一匹狼の意味とは?一匹狼の性格や特徴13選・群れない人とは?
群れない人、つまり「一匹狼」的な女性が密かに人気を集めています。一匹狼な人がその特徴や性格から男性にモテやすいと言われており、人気の理由となっています。一匹狼な人の性格や特徴、男性との交際でのコツ・診断などを紹介していきます。
目次
一匹狼の意味とは?
あなたの周囲に、「群れない人」はいますか?どこかカッコイイと感じる一方で、人付き合いにぶっきらぼうで接し辛いと感じることもあるかもしれません。
「一匹狼」とは、「仲間を求めず、自分自身の立場から独力で行動する人」という意味を持っています。安易に人と関わらず、自分のしたいこと・自分の考えを重視して行動することを好む人と考えることができます。
本稿では、一匹狼な人の性格や仕事の特徴などについて見ていきます。最後の方では、あなたがどの程度一匹狼なのかをチェックできる診断項目も用意しています。
一匹狼は群れない人のこと?
一匹狼が群れない人を意味しているのは事実です。しかし、一匹狼な人の全てが協調性のない性格というわけではありません。人と関わることは好きだけれども、一匹狼スタイルを選んでいるという人も多く見られます。
一匹狼タイプの男性・女性には、似たような性格・特徴を持っている傾向があります。一匹狼な人がどういった生活の特徴を持っているのかについて見ていきましょう。
一匹狼の性格や考え方
一匹狼タイプの男性・女性は、一匹狼でいることを自分で選んだ場合がほとんどです。そんな一匹狼の人がどういった性格・考え方を持っているのか、解き明かしていきましょう。
①自分の価値観を重視している
一匹狼タイプの人の強みは、「ひとりでいること」にあります。自分の周囲が何と騒ごうとも、自分の中にある価値観・主義を強く尊重しています。
これは、周囲に簡単に流されないことを意味しています。私たちは、交友を保つために自分の意見をあいまいにして接するということをしがちです。一匹狼タイプの男性・女性は、このように流されることがほとんどありません。
自分の意見が間違っているのではないか?と気がついた場合、いったんそれを受け止め、自分なりに考えてから「あぁ、確かに間違ってたな」と納得した上で意見を変えるため、決して流されるというわけではないのです。
②大切な人とそうでない人をしっかりわける
一匹狼タイプの人は、すべての人付き合いを嫌っているというわけではありません。一匹狼の人にも、親友と呼べる存在はいることが多いです。
私たちが「この人は友達」と考える範囲と、一匹狼が考える友達の範囲には違いがあります。私たちは少し仲良くなると「友達だね!」と打ち解け合いますが、一匹狼にとってそれは「知り合い」であり、友達の域にまで到達するには時間がかかります。
むやみに友達の数を増やさず、少数の親友と時折付き合うのも、一匹狼の特徴と言えるでしょう。このことから、「親友などの大切な人」と「それ以外の知り合い」を明確に分けていると言えます。
③嫌われるのを恐れない
これは、一匹狼の人が敢えて積極的に嫌われに行っているという意味ではありません。一匹狼タイプの人はありのままの自分を主張することをためらわず、その結果として相手に気に入ってもらえなくても、落ち込むことはあまりありません。
相手に迎合して自分を隠すよりも、自分を出していく方が合っていると考えているからです。群れない人だからこそ、こうした強さを持っています。
群れない人とは対照的に、いつも集団で動いている場合は何かと周囲に同調することが求められるため、息苦しさを覚えることもあります。一匹狼であるかないか関係なく、時には自分を出していくことも大切です。
④人嫌いというわけではない
一匹狼タイプの人を、寄るもの全てを排除する好戦的な性格……とみなすのは早計です。むしろ、自分とよく向き合い自己を尊重しているからこそ、他人にも優しくなれる人物と言えます。
ひとりでいる時間が多いということは、自分について考える時間も多いということです。自分の習慣や行動ひとつひとつを冷静に分析できるのが一匹狼タイプの人の特徴です。自分と向き合っている人は、相手にもしっかりと向き合うことができるのです。
その結果として、一匹狼の人が周囲から好かれやすいという現象が生まれることがあります。「仲良くしようよ!」と寄っていかなくても、気が付くと仲間が集まっていた、ということです。
⑤悪口を好まない
群れない人は、文字通り群れを抜け出して単独行動することを好む性格の人です。私たちは集団で行動することが大好きですが、集団の中で起こる悪口や陰口に辟易することもあるのではないでしょうか?
集団に属していた人が「群れない人」になるのを選んだ理由には、集団のそういったネガティブな面を嫌っているからでもあります。
そこから抜け出して「群れない人」となった一匹狼タイプの人は、悪口・陰口を好みません。隠れてコソコソ誰かを貶すなんてことは自分はしない!と律しているからです。
⑥安易に同調しない
ちょっと面倒くさい話し合いがあったとして、「来週の目標、これでいいよね?」「いいんじゃない?」というように私たちは何となく「流れ」に従ってしまいがちです。
しかし、一匹狼の人はそう簡単に周囲には流されません。なので、「そうかな?こっちの方がいいと思うけど」などのように、別の意見をためらわずに唱えることができます。
周囲に流されてばかりのイエスマンが集団を占めていると、その組織は満足に機能しません。簡単には流されない一匹狼タイプの特徴を持った人を混ぜることで、組織は程よい活性化が為され、発展していきます。
一匹狼の人に多い特徴
一匹狼の人も、私たちと同じように普通の生活を送り、普通に仕事をして生きています。しかし、一つ一つの趣向や考え方などは、ちょっと異なっているところもあります。
一匹狼タイプの人によく見られる特徴の傾向について7つ、解き明かしていきましょう。
①ひとりの時間を楽しく過ごす
金曜日の仕事終わりといえば、誰もが解放感に満ちている時間です。多くの人は、「飲み行くか!」「遊ぼう!」というように仲間と一緒に夜の街へ駆り出すことでしょう。
一匹狼の人はどうでしょうか?仕事から解放され自由になれる時間を得た場合、一匹狼は自分の世界に入ることを好みます。自宅で趣味に没頭したり、自分のやりたい勉強に勤しんだり、あるいはひとりでバーに行ってみたり、など。
休日や余暇=誰かと過ごすもの、と考える人もいますが、一匹狼は正反対の考えを持っています。ひとりでいられる時間をひとりで満喫するのが、一匹狼にとっての至福の瞬間なのです。
②自分のことは自分で決める
一匹狼タイプの人は、自分がいますべきこと・やるべきことを冷静に分析し、決断するのが得意です。周囲のアドバイザー的な存在を必ずしも必要とはせず、自分が「したいこと・すべきこと」に素直に従い、行動に移します。
これは、一匹狼タイプの人がモラルに従わないという意味ではありません。むしろ、一匹狼はモラルを遵守した上で、自分らしく生きようと考えてるのです。
人は集団になると少々危ないことでもしたくなる生き物ですから、そういう意味では集団の方がモラルには気をつけるべきかもしれません。
③ひとりでいることのメリットを理解している
一匹狼タイプの人がひとりでいるのは、それを好んでいるからというだけでなく、ひとりでいることのメリットを経験から理解しているためでもあります。
男性・女性を問わず、ひとりでいるときは、訓練・勉強に集中できます。一匹狼はこの時間を使って、自己投資を兼ねた勉強・自分の大好きな趣味に没頭しています。
そして自己投資が自分の仕事での成功に繋がったと実感した場合、一匹狼はますます自己投資を広げ、己を磨いていきます。成功者に一匹狼が多いという特徴は、ある意味当たっているのです。
④自分についてよく考えている
ひとりでいる時間が多い一匹狼は、自分のこれまでの生涯や、これからの自分のあるべき姿などについて深く考え込むことを好みます。
徹底的に考え抜いた結果、これから先の行動にその分析結果を活かすことができます。一匹狼の人が思慮深く落ち着いて見える傾向があるのは、自分の行動をしっかりと省みた上で生活しているからです。
そのため、ただ周囲に迷惑をかけるだけの行動をとることはありません。内省と自己修練に一匹狼は優れている、とも言えます。
⑤男性から話しかけられやすい
これは、一匹狼の女性についての話です。一匹狼タイプの女性の方が男性から好かれやすいという傾向がしばしば見られます。
男性は群れている女性よりも、群れない女性の方にシンパシーを感じます。もともと、男性が群れることを好まない生物なので、共感しやすいのでしょう。男性の視点で言えば、「甘えてくる女性」よりも「隣に並び立ってくれる女性」の方がポイントは高いのです。
女性が「群れない人」であることは決して多くないため、ある意味希少価値でもあります。ゆえに、街で一匹狼でいると、女性は男性から話しかけられやすいのです。
⑥他人のことにあまり興味がない?
群れない人は、集団の中で交わされる「ゴシップネタ」にほとんど興味がありません。
一匹狼の人はゴシップネタについて「そんなこと知ってどうするんだろう?」と思っています。また、他人の恋愛沙汰というのは、得てして陰口につながるものなので、嫌う傾向があるのです。
好ましくない噂話やゴシップネタ、知り合いのプライベートに、一匹狼の人はあまり興味を持ちません。それよりも、自分のやるべきこと・したいこと、そして「本当に自分にとって大切な人」に注力的に興味を向けている傾向があります。
⑦仕事ができる
勤務時間中なのに、隣の席の人とよく世間話をして時間つぶしをする人はどこにでもいるのではないでしょうか。息抜きがてらの短い会話であれば構わなくても、延々と・頻繁に話してくる人も中にはいます。
こういった人は、「群れたがる人」です。一方で、一匹狼の人は「仕事中は仕事をする」と自分の中の決まりにしっかりと従っています。また、「会社は仕事をする場。群れるところではない」と考えているかもしれません。
そういった心がけは仕事の成果にも現れ、実直に仕事をする様子は評価にも反映されていきます。ちなみに人嫌いというわけではないため、仕事仲間との仲は平均的、もしくは平均以上であることがほとんどです。
女同士で群れない!一匹狼女子が増えている?
一匹狼女子は、恋愛において男性から一目置かれやすい傾向があると紹介しました。このことを知った女性は、「今日から一匹狼になる!」と思うかもしれませんが、それだけでなれるほど一匹狼は簡単なものではありません。
もともと女性は集団での行動を好む習性があるため、自分の性格を捻じ曲げてまで無理をして孤高の一匹狼の路線を行く必要はありません。
もちろん、本当に集団が苦手なので「群れない人」を選んでいるという女性もいるでしょう。その場合は、そのままで構いません。
一匹狼の女性に適した仕事
就職活動や転職活動においては、自分の性格適性にあった仕事を探してみたいと思うものです。
ここからは、一匹狼な性格の女性に特に適していると思われる仕事を紹介していきます。一匹狼「女性」と絞ってはいますが、男性の一匹狼であってもある程度適していると思われます。
一匹狼は群れない人なので、基本的には「ひとりでやりやすい」仕事が候補には挙がるでしょう。
①個人事業主・フリーランス
具体的な職種ではありませんが、仕事の形態としてはまずフリーランス・個人事業主が一匹狼にはおすすめです。近年では徐々にフリーランスの認知度も上がり、ライフスタイルの1つとして珍しくない選択肢になってきました。
フリーランスで生活するということは、自分の労働時間と収入を全て自己管理するということを意味します。会社勤めの人からすれば、「安定性がない、怖い」と感じるかもしれませんが、特定の集団に属さず、ある程度自由にやれるというのは一匹狼にとっては魅力的なはずです。
会社に縛られるのではなく、自分で自分を律した生活をしてみたいのであれば、フリーランスは充分選択肢に入ってきます。
②投資家・トレーダー
デイトレーダーという言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。個人投資家は、群れない人でもやりやすい仕事の代表格と言えます。投資を始めるにあたっての資金とネット環境さえあれば、誰でも個人投資家になれます。
ファンド会社で仕事として投資をしている人とは異なり、個人投資家は、投資の結果どんな損失が生まれようとも、その責任が全て自分自身に跳ね返ってきます。
投資は一寸先を見通すのも難しい世界ですが、「群れない人」一匹狼にとっては、この上なくベストな環境ということもできます。ただ、投資には勉強が必要なので、勉強嫌いな性格の人には難しいでしょう。
③小説家・ライター
文章を書く仕事が好きだという一匹狼女性には、小説家やライターという選択肢もあります。
出版社や書店関係の人々、ライティング活動の上で出会う著名人などがいるので、全く人と関わらずにやっていくというわけにはいきませんが、基本的にはひとりで文章と向きあう時間がほとんどです。
成功するのが難しい世界ではあるものの、趣味で文章を書いているという人はトライしてみる価値は十分にあります。フリーランスの普及もあって、ライターとして活躍する場も広がってきています。
④芸術家
あまり人と関わらずにやっていきたい性格の人であれば、芸術家が選択肢に入ってきます。陶芸家・画家などです。
芸術方面で突出した才能を持っていることが前提となりそうな芸術家ですが、近年ではSNSの普及もあり、何気なく描いたイラストが注目を集め、あっという間に出版デビューしていた、という例も少なくありません。
自分の趣味として突き詰め続け、それをアウトプットしていた結果、努力が報われたのです。一匹狼の人の中で何か芸術系でやり続けているものがあるという人は、SNSなどを通じて発信してみるのも有効です。
⑤トラック運転手
え?と思った人もいるかもしれませんが、トラックドライバーは、ひとりで過ごす時間が多くを占める仕事なので、一匹狼の人には性格面では向いていると言えます。
ただ、運送で気になるのは、やはりその過酷さ。多くの時間を同じ姿勢で運転し続けなければならないため、体調への影響もある程度は避けられません。
ドライバーが不足している時代なので、シンプルな業務の方が好きという人は、考えてみる価値もありそうです。
⑥プログラマー
IT人気が加熱していることもあり、女性のエンジニアもどんどん増えています。
プログラマーは、その人が持っている専門スキルがモノを言う世界です。より良いスキルを持っていればより高報酬な仕事が与えられるということもあり、転職市場も活発です。全く話す機会がないわけではありませんが、プログラマーは他の仕事よりは多くないでしょう。
もっとも、新しいスキルを習得するためには強を続ける必要があります。「常に必要とされ続けるプログラマー」でいるための修練を惜しまないのであれば、プログラマーを目指す価値があります。
一匹狼の人に向いていない仕事は?
一匹狼の人は、話すのが苦手という人も多いです。そういう意味では、苦手な仕事・適性でない仕事もいくつかあります。
自分の適性に合わない仕事に就くのは、ストレスにも繋がるので、ストレスを避けるという意味でも仕事選びには慎重になることが大切です。
①接客業
人と話すという意味で言えば、筆頭に挙がるのが接客業です。相手にいい印象を持ってもらうことが大前提の接客業では、話すのが苦手だと厳しいでしょう。
カフェの店員や、オフィスの受付などは、そのお店・会社の第一印象という意味もあるので、一匹狼の人にはあまり向いていないと言えそうです。
②営業・セールスマン
話すのが苦手という特徴があるのであれば、営業やセールスマンも不向きです。人と出会い、その人に製品・事業の魅力を伝えるのが営業の仕事ですが、話下手の人にはこれも苦労するかもしれません。
一匹狼の人すべてが話下手というわけではないので、自分自身がどうなのかを考えた上で仕事を選ぶようにしましょう。
一匹狼タイプの彼氏との付き合い方
彼氏が一匹狼だった場合には、気をつけるべき点があります。ここからはそれについて3つ、紹介していきたいと思います。
①「何でいつも一人なの?」と訊かない
「ひとりでいること=悪いこと」と受け取られかねません。ひとりでいるのが好きという特徴がある一匹狼に、この質問は禁句です。喧嘩で済めばいいですが、「この人とは合わない」となったら破局になる恐れもあります。
②適度な距離感が大事
一匹狼は、パートナーであっても常に寄り添うという関係を好まない特徴があります。そのため、頻繁に連絡するのではなく、時間を置きながら定期的にやり取りをする程度がベストです。相手の距離感を理解することは、付き合いやすさという意味で相手に好感を持ってもらうことに繋がります。
③甘えすぎ・媚びすぎはNG
一匹狼は、集団から飛び出してひとりでいることを選んだ人のことです。彼氏に対して甘えたり媚びたりしすぎると、「この人は独立心がないのか?」と思われてしまい、あまりいい印象を持ってもらえない恐れがあります。
たまに甘えるだけなら「かわいいな」と思ってくれるかもしれませんが、それが頻繁に続くと一匹狼な男性の中では「しつこい」という悪い印象に変化していきます。気をつけましょう。
一匹狼な人かどうかの診断チェック
あなたがどのくらい一匹狼タイプに近いかを確かめるために、10の診断項目を用意しました。いずれも簡単な診断なので、気軽にはい・いいえで答えてみてください。
診断の過半数以上が「はい」だった場合、あなたには一匹狼の素質があると言えます。
診断①:一人でいても寂しいとは思わない
診断②:自分のリズムを乱されるのが嫌いだ
診断③:周囲の流行はあまり気にしない
診断④:人にあまり任せたくない
診断⑤:ひとりで過ごせる場所が好きだ
診断⑥:男性に依存する生活は望まない
診断⑦:ランチは大勢で行くより一人が好きだ
診断⑧:読書が好きである
診断⑨:飲み会やパーティーはなるべく避けたい
診断⑩:一人だと思われても気にしない
一匹狼は「ソロ充」でもある!?
一匹狼の意味やその特徴について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
大学などで、集団の中で楽しく充実して過ごしている人をよく「リア充」と表現しますが、一匹狼はある意味「ソロ充」に該当すると言うこともできます。
自分の生活の面白さを、集団ではなく自分一人の時間に求めているのが、一匹狼の特徴です。もし一匹狼の人と友達になったり、交際することになったら、相手の考えをなるべく理解し、束縛しすぎないようにすることが大切です。