イマジナリーフレンドとは?大人には見えない空想の友達?
イマジナリーフレンドという言葉を聞いたことがありますか?初めて聞くという人もいるでしょう。イマジナリーフレンドとは、空想の友達と会話をしたりすることです。イマジナリーフレンドの意味や、大人には見えない空想の友達なのかということをまとめてみました。
目次
イマジナリーフレンドがいる人とは?
イマジナリーフレンドがいる人には、未発達の子供が多いです。特に欧米では多くの未発達の子供がイマジナリーフレンドを持っていると言われています。子供の頃は、保育園や幼稚園に行くまで、同年齢の子供達と遊べる機会というのは、少ないです。
主に大人との遊びや1人遊びになってしまうので、子供同士のルールや遊び方を学ぶことがなかなかできません。
一緒におままごとができる人形だったり、ぬいぐるみが相手になる場合もあります。小さい頃なら、人形やぬいぐるみが友達だと思っていることもあるでしょう。人間関係をまだ築くことのできない未発達の子供が、イマジナリーフレンドのいる人が多いのです。
子供達と遊ぶことが増え、人間関係を学ぶことができた頃に、自然とイマジナリーフレンドのいる人が少なくなってくると言われています。だいたい自我が発達してくる小学生までには、たいていはいなくなるようです。
イマジナリーフレンドの意味は?
イマジナリーフレンド聞き慣れない言葉だと思います。初めて聞いた人も多いのではないでしょうか?イマジナリーフレンドとはどういう意味なのかを見ていきます。
子供にしか見えない空想の友達
イマジナリーフレンドは、子供にしか見えないです。大人には見えない存在なのです。「この子、1人で喋っているけれど、どうしたんだろ?」「ぬいぐるみに向かって話をしているけれど…」と親なら心配になることもあるでしょう。
しかし、子供は別に1人で喋っているわけではないのです。大人には見えない空想の友達であっても、子供には実際に見えているのです。
はっきり見えている場合もあれば、曖昧にしか見えないこともあります。会話ができるだけではなく、中には身体に触れられる人もいるようです。ぬいぐるみがイマジナリーフレンドになって、手を繋いで歩いているということもあるでしょう。
イマジナリーフレンドとイマジナリーコンパニオンは同義
イマジナリーフレンドとイマジナリーコンパニオンは、同じ意味です。架空の友達で、大人には見えない遊び相手です。イマジナリーフレンドは、英語で「Imaginary friend」と書くことから、略して「IF」と呼ばれることもあります。
大人もイマジナリーフレンドを持つことがある
イマジナリーフレンドは、通常発達してくる小学生頃までには、成長とともに、自然といなくなるものです。しかし、大人でもイマジナリーフレンドがいる人もいます。
大人になってもイマジナリーフレンドがいる人は、解離性障害、解離性同一障害(二重人格)という精神障害を持っている可能性があります。しかし、それに移行するという根拠はありません。解離性障害とは、自分が自分ではない感覚に襲われる状態を言います。
それは、日常的に問題のない範囲から、重症と判断されるものから様々です。この解離性障害の原因には、過度のストレスによるものがあります。
幼少期からいじめに遭ってきている、あるいは親から愛情を受けて育てられなかった、心に穴があくようなショックな出来事があったなど、いろいろな原因があげられます。
大人になってもイマジナリーフレンドがいる人は、空想の友達がいなくなったら生きていけないと感じている人が多く、そのせいで、大人になってもずっとイマジナリーフレンドがいて、消えることはないのです。
イマジナリーフレンドを持つ子供の心理
イマジナリーフレンドを持つ子供には、どのような心理があるのでしょうか?イマジナリーフレンドを作り上げた心理を見ていきます。
自分を認めてくれる友達が欲しい
イマジナリーフレンドを持つ子供の心理は、自分を認めてくれる友達が欲しいことです。学校でいじめられたり、親しい友達がいないことによって、自分の存在が無意味に感じることもあります。
「自分はみんなに認められていないんだ…」という気持ちが強くなり、自分を認めてくれる友達が欲しいと思うのです。しかし、現実にはいなく、自分を認めてくれる理想の友達を空想で作り上げることによって、イマジナリーフレンドが出来上がるのです。
自分の外見・容姿を気にしている
イマジナリーフレンドを持つ子供の心理は、自分の外見・容姿を気にしていることです。周りから、「あの子はかわいくないよね」「親はあんなにイケメンと美人なのに、全然似てない。誰に似たんだろ?」と、自分に聞こえるように言われたりすることもあります。
「自分はかわいくないんだ…」と悩むことから、自分がかわいくなることを夢見て、自分の理想のかわいい自分像を脳内で作り上げます。
友達に何でも話を聞いて欲しい
イマジナリーフレンドを持つ子供の心理は、友達に何でも話を聞いて欲しいことです。話し相手がいなかった子供は、身近にいるぬいぐるみで遊んだり、1人遊びになりがちです。発達には、子供とのコミュニケーションが大事です。
自分の悩みや相談を聞いてくれる友達もいないし、友達と楽しい話をすることもできないという寂しさに襲われます。空想の友達は、自分の話を聞いてくれます。
一番の親友なので、親身になってアドバイスをしてくれるのです。友達に何でも話を聞いてもらえることから、イマジナリーフレンドを持つのです。
親にもっと自分のことを認めて欲しい
イマジナリーフレンドを持つ子供の心理は、親にもっと自分のことを認めて欲しいことです。例えば、テストの点数が悪かったりしたら、「何で○○はこんなにできないの?」「もっと勉強しなさい!」と頭ごなしに言われることもあるでしょう。
自分としては頑張っているのに、「ちゃんと勉強しているのに…」と思っていても、頭から反対されて、自分が努力していることを認めてくれないこともあります。そんな時、自分のことを認めてくれる存在が欲しいことから、イマジナリーフレンドを持つのです。
自分に対して自信を持つことができない
イマジナリーフレンドを持つ子供の心理は、自分に対して自信を持つことができないことです。周りから「自信を持って!」と言われても、自分を卑下してしまって、自分は人よりも劣っている人間なんだと思い込んでしまいます。
自分に対して自信を持つことができないということから、イマジナリーフレンドを持つのです。イマジナリーフレンドの前でだけは、本当の自分をさらけ出すことができて、自分に自信がないということもなくなるのです。
困った時に自分を助けてくれる存在が欲しい
イマジナリーフレンドを持つ子供の心理は、困った時に自分を助けてくれる存在が欲しいことです。
学校でいじめに遭っていても、見て見ぬふりして誰も助けてくれない、安らぎを求められるはずの家庭では、親から虐待を受けているという、かわいそうな子供もいます。
どこに行っても、心の拠り所が感じられない時、自分を助けてくれる存在が欲しいと思います。大人には見えない空想の友達が、自分を助けてくれると信じているのです。
自分自身がもっと強い人になりたい
イマジナリーフレンドを持つ子供の心理は、自分自身がもっと強い人になりたいということです。自分自身が精神的発達・肉体的発達が弱くて、強い人に憧れるということがあります。
現実的に弱い自分を受け入れることができなくて、イマジナリーフレンドを持ちます。イマジナリーフレンドとタッグを組むことで、自分が最強になったように感じるのです。
「持つべきものは友」ということで、時には協力してくれたり、強くなる方法も空想の友達が教えてくれたりもするのです。
イマジナリーフレンドを持つようになる原因は?家庭環境が関係!
大人には見えないイマジナリーフレンドを持つことに、家庭環境が関係していることがあります。家庭環境はそれぞれです。
家庭環境からいろいろなストレスを抱えて、イマジナリーフレンドを持つようになるようです。イマジナリーフレンドを持つようになる原因を見ていきます。
イマジナリーフレンドを持つ原因①一人っ子
イマジナリーフレンドを持つ原因として、一人っ子があげられます。兄弟がいれば、子供同士のコミュニケーションを取ることができ、そこから発達していきます。
しかし、一人っ子の場合は、子供同士のコミュニケーションを取る機会が兄弟のいる子と比べて、少ないです。発達も、兄弟がいる子といない子では少なからず違ってきます。
ぬいぐるみや人形などで、一人で遊んでもつまらないことから、一緒に遊んでくれる空想の友達イマジナリーフレンドを作り出し、楽しんでいるのです。親がかまってあげられる機会を作ることも大事です。
イマジナリーフレンドを持つ原因②性格が内向的
イマジナリーフレンドを持つ原因として、性格が内向的ということがあげられます。性格が内向的な人は、心の中で思っている自分の意見も相手に伝えることができないままでいます。
相手の意見を伝えて、どう思われるのかが怖く感じるのです。自分の意見を聞いて欲しい、自分の意見が正しいと言って欲しいと思っていることから、イマジナリーフレンドを作り出すのです。
イマジナリーフレンドを持つ原因③自己評価が低い
イマジナリーフレンドを持つ原因として、自己評価が低いことがあげられます。「自分は何をやってもダメなんだ…」といつもネガティブな方向にばかり考えてしまう人もいるでしょう。
怒られて、自分が悪くないことでも、「自分が悪い」と思い込んでしまって、全てを自分のせいに捉えてしまうこともあります。そんな時に、その心をわかってくれるようなイマジナリーフレンドを作り出そうとするのです。
イマジナリーフレンドを持つ原因④母親が過保護
イマジナリーフレンドを持つ原因として、母親が過保護であることがあげられます。母親が過保護すぎて、自分のすること全てに口を出してきたり、行動を制限されることに嫌気がさします。
しかし、それを子供は母親からの愛情と受け止めて、母子の関係が良好なら特に問題はないのですが、母親のことを嫌いになったり、口うるさいとむかつくようになった時、大人には見えないイマジナリーフレンドを作り出そうとするのです。
イマジナリーフレンドを持つ原因⑤家族関係が破綻している
イマジナリーフレンドを持つ原因として、家族関係が破綻していることがあげられます。親から暴力を振るわれたり、躾が厳しかったり、親の愛情を受けずに育ってきた場合、自分には頼れる人も居場所もありません。
そんな時に、自分を危険なところから抜け出すために、イマジナリーフレンドを作ることがあるのです。自分を危険なところから救い出してくれる友達が欲しいのです。
イマジナリーフレンドを持つ原因⑥子供の性の目覚め
イマジナリーフレンドを持つ原因として、子供の性の目覚めがあります。子供だって、性に目覚める時があります。
自分の友達が性へのことを話していて興味を持ったり、あるいは、両親がエッチしているところをたまたま見てしまったりということが原因になることもあります。だんだんと性のことが自分なりにわかってくるようになり、イマジナリーフレンドを作り出すのです。
こういう場合は、異性のイマジナリーフレンドを作ることが多いでしょう。ぬいぐるみや人形を使って、抱き合ったり、キスの練習をしたりする場合もあります。
イマジナリーフレンドを持つ原因⑦子供への性的虐待
イマジナリーフレンドを持つ原因として、子供への性的虐待があげられます。自分の信頼している大好きなお父さんから受けた性的虐待。性的虐待を受けた人の傷はそう簡単に癒えるものではありません。
家族関係が破綻しているというのに似ていますが、自分の身を守りたい、「性的虐待を受けているのは自分ではない!」と思うことで、イマジナリーフレンドを作り出すのです。
大人になっても、子供の頃に受けた性的虐待の心の傷は消えることはありません。そういう性的虐待のことがあって、イマジナリーフレンドが大人になっても消えないということもあるのです。
イマジナリーフレンドはどのような姿をしている?
イマジナリーフレンドというものは、大人には見えない子供だけに見える空想の友達です。では、子供だけに見えるイマジナリーフレンドとは、どういう姿をしているのでしょうか?
子供がいつも一人で喋っている相手気になりますよね。イマジナリーフレンドの姿について、見ていきます。
ぬいぐるみや人形など「人」を投影しやすいもの
イマジナリーフレンドの姿は、ぬいぐるみや人形など「人」を投影しやすいものをしています。よく、ぬいぐるみや人形が動いて話しかけるアニメや映画もあります。みんながよく知っている映画と言えば、「トイ・ストーリー」でしょうか。
ぬいぐるみや人形のように形がある場合もあるし、形として存在しない場合もあります。小さい頃から大事なぬいぐるみがあって、一緒に話しかけているという子供も多いです。寝る時もぬいぐるみがなきゃ寝られないという子供もいます。
自分の大事にしているぬいぐるみや人形が本当の友達のように思えて、大人には見えない空想の友達を作り上げているのです。
読んだ本やアニメの登場人物
読んだ本やアニメの登場人物が、イマジナリーフレンドの姿だったりします。イマジナリーフレンドで有名なアニメと言えば、「となりのトトロ」でしょうか。
トトロとネコバスは、子供にしか見えない空想の友達です。読んだ本やアニメの登場人物を頭の中で作り出し、大人には見えないイマジナリーフレンドが出来上がるのです。
身近にいる犬や猫などの動物
身近にいる犬や猫などの動物が、イマジナリーフレンドの姿だったりします。実際に生きている動物というのは、本当に話しかけているかのような雰囲気を持っています。
動物の気持ちを読み取る力のある人も中にはいますが、動物は感情を持っているので、イマジナリーフレンドとして、投影しやすいのでしょう。
イマジナリーフレンドが欲しい!作り方はある?
イマジナリーフレンドが欲しいと思っている人もいるでしょう。自分に害を与えないし、自分のことをわかってくれる理想の空想の友達を作ることができます。
「イマジナリーフレンドを作りたいけど、作り方はどうやってやるの?」と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。イマジナリーフレンドの作り方を見ていきます。
イマジナリーフレンドは作ったことがある人は多い!
イマジナリーフレンドを作ったことがある人は多いです。実在する人とは、意見が合わなかったり、トラブルになることもあります。お互いの価値観や生まれてきた環境によっても、変わってきますから、そのようなことがあって当たり前です。
しかし、人と接するのが苦手だったり、性格的に大人しい場合は、自分の意見や考えを伝えて、きついことを言われないか、無視されたりしないかというのが心配になり、怖くて何も言えなくなります。
イマジナリーフレンドは、自分の理想の友達を作ることができます。自分に共感してくれる、話を聞いてくれる空想の友達を作ることができるので、イマジナリーフレンドを作ったことがある人は、多いと考えられます。
子供は自然にイマジナリーフレンドを作っている
イマジナリーフレンドに、作り方という作り方はある意味存在しません。子供は自然にイマジナリーフレンドを作っているのです。子供がイマジナリーフレンドを作るのは、問題なことではありません。発達のためには必要なことだからです。
イマジナリーフレンドを作って、コミュニケーションを図っているのです。イマジナリーフレンドは、1人だけとは限りません。時には複数いて、いろいろな空想の友達と遊んでいるわけです。
「こういう友達が欲しい」というのを頭の中に思い浮かべていて、自然にイマジナリーフレンドを作っています。
性的虐待を受けた大人は意図的にイマジナリーフレンドを作る
性的虐待を受けた大人は意図的にイマジナリーフレンドを作るのです。性的虐待を受けると、心に大きな傷と、負担がかかります。このことがきっかけで、男性が怖くなることもよくあります。
よく、性的虐待を受けた人は、「今性的虐待を受けているのは、自分ではない」と思い込むケースも多いです。生身の人間は、信用できないと思うのです。
自分の身を守りたいという一心から、イマジナリーフレンドの作り方を頭で描いて、意図的に作り出しているのです。
自分の子供はイマジナリーフレンドを持っているの?
自分の子供はイマジナリーフレンドがいる人なのか、気になりますよね。下のような行動があったら、イマジナリーフレンドがいる人なのかもしれません。自分の子供がイマジナリーフレンドがいる人なのか、見ていきましょう。
子供が一人で誰かと話していることがある
自分の子供が一人で誰かと話していることがありませんか?周りも見ても誰もいないし、独り言ばかり言っていると不思議に思うかもしれません。
もしかしたら、イマジナリーフレンドと話しているのかもしれませんね。ぬいぐるみや人形がイマジナリーフレンドの場合もあるし、あるいは、イマジナリーフレンドが、小さい虫だったりすることもあります。
影がイマジナリーフレンドで、話をしているということもあるでしょう。
架空の友達の話がでてくることがある
架空の友達の話が出てくることありませんか?「聞いたことのない名前だけど…」と思うこともあるでしょう。
単に、子供が友達の名前を間違って言っただけなのかもしれません。あるいは、本当に自分の子供にはイマジナリーフレンドが存在していて、その子と遊んだという話をお母さんにしていることもあります。
「お母さんどんなお友達か知りたいから、絵に描いてほしいな」とお願いしてみると、実際に見えているイマジナリーフレンドの絵を描いてくれる可能性があります。
何もない方向を指すなどの行動がある
何もない方向を指すなどの行動はありませんか?お母さんが何もないと思っている先に、子供にとってのイマジナリーフレンドがいるのでしょう。それがどんな姿をしているかは、自分の子供でなければわかりません。
子供に、「何かあるの?」と聞いて、「友達だよ」と答えたら、「どんな姿をしているの?」と聞いてみてください。 イマジナリーフレンドが見えているなら、具体的な人物像を教えてくれる可能性もあります。
イマジナリーフレンドの作り方のコツ
イマジナリーフレンドは普通は自然に作り上げられるものだという話をしました。しかし、自分の意図で、イマジナリーフレンドを作ることも可能です。イマジナリーフレンドの作り方のコツを見ていきます。
作り方のコツ①自分の理想の友達を詳しくイメージする
イマジナリーフレンドの作り方のコツは、自分の理想の友達を詳しくイメージすることです。性別、名前、家族構成、顔はどんな顔か、体型はどうかというのを詳しくイメージします。
作り方のコツ②さらにもっと詳しくイメージを膨らませる
イマジナリーフレンドの作り方のコツは、さらにもっと詳しくイメージを膨らませることです。
イマジナリーフレンドの好きな食べ物は何か、嫌いな食べ物は何か、好きな遊びは何かなど、細かくイメージを膨らませることによって、自分にとって完璧なイマジナリーフレンドを作ることができます。
作り方のコツ③会話をしてみる
イマジナリーフレンドの作り方のコツは、会話をしてみることです。ここまで来てみたら、実際に会話をしてみましょう。自分にとって完璧なイマジナリーフレンドの作り方ができたので、きっと楽しく会話をすることができます。
意図的にイマジナリーフレンドを作っているため、イマジナリーフレンドとの会話に没頭しすぎて、頭がおかしくならないように注意してください。
イマジナリーフレンドとはどういうものなのかを理解しておこう!
イマジナリーフレンドは、自然に消えるものなので、心配いりません。未発達の子供に多いとされ、欧米では、ほとんどの子供にイマジナリーフレンドがいると言われています。それが、ぬいぐるみや人形、人それぞれです。
日本でも、未発達の子供にイマジナリーフレンドがいる人もいます。大人には見えないものなので、「うちの子供大丈夫かな?発達に障害があるのでは?」と心配になるかもしれませんが、イマジナリーフレンドを作るというのは、発達に良いとされています。
イマジナリーフレンドを持つ子供は、想像力豊かなのです。発達していく上では、コミュニケーションを取るというのは大事なことです。
イマジナリーフレンドは自然に消えると前述しましたが、大人になってもイマジナリーフレンドがいる人もいます。それは、ストレスやショックな出来事があった時に、イマジナリーフレンドを作り出すためです。
精神的な病気で、解離性障害や解離性同一障害(二重人格)の可能性を疑いますが、それに移行するという根拠はありません。イマジナリーフレンドの作り方も学ぶことができました。
いざ自分の子供がイマジナリーフレンドがいる疑いがあった時のためにも、どういうものなのかを理解しておきましょう!