お調子者の意味とは？お調子者の心理や特徴9選！

お調子者な人って男性女性構わずいますよね。あなたの周りにもそんな人がいるのだと思います。お調子者ってつまり調子に乗るって意味ですよね。中にはそんなお調子者との関係に悩んでいる人もいるのではないでしょうか。しかし調子に乗るだけが、お調子者ではないんです。

実はお調子者の人は、うまく付き合えば自分に有利になるのです。うまく付き合っていくために、お調子者の意味や、その人の特徴や心理を理解しておくといいと思います。では始めに、お調子者の意味についてみていきましょう。

お調子者ってなんだか、あまりいいイメージはなあいですよね。ここではお調子者の意味や類語や反対語についてまとめていきたいと思います。あなたの思うお調子者ってどんな感じでしょうか。実際は違うかもしれません。実は隠されていた意味があるかもしれません。

お調子者とは二つの意味があると一般的にされています。一つ目はおっちょこちょいな人です。軽はずみで浮ついたことをする人のことを指します。そしてもう一つは、いい加減に調子を合わせる人です。なんだかいい加減な人っていると思います。

お調子者とは本来、調子者という言葉だったのですが、この言葉を丁寧にするために「お」を付けたといわれています。そのため今現在では、調子者ではなくお調子者という言葉の方が一般的だと思われます。どちらにせよ調子に乗るという意味では変わりはありません。

お調子者とは、言動が軽薄な人・軽妙さや滑稽さから好かれている人・人柄が気軽で面白いさま、という意義を持っています。それぞれ類語として、「跳ねっ返り・跳ね返り・粗忽者」「ひょうきん者・面白い人・ユーモラスな人」「ひょうきん・おちゃめ・面白い・個性豊か・楽しい・ちゃっかり者」などが挙げられます。

こうやって類語を見てみると、悪いところばかりではないのです。お調子者の人は、周囲の人から面白がられ、好かれる特徴があります。調子に乗るだけがお調子者ではないのです。

お調子者の反対の言葉として、真面目や慎重などの言葉が挙げられると思います。お調子者は調子に乗るという意味が印象的です。その反対は調子に乗らない、つまり真面目さを指します。お調子者は軽いイメージですから、反対だと重いイメージになるのでしょうか。

どちらにせよお調子者の反対語は、物事を慎重に考えて行動したりする人を指します。接しやすさで比べてしまえば、断然お調子者の方が良いかと思われます。

お調子者の意味は理解できたでしょうか。では次にお調子者な人の特徴についてお話ししたいと思います。男性女性で特徴はあまり変わりませんが、やはり性別差でその特徴も出やすさが違うようです。当てはまって思える部分があるかもしれません。

お調子者な人は、相手のことをよく観察し、その人の態度や表情に合わせることができます。そのため自分をよく見せようと、ころころと態度が変わるのです。しかしその発言自体は軽いため、お調子者だということが見抜かれてしまうことが多いのです。

お調子者な人は楽しいことが大好きです。そのため真剣な話や相談事などをあまり好まない傾向にあります。またそういった話をすることで、場の雰囲気が暗くなってしまうので、何とかしてその話題から逃げようとします。

もし仮に、そういった話ができたとしても、冗談などを含んで話してくる場合が多いのです。そのためあなたの求めている回答はえられないかもしれません。そのため相談事など真剣な話がしたいときは、お調子者な人は避けた方が良いかもしれません。

お調子者な人は、たとえ「秘密にしといて」と言われても、他者に話してしまう可能性があります。しかし特に悪気はないです。その場の雰囲気と気持ちの波で自然と話してしまっているのです。そのためお調子者な人と話す際には、絶対に話されては困ることは話さないことがおすすめです。

またお調子者な男性に関しては、口が軽いこともあり浮気する可能性が高いのです。相手が優しい女性で圧とさらに勘違いをし、自分は許されるから大丈夫と思ってしまいます。

またおだてることで何でも話してしまうため、男性の浮気を女性は見つけやすいといった特徴もあるのです。相手の心理を理解し、うまく使っていくことが重要になってきます。

このことは特に女性に多い特徴であると思われます。お調子者な人は世渡り上手です。そのため「一生のお願い」などと言って、困ったときはたくさんの人に頼ります。しかしなぜか憎めないのがお調子者の特徴でもあるのです。

また男性からしてみれば、女性に頼られたら嬉しいですよね。そうして女性はうまく男性とのお付き合いをしていくのです。しかしお調子者の女性を甘やかしておくと、どんどんエスカレートしていってしまうため注意が必要です。

相手のことをよく観察しているお調子者は、コミュニケーション能力が高い傾向にあります。どんどん言葉がこれでもかってくらいに出てくるのです。そして相手の欲しがっている言動がわかるため、どんどんその場は盛り上がっていきます。

楽しい時間を過ごすには、お調子者の人が1人でもいると話題も弾み、とても良いかもしれません。ですが、余計なことまで話してしまわないよう注意が必要です。

お調子者な人ってどうして調子に乗るようなことをしてしまうのでしょうか。どういった思いでそういった行動をしてしまうのでしょうか。ここではその心理に焦点を当て、お話ししていきたいと思います。

お調子者な人は褒められると、一気に気分がよくなります。人によく見られたいと思って行動している面があるため、お世辞でも褒められると嬉しいのです。そのため褒められると、一瞬フリーズしたりすることもあります。

しかし逆に批判されたりすることには弱く、すぐに傷ついてしまうガラスのハートも持っているのです。このように弱い心理面もあるようです。

お調子者な人は、どんなに嫌なことがあっても表に出そうとしません。なぜなら、自分の明るいイメージを大切にしているからです。そのためお調子者の人は人前では絶対に泣かない人が多いです。

自分が嫌なことを表に出すことで周りが嫌な思いをしないよう配慮しています。他者に迷惑をかけないという心理は大切であり、見習いたい面でもあります。

お調子者な人は、たくさんお話をしてくれます。しかし意識して話していることは多くはありません。そのため隠したいと思っていることも、意識すると逆に話してしまう傾向にあります。また何となく表情に表れてしまったりと、嘘をつくことができないのです。

お調子者な人は、気楽に過ごすことを好んでいます。その他自分の発言に責任を持っていることは少なく、話した内容も忘れてしまっていることが多いです。そしていつも臨機応変に行動しているため、マニュアルなどといったものを嫌います。

お調子者な人の様々な特徴が理解できたかと思います。調子に乗ることがすべていけないことではありません。そしてお調子者のなかでも、会社で使える有能な人ももちろんいるのです。

先ほどお話ししたように、お調子者の人は、コミュニケーション能力が高い傾向にあります。この面をうまく利用すれば、取引相手といったこれから関りを持ちたいと思っている相手とうまく付き合っていくことができます。

しかし話す能力が高いだけではいけません。ただお話をしているだけの、すぐ調子に乗る相手と思われないよう慎重に人選する必要があります。

積極的に行動することができるお調子者の人は、失敗を恐れない傾向にあります。そのため、仕事でも様々なことに挑戦していこうとするため、会社にとってはいい人材になり得ます。

ここで注意なのが、失敗を恐れないことです。毎回失敗されてばかりでは困ってしまいます。そのため褒められることに弱いという特徴を使い、お調子者をうまく伸ばす必要があるのです。

お調子者の人は周囲の人間と同調することができます。そのためチームワークはよく仕事をこなすことができるのではないかと思われます。この時重要になるのが、そのお調子者が温厚タイプであるということです。温厚タイプの人ですと、周囲に安心感を与えてくれるのです。

さきほどは有能なお調子者についてお話ししました。では次に残念なお調子者についてお話してみたいと思います。

お話ししているように、お調子者な人は褒められるとどんどん調子に乗る特徴があります。しかしそれとは反対に、失敗などによってスランプへと転落してしまうことがあるのです。

お調子者な人はこのように浮き沈みの激しい心理にある人が多いため、この浮き沈みが激しいほど職場の空気を乱すなど、残念な結果をもたらしてしまうのです。

できないこともできるといってしまうお調子者の人は、その発言ゆえに周囲にあきれられてしまっている可能性があります。簡単に言えば信頼性がないということでしょうか。そして自分の発言したことを忘れてしまいがちなため、周りは期待だけさせられ、乱されてしまうのです。

お調子者は何でも軽々しく発言します。またたくさんのことを話してくるので、会話の内容がずれてしまったりすることも多いのです。そのため職場では、上司が「調子に乗るな」と喝を入れておくのがいのかもしれません。

しかしこの時にあまり強く言いすぎてしまうと、今度は気持ちが沈みすぎてしまうこともあるので注意が必要です。

ではここで、あなたがお調子者かどうか診断チェックしてみませんか。自分ではそうでないと思っていたけど実は、なんてことあるかもしれません。次の項目が当てはまるかどうか見てみてください。

診断①　　周りの雰囲気に合わせる
診断②　　嘘をつこうとしても上手くできない
診断③　　真剣な話が苦手
診断④　　褒められると舞い上がる
診断⑤　　約束事を破る
診断⑥　　人見知りをしない
診断⑦　　自分で話した内容をよく忘れる
診断⑧　　できもしない大きなことを言う
診断⑨　　人に頼るのが好き

全てあては余ってしまった人は、お調子者です。今まで周りの人からそういわれたことはありませんか。自分が気づいてないだけで、他者からしたらお調子者なのかもしれません。

半分当てはまった人は、お調子者のなりかけといったところです。周りから嫌がられたり離れら足りするような程度ではありません。しかしお調子者の要素は持っているので、直せるところは直していくのがようと思います。

そして全く当てはまらなかった人は、お調子者ではありません。ただお調子者にもいい面があるので、そこは参考にしてみてください。

お調子者の意味や特徴、その心理などたくさんのことをお話ししてきました。そして診断結果はいかがだったでしょうか。もしあなたがお調子者であったのであれば、ただの調子に乗る人だと思われないように頑張ってください。

また特徴や心理面でお話したように、男性女性では特に恋愛において、違う部分があるのです。では最後に、お調子者の恋愛について、男性女性別に簡単にまとめたいと思います。

まず初めに、お調子者な男性の恋愛についてザックリではありますが紹介したいと思います。

お調子者な男性って、明るくて話題も豊富で、なんだかもてるイメージはないですか。実はそうではないんです。逆に女性に嫌われる要素を持っているのです。それはお調子者の特徴でもお話しした、約束を守らないことや空気を読めないといったところにあります。

また前にお話ししたように浮気なんかも心配です。そのため、お調子者の男性と恋愛をするときは、振り回されてしまわないように女性がしっかりと男性を管理する必要があります。男性が調子に乗りっ過ぎないようによく見ていてください。

お調子者な女性は、お調子者の特徴にもあるように恋愛では、相手によって態度をころころ変える傾向が強いです。そして自己中心的な心理のタイプが多いといえます。前に少しふれたように、ずっと甘やかしていると、すぐに調子に乗るのです。

そしてどんどんわがままになっていきます。男性の扱いがお調子者な女性は上手なため、うまく転がされないように注意しましょう。お調子者な女性は誰にでもいい顔をしますから、きっとお付き合いをした男性は不安になると思います。

結果として男性女性構わず、お調子者の心理や特徴にあては余る部分はたくさんありますが、またその個人によってもあらわれ方が違うので、その人その相手を十分に理解して、うまく付き合っていってください。

お調子者って、いいところも悪いところもたくさんあります。でもそれは、お調子者の人じゃなくても当てはまります。相手のいいところを見つけ、今回お話ししたことを踏まえて、苦手な相手とも上手に付き合ってください。