モロッコ人男性・女性性格や特徴10選！美人が多い？

まずは、モロッコの地理・人口など、モロッコについての基本情報をチェックしていきましょう。

モロッコは北アフリカ大陸の北西部に位置する国です。首都はラバドで、北は地中海、西は大西洋に面しており、日本からの観光客はだいたい年間3万人ほどと言われています。

東はアルジェリア、南は西サハラと国境を接しており、ヨーロッパとの距離はジブラルタル海峡を挟んで約14kmです。

モロッコ最大の都市であるカサブランカは、日本の関東地方と同緯度に位置しています。春には咲き誇る花、夏には照りつける太陽、秋には美味しいフルーツが楽しめ、冬には雪を見ることができるように、一年を通して四季の変化も見られる国です。

モロッコの首都は先に述べたように、ラバドなのですが、カサブランカがモロッコの首都だと間違えられることも多くあります。

それもそのはず、カサブランカの方がよく耳にする都市ですし、モロッコの経済を担って来たのもカサブランカなため、勘違いされてしまうようです。

この機会にぜひ、「モロッコの首都はラバドなんだ」と覚えてくださいね。

モロッコの人口は2016年時点で、3,528万人です。また、西サハラを除いたモロッコの面積は、44.6万平方キロメートルで、これは日本の約1.2倍の大きさです。

モロッコには砂漠があったり、人の住める場所に少しの制約がありますが、同時期の日本の人口が1億2,693万人であることを考えると、日本に比べてゆったりとした人口密度の国だと言えますね。

モロッコの民族について見ていくと、モロッコに住んでいる人々のうち、約65％がアラブ人、約30％がベルベル人、残りの5％はその他少数民族という割合になっています。

それに伴って、使用されている言語についても、アラビア語、ベルベル語の二言語が公用語とされています。また、かつてはフランスの植民地であったことからフランス語も使用されており、北部ではスペイン語も通じます。

それぞれの地方によって通じる言葉は様々で、英語に関しては大きな観光地で通じる程度なので、奥地に行く際にはあらかじめ言語を勉強して行くことが必要です。

世界中で美人の多い国は？と言われた時に、北欧の国々やロシアなどと一緒に、モロッコの名前があげられることも多いことから見られるように、モロッコには美人が多いと言われています。

（それと比べて、モロッコにはイケメンが多いとはあまり聞きませんね…。）

モロッコ人の女性の中でも美人と見られるのは、ストレートでサラサラな髪の毛と、ふっくらと少し分厚いくらいの唇を持つ女性です。諸外国の男性からは、モロッコ人の女性は「色っぽくありながらも可憐で、魅力的な美人」と評判です。

モロッコ人男性はどんな性格の持ち主なのか。まずはその5つの特徴をチェックです。

モロッコ人男性は一般的に、ピュアで素朴な性格と言われています。いい意味でも悪い意味でも、純粋で、自分の気持ちに素直な人が多いのが特徴です。

いい意味での純粋さ・素直さは、誰か人が困っていたときには、助けてあげたり、親切な方向に働きます。悪い意味での純粋さ・素直さは、素直であるがゆえに商売の際にビジネスに一生懸命になりすぎたり、いやらしさに繋がってしまうこともあります。

モロッコ人男性はピュアで素朴な性格であるということを踏まえて、以下の特徴をみて行くと、それらが良い意味で働いているのか、悪い意味で働いてしまっているのかが見えてくるでしょう。

モロッコ人男性の中には、言葉巧みに女性に話しかけ寄って来る、イケメンでちょっぴり「チャラい」男性もいます。気に入った女性がいると、たとえその人がその日・その瞬間に初めてあった女性でも、声をかけ、甘い言葉とともに近寄って来るのです。

これは、自分の気持ちに正直であるからこその特徴であるとも言えるでしょう。

また、ひとりの人を追いかけ続けるのではなく、気に入った女性は何人も声をかけるという特徴も影響して、モロッコ人は「チャラい」とみられることもあるようです。

観光地化されている地域では、観光客に対して攻撃的なモロッコ人や、商売が絡んで利害関係ばかりを考えるいやらしいモロッコ人も多くいますが、みんながみんなそんな性格ではありません。

モロッコの中でも親身になって手助けをしてくれる、親切な人びとももちろんいるのです。こちらは先に挙げた、性格イケメンなモロッコ人ですね。

彼らに出会うためには、比較的田舎の地域へ訪れてみてください。まだ観光地化されていない地域では、親切なモロッコ人男性に出会えることが多いです。彼らは、道に迷ったときには行き先を教えてくれたり、盗難などの被害にあったときには助けてくれます。

モロッコ人男性は、エネルギーに溢れています。モロッコはイスラム教の国なので、ラマダンという断食が行われる期間があり、このラマダンの前には、お店が閉まる前に、皆がわれ先にわれ先にと買い物に訪れます。

その中でも酒屋に押し寄せるモロッコ人男性のエネルギーはものすごいです。日本の満員電車さながらの光景の中で、怒号やパンチが飛び交います。

また、モロッコの車の運転は荒いことで有名です。街中ではしょっちゅう事故のような音がしたり、すごいスピードで走って行く車を見かけます。モロッコ人男性のエネルギッシュさは運転にも現れているようですね。

モロッコの街中では、よくケンカが勃発します。ちょっぴり短気なモロッコ人男性のケンカは、エネルギッシュな性格も相まって、ときに殴り合いのケンカにまで発展することもあります。

日本や東南アジアではあまりみない光景なので、初めてその場に居合わせたときには、その勢いやケンカの声量に驚くでしょう。

では次に、モロッコ人女性の性格も見ていきます。

モロッコ人女性は美人が多いと言われるように、モロッコには綺麗な女性がたくさんいます。彼女たちはただただ美しいのではなく、美意識が高く、美しくなることに努力を惜しみません。

モロッコで美しいとされているストレートでサラサラな髪の毛と、ふっくらと少し分厚いくらいの唇を手に入れるために、お化粧やおしゃれに一生懸命です。

彼女たちの美しさは、高い美意識と努力の結晶と言えますね。

結婚して家庭を築くことが幸せとされているモロッコでは、家庭的な女性が多いと言われています。

モロッコでは、結婚すると女性は家庭に入ることが多いです。結婚した後にも仕事を続けるというのは一般的ではなく、女性は家の仕事をするものと広く考えられています。

そのため、アフリカの中でも高い進学率を誇るモロッコですが、高学歴で良い企業へ務めた女性でも、結婚後は家庭で、家の仕事に務めます。

モロッコ人女性の中でもプライドが高いと言われているのが、フェスの人です。モロッコにはフェスという地域があり、昔そこに住んでた人たちのことをフェスの人と言います。

フェスではビジネスに成功し、権力を持っていた人が多くいたため、モロッコの発展の土台を築いたというプライドを持っており、それがプライドの高いモロッコ人女性というイメージに繋がっているようです。

モロッコ人男性の特徴の中で、チャラくてイケメンプレイボーイなモロッコ人男性を挙げましたが、このような男性たちからのナンパを楽しむモロッコ人女性もいます。

声をかけられたことを喜んでみたり、かけられた褒め言葉を友だちに自慢げに話してみたりと、とても楽しげです。

しかし中にはこのようなナンパを嫌う人ももちろんいるので、ここは意見が分かれるところですね。

モロッコといえばイスラム教の国で、イスラム教の国といえばヒジャブをかぶった女性をイメージする人も多いのではないでしょうか。

もちろんモロッコ人女性の中にも、厳格なイスラム教徒の女性も多くいますが、比較的宗教に寛容な女性も増えて来ています。これには植民地だったフランスの影響を受けているようです。

彼女たちは挨拶の時に頰にキスをしたり、西洋的な考え方を持っていることも多いのが特徴です。

モロッコ人の性格がわかったところで、次は彼らの特徴について、顔から見ていきましょう。

モロッコ人男性は、イケメンと言われたり、そうではないと言われたり、人によって取られ方が大きく変わります。

濃い眉毛とパッチリとした目が特徴的です。その目力も影響して、無表情の時には怒っているように見えてしまうこともありますが、彼らは決してみんながみんな怖い人ではありません。

微笑んだ時の顔はとっても優しそうな表情で、見ているこっちも思わず微笑んでしまうような、温かな気持ちにさせてくれることもしばしばです。

モロッコ人男性でイケメンといえば、サッカーのルナール監督が「イケメンすぎる代表監督」と話題となりましたね。モロッコに行った際には、彼のようなイケメンがいないかどうか探すのも、楽しみのひとつになるかもしれませんね。

この記事でもなんども紹介されていますが、モロッコ人女性は世界の中でも美人が多いと言われています。彼女たちは、シュッとした顎のライン、しっかりとした眉、ふっくらと少し分厚めでセクシーな唇を持っています。

またモロッコに住むベルベル人も美人と知られています。ベルベル人の彼女たちは、青色や緑色をした綺麗な瞳を持ち、色っぽくて可愛らしい顔立ちをしています。

モロッコには美人が多いとは言うものの、彼女たちの顔立ちにはいろいろな種類があるようです。

モロッコ人はどのような服装をしているのでしょう。

モロッコはご存知の通り、イスラム教の国です。ムスリムの男性は、一般的に写真のような「ガラベイヤ」と呼ばれる服装をしています。しかし、その他のモロッコ人男性の服装には、特別変わった特徴はありません。

夏の暑い季節であれば、パンツにTシャツといった服装で街を歩いている人も見かけます。スタイリッシュでイケメンなイメージですね。日差しが強い日であればサングラスをかけている人がいることもしばしばです。

ここがイスラム教の国であると忘れてしまうくらい、カジュアルでヨーロッパ的な服装も許されているようです。

イスラム教の中では、女性は肌を見せすぎない服装が良いと考えられており、髪の毛を隠すヒジャブを被った女性も多く見られます。

しかし、宗教に寛容なモロッコでは、彼女たちの服装にも比較的寛容で、特に大都市においては男性と同じように、半袖を着て外を歩く女性もいます。みんながみんな、アラビアの国と聞いてイメージするような服装をしているわけではないようです。

半袖の人は見られますが、半ズボンや、スカートの人は滅多に見られません。モロッコ人女性は、上はTシャツのような半袖を身につけた涼しげな服装、下は足首まで隠れるような長めのズボンと言う服装が多いようです。

モロッコ人の結婚事情は、日本と異なるポイントがたくさんあります。結婚観から結婚後の生活まで、驚くことも多いモロッコ人の結婚事情をチェックです。

モロッコでは、結婚前提のお付き合いが一般的です。結婚はしないで長い期間お付き合いをすることはできず、また結婚前の同棲は法律によって厳しく禁じられています。

ムスリムの教えから、結婚する前の性交渉は「禁忌」とされ、禁じられています。カップルで旅行する際にも同じホテルに泊まるためには、結婚証明書が必要とされており、二人が初めて一夜を共にするのは、結婚時期を終えた日の夜とされています。

日本では核家族世帯が多く、結婚後は親と子どものみで暮らしている家庭も多いですが、モロッコでは結婚後、父方の両親と同居する割合が高いです。

また、老後の両親のお世話は、男性がするのが一般的です。それと関係して、家庭では老後に世話をしてくれる、男の子が生まれるのを待ち望まれます。

結婚後、モロッコにおいては女性は家庭に入り、家族のために働くことが望まれることが多いです。そのため、外に出て収入を得る労働を続けることは非常に困難です。

厳密には、絶対に仕事を続けられない訳ではないものの、周りの反対を振り切って働き続けることは現実的ではありません。

老後のお世話とも関連して、モロッコでは結婚したら子どもを産むことが当たり前とされています。しかも、待ち望まれているのは男の子の誕生で、男の子が生まれるまで、周りの期待や重圧によって子どもを産み続けることもあります。

日本では子どもを産まないと言う選択肢も徐々に増えて、社会にも認められるようになってきていますが、モロッコにおいては、結婚したら子どもを産むのが「当たり前」とされているのです。

日本人もよく知っている、モロッコ人の有名人を3人紹介します。

モロッコのカサブランカ出身の俳優、ジャン・レノは、1948年7月30日生まれ、年齢は70歳です。スペイン系フランス人の両親を持つ彼は、オシャレでイケメンな印象です。17歳の時にフランスに移住し、パリの演技学校で学び、現在は俳優として活躍しています。

出演作品としては、「レオン」「フレンチ・キス」「ミッション：インポッシブル」などが有名です。

また、日本においては、トヨタ自動車のCMの中で、実写版ドラえもんを演じていたことが広く知られているのではないでしょうか。

モロッコのカサブランカ出身の歌手、ソフィア・エッサイディは、1987年8月6日生まれ、年齢は34歳です。モロッコ人の父と、フランス人の母を持つ彼女は、2003年のStar Academy Franceで準優勝をし、その名を世界に広めました。

彼女の有名な作品としては、「Mon cabaret」「Après l'amour」「Femme d'aujourd'hui」等が挙げられます。

また美人な彼女は歌手だけでなく、ダンサー・女優業とさまざまなステージで活躍しています。

ジャメル・ドゥブーズは、モロッコ出身ではなく、フランスのパリ出身ですが、モロッコ系の人物です。1975年6月18日生まれで現在43歳です。

イケメン俳優であり、プロデューサーであり、コメディアンでもある彼は、映画やTVで広く活躍しています。出演作品として有名なのは、映画「アメリ」、フランスのTV番組「H」や「Jamel Comedy Club」です。

モロッコの地理や、モロッコ人の性格、顔や服装の特徴から、驚きの結婚事情まで、モロッコの文化について見てきました。

美人やイケメンの多いモロッコですが、その生活にはイスラム教の教えや、植民地時代のフランスの影響が現れており、日本とは異なるものがたくさんあります。

それらの違いがどこからきているのか、彼らの毎日の生活の奥底にはどのような考えが影響しているのか、それを知るのもまた、一つの楽しみかもしれませんね。

もしモロッコに行く機会があれば、またもしモロッコ人と関わる機会があれば、この記事を参考に、彼らの生活や考えを、いろんな視点からのぞいて見てくださいね。