執念深いの意味は?執念深い人の特徴や心理【男女別】

「執念深い」と聞いて、何を思い浮かべますか?諦めの悪い女性?執着心の強い男性?ネチネチした性格?それとも執念深い誰かさんの顔?誰かさんの顔が思い浮かんだ人、必見です。執念深い人との接し方、距離の置き方を、男女別にご紹介します。

執念深いの意味は?執念深い人の特徴や心理【男女別】のイメージ

目次

  1. 1執念深い人の実態が知りたい!
  2. 2「執念深い」の意味とは?
  3. 3執念深い男性の性格的特徴7つ
  4. 4執念深い女性の性格的特徴7つ
  5. 5執念深い人は共感力が欠如している
  6. 6執念深い人の心理
  7. 7執念深くなってしまった原因は?
  8. 8執念深い人の対処法
  9. 9執念のスイッチはマイナス思考とプラス思考

執念深い人の実態が知りたい!

「執念深い人」と言えば、「しつこくて諦めが悪い」や、「ちょっとした事を根に持つ」など、ネガティブなイメージが強い言葉です。

サスペンスドラマや恋愛ドラマの中であれば物語を盛り上げるために欠かせない人物ですが、実際、自分の人間関係の中に登場した場合、距離を置いてお付き合いをしていきたい……出来れば初めから関わり合いになりたくない。と、思うのが正直なところではないでしょうか?

うっかり親しくなってから、執念深いと感じて離れようと思ってもなかなか離れられないのが、まさに執念深い人の性格。だったら、親しくなる前に、出来れば関わり合いになる前に執念深い人の実態を掴んで近づかないでいるのも一つの対処法でしょう。まずは知ること。これが大切です。

「執念深い」の意味とは?

「執念深い」という言葉について、なんとなくネガティブな感覚を受けますが、具体的なイメージはあまり持っていない方が多いのではないでしょうか?まずは、曖昧なイメージを具体的なイメージにするために言葉の意味を理解していきましょう。

執念深いの意味

まずは意味から。「執念深い」とは、「思い込みが度を越えて激しく、また、いつまでも覚えている」「諦めの悪い様子」「執拗に一つの事に拘る様子」を表します。意味を改めて文字にしてみると、具体的なイメージが掴めてくるのではないでしょうか?

執念深いの類義語

類義語を見てみると、よりイメージが湧くのではないでしょうか?「根に持つ」「しつこい」「執拗」「しぶとい」「陰湿」など、やはりネガティブな意味を持つ単語が並びます。どの言葉にも共通する所は「諦めの悪い性格」を意味しているという事です。

だから執念深い人を形容する時に、「ネチネチした性格」や、「粘つくような性格」のように、粘着質な意味を持つ形容詞が付くことが多いのでしょう。

執念深い男性の性格的特徴7つ

執念深い男性……聞いただけでも関わり方、対処法を間違うと恐ろしいことになりそうな響きですね。お近づきになる前に諦めの悪い人とは、距離を取れるように、執念深い男性の特徴を7つ程見ておきましょう。

執念深い男性は、過去へのこだわりが強い

執念深い男性は過去にこだわる傾向が強いです。会話の特徴としては「学生時代は水泳の選手でかなりいい所までいったんだ」や、「昔はめちゃくちゃモテたんだ」など、話が過去形になる事が多く、過去の武勇伝や、過去の体験など、意味も無く過去の話ばかりで前向きさが感じられない男性には注意しておいた方がいいでしょう。

ただ、過去の体験を踏まえて今現在の状況、または、将来の計画や希望などの話をしている場合は過去に執着しているというよりも、これからを見つめているという心理が働いているので、この限りではありません。

常に自分が正しいと主張する男性は、執念深い

何かで失敗してしまった時に、そのことにこだわり、原因は自分には無いと、常に自己正当化してしまう性格の男性は要注意。

例えば仕事の納期が間に合わず残業になった際などに、自分の仕事の仕方を振り返らず、「上司の仕事の割り振り方が悪い」や、「あいつが足を引っ張るから」など、他人に原因を擦り付けて、自分を正当化して自分基準の考え方を押し付けるような性格の男性はいませんか?

被害者意識が強く、“俺は悪くない”という考え方は、裏を返せば自分のする事は常に正しいという考え方に基づきます。

そのため、自分の意にそぐわない行動をとった人に対して必要以上に攻撃的になったり、意味もなく嫌がらせをしてしまうというような、いわゆる「執念深い人」がとるような行動につながるのです。

同じように過去の失敗にこだわったとしても、その失敗を振り返り、自分に原因がある事を認め次に活かしていくような性格であれば問題はありません。過去に執着するというよりも、次に活かすという前向きな心理が働いているからです。

執念深い男性は、執着心が強い

執着心が強いというのは、物に対してだけに止まらず、人に対しても言えることで、一度思い込むと考えを変えることが難しく、こだわりが強いという事です。

そのため、自分の思うように周りが動かないと納得できず、意味もなく何度もやり直させるなどの諦めの悪い行動で周りの人を困惑させてしまいます。

また、このような執着心の強いしつこい性格の男性は、過去の些細なことであっても一度恨めしいと感じれば、その思いを消そうとしてもなかなか消せません。機会があれば恨みを晴らそうと行動に移してしまいます。まさに執念深い人の行動です。

諦めの悪い性格をしている

執着心が強いだけでなく諦めの悪い所も特徴の一つです。物事がうまくいかない場合、多くの人はある程度で諦めると思います。しかし、執念深い男性は、諦めることが出来ず、何度でもトライします。その結果失敗ばかりが続いてしまう事も……。

また、諦めの悪い性格は物に対してだけではなく人間関係にも言える事です。一度好意をもった相手に対しては、拒絶されても諦めることが出来ず、受け入れられるまで付きまとうなど、最悪の場合ストーカーになってしまう事も考えられます。

執念深い男性は束縛が激しい

執念深い男性は、親しくなればなるほど相手の事を把握したがります。仲が良いという事を、お互いがどれだけ相手の事を知っているかどうかで考えていて、相手のプライベートな事まで知ろうとします。そのうちに、自分の知らないところで何をしているのか分からないことに耐えられ無くなります。

すると、「今日は誰と何処にいたのか?」「明日は何処へ出かけるのか?」「何時に家を出て、何時に帰ってくるのか?」など、親しくなるにつれて細かい所まで知りたがるようになるのです。このような状態になってくると、相手は束縛されていると感じてくるでしょう。

そして相手が質問に答えることに抵抗を見せた時に、拒絶されたと感じて恨みを抱くきっかけになる事もあります。

執念深い男性は恩着せがましく、押しが強い

執念深い男性は、自分がされたことも自分がしてあげたことも忘れません。何かしてあげたとして、わざわざ言わなくてもいいような些細なことまで恩着せがましく報告してくる男性には注意しましょう。

また、恋愛感情が絡んでくると厄介です。相手がどう感じているかを考えずに、高価なプレゼントやおせっかいなどをして、結果、相手を困惑させてしまうこともしばしば。

無神経でしつこい性格の男性は執念深い

なぜ、無神経でしつこい男性は執念深いのでしょうか?それは、「執念深い」という感情の根底には「欲求不満」が隠れているからです。

たとえば、相手と良好な関係を築きたいと思って接していても、思ったような反応が返ってこない。これが欲求不満になり、それを解消するため、「思った通りの反応が返ってくるまでしつこく付きまとう」といったような諦めの悪い、まさに、執念を感じる行動をとるようになります。

そして何度も付きまとううちに、「良好な関係を築きたいと思って接しているのに、どうして思ったような反応を返してくれないんだ?」と、最初の感情とはかけ離れた、恨みがましい気持ちに変化していくことも多々あります。

執念深い女性の性格的特徴7つ

先ほどまでは、執念深い男性についてご紹介してきましたが、それに対して、執念深い女性とは、どのような女性なのでしょうか?

女の執念は蛇に例えられることもあるくらい、巻き付いたら離れないしつこさを感じます。そんな女性に近づかなくても済むように、執念深い女性の性格的特徴を見てみましょう。

不幸自慢大好き女子には執念深い女性が多い

執念深い男性の性格的特徴の部分でも触れましたが、女性においても、特徴として被害者意識が強いという事があります。

そしてそれが男性の場合、過剰な自己正当化につながるのに対して、女性の場合、自己正当化したいというよりも、「可愛そうな私を助けて!」というような、いわゆる「かまってちゃん」的な心理を作り出します。

いつ話しかけても意味もなく不幸自慢ばかりしてくる女子、あなたの周りにもいませんか?かまってちゃんも、たまになら可愛いかも知れませんが、いつもとなると話は別です。

しかし、執念深い女性は過去へのこだわりも強く一度自分が不幸だと思い込んだらなかなか前を向くことが出来ません。「私を助けて!」という心理状態が長く続く中、相手から「大丈夫?」などと自分が求める反応が得られると、しつこく同情を引こうとするのです。

執念深い性格の女性は嘘が許せない

人は多かれ少なかれ嘘をつきます。人を傷つける嘘もあれば、嘘も方便というような潤滑油のような嘘。悪気のないちょっとした嘘など、いろいろな嘘がありますが、大抵の人はちょっとした嘘ならば気にせずにそのうちに忘れていってしまうでしょう。しかし、執念深い女性は嘘をつかれることを極端に嫌います。

些細な嘘でも「裏切られた」という心理が働きます。些細な嘘でもはっきりさせなければ気が済まなかったり、人の事を思ってついてしまった嘘でも問い詰めるような行動に出てしまう人には注意しておいた方がいいでしょう。執念深い人にとって「裏切られた」という感情が恨みに変わってしまうのは、自然の流れです。

このような人には嘘は禁物です。本当のことを言ったら傷つけてしまうかな?と思っても、しっかりとその時の気持ちや状況を伝えてしまった方が後々、困らずに済むでしょう。

執念深い女性はプライベートを完璧に知りたがる

執念深い男性にも言えることですが、執念深い女性もまた、親しくなった相手のプライベートを意味もなく知りたがります。やはりお互いの事をどれだけ知っているかという事で、相手との距離を測ろうとするのです。

相手も同じようにお互いのプライベートをさらけ出して付き合っていくような関係を望んでいれば、うまくいくのでしょうが、束縛と感じてしまえば、答えるのが面倒くさくなったり、適当な答えを返してしまったりという事になるでしょう。

すると、「何か隠している!」と思い込んで余計にしつこく聞いて来たり、何度も電話をしてきたりと、自分の不安を解消しようとして「執念深い人」と思われてしまう行動を取るようになります。

執念深い女性は恋人に自分の理想を押し付ける

執念深い女性と恋愛感情が掛け合わされると大抵、面倒くさいことになります。執念深い女性は恋人同士はプライベートをさらけ出すのが当たり前!と、思っていることが多く、相手の全てを知ろうとします。そして、自分の理想と比べていきます。そこに意味など無いのにです。

もちろん全てが完璧な人間なんて存在しません。相手の事を知れば知るほど理想と違うところが出てくるのは当然でしょう。

普通であれば、理想と違うところもそのまま受け入れて良好な関係を築いて行くのが健全なお付き合いを続けていくうえで大切です。ですが、執念深い人は執着心が強いので、なかなか理想を諦められません。

そこで、自分の理想の恋人像を、彼に押し付けます。理想と違っても諦めることが出来ないのです。理想にこだわるあまり、最初は「彼がこうだったらいいなぁ」という程度の思いが、いつの間にか「私の彼ならこうあるべきだ」という強要じみた考えに変わってしまうのです。

自分の価値観を相手に要求をしても、返ってくる反応は自分の望むものとは限りません。むしろこのような状態で返ってくる反応は、期待と違う反応である事が多いでしょう。すると、自分の期待通りの反応が返ってくるまでしつこく同じ要求を繰り返します。ここまでくると「執念深い人」の出来上がりです。

執念深い女性はしつこくLINEを送ってくる

何度も同じような内容のLINEを送ってきたり、返信が無いのに何件も続けてLINEを送ってくる女性は、意外と執念深い人が多いです。

重要な内容であれば何度も送ってしまう事もあるでしょうが、執念深い人はどうでもいいような内容のものまで、しつこく、何度も送ってきます。自分の期待した返信がくるまで、諦めずにLINEし続ける事もあるでしょう。

このような女性は、相手がどう感じるかという事よりも自分の欲求が果たされるかどうかという事を一番に考えています。なので空気が読めずにしつこくなってしまい、諦めの悪い人だと思われても気が付かず、悪循環を繰り返してしまいます。

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繰り返される「私の事、好き?」は執着の裏返し

「私の事、好き?」と、繰り返し愛情確認してくる女性も要注意です。付き合い始めた頃は可愛いかもしれません。普通であれば可愛いうちに終わります。

しかし、執念深い人に終わりは来ません。原因は人を信じられない心理状態です。自分が好かれている自信が持てなくて何度も何度も確認しないと不安でしょうがないのです。

愛情の確認は執着心の裏返しで、執念深い人は自分が相手を好きな気持ちと同じだけ、もしくはそれ以上の気持ちで相手にも自分に愛情を持っていてほしいと考えています。しかしながら、愛情は目に見えるものでもなければ、測れるものでもありません。そのためしつこく、しつこく「私の事、好き?」とくりかえし確認することになるのです。

過去の出来事を細かく覚えている女性は執念深い

執念深い女性は、過去の細かい所までよく覚えています。特にそれが嫌な思い出だったり、つらい過去だった場合、そのことに執着して、忘れようとしても忘れられません。こうして、普通なら時間が経つにつれて薄れていくはずの怒りが、薄れることなく恨みに変わっていくことも少なくありません。

時間が経ってから「あの時、こう言ったじゃない!」や、「あのとき、こうしてたでしょ。」など、怖いくらいに細かい所まで指摘して注意してきたり必要以上にヒステリックになる女性は執念深いです。

しかも、細かく覚えているだけに、自分を自己正当化することも忘れません。「こうなった原因はあなたがこうしたからだ!」など、今更どうでもいいような事まで持ち出されてしまいます。

執念深い人は共感力が欠如している

いくら執着心が強く、諦めの悪い性格をしていても、空気が読めれば相手が嫌がっていることを察知してしつこくすることを止める事が出来ます。

しかし、執念深い人は相手の立場に立って物事を考えるという心理に欠けています。共感力の欠如が原因で、相手がどう思っているかなど気にすることなくしつこくしたり、異常な執着を見せたりするのです。まさに諦めの悪い行動です。

また、このような人は自己中心的な性格なので、自分の考えはいつも正しいと考えています。そのため、物事が思い通りに進まないと、思い通りになるまで諦めず、注意されようものなら恨みの感情を抱くようになります。他人に対する要求も多く、うまく行かないのは他人が原因だと思い込むことで、自分を正当化しようとします。

執念深い人の心理

執念の根底には必ず何かしらの不満があります。その満たされない不満を解消するために、人は執念深い行動に出てしまうのです。それではその不満の心理を引き起こす原因は何処から来ているのでしょうか?

他人を信じられない心理状態

他人を信じられない人は、周囲が自分を悪く思っていないかどうか常に不安を感じています。すると、周囲にアンテナを張り巡らせ、情報を集めたり聞き耳を立てたりして、自分が嫌われていないかどうか、確認しないと安心できなくなってしまいます。

しかし常にこのような事をしていては、心が休まる暇もありません。心が疲れてしまうと余計に自分本位の考え方になり、さらに執拗に周囲を調べまわるようになります。これでは悪循環が終わりません。

自分に自信がない心理状態

たとえば、あなたの上司や先輩が自分に自信がなく、あなたに自分の立場が奪われるのでは?と、不安を感じたとすると、それを解消するために陰険な嫌がらせに走ることがあります。不安から逃れたいという心理状態です。

そして、あなたが失敗したり、困っているところを見て安心するのです。自分では、あなたに敵わないと思い込んでいるので陰険な手段に出るのです。

プライドが高すぎる人に働く心理

プライドが高い人にとって、自分が周りの目にどう映っているかはとても重要です。必要以上に自分のプライドに執着している人は、自意識過剰になります。そして、例えば、そんな人が人前で注意されたら、「恥をかかされた」「プライドを傷つけられた」と感じて恨みを抱きます。

普通の人であればちょっとした出来事であっても、プライドが高い人にとっては、一大事!いつか仕返しをしてこの不満を解消しようという心理が働き、復讐の機会をうかがうようになります。

執念深くなってしまった原因は?

執念深さと人間不信は切っても切れない関係にあります。人を信じられない事が原因で不安に駆られたり、一人の人に執着してしまったりという感情が生まれます。

放したくないと思えば思うほど、相手が離れていってしまうかも?自分にいい感情を持っていないかもしれない!という不安が生まれ、その不安を解消するために相手の事を知り尽くすまで調べなければ気が済まなくなっていきます。

人間不信になる原因は?

この人間不信というのは、持って生まれた性質もあります。繊細で真面目な人ほど、ネガティブな方向に心理が働けば執念深くなりやすいでしょう。ですが、それだけではありません。

幼少期に極めて厳しくしつけられ、親からの愛情が無条件に自分に向けられているのか、それとも親の期待に応えることのできる事に向けられているのか分からなくなってしまい、それが原因で人を信じられなくなる人もいます。

また、幼少期から青年期にひどい裏切られ方をされ、傷ついた経験が原因で、人を信じることが出来なくなる事もあります。

執念深い人の対処法

執念深い人と出会ってしまった時、どのような対処をすれば執着の対象にならずに済むのでしょう?また、もしも執着されてしまったら?恨まれてしまったら、どのような対処で乗り切ればいいのでしょうか?

大切なのは出来るだけ近づかないこと

もしも、執念深い人と出会った時に比較的早い段階で気が付くことが出来れば、出来るだけ近づかない事が一番の対処法です。

執念深い人には気に入られるにしても、嫌われるにしても、後々、面倒くさいことになる場合が多く、そうなった時に、諦めの悪い性格が顔を出すと、対処することが難しくなるからです。

どうしても関わらなければならないと時に気を付ける事は?

関わり合いにならないのが一番!……そうは言っても社会に出れば、関わりたくなくても関わらない訳にはいかない事も多々あります。そのような時には、誠実に対応しましょう。執念深い人は小さな嘘でも執着します。嘘は禁物です。

また、批判や否定を極力避けることが大切です。自分に関係のない事には出来るだけ口を出さないように心がけ、どうしても何か言わなければいけなくなった場合には、慎重に言葉をえらびましょう。

些細な事でも傷つきやすく、根に持つのが執念深い人の特徴です。できるだけ、ソフトに伝える事。これが大事です。

恨みを買ってしまった時の対処法は?

いくら注意深く接していても、恨みを買うこともあれば、そのつもりはなくても嘘をついてしまう事もあるでしょう。そんな時、運が悪かったと諦めるしかないのでしょうか?

諦めて時間が解決してくれればいいのですが、諦めの悪い性格が特徴なのが執念深い人です。時間が解決してくれる前に自分が倒れてしまいかねません。そうなる前に出来る対処法を探しましょう。

ただ、こちらから反撃に出たり、説得しようとしても、諦めたり納得するような相手ではありません。対処法は注意深く考えましょう。

原因が誤解や勘違いの場合の対処法

誤解や勘違いで恨まれてしまった場合、まずはソフトに誤解を解いて勘違いだという事に気が付いてもらいましょう。ここで、こちらも腹を立てて怒りをぶつけてしまったり、追い詰めてしまうと、新たに恨みを買う事にもなりかねないので、ソフトにソフトに対処していくことが大切です。

ただ恨みを買ってしまった時の対処法

こちらに落ち度があればまず、謝罪することでしょう。しかしながら、執念深い人の恨みというのは時に原因が何処にあるのか、いつからなのか分からない程些細な物や、逆恨みなど、心当たりのない時も……。そんな中、執念深く嫌がらせが続く場合は証拠を集めましょう。エスカレートした場合など、警察に相談したりするときにかなり役に立ちます。

それだけではなく、「証拠を集めている」ということ自体が抑止力にもなるのです。証拠を集めていると分かれば、心の中で恨んでいてもなかなか行動に移すことが出来なくなるからです。そうして表面上だけでも落ち着けば、深い付き合いをしないように注意していけばいいのです。

誰かに相談することも大切

執念深い人から嫌がらせが続くと、疲れてしまいます。一人で抱え込んでいては身も心もボロボロになってしまいます。そんな時は、誰かに相談しましょう。誰かに相談するだけで心が軽くなり、状況を周囲の人に分かってもらえるだけで、問題が解決に向かう事もあるので、かなり有効な対処法です。

ただ、相手は注意して選んでください。告げ口したと思われてしまえば、恨みが深くなってしまいます。信頼できる人を見極めて相談しましょう。また、病的に執念深い人が相手であれば、警察や弁護士などに相談した方がいい場合もあります。身に危険が迫っていないかどうか、状況をよく考えて相談相手は選びましょう。

恨みを買わないための対処法

執念深い人が、誰かが自分より幸せだと感じると、嫉妬心から恨みを抱く事があります。嬉しい話や楽しい話は執念深い人には話さない方が得策です。嫉妬心は厄介です。

嫉妬心が原因で相手の不幸を願ったり、嫌がらせをしたりという方向に心理が働いてしまうようになります。ハッピーな話をする時は、執念深い人、諦めの悪い執着心の強い人は避けましょう。

執念のスイッチはマイナス思考とプラス思考

執念深い人は他人から言われたことを忘れません。そして相手が何の気なしに言った些細な一言でも、マイナス思考の心理が働いて悪意のある言葉に変換してしまいます。ネガティブな方向へ想像力が向いてしまうとどんどん悪い方向へ志向が傾いてしまい、最後には恨みを抱くようになります。

しかしながら、執念深い人の特徴である「執着心」「諦めの悪い性格」「忘れない」「しつこい」は、「粘り強く、一生懸命」と、どこが違うのでしょう?「あの人は粘り強く、一生懸命だ」と言われれば、とても前向きで、爽やかなイメージすら湧くのではないでしょうか?似たような意味なのに受ける印象はがらりと変わります。

執念深い人になるのか、粘り強い一生懸命な人になるのかは、それぞれ各人が持っているこだわりや執着心が、マイナス思考とセットになって心理に働きかけるか、プラス思考とセットになって心理に働きかけるかによって大きく分かれるのではないでしょうか?

もしも執念深い人と近い距離で付き合わなければならなくなった時には、その人をプラス思考に導くことが出来れば、人並外れた集中力で、思いもよらない良い成果をもたらしてくれることでしょう。

なかなか難しい事ではありますが、ポジティブシンキングで対処していく事が執念深い人との時間を乗り切るカギなのではないでしょうか?

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