夫婦仲が悪い原因とは?仲の悪い夫婦の特徴を紹介!
結婚当初は仲が良かったのに、気づけば夫婦仲の悪い二人になってしまったというのには、原因があり、今回はそれをご説明していくとともに、夫婦仲の悪い男女の特徴や、夫婦仲の悪さを改善するための方法なども合わせてご紹介していきます。
目次
夫婦仲最悪…修復は可能?
夫婦仲が最悪で、もうこの先には離婚しかないんじゃないかと悩んでいる人は少なくないでしょう。どうすれば、結婚したころの仲の良い関係に戻れるのかと考えている人もいるでしょう。
夫婦仲が悪くなったのには、原因がしっかりとあります。その原因を突き止め、改善することで、夫婦仲は修復することができます。
どのような原因や特徴が、夫婦仲の悪い二人にあるのか、今回はご説明していきます。
夫婦仲が悪い原因とは?
付き合っていた頃は、仲が良かったのに、結婚して年月が経つにつれ、少しずつ不仲になってしまう夫婦は、少なくありません。昔は愛し合えたのにと、思う人も数多くいることでしょう。
そんな中の良かった二人が、どうして不仲になってしまったのか、その原因は何なのかについて、いくつかご紹介していきます。元は仲が良かったのですから、原因がわかれば、夫婦仲を改善することも可能です。
夫婦仲の悪い夫婦の原因を知ることで、現状を改善、修復するとともに、今後仲の悪い夫婦にならないように、気を付けましょう。
嫁姑問題が複雑化
夫婦仲の悪い原因として頻繁にあげられるのは、嫁姑問題です。夫婦の関係は二人だけのものなのに、そこにお姑さんが口を出してくることで、より関係が複雑化してしまうのが、夫婦仲が悪くなる原因でしょう。
この時、旦那が嫁のことを理解して、お姑を止められれば、夫婦仲が悪くはなりませんが、嫁姑問題が発生した時、お姑側につく男性は少なくありません。時には、嫁を放置して、お姑とタッグを組んでしまうこともあります。
男性側に嫁ぐ女性にとって、相手の家で仲間外れにされてしまうのは、非常に心細いものがあります。それが原因で、夫婦仲が悪化したとしても、文句は言えないでしょう。
理想と現実のギャップ
夫婦仲の悪い原因として、思っていた結婚生活と違うものだったというものもあります。この原因は、結婚前によくよく考えれば止めることができるため、配慮不足ともいえるでしょう。
この原因で夫婦仲が悪いことが多いのは、授かり婚であったときです。子供を授かったことをきっかけに結婚したものの、思っていた人と違かったりして、だんだんと嫌気がさしてしまい、夫婦仲が悪くなってしまうのです。
付き合っている時には気づけなかった相手の欠点などを見てしまったことが原因で、結婚後に仲が悪くなってしまうことは少なくないでしょう。
どちらかが浮気をした
夫婦仲の悪い原因、三つめはどちらかの浮気により、家庭内が冷え切ってしまうことです。男性は特に女性に比べて、浮気をする傾向が強いため、一度や二度許すことも必要だと言われることもありますが、そう簡単にはいかないでしょう。
一度崩れてしまった関係を修復することは、非常に難しいです。どんなに長く築いてきた信頼関係であれ、崩れるのは一瞬です。浮気が原因で夫婦仲が悪くなれば、その事実をどちらかが受け入れて許さない限り、修復はほぼ不可能に近いでしょう。
一度してしまったことは、取り消すことができないため、浮気をした側は罪悪感にさいなまれ、浮気をされた側は、またされるのではないかと不振に思い続け、結果夫婦仲の悪い状況ができあがってしまいます。
セックスレス
夫婦仲の悪い原因として、良く挙げられるまた別のものとして、セックスレスがあります。もちろんプラトニックな関係で夫婦仲が良いところもありますが、やはりある程度のスキンシップは必要になります。
それは愛を確かめるための一つの方法ですし、好きな人に拒まれるということは、それなりに精神的にダメージを受けます。好きな人としたいと思うことは悪いことでも何でもありません。
しかし、年月が経つにつれて、少しずつ付き合っていたころや、結婚初期のような甘さはなくなっていってしまいます。それが原因で夫婦仲が悪くなることも少なくないでしょう。
妻の態度の変化
夫婦仲の悪い原因、最後は妻の態度の変化です。女性は男性に比べて、家事の負担が大きく、不満を抱えることも多いですが、男性側も家庭のために仕事を頑張りと、お互いに苦労があることは事実です。
しかし、旦那があれをしてくれない、これをしてくれないと不満をたれたり、家では偉そうな態度をとったりと、結婚をしたことで変わってしまう妻も少なくありません。男は働いて当たり前という発想がこの原因となっています。
感謝の気持ちを忘れてしまい、お互いに尊敬しあうことができなくなれば、夫婦仲が悪くなってしまうのも仕方ないと言えるでしょう。
仲の悪い夫婦の特徴《男性編》
夫婦仲が不仲な夫婦には、女性にも男性にも原因があります。どちらか一方だけが悪いということはほとんどないでしょう。そのように夫婦仲の悪い時、男性側にはどのような特徴があるのか、いくつかご紹介していきます。
家庭の仕事に非協力的
仲の悪い夫婦の男性側の特徴として、家庭の仕事に協力的でないということが挙げられます。現在、女性も働くようになり、専業主婦であろうと、女性だけが家事をすることはあまり良しとされていません。
ですが、男性の中には、男は仕事をしてお金を稼いでいればいいと考える人もおり、それ以外は何もする必要がないと思っている人もいます。彼らにとって、家事はいまだ女性の仕事なのです。
しかし、そのように家庭の仕事をしないと、女性はだんだんとストレスを抱えてしまいます。男性側に悪気はなくとも女性が不満を抱えれば、夫婦仲は悪くなるでしょう。
趣味に没頭している
不仲な夫婦の男性側の特徴として、趣味に熱中しすぎるということがあります。何か趣味を持てることは、自分の時間をもてているということであり、悪いことではありませんが、それが行き過ぎると問題になります。
夫婦の時間や、家族の時間を持つことは、お互いや子供にとって非常に大切な時間になります。しかし、休みができるたびに趣味に没頭したりしていては、夫婦仲や家庭の仲を悪くしてしまいます。
また、趣味に没頭している人の多くが浪費家である可能性が高いです。そのように家庭の時間だけでなく、お金まで使われてしまえば、夫婦としてうまくやっていくことは難しいでしょう。
女癖が悪い
女癖が悪い旦那は夫婦仲を悪くしてしまう典型的な特徴でしょう。言うまでもありませんが、浮気をしたり、女好きな旦那を持った女性は非常に苦労します。女性問題は離婚などに大きく関わってきます。
恋人のころは、彼氏がモテていることは一種の喜びである女性もいますが、それが結婚後も続いてしまえば、女性のストレスは計り知れないものでしょう。常に不安を抱えて過ごす人もいます。
そのように女癖が悪い特徴を持った人を許せる女性でない限り、夫婦仲がうまくいくことはないでしょう。
向上心がない
男性の特徴として、向上心がないというのも夫婦仲が不仲になる原因です。仕事を頑張るだけが男性の仕事ではありませんが、あまりにだらだらしていると、魅力はどんどんなくなってしまいます。
出世をしたり、仕事で良い結果を残そうとする意欲が全くないと、経済的にも不安が生まれてきます。そのように頼りのなさを感じてしまうと、女性側もイライラしたり、不満を感じ始めてしまいます。
その結果、喧嘩になったり、呆れられたりすると、夫婦仲はどんどん最悪なものになっていくでしょう。
仲の悪い夫婦の特徴《女性編》
仲の悪い夫婦の特徴の男性側をみてきましたが、男性だけでなく、女性にも夫婦仲が不仲になる原因はあります。では、そんな夫婦仲の悪い女性の特徴とはいったいどのようなものがあるのか、いくつかご紹介していきます。
旦那に対する期待度が高すぎる
不仲な夫婦の女性側によくみられる特徴は、男性に期待しすぎるということです。あれをしてほしい、これをしてほしいと欲求が多いのに対して、男性がそれをしてくれないとイライラしてしまうのです。
夫婦とはいえ、お互いの気持ちをしっかりと言わなければ伝わらないにもかかわらず、旦那に理解してほしいと期待することは、よくありません。ましてやそれで怒っては、男性側にも不満が生まれるでしょう。
ですので、旦那はこれをすべきなどという考えを持っている女性は、夫婦仲が最悪になるまで、自分の間違いに気づけないことも少なくありません。
感謝が足りない
夫婦仲の悪い女性側の特徴として、感謝の気持ちが足りないというものがあります。最初は旦那に対して、しっかりと感謝できていたにも関わらず、だんだんとその気持ちを忘れていってしまうのです。
仕事をしてくれて当たり前、家事は手伝うものなど、感謝の気持ちを忘れ始めてしまっては、旦那側からすれば良い気分にはなりません。ましてや、それに対して不満などを言われれば、怒ることもあるでしょう。
このように、感謝をすることができない女性は、夫婦仲を悪くしてしまう可能性が高いでしょう。
女性関係に対して疑い深い
夫婦仲の悪い女性の特徴として、女性関係に口うるさいということがあります。男性も仕事などで、下心がなくとも女性と仕事をしたり、時には接待をする必要があることもあるでしょう。
ですが、その度に文句を言われたり、疑われていては、信頼されていないと感じ、女性に対する信頼もだんだんとなくなっていってしまいます。夫婦仲において信頼は非常に大切になります。
ですが、どちらかが信頼できなくなれば、夫婦仲はどんどんと最悪な方向へと進んでいってしまうことでしょう。
気性が荒い
夫婦仲が不仲な女性の特徴として、気性が荒かったり、ヒステリックな部分を持っているということが挙げられます。いつもピリピリした状態で家にいれば、旦那も気を休めることができません。
それだけではなく、感情的になったり、ヒステリックになることが多ければ、旦那は一緒にいることに疲れてしまうでしょう。話をしようにも聞いてくれないというケースも、このタイプの女性には少なくありません。
このように、性格上、短気で感情的な女性は、夫婦仲を悪くしてしまうことが多いのです。
夫婦仲が悪いと子供にも影響が!
夫婦仲が不仲だと、その環境で育つ子供にも大きな影響を与えてしまいます。子供は親のことを非常によく見ています。親が喧嘩をしたり、不仲な状態を子供のころから見て育つことは、子供に対して悪影響しか及ぼしません。
では、不仲の親の中で育った子供には、どのような影響が出るのか、いくつかご紹介していきます。
情緒不安定になりやすい
親が不仲な環境で育つと、子供は高い確率で、情緒不安定になりやすいと言われています。不仲な環境とは、喧嘩が絶えない家庭だけでなく、常に冷たい空気が流れている家庭も含まれます。
感情の基盤ができる子供のころに、家庭内の空気が悪いと、子供はそれを敏感に感じ取り、不安な感情や、マイナスな感情ばかりを育ててしまいます。
子供にとって、親というのは鏡のようなもので、親を見て育つのですから、その親が不仲であることは、子供にとっては最悪な状況でしょう。
将来親と同じ道をたどりやすい
親が不仲な子供と、親の関係が良好な子供を比べた時に、親が不仲な子供は将来、親のようにパートナーと衝突しやすいという傾向があります。子供が親と同じ道をたどってしまうのです。
親は子供にとって、お手本のようなものですから、それは普段の行動だけでなく、男女関係においても同じです。親がどちらかをないがしろにすれば、子供も将来そのようにしてしまう可能性が高くなります。
それは意識的なものではなく、無意識的に育てられてしまうので、避けるのが難しいのです。その一方で親を反面教師にして、仲の良い家庭を築くことのできる人も中にはいます。
性格が悪くなりやすい
親が不仲な環境で育つと、子供の内面的な部分に対する影響は、非常に大きくなります。家庭内での不安や不満から、友達に意地悪に当たってしまうということも少なくありません。
親から愛情を十分に受け取れないと、満たされない気持ちが育ち、その気持ちを友達や身近にいる人にぶつけてしまうようになるのです。非行に走る子供の親には、不仲な人たちも多い傾向にあります。
子供にとっては、やり場のない感情をどうやって発散すればいいのか分からずに、このようになってしまうことも少なくありません。
不仲な夫婦の関係は修復できる?改善方法とは?
夫婦仲が最悪な状態から、改善、修復はしようと努力すれば、不可能ではありません。それにはお互いの努力が必要になりますが、仲の良い夫婦に戻ることはできます。
では、そんな夫婦仲が最悪な状態から、改善、修復するためには、どのようにすればよいのか、いくつかご紹介していきます。
思っていることははっきりという
ます、最悪な夫婦仲を改善、修復するためには、お互いに想っていることはしっかりと伝えるようにしましょう。毎日ともに過ごし、長い年月を共にする二人にとって、不満をためることはよくありません。
また、夫婦とはいえ、しっかりと言葉にして伝えなければ、気持ちが伝わらないということは少なくありません。伝えているつもりでも伝わっていないということも非常に多いです。
ですので、言い方に気を付けながら、自分の思っていることや不満をしっかりと伝えることが、最悪な夫婦仲の改善、修復の第一歩になるでしょう。伝えてみれば、簡単に解決したということもあるはずです。
愛情表現をしっかりとする
最悪な夫婦仲の改善、修復には、愛情表現をしっかりするように見直すことが重要になります。夫婦仲が悪くなると、自然と愛情表現は減少する傾向になります。
昔は言葉でも態度でもしっかりと伝えていたのに、だんだんと慣れやマンネリ化で愛情表現が減っていってしまうのです。ですので、感謝の気持ちを忘れずに愛情表現をしっかりすることが非常に重要になります。
最悪な夫婦仲を改善、修復したいのであれば、ありがとうの気持ちを忘れず、しっかりと伝えて、愛情表現をいつまでたってもするように心がけましょう。
お互いのことを名前で呼びあう
最悪な夫婦仲を改善、修復するためには、愛情表現をしっかりとすると言いましたが、それに加えて、お互いのことを名前で呼ぶようにするのも非常に効果的です。これもまた、愛情表現の一つととらえていいでしょう。
夫婦になり、子供ができるとだんだんと、お互いのことを名前ではなく、お父さん、お母さんと呼ぶようになりますが、名前で呼ばれるということは、相手のことを認めているという、証明にもなるのです。
子供の前では気恥ずかしいかもしれませんが、せめて二人だけの時には、お互いに名前を呼ぶようにすれば、夫婦仲は少しずつ改善、修復されることでしょう。
自分が変わろうと努力する
夫婦仲が最悪になるにつれて、だんだんと相手に対する不満が大きくなります。相手にこうしてほしいと相手にばかり求めるのではなく、自分が変われるように努力するのが、最悪な夫婦仲を改善、修復するためのポイントです。
相手を変えようとすることは、非常に難しいですし、相手を変えられるのであれば、夫婦仲が最悪になる前に止められているはずです。それに加えて、相手を変えるというのは、非常にエネルギーを使うものでもあります。
ですので、相手を変えようとするのではなく、自分をしっかりと見返して、自分の悪いところをまずは、改善、修復するようにすれば、自然と相手もそれにこたえてくれるようになります。
仲の良い夫婦の特徴
夫婦仲の悪い夫婦と、夫婦仲の良い夫婦にはいったいどんな違いがあるのか、仲の良い夫婦の特徴を見て、比べていきましょう。
夫婦仲の良い二人は、お互いに対する信頼度が高い傾向にあります。長い時間を二人で過ごすのですから、信頼できなければ、一緒にいることは苦痛になってしまいます。
ですので、お互いに信頼しあって、この人とならずっといられるという感情を持てることが、夫婦仲の良い二人になるためには必要になるでしょう。
適度なスキンシップがある
夫婦仲の良い二人には、適度なスキンシップがあります。月日を重ねるにつれて、だんだんと減っていきやすいですが、結婚した後も恋人のような距離感でいられることは、仲の良い関係には必要になります。
付き合っていたころの、ときめきなどを忘れないためには、適度なスキンシップをとることは、夫婦仲の良い二人には欠かせません。
夫婦仲が改善、修復できれば、それを長続きできれば、より良い夫婦になれるでしょう。では、夫婦仲をよく過ごすためにはどうすればいいのか、いくつかご紹介していきます。
仲の良い夫婦は、会話をしている時間が、仲の悪い夫婦に比べて非常に長いです。お互いのことを知っていて、毎日一緒に過ごしていれば、だんだんと話す時間が減っていくのは自然なことです。
しかし、会話をするというのは、コミュニケーションをとるうえで非常に大切なものになります。お互いに自分のことを聞いてほしいとならず、互いに聞き上手になることが、上手に会話をするポイントになります。
相手の嫌なことを理解する
夫婦仲の良い夫婦は、お互いに何をされれば嬉しいと感じ、何をされれば嫌だと感じるのか、しっかりと理解しています。相手の好きなことを知るのは簡単ですが、嫌なことをしるのは難しいものです。
相手の嫌いな話題や、嫌なことを言ってしまえば、相手が不機嫌になるのは避けられません。ですので、仲の良い夫婦でいるためには、相手をよく知り、嫌な気持ちにさせないことが必要になります。
一人の時間を大切にしている
仲の良い夫婦はお互いにプライべートの時間をしっかり持っています。いくら夫婦とはいえ、ずっと一緒にいるというのは、ストレスも不満もたまるものです。ですが、それを発散できれば仲の良い関係を続けることができます。
そのためにも自分の時間を持つというのは非常に大切になります。お互いに気の抜ける時間を持つことで、リフレッシュにもなり、喧嘩も減り、夫婦仲の良い二人でいられることでしょう。
最初は仲良しだったはず!
ここまで、仲の悪い夫婦の特徴や原因についてご紹介してきましたが、初めから仲の悪い夫婦などいません。何か原因があってだんだんと最悪な関係になっていってしまうのです。
原因があるということはそれを改善すれば元の関係に戻れるということでもあります。それには努力も根気も必要になりますが、どんなに仲の悪い夫婦でも、改善することは不可能ではありません。
お互いに感謝しあい、支えあうことで良好な夫婦関係を気づけるでしょう。