2018年09月29日公開
2019年07月31日更新
愛されたい症候群の女性の心理や特徴!彼氏にもっと愛されたい!
「愛されたい」という気持ちが何よりも前面に出てしまってはいませんか?人から褒められたり好かれたり、そういうものを自分からグイグイ求めに行ってしまう愛されたい症候群に悩む女性たちに贈ります。ぜひ克服して本物の「愛」を、そしてその先の幸せを手に入れましょう。
目次
人から愛されたいとばかり思ってしまう…
常に誰かに「愛されたい」と思う女性たちがいます。彼女たちはそんな自分に時に嫌気が差しても愛されることを求めずに要られません。
今回はそんな「愛されたい症候群」な女性たちの特徴や心理を読み解いて、彼女たちを理解することで自分を見つめ直しましょう。
本物の愛を手に入れるための方法、お教えします。
愛されたい症候群って何?
ひとえに「愛されたい症候群」と聞かされても、「愛されたいと思うのが悪いことなの?」と思ってしまうでしょう。
愛されたいと思うことやその欲求を持つことは決して悪いことではありません。しかし、それは「度を越していなければ」の話です。
愛されたいと思う気持ちが強すぎるばかりに、愛されたいという欲求を相手にぶつけまくって自分から「愛」を手放すような行為をしてしまう人のことを「愛されたい症候群」と呼ぶのです。
誰もが持つ感情のひとつ
愛する人に「愛されたい」と思うことは、誰しもが一度は持つ感情です。
通常そのような欲求は何かしら返ってくれば気が済むものです。それはきっとそこで確信を得ることが出来るからです。
しかし、愛されたい症候群の女性はそこで確信を持てず更に過剰に求めてしまうのです。
どこに価値を見出すか
愛されることにどれだけの重きを置き、またどのように受け止めるかというのは人それぞれです。
愛されたい症候群の女性は何よりもまず「愛される」ということに重きを置きます。全ての価値が「愛されているかどうか」で決まってしまうのです。
自分を愛することが出来ない
「嫌われたくない症候群」というものがあります。
これは誰かに嫌われることを恐れて身動きができなくなってしまい最悪死に至ってしまうこともあるというものなのですが、実は愛されたい症候群はこの嫌われたくない症候群と表裏一体になっています。
自分を愛することが出来ずただただ嫌われることに怯えながらも愛されたい一心で嫌われるような行動をとってしまう人を愛されたい症候群といいます。
愛されたい症候群の女性の心理
では、なぜ「愛されたい」と思ってその過剰な欲求をぶつけてしまうのでしょうか?
愛されたい症候群の女性は、一言で言えば「寂しい」と思っています。自分の中身が空っぽな気がして心細く、人からの評価で自分自身を埋めればそんな寂しい気持ちがなくなると信じているのです。
まずは、その心理を細かく読み解いていきましょう。
「一人でいたくない」
愛されたい症候群の女性は常にひとりぼっちになることを怖がっているため、一緒にいてくれる人を求めます。「一人でいたくない」という心理が無意識に働き、その寂しい気持ちに自分では打ち勝てないのです。
一人でいると、その時間が長ければ長いほど「私は誰にも愛されてないんじゃないか」という心理が強くなってくるからです。
「私には価値がない」
愛されたい症候群の人は、自分の価値を自分自身で見つけられません。心理的に「自信がない」というよりは、自分のことを「無価値だと思っている」と言ったほうが正しいです。
そのため、一人でいると誰にも求められてない気がして寂しい気持ちが増幅し、誰かが一緒にいてくれたり愛してもらえる時に初めて自分にも価値があると思えて安心するのです。
「人の目が気になる」
愛されたい症候群の女性はとても人の目を気にします。自分自身では価値を見いだせないために人からどう見られているか、人からの評価が下がっていないかがとても気になります。
そうやって人からの目を気にしすぎて余計に自信をなくしてしまう負の連鎖に陥っていることには余り気付いていません。
愛されたい症候群の女性の特徴
では、そんな心理状態の女性たちはどんな行動をすることで自分を満たそうとしているのでしょうか。
不安定な心理状態が引き起こす、その特徴を見ていきましょう。
何でも相手にお伺いを立てる
愛されたい症候群の女性はとても受動的な対応をしてくるという特徴があります。
相手にどうしても嫌われたくないため、相手の好む通りに事を運ぼうとしたがるからです。何をするにも「何がいい?」「どっちが好き?」と聞いてくる女性は、あなたからの愛を待っている愛されたい症候群な女性かもしれません。
寂しがり屋
愛されたい症候群の女性は、人よりも「寂しい」という気持ちを強く持ってしまう特徴があります。
それはひとりぼっちでいる時だけではなく相手からのアプローチが何もない時にも現れ、「愛されていないのかもしれない」ととても不安になり、いても立ってもいられなくなるのです。
無神経なくせに傷つきやすい
愛されたい症候群の女性の大多数は特に寂しい時ほどとても軽く人を傷つける言葉を吐きますが、逆にその言葉を自分に向けられた時は「この世の終わり」かのように傷ついてしまいます。
愛されたい症候群の人は「愛されたい」という自分の気持を押し付けることに一生懸命になってこちらの気持ちを考えられないので、想像力に欠ける上に相手の気持ちにとても無頓着なのです。
愛情表現に乏しい
愛されたい症候群の女性に見られる特徴に、「愛情表現が少ない」というのがあります。
愛する人に愛されたいということに必死なのに愛情表現が少ないというのはなんともちぐはぐな気がしますが、なんてことはありません。愛情表現の仕方を知らないのです。
なぜかというと、愛されることが何より大事で寂しい思いをしたくないから相手の感情にまで頭がまわらないのです。
被害妄想が激しく嫉妬深い
彼氏に仲の良い友人などが現れると、まず「盗られてしまうかもしれない!」と思うのが愛されたい症候群の女性の特徴のひとつです。
愛されたい症候群の女性は彼氏の情が他に向いた時に自分に対する愛情が減ってしまうのではないかと不安になりやすく、彼氏を独占することに必死になります。
彼女たちが欲しいのは「愛情」だけなので、情にいろんな種類のものがあることを知らずとにかく盗られたくない一心で周囲に牙を向いてしまいます。
愛されたい症候群予備軍の女性の特徴
ここまで愛されたい症候群の女性の特徴を色々と挙げてきましたが、身近にはいるでしょうか?
実はここまで極端でなくても、世の中にはこの「予備軍」のような女性が数多くいるのです。今回はそのもう少し進めば愛されたい症候群になるであろう予備軍の特徴をご紹介します。
承認欲求が強い
近年SNSが普及したことで、自分の生活や思っていることが簡単に周知できる時代になりました。皆さんの周りには、充実した毎日をあえて見せびらかしてくるような投稿をしてくる女性はいませんか?
これは「承認欲求の現れ」と言われています。承認欲求とは、簡単に言えば「人から認めてもらいたいという欲求」のことを言います。
人から認めてもらいたいという気持ちは誰かに愛されたいという心理にとても近く、そういった投稿を繰り返している人は愛されたい症候群の予備軍と言えます。
惚気る
女性は恋バナが好きですが、恋バナをする中には彼氏とののろけ話をふんだんに織り交ぜてくる人がいます。
これは、周囲の人から見て「私は愛されている」ということを分からせると同時に「だから私の彼氏は他に気持ちを向ける隙間はない」という牽制の意味合いが含まれています。
このように彼氏に対してだけではなく外堀からも埋めて愛情を自分に向けさせようとする人は、愛されたい症候群の予備軍として十二分な素質を持っています。
「好意で」が過ぎる
愛されたい症候群の人は、人から好かれたくてしょうがないので頼んでもいないことを「良かれと思って」やってくれるという特徴があります。もしも「ありがた迷惑なことだ」と思っても、彼女たちには関係ありません。
なぜなら、相手の気持ちを推し量るということは彼女たちには出来ず「それ」をやれば相手に好かれる愛されるという心理が働き思い込みで動いているからです。
あなたの周りに、「ありがた迷惑」な行動を頻繁にとったり「世話焼き」な人がいればそれは愛されたい症候群の予備軍かもしれません。
彼氏がいないと落ち着かない
愛されたい症候群の女性の特徴に「寂しがり屋」というのがありました。愛されたい症候群の人は常に自分を愛してくれる人が近くにいないと落ち着かないので、よく彼氏を作りたがります。
彼女たちの中で「彼氏ができる」というのは、「人から愛される」と「自分が愛されてると周りに思わせられる」ので一石二鳥なのでとても満たされるのです。
すぐに彼氏を作ろうとする女性は愛されたい症候群予備軍と言えるでしょう。
承認欲求と自己顕示欲求
「承認欲求」と聞いた時、「自己顕示欲のこと?」と思った方がいるかも知れません。
しかし、それは違います。承認欲求と自己顕示欲は全く似て非なるものなのです。
承認欲求
承認欲求とは、向けるその人から見てプラスなイメージを抱いてもらいたいという欲求のことです。
つまり、人から「すごい人」や「いい人」と思われたいというのが全てです。そこに正しい自己がなくても認められればそれで満足なので愛されたい症候群の人がよく抱えがちになってしまいます。
自己顕示欲求
自己顕示欲は承認欲求と違い、自分の中のものを放出してそれを見せびらかしたいと思っています。
つまり、「私ってすごいでしょう」と自分が見せつけたいものを正しく把握して貰う必要があり、その上で「すごい」と思ってほしいのです。
愛されたい症候群の人は人の意見によって流されるので、この自分を持っていないと出てこない自己顕示欲という欲求は少ないのです。
あなたの愛されたい症候群度は?
ここまで読んで、「もしかしたら私って愛されたい症候群かも」と不安になった方もいるだろうと思います。
ここであなたの「愛されたい症候群度」をチェックして自分の心理を見つめ直してみましょう。
「愛されたい症候群度」心理チェック
心理チェックするにあたって、冷静に今までのことや現状を思い浮かべてください。
□家から出る時は必ずオシャレをする
□両親の言いつけをきちんと守る子だった
□グループでの付き合いが苦手だ
□流行に敏感だ
□LINEなどメッセージはよく長文になる
□よくやりたくない役目を人から押し付けられる
□仲の良い子が他の友人と楽しそうに喋っているのを見ると心がざわつく
□休日は出来るだけ予定を詰め込みたい
□SNSのプロフィール欄をよく変更する
□人から「食べたいもの」などが聞かれてもいつも思いつかない
どれだけ「愛される」ことを求めているか?
何個当てはまったでしょうか?当てはまった個数であなたが一体どれほど相手に愛されたがっているか、自分でも気付いていない自分の心理に踏み込んでみましょう。
0個
芯があって自分のことをよく見ることが出来る人です。人付き合いに特別な執着がなく、誰とでもさっぱり付き合えるでしょう。
1~2個
人からどう見られているかということが気にならないわけではありませんが、それよりも「自分」を大切に出来るので、お人好しさの中にしっかりとしたマイペースさを持っています。
3~5個
愛されたい症候群の予備軍に片足を突っ込みかけています。自分の考えはあるけれど人に流されやすい一面を持っています。
6~8個
立派な「愛され症候群予備軍」です。人の目が気になり自分が人からどう見られているかが気になってしょうがありません。依存体質で寂しい気持ちを抑えるのが苦手です。
9~10個
愛され症候群度100%です。人からの評価でしか自分を図れません。「重たい」とよく言われるけれど自分が寂しいかどうかが大事になってしまっています。
愛されたい症候群になる原因とは
では、なぜ愛されたい症候群になってしまうのでしょうか?
過剰な愛情を欲する姿には必ず何かしら原因があります。何かを変えるためには、その原因を知っておくことも重要です。
両親からの愛情が不足していた
まず考えられる原因としては、「両親からの愛情が不足していた」ということです。
親というのは、特殊な事情を除けば人間が一番始めに出会う人間であり最も保護が必要な時期に自分を守ってくれる存在です。
この幼少期に愛する両親からの愛情が不足し寂しい思いをした人は、大人になってから両親以外からの愛情で自分の中の愛されゲージを補填しようと躍起になり愛されたい症候群になるケースがあります。
下に兄弟が多い
もうひとつ家庭環境において考えられる原因としては「下の兄弟が多い」可能性があります。
「両親からの愛情が不足していた」に通ずるものがあるのですが、下に兄弟が多い人は「特別扱い」をされた経験が少なく、また自分より下の兄弟が可愛がられているのを目で見て感じてしまいます。
さらに家族の人数が多いと静かであったり穏やかな環境に慣れられず、「寂しい」という心理になりやすいということもあります。
友だちが少ない
何か家庭の事情で転校が多かったり体が弱くて外で遊べなかったり、そうして友達を余り作れず寂しい思いをした人は大人になるに連れて他人への依存心を増幅させる傾向にあります。
そんな中で「彼氏」というたった一人の愛する人が出来た時、その依存先が一人に集中することで周りが見えなくなってしまうのです。
愛される女性とは?
では、ここまで愛されたい症候群でただひたすらに愛されたい女性の行動や特徴などを見てきましたが、実際に愛される女性というのはどういった人なのでしょうか?
ポジティブな意見が言える
愛される女性の代表的な特徴はなんと言っても「ポジティブ」であることです。
愛されたい症候群の人は人から愛されたいばかりで自分に自信がなく相手の好むように事を運べば愛してくれるはずだと思っており、どちらかと言うとネガティブな思考をしています。
しかし、真に愛される女性というのは自分の芯をしっかり持っており、前向きな考えが発せられる人です。
思いやりがある
愛されたい症候群な人は「こうすれば嫌われないかな」や「こう言えば愛してくれるだろう」といった顔色を伺うような行動をしてきます。しかし、それは「愛されたい」という思いが強すぎて相手の気持ちを考えられているとは言えないのです。
愛される女性になるためには「こうすれば喜んでくれる」といった気持ちで動けないといけません。
素直に気持ちが言える
愛される女性は素直に自分の気持が言えるという特徴を持っています。
愛されたい症候群の人は、愛されたい欲求が強すぎる余りに自分の気持を正直に素直に吐露してしまうことで「彼氏に嫌われるかもしれない」と思ってしまうので、自分の思っていることや感情を表現することがとても苦手です。
彼氏に愛される女性になるには?
では、「人に」ではなく「愛する彼氏に」愛されるためにはどんな人になればいいのでしょうか?
「嫉妬」は切り札にする
愛する人に愛されたいと思ったら、自分のマイナスな感情を全て見せてはいけません。なぜなら、全て見せつけるというのは「押し付けている」ことと相違なくなってしまうからです。
男性は、女性が時折見せる弱さに庇護欲を掻き立てられるという生き物なのです。「寂しい気持ち」や「嫉妬」をたまに見せる切り札にすれば、彼氏も「俺って愛されてるな」とは思っても重く感じないでしょう。
「自分の時間」を大切にする
男性は女性が思っているよりもずっと「自分の時間」を大切にする生き物です。なので、「自分の時間」を大切に出来る女性に好意を持ちます。
また、自分自身の「自分の時間」を大切に出来れば、彼氏の「自分の時間」も尊重できることでしょう。
一人で過ごすことを「寂しい」ではなく「楽しい」と思える女性になれば、愛する人はもっと愛してくれるようになります。
「否定」をしない
男性は自分を受け入れてくれる人に好意を持ちます。
ただ、この「否定をしない」というのは「愛する彼氏の言うことを全て飲み込む」ということではありませんので注意してください。それではただの「都合のいい女」に見られるだけで愛は得られないでしょう。
否定もせず都合のいい女にもならないでいるためには、「そうだね」と一度愛する人の言葉を受け入れた上で「私はこう思うよ」と自分自身の考えをしっかり持っている必要があります。
愛されたい症候群を克服する方法
愛されたい症候群の人の最たる特徴は、「寂しい気持ちを自分で抑えられない」ところにあります。
しかし、抑えられないからと言って「そのままでいい」わけではありません。自分で克服できる方法を見ていきましょう。
まず「自分」から愛されること
愛されたい症候群の人は心の中で「愛されたい」という気持ちが強すぎると言いましたが、それは愛され足りないことでそう思ってしまうのです。しかし、そこに際限はありません。
なぜなら、自分で自分自身のことを愛せないせいで確信が持てないからです。
まずは、自分で自分自身を愛するところから始めましょう。自分を愛することで寂しい気持ちも減ってくるでしょう。
そして「相手」を愛すること
自分を愛することから始めると言いましたが、「愛される」ためには「愛する」ことがまず重要です。
「自分」から愛されるためにはまず「自分」を愛し、そして「相手」から愛されたければまず「相手」を愛することです。
顔色を伺うのではなく相手が喜んでくれることを考えてみましょう。
自信を持つ
自分の強さも弱さも愛することが出来たら、次は自分に自信を持ちましょう。
誰もあなたに「あなたの意見は価値がないからいらない」とは言っていません。自分を無価値だと思い込まず、あなたが愛する人にあなたが愛するだけの価値があったように自分にも価値があるのだと思いましょう。
「愛する」と「愛される」のバランスをとる
愛されたくてしょうがない人は、その欲求や情熱を「愛する」ことに向けましょう。
愛されたい症候群がなぜ「良し」とされないのかといえば、それは「愛されること」にのみ比重が偏りすぎているからです。
何事も「過ぎる」ことと「バランスが取れていない」ことは人間同士の関係を不安定にします。
「愛」は分散させる
例えば好きなもの、好きなことなど、「彼氏」という「好きな人」以外にも愛情を分散させましょう。
先程「バランス」と言いましたが、これは「人」に偏りすぎても関係が安定しない原因になります。愛されたい症候群を克服するためには、その一点に寄り過ぎると重すぎてしまう「愛」を分散させることが大切です。
愛されるって幸せ!
愛されたい症候群の人は愛を求めすぎてしまうばかりに不安を覚えてしまい、もっと愛を求めて「幸せ」を感じることが出来なくなってきます。
ただただ欲求をぶつけるというのではなく、愛して愛されるという喜びや幸せを知りましょう。
そうすればきっと愛する人と長く愛し合える様になるでしょう。