ファザコンの意味とは?ファザコン女性の心理的特徴や原因
ファザコンの意味とは?ファザコンの特徴や原因、さらにその心理などを解説します。また彼女がファザコンだった場合の恋愛や男性との結婚についてもご紹介します。ファザコンの意味、特徴、そして心理。ファザコンになってしまう原因など確認してみてください。
目次
ファザコンの彼女との恋愛は大変?実態が知りたい!
ファザコン彼女と恋愛することは何か大変なことはあるのでしょうか。ファザコンの彼女の変わった特徴や変わった心理があれば、それを把握しておくことで恋愛が上手くいく可能性は高まります。
「ファザコン彼女に対して男性はどのように付き合いをしていけばいいのか」という部分も彼女たちの特徴を知ることで分かってくるでしょう。
まずはファザコンとは?という意味を知り、特徴を捉えて、ファザコンになってしまう原因など様々な情報を確認していってください。
ファザコンの意味とは?
まずはじめにファザコンの意味とは?というところから見ていきましょう。なんとなくファザコンと聞くと『父親大好きな女の子』という印象を持っている方が多いです。
しかし、それも間違えではないのですが、ファザコンの女性は単に父親が大好きというだけのことではないのです。特徴や心理を見る前にファザコンの定義を見てみましょう。
ファザコンの定義
ファザコンの定義とは言葉を正確に表すと「ファザー・コンプレックス」の略語になります。ファザー・コンプレックスというのは和製英語なのですが、英語のファザー(父親)とコンプレックス(繁雑、症候群)を合わせたものです。
この言葉からも分かるとおり、単に『父親大好き』という意味ではないのです。マザコンの場合は「母親大好きで母親離れできない甘えた息子」という意味で使われることが多いですが、ファザコンの場合は実情としても少し違っています。
ファザコンは父親に対して愛着や執着など、何かしらのそういった感情を強く持っている状態のことを言います。愛着なら「大好き」に近いですが、何らかの「強い執着」ということもあるのがファザコンです。
ファザコン女性の心理的特徴を調査
ファザコン女性とはどんな心理的特徴を持っているでしょうか。これが分かることでファザコン彼女ができても、これから恋愛する可能性がある女性がファザコンでも、ある程度は対応できるようになるでしょう。
もちろん、すべてのファザコン女性がすべてのファザコン女性の心理的特徴に当てはまるとは限りませんが、このような特徴が出やすいとは言えるので、しっかりチェックしてみてください。
なぜそうなるのか?という原因などもところどころに含めながらファザコン女性の特徴をご紹介していきます。
ファザコン女性の心理的特徴①甘えたりおねだりしがち
ファザコン女性は幼い頃から父親に甘え、甘やかされて育ってきたケースが多く、それが原因となってついつい甘えがちな性格になってしまいます。
また、何か欲しいものがあれば、父親におねだりして買ってもらっていたりするケースも多いので、おねだり上手なところもあります。
父親に対してしていたのと同じなので、偉そうに頼むというものではなく、甘え上手、おねだり上手なので、その様子が可愛くて、男性もついつい甘やかしてしまうことも多いです。
ファザコン女性の心理的特徴②自由でわがままな
「やりたい」と言ったことはやらせてもらい、「欲しい」と言ったものは与えてもらい、そういったことを原因として、自由でわがままなファザコン女性も多くなっています。
しかも、それが当然だったこともあり、それ自体をわがままだと思っていないケースもあるので、その場合は周りの人達は振り回されて疲れてしまうこともあります。
テレビなどでよく登場する「お嬢様」のような振る舞いです。もちろん程度の差はありますが、イメージとしてはそのような雰囲気で捉えてもらえれば特徴が分かるはずです。
ファザコン女性の心理的特徴③人に相談しがち
小さい頃から何かあれば父親に相談してきたファザコン女性は、それが原因となって、なにかと人に相談しがちな特徴があります。
「今日はこの服とこの服どっちがいいかな?」というような日常的なことから、ショッピングに出かけても、「どっちのバッグがいいと思う?」など、何かと質問、相談してきます。
ただし、心の中では自分の選択は決まっている場合も多く、「自分の意見を承認してもらいたい」と思っているところから相談しているだけと言うケースも少なくありません。
ファザコン女性の心理的特徴④他人には影響されづらい
父親が基準となって物事を判断することが多かったファザコン女性は、他人の意見には影響されづらいという特徴があります。
父親が言っていたことや、父親から教えられたことが『絶対』というほどに考えているので、それが原因で人からの助言はあまり耳に入りません。
ただし、助言だけではなく『誘惑』にも流されづらいという利点もあるので、これは必ずしも悪いことではなく、意見が一貫している、心持ちが一定で落ち着いているとも言えるのです。
ファザコン女性の心理的特徴⑤父親の話題ばかりする
友達とのおしゃべりでも父親の話題をしがちなのがファザコン女性の特徴です。「パパが好き」と直接的なことを頻繁に言うというわけではなく、「パパがこんなこと言ってた」とか「パパが○○した」など、何気なく出てくる話題に父親が入ります。
面白エピソードなど他人が聞いても楽しい話題ならいいのですが、パパ好きなファザコン女性本人しか楽しめないような話題も出してしまうので、話を聞いてる周りは少々困り顔のことが多くなります。
「あのクソ親父」などと暴言を吐くよりは良いですが、「パパがパパが…」と聞かされるのも困りものなので、もし自分に心当たりがあれば気をつけるようにしましょう。
ファザコン女性の心理的特徴⑥父親とデートもする
家族みんなで出かけることや、レストランでの外食、ショッピングというのは一般的な女性でもすることですが、父親と二人きりで出かけたりするのはファザコン女性の特徴です。
二人で買い物、二人で食事、二人でドライブという彼氏などの他の男性とするようなデートを父親ともたまにではなく「普通に」するのがファザコン女性です。
極端な例になると2人で旅行にいったり、遊園地など、明らかに深い仲の彼氏彼女カップルがするような行動までしてしまうので、周りを驚かせてしまうケースもあります。
ファザコン女性の心理的特徴⑦しっかり愛情表現する
ファザコン女性は友達でも彼氏でも相手が誰であってもストレートに愛情表現ができるのが特徴です。父親に愛され、父親が大好きなタイプのファザコンに多い特徴です。
父親からの素直な愛情表現を受けていたことから、自分も愛情表現するようになり、それが父親以外の他の人に対してもストレートに愛情表現できる原因となっています。
その明るくストレートな愛情表現は好きな男性に対しても積極的になれるものとなるので、男性を射止めて彼女になれるモテ力も持っているということになります。
ファザコン女性の心理的特徴⑧男性に尽くすタイプ
ファザコン女性はわがままで甘え上手ですが、その半面、男性に尽くすタイプでもあります。父親からの愛情が強かったタイプではそれに答えるために努力をしてきました。
また、父親からの愛情が薄かったタイプでは、父親に見てほしくて、父親からの愛情がほしくて、そのための努力を惜しみなくしてきた経験があるからです。
その『見返り』として自分への愛情もストレートに欲しがるのは確かですが、ファザコン女性は尽くすタイプでもあるのです。
ファザコン女性の心理的特徴⑨男性を疑わない
優しく愛情たっぷりの父親を見てきたファザコン女性は「男性とは優しいもの」という認識が強く、それを信じてやまないので、男性を疑うことをしません。
「騙されるかもしれない」という発想や、「この優しさは下心があるからかもしれない」という疑いは持たないのが彼女たちファザコン女性の特徴となっています。
少々危なっかしい一面ではありますが、付き合うことになった男性からすれば素直に信じてくれる彼女はとても素晴らしい彼女となることでしょう。
ファザコン女性の心理的特徴⑩理想は高い
ファザコン女性は恋愛対象に限らず様々な男性に対しての理想が高くなります。これは愛情を受けたタイプと愛情が足りなかったタイプのどちらのファザコン女性でも出てくる特徴です。
理想的な父親だった場合、男性にはそういう姿を求めますし、恋愛対象の男性には「父親が最低ライン」という高いハードルが用意されていることになります。
また、父親の愛情が足らなかった場合は、自分の中で思い描いている父親像の理想が高いので、同じようにそれを男性に求める傾向がありますし、やはり恋愛対象となる男性にはそれ『以上』を求めがちです。
ファザコン女性の心理的特徴⑪父親が大好きor大嫌い
ファザコンになる原因などについては後述しますが、父親の深い愛情や優しさときに厳しさなどを受けて、その父親に深い愛情を持っていて「パパ大好き」というパターンが多いです。
しかしながら、それとは逆に「父親が大嫌い」「あんなのは父親じゃない」と、実の父親を毛嫌いしているタイプのファザコン女性も存在しています。
普通の女性ならばどちらでもないということもありますが、『ファザコン女性』というからには、両極端のどちらかに当てはまるケースが非常に多くなります。
ファザコン女性の心理的特徴⑫愛情に飢えてるケース
こちらも後述するファザコンになる原因が含まれていますが、父親からの愛情が足らなかったり、理想とはかけ離れた父親像であったりというところからファザコンになった女性に多い特徴です。
また「愛されたい」というのは主には恋愛対処の男性に向くものですが、「愛される=認められる」という見方もあり、友人や知人からも常に「認められたい」と考えているケースもあります。
愛され、認められ、見てもらいたい…と、愛情不足からファザコンになった女性はそのような欲求が極めて高いケースが多くなっています。
ファザコン女性の心理的特徴⑬男性に守って欲しがる
理想の父親像と言うと「見返りなど無く、無条件に娘を愛し、守ってくれる存在」であることが多く、それを他の人にも求めがちで、特に恋愛対象となる男性には強く求めます。
男性も基本的には女性を、愛する彼女を守りたいと思っている生き物なので、頼りにされるのは満更でもない場合が多いですが、あまりにも求められすぎると自信満々な男性以外は尻込みしてしまうこともあります。
父親とは違うとは分かっていても、無意識にそのように考えてしまい、そして無意識にそれを求めてしまうのがファザコン女性の特徴です。
ファザコン女性の心理的特徴⑭男性に依存しがち
恋愛対象の男性に対して依存しがちなのがファザコン女性の特徴です。父親からの愛情を受けたタイプもそうではないタイプもどちらも出てくる特徴になります。
特に愛情不足だったタイプは父親が離れていってしまった経験があると、「彼が離れていってしまったら…」と父親のそのシーンと重ねることで、離れないし離さないという依存をするようになります。
これが原因となって束縛が強かったり、愛情を強く求めてきたりと、恋愛対象の男性にとって『重い』と感じてしまうケースもあります。
ファザコン女性の心理的特徴⑮自分に自信がない
父親からの愛情不足が原因でファザコンになってしまった女性に多い特徴です。愛されなかったことで自分に自信が持てなくなってしまうのです。
彼女の中の『普通の父親』は娘のことは無条件に愛してくれるはずで、その父親にさえ愛して貰えなかったという感情は、彼女の自信を奪うのには十分すぎるものになります。
どれだけ仕事や学業やスポーツのできが良く、成績や数字として残したとしても、その自信のなさはなかなか拭い去れるものではありません。
ファザコン女性の心理的特徴⑯ストレートな言葉に弱い
明確な愛情を求めているファザコン女性にとって、態度で示されるのも良いのですが、「愛してる」や「君が好きだ」というストレートな言葉による愛情表現に弱い特徴があります。
また「君を信じている」など、愛情表現に関わらずストレートな言葉の表現に弱いところもあり、それが原因で、何かに騙されてしまうというケースもあります。
ファザコン女性の心理的特徴⑰父親似の男性を求める
ファザコン女性にとって理想の男性像は父親か『父親以上』ということになるので、どうしてもその基準となる父親似の男性を求めがちです。
そしてそういった男性が好きなタイプの男性になりがちなので、恋愛対象となる男性も父親似の男性になるケースが多くなります。
彼女にとって父親が理想で、父親以上の男性はいないとも思っているので、先にもお伝えした『理想が高い』ということにはなりますが、そういった男性を求める傾向にあります。
ファザコン女性の心理的特徴⑱若いor同年代の男性はNG
ファザコン女性の理想の男性は『自分の父親』もしくは『理想の父親像』です。ですから、どうしても同年代の男性や年下の男性などは魅力的に見えないところがあります。
彼女にとって父親世代の男性が理想の男性となってしまうことが多いので、自分と同世代だとしても、子どもっぽく見えてしまうのです。
ファザコン女性の心理的特徴⑲親といつまでも同居
ファザコン女性なので当然ですが、いつまでも父親と一緒に暮らしていたいし、生活していたいと考えています。なので、実家を出ることは考えず、いつまでも親と同居しています。
都会に出て暮らしたい、とか、東京の大学に行きたい、という発想は持たないので、父親としては安心かもしれませんが、いつまで経っても独り立ちできないことにも繋がります。
ファザコン女性の心理的特徴⑳優等生になるケースが多い
小さい頃から父親に褒められるため、もしくは父親に認めてもらうため愛してもらうために一生懸命勉強をしているケースが多いので、優等生になりやすいです。
また、父親が献身的に勉強を見てあげるというパターンもあるので、それのおかげでどんどん成績が伸びていくということも少なくありません。
ファザコンになってしまう原因
なぜファザコン女性はファザコンになってしまうのでしょうか。世の中の女性すべてがファザコンではないということからも、当然ファザコンになるのは原因が存在しています。
これまで見てきたファザコン女性の特徴や心理からもファザコンになってしまう原因というのは見て取れますが、原因にスポットを当てていくつか見ていきましょう。
父親の愛情強すぎが原因
父親の愛情が強すぎて、父親が愛しすぎたがゆえにファザコンになったケースです。愛しすぎという意味では、つまり愛情に溺れてしまってそこに強い愛着や執着が生まれたと言えるでしょう。
父親が娘を愛するのは悪いことではなく、むしろ良いことですが、『愛しすぎ』ると、娘がその愛情に溺れてしまって他の人や彼氏、結婚相手にもそれを求めるようになってしまうので、そういった意味では良いことと言い切れません。
父親の愛情を感じていないのが原因
両親の離婚が原因で父親がいなくなったか、父親はいたけれど育児と娘に無関心だったか、理由は色々ありますが、父親の愛情不足が原因でファザコンになるケースも存在しています。
この場合、父親が好きということではなく、父親というものに執着があり、『父親とはこうあるべき』という理想の父親像を思い描いていて、その姿を彼氏や結婚相手にも求めてしまうという形です。
この意味のファザコンは世に認知されている『父親大好き』な意味のファザコンとは違うので、そういったケースもあると理解しておきましょう。
父親が厳しかったのが原因
ファザコンになる原因として父親が厳格だったというケースもあります。愛情を持ってのことですが、いつも厳しくしつけられたことによって、父親の印象も強く心に強く残っている状態になります。
そのため父親への執着が強く、また、厳しくても尊敬しているので、そういった意味でやはりファザコン女性らしく理想の男性像は高くなっていきます。
ファザコン女性の恋愛事情
ファザコン女性の恋愛事情はどうなっているでしょうか。特徴の場面でも恋愛や結婚に関わる内容をお伝えしているので、その部分とも関わってきますが、恋愛事情に注目して見ていきましょう。
ファザコン女性はある意味、特徴さえ知っていれば『分かりやすい』とも言えるので、そういった意味では落としやすい女性とも言えますが、理想が高いので難しいという矛盾もあります。
そんなファザコン女性たちの恋愛事情を探っていきましょう。恋愛、結婚において、これらに当てはまる女性はファザコン女性の可能性も否定できません。
恋愛では年上男性に惹かれがち
やはりファザコン女性はファザコンなだけあって年上の男性に惹かれる傾向があります。しかも1歳、2歳の差ということではなく大きく歳の離れた男性に惹かれる傾向が強いです。
その意味はもちろん彼氏や結婚相手に父親像のようなものを求めているので、それくらい歳が離れた男性でないと、魅力的に見えないということなのです。
男性に依存しがちな恋愛事情
こちらはファザコン女性の特徴でもお伝えしましたが、男性、特に彼氏や結婚相手となる人には依存してしまいがちなのが、ファザコン女性の恋愛事情です。
自分もこれだけ愛しているからあなたも愛してほしいと愛情も強く求めますし、依存状態となると相手からヒドイことをされても離れられない状況に陥ったりもします。
依存というのはあまり良い意味では使われないですし、実情としてもあまり良いものではないので、ファザコン女性のあまり良くない恋愛事情の部分とも言えます。
男性を父親と比べがち
ファザコン女性は恋愛や結婚において、相手を父親と比べてしまうところがあります。パパならこうしてくれる、パパなら許してくれる、など彼氏や結婚相手の言動を父親のそれと比べてしまうのです。
ファザコン女性は父親の無償の愛を浴びてきた経験があるので、『当然レベルの』見返りを求めた恋愛や結婚ですら、「パパは何も求めずやってくれた」と比べてしまうこともあります。
不倫恋愛に陥りやすい
ファザコン女性は不倫恋愛になってしまうケースが少なくありません。それは相手が結婚しているから良いと思っているわけではなく、理想の『年上男性』が結婚していたというケースが多いからです。
どうしても年上男性を好きになる傾向があるので、そうなると年齢的にもすでに結婚しているという場合も多く、その人と恋愛になった場合は、必然的に不倫となります。
ファザコン女性は結婚できない?
ファザコン女性が結婚できないということはありませんが、結婚相手がファザコン女性らしい特徴や心理状態に気づいていたとしたら、その結婚相手側が躊躇する可能性は非常に高いと言えます。
理想の父親からの無償の愛を結婚相手にも求めがちなファザコン女性と結婚するのは、並大抵な覚悟ではできないからです。
そういった意味では、ファザコン女性は結婚できない、とも言えますが、そのファザコン度合いや結婚相手にどれだけのものを求めてしまっているかにもよるという話ではあります。
ファザコンの治し方
ファザコンというのはあまりにも重度でなければ気にする必要もなかったりはしますので、「治す」というと大げさかもしれません。
ただし、それによってあまり良くない傾向が出ているなら、それほど重度だとは思わなくても、せめてもう少し抑えられるようにはしたほうが良いでしょう。治すための、そして抑えるための方法をいくつかご紹介します。
大人になる(父親から自立)
ファザコン女性は他の面では十分に大人だとしても、愛情などの面に関してはいつまでも父親に執着があり、依存もあり、甘えもあるという自立できていない状況です。
いつまでも父親に甘えている子どものような心が強く残っているということです。これを無くすとまではいかなくても、少し取り除いて大人になり、自立することで、ファザコンを治し、抑えることができるでしょう。
父親との関係改善
ファザコン女性の中には父親との関係がよくないことが原因でファザコンになっているケースもあるのはお伝えした通りですが、それを改善することによってファザコン、つまり理想の父親への執着がなくなるケースもあります。
実の父親との触れ合いがなく、どんどん理想が膨らんでしまっている可能性もあるので、父親との関係が改善されれば、その『呪縛』のようなものからも解放され、結果的にファザコンがなくなる場合も十分にあり得るでしょう。
理想の父親像を見直す
ファザコン女性の中で理想の父親像が強すぎて、その理想も高すぎて、その影響でファザコンが強く出てしまっている場合も少なくありません。
「父親とはこうあるべき」というあまりにも高い理想は冷静になってみれば「そんなに理想的な父親はいない」と気づけるはずですし、周りの友人等の父親の話を聞いてみても分かるはずです。
病的レベルの場合はカウンセリングを
あまりにも強いファザコンの場合は、自分や周りの人だけでは解決できない可能性も高いので、その場合は専門のカウンセリングを受けることも重要です。
特に愛情不足からのファザコンの場合は、ある種のトラウマのようなものであるケースもあるので、それらをカウンセリングでゆっくり改善するのも良い方法です。
自分がファザコンとは気づいていない場合も
ファザコン女性は自分がファザコンであることに気づいていないケースも少なくありません。ですから、自分がこの特徴に当てはまるとか、友人がこの特徴に当てはまるという場合は、それに沿った対応をすると良いでしょう。
自分のことは自分が一番よく分かっているというのは、必ずしもそうではないケースもあり、ここでお伝えした特徴を見ると「なるほど当てはまるなぁ」と感じることもあるでしょう。
それを見て良くない部分は改善するなり、友人や知人がそうならアドバイスすることで、より良い女性へと変貌できることでしょう。
ファザコン女性に限らないこと
ファザコン女性の特徴を見て「面倒くさいな」と思った人もいるかもしれませんが、女性も男性も恋愛や人付き合いにおいては基本的に「面倒くさい」生き物です。
他人なのですから、分かり合えない部分があって当たり前ですし、それらを許し合うことや、認め合うことが人付き合いであり、恋愛なのです。
もし恋人や友人がファザコン女性であって、ファザコン女性ならではの、そしてその女性ならではの良さがあるのですから、そういった部分もしっかり見て、より良い関係を築いていってください。