嘘つきの性格的特徴や心理!嘘ばかりつく人って?
あなたは嘘つきですか?あなたの周りに平気で嘘をつく人がいますか?嘘をつく人は男性や女性という性別に関係なく存在し、そのような人たちには何か特徴や共通点があります。今回は、そんな嘘つきと呼ばれてしまうような人たちの、性格的特徴や心理について見ていきます。
目次
平気で嘘ばかりつく嘘つきな人はどこにでもいる
あなたの周りに平気で嘘ばかりつく人はいませんか?または、あなた自身がよく嘘をつく人ですか?
実際に世の中には平気で嘘ばかりつく人は多く存在します。これは男性や女性に関わらず、嘘をつくような性格になってしまっているのです。
しかし、すべてが好意的であったり悪意があったりするわけではありませんので、嘘をつく人を初めから否定的に見てはいけません。平気で嘘ばかりつく人が存在するということだけは、しっかりと頭に入れときましょう。
嘘つきな人の性格的特徴
嘘をつく性格の人には、周りの人とは少し違った特徴があります。見た目だけでは実際にその人が嘘をつく人なのかそうでないかは判断することは難しいでしょう。
それでは、実際に平気で嘘ばかりついてしまう人にはどのような性格的特徴があるのか見ていきましょう。
プライドが高い
嘘をつく人はプライドが高い性格であるという特徴があります。プライドが高い性格なため、そのプライドを傷つけられそうになった時に平気で嘘をついてしまいます。そして、周囲から嘘つきという印象を持たれてしまいます。
人間は誰しもプライドを持っていると思います。しかし、そのプライドが高すぎる性格になってしまうとそのプライドを守ることに必死になってしまい、結果として嘘ばかりついてしまうのです。
恥ずかしがり屋
恥ずかしがり屋な性格も嘘つきな人の特徴の一つです。恥ずかしがり屋で自分をさらけ出すのが苦手なため、つい嘘ばかりついて本当の自分を隠そうとします。
このタイプの人は、自分では嘘をついているつもりはなく照れ隠しをしているつもりですが、周囲からは嘘つきだと思われることがあります。
恥ずかしがり屋な性格でつい嘘をついてしまう気持ちはわかりますが、嘘をつく人だというイメージを周囲から抱かれないように気を付けるべきです。
負けず嫌い
負けず嫌いな性格も嘘つきな人の特徴的な部分です。何に対しても他人に負けることが嫌いなため、自分が知らないことでも知っているふりをしたり、できないことでもできるふりをしてしまいます。
この大部の人は他人を意的に傷つけるために嘘ばかりついているのではなく、ただ単に負けるという事実が嫌なため嘘をつく人です。
もしあなたがこの性格の人に嘘をつかれたときは、嘘つきだと批判するのではなく大目に見てあげるようにしてもらいたいです。
周囲の目を必要以上に気にする
周囲の目を必要以上に気にする性格の人はあなたの周りにいませんか?
このような人は、他人に自分が良く映るように必死に自分を変化させてしまいます。そのため、その場やその状況によって毎回行動や発言が変わってしまうのが特徴です。
そして、このように首尾一貫していない態度に周囲からは嘘つきだと思われてしまうのです。周囲に気に入られようとしすぎて嘘ばかりついてしまうのです。
臆病になっている
臆病な性格も嘘をつく人の特徴の一つと言うことができるでしょう。臆病な性格の人は新しく変化することや新しい環境などに対して非常に否定的な感情を持ってしまいます。
そのため、自分の都合が悪くなり悪い状況に変化しそうになると、平気で嘘をつき現状を維持しようとして自分を守ろうとしてします。一種の自己防衛のようなイメージです。
例えば、転職を考えているときに臆病な性格の人は、本当は勇気がないだけなのに時間や親のせいにして転職ができない自分を守ろうとしてしまいます。臆病な性格が嘘を誘発しているのです。
現実を直視できない
現実を直視できない人も嘘つきと呼ばれるケースが多いのではないでしょうか。
現実を直視せずに理想の自分や理想の未来ばかりを強く見てしまうと、ホラ吹きになってしまったり現実味のない言葉を並べてしまいます。
このタイプの人は、目標を高く掲げて生きているような人が多く決して悪いことではないのですが、周囲からはできないことを平気言うだけの嘘つきだと思われてしまうので、有言実行やできないことは口にしないことを意識する必要があります。
他人に興味がない
嘘をつく人には他人にはあまり興味がないという特徴もあります。本当に他人にはあまり興味がないため、その場の思い付きや気分によって適当な発言をしてしまうのです。
あなたも一度は経験したことがありますよね?一度だけ会う人や初めて会った人に対して、その場しのぎのように適当に嘘をついてしまったこと。
このようなことの後に本当の事実を知られてしまうと、相手からは嘘をつく人だと思われてしまいます。また、初めの段階でそのようなイメージを持たれてしまうとその後の付き合いがますます難しくなってしまうのです。
嘘つきな女性の心理
嘘をつく人にはいくつかの性格的な特徴がありましたが、その性格を作っているのは心理によるものです。
嘘つきと思われる男性と女性とでは、嘘をつくときの心理が少し異なります。ここでは、嘘つきな女性の心理とはどのようになっているのかを見ていきましょう。
周囲に嫌われたくない
嘘つきな女性は、周囲に嫌われたくないという心理から嘘をついてしまうことが多いのが特徴です。女性の集団というものは男性の集団のように単純ではなく、少し気難しいものなのです。
そのため、その周囲の人に嫌われたくないという心理が強く働いてしまい嘘ばかりついてしまうのです。自分がその場に馴染むためや、自分の身を守るために自然と嘘をついてしまいます。
しかし、この心理が強すぎていつも嘘ばかりついていると、逆に周りから嘘をつく人という印象を強く持たれてしまい嫌われてしまいますので注意が必要です。
弱い自分を隠したい
女性は少し弱い生き物です。しかし、現代の世の中は女性でも強くあらなければならないという考えが浸透してきています。そのため、女性自身もその弱い自分を隠そうという心理から嘘をついてしまうことがあります。
自分に少し自信がない女性がこのように嘘をついてしまうのが特徴で、特に悪気はありません。ただ、弱い自分が嫌で強くありたいという心理がそこにはあるのです。
女らしさをアピールしたい
女らしさを過剰にアピールしたいという心理から平気で嘘をついてしまう女性もいます。これは男性に対して接するときによくあるケースです。
女性だけの集団でいるときには素の自分でいるのですが、男性と接するときには女性らしさをアピールするためについ嘘をついてしまいます。
確かに女らしさをアピールすることは恋愛などでは大きな武器になりますが、過度にしてしまうと逆効果になってしまうので注意が必要です。
嘘つきな男性の心理
嘘つきな男性にもいくつか特徴があります。女性の場合と似ている部分もありますが、全く違った部分も多く存在します。
男性と女性とではどちらの方が嘘をつきやすいというような傾向はありませんが、嘘をつくときの心理は少し違います。ですから、次はその男性の心理について見ていきます。
自分を大きく見せたい
男性の心理として、常に自分を大きく見せたいというものが少なからずあります。これは女性と比べてプライドが高くなりがちな男性特有のものなのではないでしょうか。
この自分を少しでも大きく見せたいと思ってしまうことから、平気で嘘ばかり並べてしまうことが男性にはあります。
このような男性を見かけたときは、嘘つきだとは思わずに少し背伸びしていてかわいいなとでも思ってあげてください。
自分にできないことや知らないことがある状態が恥ずかしい
男性は、他の男や周りの女性よりも色々なことができ豊富な知識を持っていたいと思っている生き物です。そのため、自分が他人よりできなかったり知らないことがあると少し劣等感を感じてしまいます。
そして、その劣等感を感じたくないために嘘をついてしまうのです。女性の弱い自分を隠したいという想いからくる嘘と似ているタイプの嘘になります。
つまり、好意的な悪気や悪意はどこにもないにもかかわらず、周囲からは嘘つきだと思われてしまうのです。
自分が主導権を握っていたい
男性は比較的自分が主導権を握った状態で物事を進めたり、生きていきたいと思っています。そのため、何か自分に都合が悪くなったりうまくいかなくなると、平気で嘘をついて自分が優位な状況を保とうとします。
恋愛で考えるとわかりやすいでしょう。男性は基本的に自分が主導権を握れるように、嘘をついてまで何かを隠したりごまかしたりしがちです。
しかし、実際は嘘ばかりつく男性は、逆に信頼されなくなり主導権を握ることなど不可能になっていってしまうのではないでしょうか。
嘘つきな人に対する周りの本音
嘘つきな人に対して周りの人はどのような印象を持っているのでしょうか?もしあなたが嘘つきであるならば、周りの人はどのような態度で接してきていますか?
平気で嘘ばかりつく人の性格や心理を見てきましたが、周囲の人はそのような人にどのようなイメージをもっているのか具体的に見ていきたいと思います。
嘘をつく必要はない
嘘つきな人に対して周囲の人は、単純に嘘をつく必要はないのではないかと思っていることが多いです。たとえ、その本人からすれば隠したい事実であったとしても周囲の人は嘘をつかれるよりも正直に話してほしいと思っています。
そのため、実際はそこまで必死に隠さなくても大丈夫だよというように、比較的広い心で受け止めようとしてくれます。
弱い自分をごまかすために嘘をつくのではなく、等身大の自分を見せてほしいと周囲の人は感じているのです。
むかつく感情が湧き上がる
平気で嘘ばかりつく人に対しては、普通に怒りの感情が湧くケースも多いのが事実です。
いくら小さな嘘であっても、相手は騙されたり裏切られたという気持ちになりますからむかつくという気持ちになるのも当然です。相手に悪い部分はないのですから。
相手に嫌な思いをさせない程度の冗談のような嘘なら問題ありませんが、大きな嘘にはそれだけのリスクが伴うことは当然です。
嘘をつく人というレッテルを張る
平気で嘘ばかりつく人に対して、周囲は嘘つきな人だというレッテルを張り、そのような目で常に見てしまいます。
そのため、あなたが何か発言したり行動するたびに、本当なのかと疑いながら接されてしまいます。また、そのような印象を持った人に対しては何か頼みごとや大事な話はできなくなってしまうものです。
周囲の人から嘘つきだと思われてしまうと、それだけでたくさんのデメリットがありますのでできるだけ嘘は控えながら生きていきたいものです。
もう少しうまい嘘をついてほしい
嘘つきな人がつく嘘に対して、周りはそれが嘘だと気付いたときにもう少しうまい嘘がつけるだろうと一歩引いた場所から見ることがよくあります。
確かに嘘というものはその場しのぎのケースが多いため、なかなかうまい嘘をつくことはできません。そして、それが見破られてしまったときに周囲は冷静にその嘘について分析してしまうのです。
もし、あなたが誰にでもバレそうな嘘をついているとき、きっと周りの友達はその嘘を小馬鹿にしながら笑っているでしょう。
自分も嘘をついても良いと感じる
平気でいつも嘘をついている人に対して、今度は自分が嘘をつくかつかないか迷った場合あなたはどちらを選択しますか?
人間は、自分がやられたことは相手にも同じように返してもよいのではないかという考えになります。自分がいつも嘘をつかれて相手に対して、あなたはどんな内容の話でも嘘をつかずに事実だけを頑張って話そうとしますか?
自分が相手にしたことは自分にも返ってくる。そう考えておくべきでしょう。
嘘つきな人との付き合い方
嘘つきな方との付き合い方を考えることは大切ではないでしょうか?
ただ嘘つきな人となんとなく付き合っていくのではなく、しっかりとどういった付き合い方で過ごしていくべきかを考える必要があります。
ここでは、そんな嘘つきな人との付き合い方を少しだけ紹介します。
嘘をつく人だと思って気にしない
嘘つきな人に対しては、嘘をつく人だと思ってあまりその嘘に対して過剰に反応しないという付き合い方も大切です。今までで述べたように、嘘をつく人は、実際は全く悪意のない嘘をつくことが非常に多いです。
悪気のない嘘に関しては、基本的に自分の弱さを隠したり自分を大きく見せようとする嘘のケースが多いので、あまり過剰に反応せずに一歩引いた場所から見守ってあげるというのも一つの付き合い方です。
できるだけ関わらない
できるだけ関わらないようにするという方法も上手な付き合い方の一つです。
いくら嘘に対して気にしないようにしていても、何か嫌な感情や怒りの感情が湧いてしまうのが普通じゃないでしょうか。もしそのようになってしまうのであれば、嘘つきの人とはあまり関わらないという手段もあります。
無理に付き合うことで自分がストレスを強く感じてしまっては意味がありませんから、そっとあなたから距離を置くことも考えてみてはどうでしょうか。
本人に嘘をつくことを辞めるように頼む
本人に勇気を出して嘘をつくことを辞めるようにお願いする方法も一つの手段ではないでしょうか。嘘をつくことでどのようなデメリットが生じるのかを伝え、一緒にその性格を改善していくことも友達のあなたにできることです。
また、仲の良い友達なのであれば、その嘘つきの治し方やひどい場合には病院を紹介するなどして一緒にいい方向に努力することも時には必要だと思います。
距離を置いてしまうことだけが上手な付き合い方ではなく、一緒に努力していくという考えも一度は持ってみてください。
嘘つきの治し方
ここからは、嘘つきの治し方について少し説明していきます。
嘘つきの治し方にはいくつかの方法があると考えられます。性格的な問題から引き起こされる嘘に関しては、特別な治し方はあまり必要ではなく、本人の意識次第で大きく改善できるでしょう。
しかし、深刻な場合は病気になっているかもしれませんので、具体的にどのような治し方が存在するのかを見ていきましょう。
嘘をつく必要がない人とだけ関わる
嘘つきの治し方の一つとして、嘘をつかなくて済む人とだけ関わるという方法があります。あまり仲がよくなかったり気を使う相手と関わっていると、どうしても自分がどう相手に映るかを考えてしまったりして、嘘をついてしまうことがあります。
そのため、嘘つきの治し方として、そもそも自分のすべてをさらけ出すことができるような相手とだけ、できるだけ関わって生きてみてはどうでしょうか?
仕事などの関係上難しいとは思いますが、プライベートの時間はできるだけいつもと同じコミュニティーで過ごすというのも一つの治し方です。
自分が嘘をつかれた時のことを考えてみる
自分が嘘をつかれたときにどのような感情になるのかを深く考えてみるもの上手な嘘つきの治し方の一つです。一度は誰もが嘘をつかれたことはあるはずです。そして、その時のことを深く思い出してみましょう。
もし自分がつかれた嘘で過去にひどく傷ついたなら、今後自分は嘘をつかないという想いになるでしょう。自分がされて嫌なことは、相手もされると嫌に感じるというのは当たり前です。
このように、自分の過去を振り返ることも嘘つきの治し方の一つなので、ぜひ試してみてはいかかですか?
嘘をつくことで周囲や未来がどう変化するのか考えてみる
今度は自分や過去とは逆に、嘘をつくことで自分の未来や周囲がどのように変化するのかを考えてみましょう。これも嘘つき治し方の一つと言っていいでしょう。
あなたが嘘をつくことであなたの未来は明るくなりますか?信頼される相手が増えますか?恋人とさらに絆を深めることはできますか?10年後も同じ友達でいてくれる人は何人いますか?
そこに大きなデメリットを感じながらも平然と嘘をついてしまうようでしたら、少し深刻な問題です。何か病気になってしまっている可能性もありますので、一度病院に行って病気の診断を受けあなたにあった治し方を見つけましょう。
普段目に入る場所に嘘をつかないという文字を
一番良い治し方は、自分の意識の改善によっての治し方です。そして、常に嘘つきを治すという意識を持つために、普段よく目に入るところに嘘をつかないという文字を置いてみてください。
机の上や部屋の扉、スマホの待ち受け画面などにこの文字を置くことであなたの意識は確実に変わります。そして、その意識の変化だけでの治し方が最も自然であり最も効果があるのではないでしょうか。
このような治し方で改善することができれば、きっと長い間嘘をつかない人間でいることができるはずです。病気になって深刻になってしまうと、改善には時間がかかってしまうので、できるだけ早く自分の意識で改善してほしいものです。
病気が原因で嘘をつく人もいる?
病気が原因で嘘をついてしまう人も多く存在します。また、日頃から平然と嘘をつく習慣がついてしまうと、病気になってしまうというケースも少なくありません。
それでは、実際に嘘つきに関わる病気とはどのような病気なのでしょうか。一緒に見ていきましょう。
演技性パーソナリティ障害によって過剰に嘘をついてしまう
演技性パーソナリティ障害という病気は、演技的に自分をコントロールすることで過剰に周囲からの注目を浴びようとしようとする病気のことです。
この病気は、自分が犠牲者だということを過剰にアピールし、友達からの心配や要求を必要以上に求めてしまう病気です。
とにかく自分が中心にいたいという想いからこのような行動に頻繁に出ることもあるため、非常に厄介な病気の一つとなっています。
反社会パーソナリティ障害によって無意識に嘘をつく
反社会パーソナリティ障害という病気は、社会や他者などの権利や感情、考えに対して非常に軽視する傾向があり、少し常識外れな行動に出てしまう病気です。
この病気を持っていると、自分以外の者に対して甘く見てしまうことから簡単に嘘をついたり人を騙してしまったりするのです。
自己中心的な人と非常にが似ています。自分が一番正しいと思い込み自分以外のことは軽視してしまいがちな部分は非常に似ているのではないでしょうか。自己中心的だとよく言われる人は注意が必要だと思います。
嘘つきな人はたくさん存在するがその嘘には悪意がない場合が多い
嘘をつく人の性格や心理を見てわかっていただけたと思いますが、自分の弱さを隠したり自分を大きく見せようとして嘘をつく人が多いのが現実です。
実際に嘘をつかれてしまうと相手に対して非常に嫌な感情を抱いてしまいがちですが、相手には全く悪意がない場合がほとんどではないでしょうか?
もし、今後嘘をつかれたとしてもすぐに怒りの感情を出すのではなく、冷静にその原因を観察してみましょう。いずれにせよ、嘘をつかない方が良いことには変わりはないのであなたはできるだけ嘘をつかない努力をしていくと良いでしょう。