶えられるとされます。

手相占いで仏眼相は非常に運の良い手相なのですが、この仏眼相が右手・左手もしくは両手にある場合とではその意味合いが少し違っています。手相の世界では天性で受け継いだ仏眼相と現在進行形の行いによって現れた仏眼相と両方あるのです。

手相での右手の親指に仏眼相がある場合で、かつ左手に無い人ですが、これは、自分努力の成果として仏眼相を手に入れています。右手の手相とは現在進行形の場合で、現在の状況（運勢）を表しながら、「今後自分で切り開く」様な意味合いです。

つまり、本人の行い、努力次第で状況の変化が置きます。そうなれば右手の手相（仏眼相）も変化していくとわけです。もし今の時点で右手に仏眼相がなかったとしても、今後の行い次第では右手に仏眼相が現れる可能性があります。

手相の世界の考え方として、ご先祖様への崇敬の念を常に持ち、仏壇への線香や墓参りを欠かさない、あるいは自らの魂の精神修行を日々実践していれば、必然と右手に仏眼相が現れます。

手相で左手の親指に仏眼相がある場合は、基本的に生まれた時から「霊感」に鋭い感覚がある事を意味します。それは、いわゆる「前世」から引き継いでいる運であったり、御先祖様由来の引き継いだものである場合があります。

もし仏眼相が左手にあったらば、手相の世界で考えると、恐らく幼い時に珍しい何か不可思議なものを見たなどの体験をしている可能性があります。守護霊の様な存在がいて、困った時に助けてもらった可能性があります。

もし左手の手相に仏眼相があるのでしたら、本当に素晴らしいことなので感謝しましょう。もちろんご先祖様への崇敬の念を忘れてはいけません。

仏眼相自体が非常に珍しい手相なので、左でも右でもある事自体が大変すばらしく、幸運な人なのです。ところが、ごくまれに、左右両手に仏眼相を持っている手相の方がおられます。もしそういう方でしたら、これは最強の運勢を持っています。

こんな手相を持っている方は本当にラッキーな人といえます。先ず前世やご先祖様由来の左の「仏眼相」を持っておられながらも、現世を生きながらそのような素晴らしい行いをした場合、現在進行形の右手の手相に「仏眼相」が現れたということです。

本当にご先祖様を大切に日々精進を重ねてきた方なのだと推測されます。手相の判断では大変すごい人なので、これからも日々の行いをしっかりとして、幸運をつかんでください。

手相占いでも「仏眼相」は非常に霊感の強い手相なのですが、実はこの仏眼相は、非常に珍しい場合には、親指に二つ現れることがあります。手相占いではこれを「二重仏眼相」と呼んでいます。

仏眼相は通常の場合は、親指の第一関節に出てくる目の形をした手相のことを指します。ところが第二関節にもその仏眼相と思われるものが、出ることがまれにあります。第二関節の場所ですが、これは親指の付け根に該当する部分で、ここに仏眼相が登場します。

第一関節と第二関節の両方に仏眼が表れる手相を「二重仏眼相」と呼び、手相占いとしても非常に珍しい相ということになります。別名「ダブル仏眼相」とも呼ばれます。これは通常の仏眼相（一つだけ）の人よりも霊感が強いといわれます。

また、もう一つの見方として第一関節の仏眼が「無限マーク」のように見える手相になっている場合も「二重仏眼相」と認定する場合があります。

手相の世界における二重仏眼相は、霊感がさらに強いことを表しますので、人が考えていることが簡単に見通せたり、非常に記憶力が高い、またご先祖様へのご加護が人一倍強いような意味合いが通常の仏眼相よりも倍増していることを意味します。

ところが、霊感がかなり強くなりすぎているわけですから、霊を強力に感じるのはもちろんのこと、場合によっては霊そのものを引き寄せてしまう恐れが高まります。これは非常に注意が必要です。

それから二重仏眼相の意味合いとして、左右の手により違いがあります。例えば右利きで、左手に二重仏眼相があれば、生来の霊感が強い事を意味します。もし右手に二重仏眼相があれば、手相の世界では自力で強い霊感を獲得した事になります。

手相占いの世界では、仏眼相と並び称される不思議で珍しい手相があります。その手相の名前は「神秘十字線（しんぴじゅうじせん）」と呼ばれるものです。

手相における神秘十字線は、手のひらの上のあたり、手相の「知能線(これは親指と人差し指のつけ根あたりの間より小指方向に伸びている線)と手相の「感情線(これは小指の下あたりより人差し指方向に伸びている線)」の間で十字にクロスしている線を指します。

クロスすべき縦線は手相での「運命線(始点は無関係、終点が中指のつけ根の位置に伸びている線)」が担います。そこに短い横線が、十字の形に横切っている線です。左右のどちらの両手でも出る手相です。

非常に珍しい手相の一つですが、この神秘十字線を持っている人の中に仏眼祖をも持っている人がいるのです。ちなみに手相占いで、上記の条件以外場所でクロスしたものは「神秘十字線」とは別物として扱います。

手相の世界における神秘十字線の見方ですが、この手相は「神秘的」な内容に関わりが大変深い線となります。ただ「神秘的」な内容により関心深いだけではありません。そこにはいわゆる「第六感」や「霊感」が働いていることを意味します。

この神秘十字線の別名は「お助け十字」と呼びます。つまり困った事が起きた時に、不思議で神秘的な力やできごとが起きて、うまく切り抜けて助けられる運命を持っています。つまり非常に幸運な手相です。
 

さらにこの手相は他人に対する慈愛の心が強いといいます。人に対して「何かをしてあげよう」とする心が非常に強いのですが、それがあまり出過ぎるといわゆる「おせっかい」な人になってしまう恐れが高いです。

非常に強い手相なので、場合に追ってはマイナスの要素を引き寄せるリスクもあります。良くも悪くも神秘のエネルギーが強いので、両手を見た時に神秘十字線を持っているのがわかった人は注意しておいた方が良いでしょう。

この神秘十字線と仏眼相の両方の手相を持っていた場合、相乗効果で霊感が非常に強いことを表しますが、実際に両方を持っている人も結構見かけます。その場合は良くも悪くも「強すぎる」のでより慎重にふるまった方が良いのかもしれません。

手相占いでは「直感線」と呼ばれる手相があります。これは「ひらめき力」が強い「直観力」と超自然的なメッセージを受け取れる「霊感力」と呼ばれるものがあります。これはその両方を示す線を表しています。この直感線も左右の両手どちらにも出ます。

手相の直感線は主に、小指の付け根にある膨らみを表す、「水星丘(すいせいきゅう)」から途中の「第2火星丘（だいにかせいきゅう）、小指側の手首上の部分にある「月丘（げっきゅう）」にかけて、緩めのカーブもしくは直線で縦に刻まれている線のことです。

知的能力・理解力・判断力のエネルギーを持っている手相・水星丘と、内面的な情熱のエネルギーを持っている手相・第２火星丘、それから神秘的なエネルギー、想像力のエネルギーを数多く蓄えている手相・月丘をつないでいる線が直感線なのです。

この線は太くはっきりとはあまり出ていません。むしろ薄いか、途切れ途切れに刻まれている場合が多いといわれます。長さについては、はっきりと水星丘から月丘にかけて長く続いているパターンと月丘の中に短く存在することもあります。

手相的には、この直感線が長ければ長いほど、もしくは鮮明になっているほど、直感力・霊感力は強いといわれます。親指に現れる仏眼相とはちょうど反対側にあります。

手相占いで、直感線を持っている人の特徴として、非常にあらゆるものを素早く、また感覚的に判断します。そしてそこからインスピレーションを得てうまく活かすことのできます。

よく「動物の様な直感」とたとえられます。瞬間的に判断力を求められるスポーツ選手や創造活動を行うための「インスピレーション」を生かすアーティストの人に、この線は現れやすいといいます。他にも将来の動向を予測する「コンサルタント」等も該当します。

直感線を持っている人は、「敏感に物事を察知する」「予感がよく的中する」「まだはっきりしない物事を素早く理解できる」などの能力に優れています。もし直感線に加えて仏眼相の手相までもここに加わると、霊感力がさらに高まるでしょう。

手相の世界ではさらに長い直感線により、直感の能力が進んでいくと、「予知能力」や「透視能力」といった神秘的な力や霊感力が発揮される可能性があります。

手相の仏眼相は生まれながら出ている場合もありますが、もちろんない場合もあります。その時は生涯仏眼相がない人生を歩むことになるかといえば、そういう事ではありません。手相占いでは仏眼相は当初なくても、後から開眼する場合があります。

手相占いで仏眼がないパターンは二つあります。一つ目は親指の第一関節のシワが、仏眼相とは全く無関係になっている手相の場合と、近い将来このシワが仏眼相になりそうな形をしている手相の場合です。

もしその人の利き手に仏眼の可能性があるシワがあれば、将来的に仏眼相の効力が出る可能性があります。これは手相の世界では後天的に仏眼相の霊感を獲得しますので、利き手でない方に出たとしても、意味がほとんどないので注意が必要です。

注意したいのは仏眼がないので霊感などがないということではありません。例えば手相の他の部分を見た時に神秘十字線があるなどすれば、結果的に仏眼があるのと同じ効力を発揮する場合があり、その時は霊感の様なものがあると考えられます。

それから仏眼の手相を持っている人の方が珍しいので、仏眼相がないからといって心配する必要は全くありません。

実は後から手相での仏眼を開眼することがあります。すでに仏眼があるのに、霊感の様な力が発揮されない場合と、現時点で仏眼相の手相が全くない場合です。

手相上で仏眼相があるのにもかかわらずに、霊感の様な兆候がない場合もあります。考えられる理由として、また力を活用する場面ではないことと、そもそも信じていない場合です。もし「開眼させたい」と強く願い続ければ必ず開眼します。

全く仏眼ない場合は、例えば霊的なものやスピリチュアル的なものに興味をもったり、携わることで手相上の仏眼相が表れる場合があります。特に手相などの占いを仕事にしている占い師の場合は、仏眼が見られる事が多くあります。

また物事の洞察力を強めていたり、意識的に人の心を読み取る、あるいはそれを理解することに努めていた場合、いつの間にか仏眼相が現れていたということもあり得ます。

いずれにしても仏眼が表れ、開眼し霊感などが得られるとされます。仏眼相は、表れたり消えたりすることが頻繁に起こる手相なので、自らの意志で開眼させることは可能と言えます。

逆に仏眼相が消えることもあります。それは「祖先を敬う」気持ちが薄れてしまうと仏眼相という手相は消えやすいといいます。その場合でも信仰する気持ちをもう一度取り戻すとまた仏眼相は出てきます。基本はご先祖様への気持ちということを忘れてはいけません。

手相の仏眼相に縦の線が入ると「仏眼相の瞳」が入ったので力が増す説があります。ところがこれは誤りで、仏眼相の中に縦線や丸などが入っていてもそれは手相の意味には無関係です。手相の世界ではあくまで通常の仏眼相なのでご注意ください。

手相の仏眼相に潰え様々な面からの見方や特徴などを述べました。霊感が強く奇跡の力を持っている仏眼相を持っている人の中には、子供のころにトラックに引かれても奇跡的に後遺症がなかったなどといった奇跡談のような情報も多数あります。

手相としての仏眼相は先祖を敬う心があれば後からでも開眼し、逆に信じないとかそういう状況であれば消えてしまったり、あったとしても効力を発揮しません。ご先祖様由来と後から出てくる仏眼相、もし両手を見て存在すれば強運を大切にしておきましょう。