子供嫌いな女性の心理や特徴!子供が苦手な人って?
女性だからといって子供が好きとは限りません。子供嫌いな女性や子供が好きではない女性は決して少なくありません。そういった女性たちの心理や特徴などを知ることで、自分自身の子供嫌いの克服やそういった女性との良好な関りに繋げることができます!
目次
子供嫌いな人はなぜ子供を好きになれないの?
少子化と言われている世の中ではありますが、街を歩いき外出をしていれば子供を目にしない日はないでしょう。電車内や出先のお店で無意識に子供と同じ空間にいることもしばしばあるかと思います。
そういった状況に自分がいても何も気にしない人もたくさんいます。しかしできるならば子供との接触は避けたい・同じ空間にいたくない、と思うほど子供が嫌いな人もいるのです。
「自分は子供が嫌いです、苦手です。」とはっきり周囲に知らせている人もいますし、中には態度に出てしまう・言葉に直接出してしまう人もいるくらいです。泣いている子どもに「うるさい!」と怒鳴ってしまっている方を見かけたことはありませんか?
子供が嫌いという人は、実は少なくありません。そういった人たちはどうして子供嫌いになってしまったのでしょう?心理的特徴やそうなってしまった原因など、これから詳しく紹介させていただきます。
子供嫌いな女性の心理
子供が苦手な女性は一体どのようなシーンでどのような気持ちを抱いているのでしょうか?子供が苦手な人の心理には特徴があります。その心理について見ていきましょう。
子供の泣き声をうるさいと思う
子供嫌いな人の多くに共通している特徴です。子供の泣き声に敏感で、聞くだけでうるさいと感じイライラしてしまうのです。確かに子供は場所を選ばず遠慮なくギャンギャンと泣きわめきますから、他人からしてみればうるさいのは当たり前かと思います。
多くの人が「自分もそうだった」と思い、泣いている子の相手をしているママにプレッシャーをかけないよう、あえて見てみぬフリをします。
しかし、子供が嫌いな人はその泣き声をうるさいと感じイライラが生じてしまいます。我慢できず表に出してしまう人も少なくありません。
予測のつかない子供の行動に振り回されたくない!
子供は注意散漫で自分勝手な行動をとります。その子供らしい行動は見る人からすれば好きな子供の一面となるのですが、子供嫌いな人はストレスにしかなりません。その子供らしい行いをとても好きになれないのです。
先のことを考えずに行動する子供は多くの人たちに迷惑をかけ、それを繰り返しながら学び育っていきます。しかし、それがわかっていても寛容に受け入れられない心理である人もいるのです。
子供が同じ空間にいると自分の思うようにやりたい事が進みません。自分のやりたいことを束縛されるのもイライラの原因の一つでしょう。
賑やかで騒がしいことにイライラする
子供は大人しくしていることは少なく、同じ空間にいれば騒いだり泣いたりとても賑やかです。音のない時間を過ごせることは無いといっても過言ではありません。
喋っていたり泣いていたり、またはガチャガチャと物音をたてますから、子供がいると必然的に賑やかで騒がしくなります。子供嫌いな女性はそういった子供が発する音を耳障りに感じてイライラしてしまうのです。子供の放つ音に神経を逆なでられてしまうのでしょう。
汚されたくない、散らかされたくない
多くの子供は大人のように食べ物を上手に食べることができません。飲み物が口からこぼれたり、食べかすをボロボロこぼしたりと、食べ物を与えれば所かまわず食べ散らかします。汚いものも平気で触りますから、子供の手はキレイでないことも多いです。
子供が苦手な人はその手でペタペタと自分のものを触り汚されると嫌だ、と強く感じてしまうのでしょう。子供イコール汚す・散らかす生き物という印象が強く、子供に自分自身や自分のものを触られることを好みません。
子供嫌いな女性の特徴
子供が嫌いな女性にはいくつか特徴があります。子供を好きになれない方はどのような性格や気質の特徴があるのでしょうか?代表的な特徴を紹介させていただきます。
静かな落ち着いた雰囲気に落ち着きを感じる女性
ゆったりまったりした時間を過ごすことが好きな女性は、子供と過ごすことを苦手に感じてしまうかもしれません。子供がいればゆっくりもまったりもできませんから、そういった時間を思うように得られないことにストレスを感じてしまうのでしょう。
誰もいなければ静かな公園も、子供が数人集まるだけでとたんに賑やかになります。子供嫌いな人にとって子供の放つ様々な音はうるさいと感じるものです。静かな空間が好きな方にとっては大きな苦痛になってしまいます。
物事を順序立てて計画的にこなすことが好きな女性
子供嫌いな人の多くに見られる特徴です。一日のスケジュールをきっちり時間通りに進めたいタイプの女性は、子供と過ごすことを苦手とする人が多いです。
時間通りにいかない・予定通りに終わらないことは子供がいれば日常茶飯事なのですが、このタイプの人はそれが大きなストレスとなります。
計画的できっちりしている女性はそれを乱されないように、乱すことがないように生活しています。自分勝手に大人を振り回す存在である子供に対して、嫌悪感を感じてしまうのも性格的に仕方ないのかもしれません。
趣味に没頭する時間が好き
マニアと呼ばれるくらいの趣味のある女性は子供が苦手になりやすい傾向があります。子供は基本的に自分勝手ですから、かまって欲しいと常に思っていますし遊ぼうと頻繁に声をかけてくるからです。
よく子育てをしているママの不満で挙がる内容でもあります。多くのママが「自分の時間が無い」と感じているのです。何か一つのことに没頭する時間を確保することは難しいようです。
特にマニアクラスの趣味を持っている人は子供がいるとその時間が奪われ、自分を満たすことができずに強いストレスを感じてしまうでしょう。そういった自分の自由を奪われることが子供を好きになれない原因の一つとなります。
キレイ好きで潔癖な性格である女性
本の高さは揃えて並べたい、出しっぱなしは嫌だ、ごみはすぐに捨てたい…
など几帳面な気質が強い女性は子供が苦手になりやすいです。上記にも書きました通り、子供は散らかすことが得意で無意識に色々なものを汚していきます。
キレイ好きな女性にとってそれは耐え難いものかもしれません。もし自分の部屋に子供がいれば、子供の後を常に追いかけて掃除したり直したりしながら過ごさなければならないでしょう。子供は待った無しに散らかしていきます。
そのため潔癖気味な性格であったり片付いていないことに強いストレスを感じてしまう方は、子供が苦手になりやすいかもしれません。
子供嫌いになる原因
世の中には子供が大好きな人や、大好きまでいかなくても特に抵抗のない人もたくさんいます。しかし子供が嫌いだったり好きになれない人はどうしてそのような気持ちを抱いてしまうのでしょう?
その人の人生の様々な背景が、子供嫌いになる心理的な原因となっている可能性があります。
子供の関わる生き方をしてこなかった
例えば一人っ子で両親も兄妹が少なく、親戚とも疎遠な状況で生活していれば、自分よりも年下の子供や赤ちゃんに関わる機会は少なくなります。
幼い子供や赤ちゃんの泣き声や、うるさほどの賑やかさに慣れが無ければ、子供らしさや子どもの特徴を好きになれないかもしれません。どのように関わって良いのかわからずに、大人になればなるほど苦手意識も強くなってしまうでしょう。
子供と疎遠な人生を送ることは、子供嫌いな人になってしまう原因の一つと言えます。子供に慣れていない人は、子供の自由奔放な特徴を自己中心的でわがままだと捉えてしまいやすいでしょう。子供の泣き声もうるさいと感じてしまう人が多いです。
子育てが苦手な親に育てられた
ご自身の両親は子育てが得意な方ですか?遊んでもらった思い出や、かまってもらった記憶はたくさんありますか?人間を含む多くの動物とは親から多くのことを学びます。
子供との関り方も自分が親から受けることで学んでいきます。そのため両親が子育てが苦手で子供と関わることに積極的でないと、子供もいざ自分が大人になった時に子供との接し方がわからず、子供を好きになれないかもしれません。
親と関わる時間が極端に少ないことも子供嫌いな人に育つ原因の一つです。両親の仕事が忙しく、物理的に関わる時間が短かったことも原因となる可能性があります。幼稚園や保育園で先生にお世話してもらっても、基本中の基本は子育てを通して親から学ぶのです。
子育てはただ子供の世話をするだけでなく、人との関わり方や接し方も知らないうちに子供に教えているのですね。無意識かもしれませんが、子供の心理にそういった影響を与えているようです。
自分の幼少期に周囲の大人から受けた扱いが原因になることも
自分が子供の時に大人から受けた扱いが原因で子供嫌いな人になることだってあります。
騒げばうるさいと言われ、泣けばうるさいと言われ…。遊んでいれば静かにしろと言われ、食べていれば汚いと言われ…。
マイナスなイメージの言葉で大人に責められることが多いと「子供は厄介な生き物である」という価値観が無意識に自分の心理に刷り込まれていきます。自分が大人になった時に、子供に対する苦手意識が強くなって子供を好きになれない大きな原因となるようです。
子育てをして気が付くパターンもある
自分は子供が嫌いではない・苦手ではないと思っていたのに、いざ自分の子供を産んで子育てしてみることで、子供が苦手であることに気が付く女性もいます。
多くの子育て中のママが想像以上に子育てが大変だと感じています。子育て中、生活リズムを子供に振り回されてイライラし、泣き声や喚き声のするうるさい日々に嫌気がさし…。
そんな毎日の育児の中で「子供って好きになれないかも…」と気が付く女性も多いのです。
子供に免疫のある女性でも、そう感じる人はいます。他人の子を一時的に世話したり、少しの間同じ空間にいたりするのと、子育ては全く格が違いますから無理もないでしょう。
後天的な人生の経験だけではなく、先天的な自分の性格や気質・心理も子供嫌いの原因と言えます。
子供嫌いな女性に男性が抱く印象
女性が子供嫌いだと、男性はその女性にどのような印象をもつのでしょうか。女性としてとても気になる内容だと思います。特に子供が苦手な独身女性の方は要チェックです!
サバサバしていて仕事が好き
計画的で無駄がないサバサバしたクールな女性のイメージです。キャリアウーマンと呼ばれるようなタイプの女性です。家庭を持つことよりも仕事が好きで、出世願望もあり自分の考えや自分の人生を大切にしている女性です。
子供が苦手であるが故に、結婚や子供を持つことへの執着が無く、そのようなイメージを持たれることが多いのかもしれません。
短気でイライラしやすい
子供のことに関してだけでなく、様々なことにイライラしたり文句を言ったり、気が短い女性のイメージを男性に与えやすいです。
子供が嫌いイコール辛抱強くない・気が短いと思われがちです。子供嫌いな人は子供相手にすら我慢ができない短気な人、という印象を与えてしまうのでしょう。
家庭的でない・育児が向いていない
多くの男性が理想として抱く女性のイメージは家庭的であることです。家事をこなし子育てをする、昔ながらの主婦のイメージは今も理想の女性像とされています。
しかし子供が苦手であるとその女性は家庭的ではなく、家事はもちろん子育ても苦手なのでは?と思われてしまいがちです。
子供を産むことを望まない
結婚したら子供を持つという流れは当たり前に思われがちですが、そうではない夫婦も増えています。夫婦のどちらかが子供を望まなければ、子供を持たない人生になります。その子供を望まない方が妻である女性側の考えであるパターンもあるのです。
子供を望まない人は子供が好きではないという心理的な原因があると、一般的に思われることが多いです。ですから子供が嫌いな女性は子供を産むことを望まない、というイメージを持たれるのでしょう。
子供嫌いな女性は子育てできる?母親になるための心得
子供が苦手な女性でも子育てはできるのでしょうか?子供嫌いな人でも子育てが上手くいくように、3つの心得を紹介させていただきます。
大らかな気持ちで子供と接すること
子供がわがままを言ったり泣きわめいたりしても「この子はまだ自制心が未熟なのだから仕方ない」と思いましょう。思う通りにしようとすればするほどママのイライラは募ります。
時間通りにいかなくても「まあいいか」、やらなければいけないことが終らなくても「まあいいか」と自分に言い聞かせてしまいましょう。
自分や環境の変化を受け入れること
子供嫌いな人は子供に合わせて行動することを好きになれない心理的特徴があります。しかし子供がいれば自分の思うようにいかないことの方が多いですから、そういったことに寛容にならなければなりません。
子供に合わせた食事をしたり、自分の時間を削って子供と遊んだり、暮らし方に様々な変化が起こります。その変化を好きになれないかもしれませんが、子供が成長すれば必要なくなることもたくさんあります。
うるさいと感じている日々もいつかは終わりを迎えますから、一時的なことと割り切って子供に合わせてしまった方が気持ちが楽になります。
頑張り過ぎず周囲の人を頼ること
子供嫌いな人は自分の時間や空間を特別大切にしてきた人が多いです。子供に合わせる生活はストレスが多く、特にそういった女性には苦痛に感じてしまうかもしれません。
育児が好きになれないのならば、働きに出てしまうのも良いでしょう。子供は保育園や幼稚園・親戚で面倒を見てくれるひとがいればその方に預けて、子供と離れて過ごす時間を設けます。専業主婦でも一時保育や親戚を頼り、自分の時間を定期的に確保してください。
少しでも自分を取り戻せる時間を設けることで心のバランスをとります。子供が苦手な人でも自分の時間を上手く作ることで、「育児は仕事なのだ!」くらいに割り切って育児をすることができます。
子供嫌いな人は少なくありません
人の価値観は様々です。もしご自身が子供嫌いを何とかしたいと考えているのであれば、その心理や好きになれない原因を知ることで何か打開できるヒントを見つけられるかもしれません。
子供を持つ方は、世間には子供がどうしても好きになれない人がいることを知っておきましょう。どのような子供の言動がイライラさせてしまうのか、うるさいと感じさせてしまうのか、知っておくことでトラブルを防ぐことができます。
子供嫌いの人にもそうでない人にも、今回紹介させていただいた内容が何かのお役に立てれば何よりです。