櫻井淳子の現在！結婚した旦那や子供・若い頃の女優としての活躍を紹介

櫻井淳子さんは埼玉県鶴ヶ島市出身の女優で、清楚な役から妖艶な悪女役まで幅広い役柄を演じ分け、若い頃からテレビや映画、舞台でも活躍する実力派女優です。

櫻井さんはスカウトにより18歳で女優として芸能界デビューし、20歳の時に、ゴールデン・アロー賞の最優秀新人賞などに輝きました。現在までに『ショムニ』や『おみやさん』など、数々の人気ドラマに出演しています。

プライベートでは、2003年にテレビ朝日のドラマプロデューサーの島川博篤さんと結婚をしたので、現在は旦那さんと子供が1人います。

櫻井淳子さんは『ショムニ』で演じた魔性のOL、宮下佳奈役の影響か、現在では色っぽい女性というのイメージがあります。

では、若い頃はどのような女優さんだったのでしょう。芸能界デビューしたきっかけも併せてご紹介します。

櫻井淳子さんは、1989年の高校2年生の時に、原宿の竹下通りでスカウトをされました。高校在学中は夏休みなどを利用して、先輩女優の中村あずささんに付いて現場に行ったり、オーディションを受けたりして、女優としての仕事を学んだそうです。

その後、高校を卒業した櫻井さんは、1991年に林真理子さん原作のフジテレビのスペシャルドラマ『葡萄が目にしみる』でヒロインの友人役を演じ、芸能界デビューを果たしました。

このドラマの主演は、数年後に『ショムニ』で共演することになる戸田菜穂さんでした。このときから縁があったのかもしれません。

今現在も美しい櫻井淳子さんですが、若い頃は女優業と併せてグラビアアイドルとして雑誌に載っていました。グラビア雑誌『UP to boy』で第21代ミスアップ・グランプリを受賞したこともあります。

若い頃からどこか色っぽい魅力のある女優さんだったのでしょう。

櫻井淳子さんが若い頃に出版した写真集は、1994年『South Bound』、1995年『Cause falling in Love』、2001年『Blanc』という3冊です。

1993年、櫻井淳子さんは20歳の時、第31回ゴールデン・アロー賞放送新人賞ならびに最優秀新人賞に輝きました。若い頃から実力派として活躍していたようです。

初主演となった昼間の連続ドラマ、いわゆる昼ドラの『誘惑の夏』や『真夜中を駆け抜ける』での演技が評価されたことにより、最優秀新人賞に選ばれました。

ゴールデン・アロー賞とはその年に芸能界で大きく活躍した芸能人に贈られる賞で、櫻井さんが受賞した翌年には女優の篠原涼子さんが受賞しています。数年後には松たか子さんや上戸彩さんなど、現在も活躍する女優さんが若い頃にこの賞を受賞しています。

櫻井淳子さんは若い頃から現在まで、多くのドラマや映画や舞台で活躍をしています。多すぎて全然紹介しきれないので、数ある出演作品の中から、特に印象に残る作品をピックアップしてご紹介します。

まずは櫻井淳子さんの出演したドラマの紹介です。

『ショムニ』は1998年からフジテレビで放送された江角マキコさん主演の連続ドラマです。“女子社員の墓場”と呼ばれる総務部庶務二課、通称“ショムニ”に所属する6人のOLの活躍を描いたドラマです。

櫻井淳子さんは、江角マキコさんと同様に“ショムニ”に所属するOL、宮下佳奈役を演じていました。宮下佳奈はあらゆる男性を虜にしてしまう魔性の女だったので、櫻井さん自身にも色っぽいセクシーなイメージが付いています。

人気ドラマ『ショムニ』は、第4シリーズまで放送され、映画版や新春スペシャルも制作されました。シリーズを追うごとに出演者も豪華になり、本田翼さん、三浦翔平さんといった若手の女優さんや俳優さんも途中から加わりました。

『おみやさん』は2002年からテレビ朝日で放送された渡瀬恒彦さん主演の京都を舞台とした警察ドラマです。渡瀬恒彦さん演じる京都府警鴨川東警察署資料課長と櫻井淳子さん演じる部下が事件を捜査し、解決していく物語です。

人気ドラマのため長期に渡ってシリーズ化され、2017年3月に主演の渡瀬恒彦さんが亡くなるまでに、第9シリーズとスペシャル4本が放送されていました。櫻井淳子さんは2011年の第8シリーズまで出演しています。

2012年からの第9シリーズには『ショムニ』で共演した京野ことみさんが部下役を引き継いでいます。ここでも『ショムニ』に縁があったようです。

『特命係長只野仁』は2003年からテレビ朝日で放送された高橋克典さん主演の連続ドラマです。

高橋克典さん演じる大手広告会社・電王堂の窓際係長が、会長直属の“特命係長”としてトラブルを解決するという物語です。櫻井淳子さんは特命係長に思いを寄せる電王堂の会長秘書の坪内紀子役で出演しています。

シリーズ化され、2008年には映画が公開され、2012年までに第4シリーズとスペシャル5本、ファイナルとして2夜連続放送がされました。櫻井さんは第1話からファイナルまで出演しており、もちろん映画版にも出演しています。

続いて櫻井淳子さんの出演した映画をチェックしましょう。

『旅の贈りもの0:00発』は2006年に公開された櫻井淳子さん主演の映画です。櫻井さんは、年下の恋人との旅行直前に恋人の浮気を知ってしまい、現実から逃避する沢渡由香役で出演しています。

この映画は、行き先不明の大阪駅0:00発の電車に乗り込んだ櫻井さん演じる由香と、乗り合わせた様々な事情を抱えた人々が、到着した「風町」で感じる心の変化を描いた人間ドラマです。

出演者は徳永英明さん、大滝秀治さん、多岐川華子さん、その他多くの豪華メンバーがそろっています。

『未来のあたし』は2018年に公開された、桜井淳子さんと欅坂46の織田奈那さんとW主演をつとめた短編映画です。ショートショートフィルムフェスティバル&アジア（SSFF&ASIA）2018のジャパン部門にノミネートされました。

映画の内容は、櫻井さん演じる46歳のキャリアウーマンがタイムスリップして織田奈那さん演じる高校生の自分に出会う物語です。限定公開だったので、見たいのに見れなかったという人が多く、DVDやブルーレイでの発売を期待する声もあります。

櫻井さんはこの映画を振り返り、“私も昔の自分に会ってたくさん話したくなりました”とインタビューで語っています。

続いては、舞台でも活躍する櫻井淳子さんの紹介です

櫻井淳子さんが結婚をした翌年の2004年、東京グローブ座で公演された『エドガーさんは行方不明-THE MURDER ROOM-』は、佐藤アツヒロさん主演の舞台です。

イギリスの郊外を舞台とした、佐藤さん演じる大地主のエドガーさんを、櫻井さん演じる妻のメイヴィスが殺そうとする物語で、財産狙いのメイヴィスが周囲を巻き込んで事件を引き起こします。

この舞台には、ジャニーズの生田斗真さん、升毅さんなど人気の俳優さんが出演しています。

「四十七人の刺客」などで知られる池宮彰一郎さんの小説「最後の忠臣蔵」の舞台化作品です。2009年12月に明治座で公演されました。

通常ではクライマックスとされる“討ち入り”のシーンから物語が始まり、大石内蔵助の想いを果たすために旅をする吉右衛門と、遺された赤穂浪士の家族の感動の人間ドラマです。

櫻井淳子さんの他、中村梅雀さん、西郷輝彦さんなど実力派のメンバーがこの舞台に出演しています。

最後に櫻井淳子さんが出演したCMについてのご紹介です。

ライオンから発売されているコンタクトレンズ用の装着液であるスマイルコンタクト・ファインフィットは、櫻井淳子さんがCM内で言っている“ゴロゴロしませんように”というフレーズが印象的なCMでした。

同じくライオンのコンタクトレンズをしたまま使える点眼薬スマイルビタエナジーAも同時に放送されていました。

櫻井淳子さんは、2006年から興和新薬のケラチナミンという保湿クリームのCMをしています。新ケラチナミンコーワやケラチナミンコーワ乳液20といったシリーズごとにいくつかパターンがあり、季節に合わせたCMとなっていました。

CM内で乳幼児を抱っこしているシーンがあるのですが、この子供が櫻井淳子さんの長女だったそうです。CMのコンセプトに合っているからと、企業側から出産後の櫻井さんに打診があったということで、親子共演が話題となりました。

櫻井淳子さんは既に結婚をしており、旦那さんと子供が1人います。ここでは櫻井さんが結婚した旦那さんと子供について詳しく紹介します。

櫻井淳子さんと結婚した旦那さんは、現在テレビ朝日のドラマプロデューサーをしている島川博篤さんです。

旦那さんの島川さんは2002年から放送されたテレビ朝日のドラマ『おみやさん』第1シリーズでプロデューサー補をつとめたいました。これが櫻井さんと旦那さんの出会いのようです。

そして旦那さんとの出会いから約1年の、2003年5月16日、櫻井さんが30歳の時に結婚しました。

櫻井淳子さんは結婚して現在子供が1人おり、女優であると同時に子どもを育てるお母さんでもあります。櫻井さんが長女を出産したのは2007年8月4日なので、2018年現在、子供の年齢は11歳で小学校高学年と思われます。

櫻井淳子さんは、子供が生まれたときの喜びを、“会いたいと10ヶ月間ずっと願ってきたので、今はとてもとても幸せです”とブログで綴っています。

そして、番組に出演した時には、子供が生まれるまでの陣痛の様子を“満腹だったせいか痛いよりも眠かった”と語っています。

櫻井淳子さんには、創価学会の会員なのではないかという噂があります。創価学会といえば久本雅美さんや柴田理恵さんを始めとして、数多くの芸能人が創価学会の会員だという話しが聞かれます。

櫻井淳子さんの噂の真相ですが、はっきり言って創価学会とは何の関係もないようです。そもそもの噂の出どころはよく分かりませんが、芸能人にとって創価学会の会員と噂されるのはあるあるなのかもしれません。

もしかしたら高畑淳子さんの創価学会の噂と混同されてしまったのかもしれません。

2002年から2014年までの長きに渡って『おみやさん』で共演した俳優の渡瀬恒彦さんが、2017年3月14日に72歳で亡くなりました。渡瀬さんはもともと胆のうがんを患って入院し、治療をしていました。

しかし、3月に入って敗血症を併発してしまい、それによって多臓器不全を起こしてしまったのが亡くなった原因のようです。

12年間人気ドラマのパートナー役を務めていた櫻井淳子さんにとって、渡瀬さんの訃報は衝撃的なものだったことでしょう。訃報のニュースが流れた際、櫻井さんは事務所を通じて追悼のコメントを次のように発表しています。

“海外で突然の訃報を聞き、ただただ驚いております。頭の整理がつかず、今は言葉が出てきません。心からお悔やみ申し上げます”

櫻井淳子さんは引退したのではという噂がありますが、櫻井さんご本人が引退という発言をしたことはありません。

長期的にシリーズで出演していたドラマが終わったことで、テレビへの出演が減ったのかもしれませんが、櫻井さんは現在、ゲスト出演や2時間ドラマや舞台を中心に出演しています。

もしかしたら2009年に引退を発表した女優の桜井幸子さんと勘違いをされて、引退したという噂があるのかもしれません。

かつては『ショムニ』や『おみやさん』など長期にわたる人気の連続ドラマに多く出演していた櫻井淳子さんですが、最近はテレビのゲスト出演や、舞台、2時間ドラマなどに出演が多いようです。

連続ドラマは撮影時間が長く、深夜まで及んでしまうことがよくあるそうなので、結婚して旦那さんや子供がいる櫻井さんにとってはそのほうが時間的に都合がいいのかもしれません。

そして、まさに今現在2018年9月に櫻井さんは、あうるすぽっとにて朗読劇『予告犯』の公演を行っています。

櫻井淳子さんは結婚していて旦那さんも子供もいます。更には子育てをしながら女優という華やかな仕事もこなしています。45歳の現在も、若い頃より更に美しさに磨きがかかった素敵な女性です。

結婚、子育て、仕事などで悩む女性から見たら櫻井さんはとてもまぶしい存在です。年齢を重ねてどんどん魅力的になる櫻井さんが、今後どのような活躍をしていくのか目が離せません。