真面目系クズとは？特徴25選と改善方法を解説！

皆さんは、真面目系クズという言葉を聞いたことがありますか？真面目系クズとは、一見すると真面目で人当たりも良さそうなのに、実際の性格はクズ…そのような特徴を持った人のことを指します。

発達障害と関係があるとも言われている真面目系クズですが、その特徴・診断方法などをピックアップしていきます。また、自分自身が真面目系クズだった場合の改善策や治し方、向いてる仕事などもご紹介しますので、前向きな気持ちでお読みください。

真面目系クズとは、どういった部分が「真面目系」と言われる要素なのでしょうか？ただクズなだけではない、真面目系クズの真面目な部分の特徴を挙げていきます。

分かりやすいところで言うと、学校や会社における頭髪・服装の規則などをきっちり守りたがるのが真面目系クズです。一見すると清潔感があり、素直で従順な人間のように見えるため、普通に真面目な人と同じように見られがちです。

目上の人に好かれやすい大きな真面目要素として、言葉遣いが挙げられます。親から厳しく躾けられていたり、本を読むことによって色々な言い回しを心得ていたりするため、真面目系クズは言葉遣いがしっかりしていることが特徴です。

ただ、目上の人ばかりではなくクラスメイトや同僚に対してもやたらと丁寧な言葉で話しかけてしまうことが多いため、親しくなりづらく距離をおかれるという難点もあります。

「分かりました！」「承知しました！」と、頼まれごとに対して気持ちの良い返事をするのが真面目系クズの特徴です。断ることで相手との関係を悪くしたくない、自分の評価を下げたくないといった心の現れから、2つ返事で了承することも多々あります。

真面目系クズは、学生ならば授業中に板書された内容を一生懸命ノートに書き写しますし、社会人ならば上司の話をメモしながら熱心に話に聞き入るといった具合です。情報を伝える側に対し、熱心に聞いているという印象を与えるでしょう。

ルールや規則で縛られていない場であっても、真面目系クズはそこまで奇抜なファッションを好みません。そのため、教師あるいは上司と休日に鉢合わせたとしても、普段から抱かれている「真面目」という印象が揺らぐことはまずありません。

言葉遣いが丁寧で、規則も守り、従順そうに見える真面目系クズは、目上の人から実力以上に気に入られることがよくあります。そのため、学生ならばあまり学力がないにも関わらず推薦入学が通ったり、社会人ならば実績もないのに昇進したりということも起こります。真面目系クズは、目上の人を上手く扱う方法によって世渡りをしているのです。

真面目系クズは、人との衝突を出来る限り避け、物事を穏便に済ませるという方法をとります。そもそも人の意見に同調して聞き流すというスキルに長けているので、まず衝突は起こりません。傍から見ると大変な平和主義者です。

衝突を避けるように生きている真面目系クズですが、それでもたまには相手といざこざが起こってしまうこともあります。そんなときには比較的早めにその場を収めるよう振る舞い、事態を即座に収束させる方法をとります。問題の根本的な解決や改善に至るかはさておき、延々と争いが続くことを回避するのが、真面目系クズの得意とするところです。

誰にでも分け隔てなくニコニコと接する真面目系クズは、優しくて良い人だという印象を周りに与えます。真面目系クズは人に嫌な思いをさせる自分というのが嫌いなので、常にそういった対応を欠かしません。

相手の話に真摯な態度で耳を傾けたり、適切な箇所で相槌をうったり、話の内容によって大げさに表情を変えたりと、真面目系クズは聞き上手です。的確なアドバイスや改善方法などを求められることには弱いですが、ただ愚痴を吐き出したいだけの人にとって真面目系クズは最高の聞き手となってくれるでしょう。

真面目系クズは、出来る限り相手の意見を尊重します。仮に自分が山に行きたいと思っていても、相手が海に行きたいと言い出したら「実は自分もそう思っていた」などと言えてしまいます。これは、山に行きたい情熱がそこまで強くないためと、自分と相手との間に波風を立てないようにするためです。

大抵の人が辛くなってしまうような単調な作業でも、真面目系クズの人はむしろ性に合っていることが多いです。延々と七夕飾りを作り続けたり、文化祭の飾りつけの花を作り続けたり、何も考えず黙々と出来る作業を率先してやりたがります。

真面目系クズは、オープンな場において自分の中のマイナスな感情を吐き出したり、人に相談したりということをめったにしません。そのため周りからは「文句も言わず黙々と作業をして偉い」などと評価されたりします。その代わり溜め込んでいるストレスは相当なものなので、ごく親しい友人相手に陰で延々と愚痴を言うことも多いでしょう。

真面目系クズの長所とは一体どういうものか、分かっていただけたでしょうか。真面目系クズにとって、真面目とクズの要素は表裏一体です。真面目要素の中にもチラホラと垣間見えた、真面目系クズの「クズ」な部分に迫っていきます。

真面目系クズは、常に根拠のない自信に満ち溢れています。自分は本気を出せば何でも出来てしまう人間なのだと心の奥底で確信しているのです。この思い込みが根底にあるために、気付かないうちに様々な困りごとを引き起こしてしまいます。

頼まれごとに対して気持ちの良い返事をするのが真面目系クズの真面目な部分だと前述しましたが、実はそれが口先だけというのはよくあることです。

口で分かったと言いながらも実際どういう方法で何をすれば良いのか理解できていないことも多いため、土壇場になって頼まれごとから逃げることもしばしばです。逃げるときは人に押し付けたり、誰もが納得せざるを得ないような言い訳で取り繕って切り抜けてしまうのでタチが悪いと言えます。

頼まれごとから逃げるときや、何となく学校や会社を休みたいときなど、真面目系クズはしれっと嘘をつく方法をとります。家族の病気や親類の不幸、体調不良といったありきたりな内容ではありますが、本当に申し訳なさそうに振る舞う様子や、もともと言葉遣いが丁寧なのも手伝い、それはとても真摯な謝罪に聞こえることでしょう。

真面目系クズは勉強や仕事が出来るように見えるだけで、実際はまったく得意ではありません。何をいつまでにどれくらいのペースでやれば終わるのか…という手順や方法を考えるのが苦手なので、複数の作業が絡んでこようものなら更に混乱してしまい手が付けられなくなってしまいます。

友人や恋人と待ち合わせをする場合などにも、間に合うために何時までに着替えて何時までに家を出れば良いのか分からず、結果的に遅刻してしまうことも少なくありません。

計画性のなさと通じる部分がありますが、サボりグセがあるのも真面目系クズの大きな問題です。真面目系クズは、このペースでやっていれば余裕で何とかなるだろうからと物事を後回しにしてしまったり、休憩と称して取り返しのつかないほど長時間遊んでしまったりします。

しかも、真面目系クズはこういったサボり行為を、誰も見ていないところで行なうという方法をとります。人目があるところではきっちりと振る舞う真面目系クズですが、人が見ていないところではどこまででも手を抜くという困ったマイペースさがあるのです。

そもそも衝突するのを好まず場数を踏んでいないからというのもありますが、真面目系クズは口喧嘩が下手です。

真面目系クズはもともと自分の意見を上手く組み立てる方法が分からない上、喧嘩にまで発展しているような状況では冷静に思考することが出来ません。頭の回転があまり良くないというのは、真面目系クズの特徴の1つです。

良い人なのと良い人ぶるのとは、意味合いが180度異なります。真面目系クズは、聞こえが良いことを言ったり愛想笑いをしたりしながらも、内心では「早く帰りたい」と思っていたりと薄情な本心を隠していることも多いため、真の良い人とは程遠いと言えます。

根拠のない自信を持っている真面目系クズは、自分が凄い人間だと思うがあまり、他人のことを見下してしまうことが多々あります。誰かが評価されているのを見ると、あんな奴よりも自分のほうが優秀なのに…と心の中で相手を下げ、自分を上げるような思考に走ってしまいます。

心の中で人を見下すクセが定着してしまっている真面目系クズは、友人に対しても無意識に見下してしまい、友情が続かないことが多いです。

真面目系クズは、その真面目な雰囲気と振る舞いだけで、大抵のことをのらりくらりと切り抜けることができてしまいます。しかし、これは長期的に見た場合に大きなマイナスになっているのです。

真面目系クズが今まで適当に切り抜けてきたことは、普通の人が努力して切り抜けてきたことばかりです。その努力の方法を知らずに年齢を重ねた結果、雰囲気や振る舞いだけでは到底切り抜けられないような出来事にも必ず遭遇します。そんなとき、努力の仕方が分からない真面目系クズは途方に暮れるしかないでしょう。

ルールや規則にきっちり従うことが出来たり、他人の意見に簡単に合わせることが出来たりするのは、真面目系クズが自分の考えというものを明確に持ち合わせていないからです。そのため、相談に対するアドバイスや改善方法、企画に対する斬新なアイディアを求められたりするのに弱いと言えます。

真面目系クズは、特定のものを熱心に追い求めたり、何かを得るために必死になるということを知りません。自分の中に揺るぎない信念や、叶えたい夢というものが存在しない空虚な心の持ち主なのです。

真面目系クズの人はとにかく面倒くさいのが大嫌いで、面倒ごとを避けてしまいます。進みたい道へ進むのではなく、ただ進みやすい楽な道へと無意識にハンドルを切ってしまうのが、真面目系クズの人がやりがちなことです。

しかし、面倒なことから逃げてばかりいると、結果的に更に面倒な事態に直面することにも繋がります。真面目系クズの人は、こうした行ないが自分の首を絞めているということを認識すべきでしょう。

自分自身の能力が低いにも関わらず、基本的に他人を見下してしまう傾向にある真面目系クズは、恋愛や結婚にも支障をきたすことが多々あります。運良くお付き合いにまで発展したとしても、子供じみた真面目系クズの振る舞いにウンザリしてしまう異性が多いためです。

そんな真面目系クズですが、世話焼きタイプの異性ならば相性バツグンです。頼りなく子供っぽい真面目系クズにあきれながらも、引っ張っていってくれるような異性の存在を真面目系クズの人は大切にしましょう。

何かと問題の多い真面目系クズですが、その原因とは一体何なのでしょうか？大人になってから急に真面目系クズになるという人はほとんど見受けられません。つまり、幼い頃からの環境が大きな鍵になっていると言えるでしょう。

真面目系クズは、言葉遣いや正しい身なりなどを幼い頃から親に教え込まれていることが多いです。適度な教育はもちろん必要ですが、あまりにも真面目一辺倒な教育ばかりを受け続けていると「真面目でさえあれば良い」といった偏った考え方に陥ってしまいます。

そして、そういった教育に嫌悪感を抱いていたとしても、親を怒らせたくない、または褒められたいがために、真面目であるかのような振る舞いをするという小手先の術も身についてしまっていると言えます。

厳しい教育も真面目系クズ精神の温床となりますが、過保護でぬくぬくとした環境もまた、真面目系クズを増長させてしまう原因の1つと言えます。

大した努力をしていなくても最低限の体裁だけ取り繕って生活していれば、お小遣い、美味しいご飯、温かなお風呂、ふかふかのベッドが全て用意してもらえるという生活は、自分自身が努力をする機会を損ないます。

努力せずに何でも得られてしまう生活は、歪んだ自信や甘えしか生みません。親元を離れて生活する機会を作らなければ、真面目系クズの心の歪みは改善せず酷くなる一方でしょう。

真面目系クズの症状は、発達障害の症状と似通った部分があるため、ただの性格の問題と思いきや実は発達障害だった…ということもあり得ます。

発達障害とは、人間関係をうまく築けない「広汎性発達障害(PDD)」、整理整頓や物事の優先順位が分からない「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」、学習能力に偏りがある「学習障害(LD)」という3つに分かれているものですが、それぞれの発達障害の症状が複合して現れるケースもよく見られます。

発達障害は、遺伝的要因と環境的要因が影響しあって現れるとされる症状ですが、まだ完全には解明されていません。そのため、自分が発達障害であるかどうかの判断や治し方の相談は、専門家にお願いするしかないでしょう。

真面目系クズについて色々な特徴をご紹介してきましたが、具体的な改善策や治し方はないのでしょうか？

そんなことはありません。その気になれば治し方はいくらでもあります。真面目系クズである自分と向き合い、考え方や行動を改善していくことによって克服は可能です。治し方1つ1つを確認し、地道に改善していきましょう。

その気になれば自分は何でもできるはず…という根拠のない自信は捨てましょう。そのためには、自分にも出来ないことがたくさんあるのだと、意識を改善することです。実家暮らしの人は1人暮らしをしてみると、自分の能力に向き合う機会も増えるのでオススメです。

自分にも出来ないことがあると認識した後、そのまま何もしなかったのでは改善にはなりません。もともと努力や試行錯誤することを避けて生きてきた真面目系クズの人は、問題に直面したときの正しい対処法が1人ではなかなか分からないのです。

だから、そういうときは他の人に相談してみましょう。プライドが高い真面目系クズの人は、誰かに助けを求めることが好きではありません。しかし、変わりたいのならばこの部分を改善すべきです。自分1人では何時間悩んでも分からなかったことでも、人に聞いたらものの数分で解決するということはよくあります。

もちろん考えることも大切ですが、潔く人の力を借りることも大切だということを理解しましょう。慣れないうちは、相談するという行為に屈辱を感じたり、バカにされてしまうのではないかと心配になったりするかも知れませんが、案外相手はそこまで気にしていないものです。

自分には不可能だったことを解決してくれた相手に対し、感謝やリスペクトの心を持つことも忘れずに。他の人の力を借りるというのは、真面目系クズの治し方として一番の近道と言えるでしょう。

真面目系クズ特有の「根拠のない自信」は捨て去るべきですが、自信全てをなくしてしまっては鬱病になってしまいます。ではどうすれば良いのかと言えば、「真の自信」を持つしかありません。

そもそも真の自信さえ持っていれば、根拠のない自信を振りかざす必要などないのです。頑張ってみたけれどダメだった…という努力もどきを重ねていても自信はつかないので、人を頼ってでも、どんなに格好悪くても、まずは結果を出すことに集中しましょう。

自分にも結果が出せたという成功体験を重ねていくうちに、真の自信がついてきます。時間はかかりますが、ゆっくりとアイデンティティを育んでいきましょう。

真面目系クズは、自分以外の人やものに対する執着の薄さも問題です。

面倒くさいという気持ちをぐっとこらえて、ちょっとしたクラブや習い事に通ってみると視野が広がります。色々なことに挑戦してみるうちに、続けていきたいことや好きなものが見つかることでしょう。

趣味で心を豊かにすることは、真面目系クズ脱却における非常に重要なポイントです。

前述の通り、真面目系クズの症状は発達障害が関係している可能性も高いです。そのため、疑わしい場合は心療内科・メンタルクリニックで適切な診断を受け、治し方を相談したほうが良いでしょう。

あなたが発達障害だったとしても、発達障害ではなかったとしても、このままいくと人生が生きづらいということに変わりはありません。カウンセリングを受け、プロからのアドバイスを聞くことで、少なくとも真面目系クズの良い治し方は見つかるはずです。

ただし、発達障害の診断をしてくれる心療内科やメンタルクリニックは限られています。WEBサイトや予約電話にて、発達障害の診断・治療を行なっている病院かどうかを事前に確認することをお忘れなく。

真面目系クズに限ったことではありませんが、就活は人生において非常に重要で悩ましいことの一つです。学生時代までは騙し騙しやってくることが出来た真面目系クズでも、今後の人生を左右する就活に真面目に取り組まなければならない時は来ます。

現在就活の真っ只中という人や、いずれ就活をする予定だという人は、以下の真面目系クズ就活あるあるを反面教師にして頑張ってください。

すでに周りの友人たちが就活に向けて動き始めているにも関わらず、根拠のない自信を持っているため、あるいは面倒くさがりのため、真面目系クズはなかなか重い腰を上げることができません。

真面目系クズが就活に向けて動き始めた頃には目ぼしい企業は軒並みエントリーを締め切っているので、少々焦りながらのスタートです。そして、内心見下していた友人たちが次々と内定を取っていくのを見て焦りつつも「あんなつまらない会社に入ったところで…」などと、自尊心を保とうと必死になります。

ひとたび「面倒くさい」と思ってしまうと、真面目系クズは義務や約束を簡単に放り投げてしまう性質があります。そのため、意気込んで申し込んだ会社説明会をドタキャンしてしまうのはよくあることです。

ただ、その場合は自分が悪いと思いたくないため、「学校の課題があったから」「他社のほうが魅力的だったから」「今日は体調が悪いから」と、思いつく限りの言い訳を心に浮かべて罪悪感を払拭しようとします。せめて自分に向いてる仕事が出来そうな会社の説明会くらいは、サボらず出席しておきましょう。

真面目系クズも何とかやる気を出し、説明会・書類選考を突破することが出来れば、残るは面接です。

きっちりとした服装で、人当たりの良い笑顔を浮かべ、丁寧な言葉遣いと聞こえの良い言葉を並べるというのは、真面目系クズの得意分野です。目上の人に気に入られやすいこの特徴を生かすことさえ出来れば、面接をパスすることも充分に可能となります。

ただ、緊張で頭が真っ白になってしまっていたり、急に想定外の質問をされたりすると、真面目系クズは対処が出来ず固まってしまいます。面接官との相性次第という部分も大きいので、諦めずに何社もトライすることが大切です。

何とか厳しい就活を乗り越えて就職できたとしても、入ってすぐ辞めてしまうようなことになっては元も子もありません。とは言え、自分に向いてる仕事でなければ続けていくのは大変な苦痛となるでしょう。

真面目系クズに向いてる仕事とは一体どんなものになるのでしょうか？逆に、避けたほうが無難な仕事とは？真面目系クズの特徴を元に、就活の参考になる情報をまとめました。就活・求人系サイトで公開されている適職診断などと併せ、是非参考にしてください。

真面目系クズに向いてる仕事は、ずばり、淡々とした処理ばかりの仕事です。他人とコミュニケーションをとらなくて済むような職場ならば更に都合が良いでしょう。就活の際には、是非そういう企業を狙ってみてください。

工場のライン作業などは特に向いてる仕事と言えるでしょう。目の前の作業だけに集中し、他には何も考える必要がないという特徴を持つので、まさに真面目系クズに向いてる仕事です。

PCが得意な人の場合、プログラマー・ゲームのデバッガー・WEBサイトパトロールといった、長時間画面を見つめている特徴のものも、向いてる仕事として挙げられます。

向いてる仕事として挙げた条件の逆になりますが、複雑で臨機応変さが求められたり、多くの人と関わらなければいけなかったりするものは、残念ながら真面目系クズに向いてない仕事だと言えるでしょう。

営業・接客業などは最も不向きですが、マニュアルが完備されているか否かによって話は変わってきます。大手企業ならば教育がきっちりしているため、マニュアル対応のみで切り抜けられるようならむしろ向いてる仕事と言える場合もあります。

しかし、中小企業の営業職や小規模店舗の接客業に就いてしまうと不幸なことになるでしょう。就活の際には、自分の特性をしっかりと見極めて職場を選んでください。

真面目系クズに向いてる仕事と向いてない仕事をご紹介させていただきましたが、これを読みながら「将来就きたい仕事があったけれど、自分は真面目系クズだからもっと向いてる仕事に就いたほうが良いのだろうか…」と考えた人もいらっしゃるのではと思います。

しかし、そんなことはありません。ここで挙げた仕事はごく一部に過ぎませんし、真面目系クズと言っても個人差がありますので、向いてる仕事として挙げたものが必ずしも向いているとは限りません。逆もしかりです。

真面目系クズに欠けがちな「こういうことがしたい」という夢や目標をもしあなたが持っているならば、それは何より大切にしたほうが良いものです。やりたい仕事＝向いてる仕事と言えますので、その仕事に就けるよう頑張ってください。

もしかしたら自分は真面目系クズかも知れないけれど、いまいち自己診断が難しい…そんなあなたのために、チェックリスト式の「真面目系クズ診断」をご用意しました。以下、15の診断項目に当てはまるものが幾つあるか、数えてみてください。

□外面はとても良い
□第一印象は良いが後々幻滅される
□目上の人を扱うのが上手い
□反抗や反発をしない
□指示された通りに行動する
□人目がない所で手を抜く
□よく平気で嘘をつく
□返事だけはとても良い
□努力の仕方が分からない
□宿題や仕事にギリギリまで手を付けない
□他人に対して優しい
□かなりの面倒くさがり
□すぐ責任転換してしまう
□頑張っているアピールを欠かさない
□目標や夢がなく無気力

あなたは15の診断項目のうち、チェックがいくつ付きましたか？診断結果を確認してみましょう。結果が悪かった場合、真面目系クズの治し方の項目を復習する準備もお忘れなく。

チェックが0個というあなたの真面目系クズ率は、0パーセントです。見かけ倒しではなく、外側も内側も真面目で誠実な素晴らしい人と言えます。今後も周りの人たちから信頼され、成長を続けていけるでしょう。

チェックが1～4個というあなたの真面目系クズ率は、20パーセントほどです。芯はしっかりと通っているため、面倒くさがらず努力さえしていれば、真面目系クズに染まってしまうことはありません。

チェックが5～9個というあなたの真面目系クズ率は、60パーセントほどです。人目がない所で手を抜かず、もっと自分自身を厳しく律することが出来れば、真面目系クズな性格を改善することも可能でしょう。念のため、真面目系クズの治し方を復習しておくことをオススメします。

診断前から薄々感じていたかもしれませんが、チェックが10～15個というあなたの真面目系クズ率は、限りなく100パーセントに近いです。目上の人から気に入られていたとしても、実力が伴わないこともしばしばあるはずです。いつか本性がバレて幻滅されてしまったり、就活の場などで苦労する前に、自分のクズさを自覚して治し方を探りましょう。

いかがでしたか？真面目系クズの特徴紹介や真面目系クズ診断を通して、自分が真面目系クズだと自覚してしまい、少なからずショックを受けた人もいらっしゃることでしょう。

ですが、自分が真面目系クズだからと言って落ち込んでいる暇はありません。むしろ、この診断によって自覚できたことをチャンスだと捉え、真面目系クズを改善するために日々を前向きに生きたほうが遥かに有意義です。

前述した、真面目系クズの治し方の項目をじっくり読んでいただき、自分なりの治し方を実践し、より良い人生を送れるよう努力してみてください。全てを一気にやるのは難しくても、1つ1つは本当に些細なことばかりなのですから。