ペルー人の男女別の性格や特徴！国民性や恋愛事情も紹介

地球をはさんで日本とは正反対の場所にある国、ペルー。日本との時差は14時間で、こちらが先に時間が進んでいるイメージです。そう聞くとなんだかとても遠い国のようですが、以外とペルーと日本は似ているところもあるのです。

ペルーは南米大陸のほぼ中央に位置する国で、特徴的なのが、ブラジルやコロンビアといった5つの国に囲まれているという点です。地理的に言うと熱帯圏に含まれる国になります。私達が南米と聞いてイメージするアマゾンなどの熱帯雨林に囲まれた地域だけではなく、海岸に近い地域や山岳地帯など様々な場所があります。

日本でも北海道と沖縄など、場所によって様々な気候で暮らしているように、ペルー人といっても、地域によって様々な気候の中で暮らしています。

ペルーではセルバと呼ばれる地域で、広い範囲で熱帯雨林地域が広がっています。よく南米の自然として紹介されるような緑の濃い、特徴的な野生の動植物などが見られる地域です。アマゾンのジャングルツアーなどもあり、観光目的で訪れる人も少なくありません。
多くの熱帯雨林地域であるように雨季と乾季の切替がります。

ペルーの首都であるリマが存在するのが、海岸・砂漠地域です。一般的にコスタと呼ばれるこの地域は乾燥した気候で、ほとんど雨が降りません。逆に言うと、天気が安定しているので、政治・経済の中心地としても、観光の面から言っても、ベストな場所だと言えます。多くの人種や民族がいるという国民性から、人口の集中する首都リマは、多国籍な雰囲気の都市となっています。
 

ペルーの山岳地帯は世界的にも有名な観光地が多く存在します。マチュピチュは世界遺産にも指定され、常に多くの観光客がその神秘的な姿を見る為に訪れます。また、クスコと呼ばれるかつてのインカ帝国のなごりを思わせる場所や、ＳＮＳ映えがするチチカカ湖なども有名どころで、特に女性の観光客に人気があると言われています。

日本の約3.4倍という広大な土地を持つペルー、 人口も 約3,000万人と、多くの人々が暮らしています。男女比は男性が５割強、女性が４割弱で、バランスの良い国と言えます。人口増加率もおおよそ1.2倍で、これからも増えていくことが予想されます。

ペルーのおもしろい点は、国の中の人種、民族の構成にあると言われています。日本ではほとんどの人が同じルーツを持つ「日本人」です。しかしペルー人は元からこの土地に根差した原住民や、歴史の中で何度も他国の介入を受けたという事もあり、スペインなどのヨーロッパ系やアフリカ系、日本や中国アジア系なども多くいます。

そのような様々な国から成る人々が結婚し、さらに多国籍なルーツを持つ子孫が生まれてきました。

様々な他民族国家であるペルー。ペルー人と言っても、実に様々な人種、バックグラウンドを持つ人々が存在します。

ペルー人の中で一番多いのがメスティーソと呼ばれる人々です。原住民であるアメリカインディアンが元々はペルーの土地に暮らしていました。しかし、ヨーロッパの国々から多くの人が入植してきた歴史があり、結婚により、いわゆるハーフの子どもたちが生まれました。それがメスティーソと呼ばれる人々です。

ペルー人の5～6割はこのとメスティーソで、その他にもハーフ系の人々は多く、ザンボ呼ばれるアフリカ系の人々との結婚により生まれたハーフ系や、スペイン系のハーフはムラートと呼ばれています。

ペルー人の中でも、原住民と呼ばれる、元からペルーという場所に暮らしていた人々がいます。その中でも代表的なのがケチュア族です。主にアンデス山脈などの高地に住み、伝統的な暮らしを今も続けている人が多いです。男性、女性ともに黒くしっかりした質感の髪や、他のペルー人と比べると比較的背は低く、がっちりとした体形をしているのが特徴です。

ペルーでは主にスペイン語が話されていますが、ケチュア族などの住民の人々はケチュア語やアイマラ語と言われる言語を使うことでも知られています。

ヨーロッパ系の国々をルーツに持つ人種もペルーには少なくありません。イギリスやフランスといった国から東欧のポーランドやクロアチアといった国々まで、多くのヨーロッパ系の入植者がそのままペルーに根差し、暮らしてきました。特にスペイン系の入植者の子孫が現在は多いと言われています。

男性、女性とも主にリマなどの都市部にて生活する傾向が高く、また最近ではアメリカ系の移住者も増えてきていると言われています。

ペルー人の中にはどことなく顔立ちが日本人的な人も多く存在します。それもそのはず、ペルーは南米の中でも日本人の移民の受け入れを多く行ってきたという過去があります。南米で最初に移住してきた日本人はまずペルーの土を踏みました。

明治時代、約800名ほどの日本人がペルーへ移民としてやってきました。北は東北から南は広島や山口などの地域、またその後、九州や沖縄などの日本人も移民として海を渡りました。今でこそ特に珍しい事ではありませんが、当時はやはり外国人に対する風当たりなどもあり、日系の移民がペルー人として受け入れられるまで多くの苦労があったと言われています。

しかし現在では、日本人に特徴的とされる、真面目な性格、誠実さなどが認められ、なんと日系のペルー人が過去に大統領を務めた事もあるほどです。

そのような点から、ペルー人は親日家の人も多く、日本人が暮らしやすい国のひとつだと言えます。また、中国人や最近ではフィリピンからの移民も多く、アジアンな顔立ちのペルー人も増えてきているようで、人口の3％はアジア系のペルー人が存在します。

国民性としてはやはり中南米なのでラテン系の人が多いと言われています。しかし少し特徴的なのが、住む地域によって、若干性格が違うと言われている点です。元からペルーという土地に住んでいた先住民は少しシャイな性格だと言われます。開放的でちょっぴり浮気性なラテン系とは違い、慎重で真面目な性格の人が多く、どこか日本人と似ています。

しかし根本的には皆、親切で陽気な人が多く、国籍が同じでも人種や、民族が違う人々が寄り添って暮らすペルーでは、自分とは違う顔立ちや気質の人ともすぐに仲良くなってしまう、そんな暖かい雰囲気が、ペルー人にはあるのかもしれません。

ペルー人は男性、女性、大人も子どもも、皆お祭好きな国民性を持ちます。音楽とダンスを愛し、おいしい食事とお酒を楽しむ、そんな時間がペルー人にとってはとても大切だとされています。お祝い事や地域、家族の行事など事あるごとにパーティが開かれます。

ラテンアメリカのイメージの中にひとなつこい性格というものもあります。特にペルーは距離感が近く、初対面同士でも気軽にハグやキスをしてきます。待ち合わせ等でたまたま隣になった、というシチュエーションでも、まるで今まで友達だったかのように話しかけてきたりします。

日本人にとっては少々戸惑う習慣ではありますが、国民性なので、特に意味はなく、あなたに親しみを感じる、という挨拶なので、逆に拒否したりすると気まずい雰囲気になってしまいます。

また、仮にペルー人と恋愛し、付き合う事になった時、彼が気軽に他の女性ともハグしたりする姿を見て、浮気なのではと疑う人も多いと聞きますが、特にペルー人にとって特別な意味はないのです。

情熱的なペルー人は、とても周りの人を大切にする性格の人が多いです。友人や家族と中が良く、お互いへの思いやりを意識して生活しています。男性、女性とも愛情表現がストレートな人が多いため、少し照れる事もありますが、とても温かな心を持つ人たちだと言えます。

ペルー人は踊りや歌がとても大好きですが、ペルーの歌の多くは恋愛などの熱い思いを託した歌が多く、そこからも愛情深い国民性が見て取れます。

ラテンの男性は情熱的だと言われますが、ペルー人の男性も当然のように熱いパッションを持っています。ストレートな愛情表現はペルーという国の国民性でもありますが、そのほか特徴的な生活や性格パターンがあります。

レディファーストとは英語から入ってきた言葉で、Ladies first、つまり女性を先にしてあげる、つまり男性が女性の為に何かをしてあげる、という意味で使われています。

ペルー人男性は、小さな頃からこのレディファーストの習慣が根付いており、女性へ敬意を持って、大切にしてくれる人がとても多いです。荷物を持ったりドアを開けてくれたりはもちろんの事、誕生日や記念日でもないのに、急に花束を持って現れたりと、楽しいサプライズが大好きなのもペルー人の国民性だと言えます。

恋愛関係になると、まるでお姫様のように扱ってくれるので、特に日本人の女性などは驚くことが多いという事がよく聞かれます。

ペルー人男性の特徴としてもうひとつ挙げられる性格、それは良くも悪くもマイペースであるという点です。良いように表現すると、一緒にいて無理が無い、お互いにゆったりした気持ちで過ごす事が出来る、正に理想の恋愛・結婚相手だと言えます。

しかし一方で、自分の気持ち次第で動く事が多々あり、デートに遅刻してきたり、約束を守らなかったりする事もあります。

しかし、それは決して悪気があってやった事ではなく、約束した時にはもちろん必ず守るつもりでいるのですが、その時の状況や気持ちによってついつい守れなかったりするのです。本人に悪気が無いだけに、ペルー人男性と恋愛する女性は、怒ったら良いのか、困ってしまう事が多いと言います。

ペルー人男性は時々、小さなウソを付く事があります。会話の中で、見てもない映画を見たと言ったり、会ってもいない人を友人だと言ったり等、ちょっとした事です。

なぜうそを付くかと言うと、もちろん人それぞれの性格もありますし、一概には言えませんが、それは彼らなりの気遣いだと言う一説もあります。女性との会話を途切れさせない為、場が盛り上がるようにと、一時のウソで周りの雰囲気を高めたりする為に、小さなウソを付く事があります。

また、恋愛をしている時に恋人を喜ばせたいと、ちょっとしたスパイスみたいな感覚で気軽に使う為、ペルー人男性との恋愛になれていないと少しびっくりしてしまうかもしれません。

情熱的な国民性を持つ為か、時に思わず顔が熱くなってしまうような言葉を使うペルー人男性。

しかし彼らはストレートに気持ちを伝える性格の人が多く、こと恋愛に関しては積極的で、一度心を許してしまえば、あれよと言う間に結婚までという女性も少なくありません。

情熱的なペルー人男性ですが、一方でとてもやきもち焼きな一面があります。浮気なのでは、とすぐ疑い、相手の女性をうんざりさせる事もしばしばあります。しかしそれは強い愛情の裏返しであり、ペルー人男性と付き合う際は、その点をよく理解していないと、とてもやっかいな事になってしまう事が多々あります。

明るく太陽のようにまぶしいペルー人女性、一方でペルー人の国民性である、距離感の近さから、恋愛においては浮気を疑われたり、トラブルメーカーになる事も。

ペルー人女性と結婚すると、多くの家庭はかかあ天下になると言われています。それは、ペルー人女性の世話好きな性格に由来します。明るくて、困っている人を放っておけない性格のペルー人女性。話しかけやすく、またおしゃべりが大好きな人が多いため、恋愛に置いてはオープンで積極的な面もあります。

前向きでポジティブ精神を持つ女性が多いのもペルーの特徴のひとつです。リスクを恐れて動けない、という人にとっては、何て無計画な、と驚くような行動でも、彼女達は難なくチャレンジ出来る、そんな強さがペルー人女性にはあります。

慎重さに欠けるのでは、という意見もありますが、一緒にいるとポジティブな気持ちになってくる為、常に周りに人がいる、そんな明るい女性が多いです。

いつもは明るく快活なペルー人女性ですが、急につれない態度になったりと、恋愛においては少し気まぐれな態度を取る女性も多いです。多くのペルー人女性は決してかけひきのつもりはなく、純粋に自分の気の向くままに動いているので、恋愛関係においては、男性が振り回されてしまうパターンが多い、と言われています。

ペルー人女性は行動的な性格の人が多く、それは恋愛においても発揮されます。自分がいいなと思えば、男性からのアプローチを待つ、なんてまどろっこしい事はせず、自分からぐいぐい攻めて行きます。

慣れていない男性にとっては戸惑う事も多いかもしれませんが、その積極性と、元来の明るい性格にほだされ、ついつい結婚まで、という事も少なくありません。

レディーファーストが当たり前の国で育ったペルー人女性。そのため、自分が優遇されるのは当たり前、と思っている女性も多いです。

その為、日本などのあまりレディーファーストの考え方が根付いていない国で暮らすと、男性の自分への扱いに驚いてしまうと言う話もよく耳にします。ペルー人女性と付き合う際は、お姫様に接するように、気を配り、丁寧に接するととても喜ばれます。

独特の顔立ちの人が多いペルーの人々ですが、イケメンや美人が多いことでも知られています。日本とも移民等で古くから繋がりのある国でもあるペルー人の顔立ちの特徴について、まとめました。

ペルーはイケメンや美人の宝庫だとも言われています。原住民の血と、スペインやイギリス、フランスなどのヨーロッパ系、またイラクなど、中東系のバックグラウンドを持つ人などがいます。

実に多種多様な人種・民族のハーフやクォーターがおり、それぞれの良い面が出ているので、他の国々とも比べ、一種独特な魅力があると言われています。イケメンの事はグアポと現地では呼ばれています。

ペルー人の顔立ちの中で、特徴的だと言われているのが、その彫りの深さです。男性、女性ともくっきりとした顔立ちの人が多く、彫り深さ、というのはイケメンや美女の条件としてもよく上げられる点です。
 

男性も女性も、子どもからお年寄りまで、バッサバサの長いまつ毛を持つ人が多いのもペルーの特徴です。しかも多くの人は黒々として毛質も太く、より目力が強調されるような顔立ちになります。

結婚や恋愛は人生の中でも最も大切なもののひとつです。ペルー人にとっても同様で、特に愛情深く、情熱的なペルー人は独特の恋愛感を持つ人も多いです。

日本人の男性は一般的に、恋愛に関してはストレートさに欠けると言われています。しかしペルー人男性は、国民性なのか、特に恋愛においては超のつくロマンチストが多いです。

ペルー人男性と結婚すると、驚くほど大切にしてくれ、年をとっても手を握ったり人前でも堂々とキスをする夫婦も多いです。しかし一方で気の多いペルー人も多く、浮気などでケンカが絶えないという夫婦も少なからずいます。

意外にも思われるのですが、日本人とペルー人は実は相性がいいとも言われています。移民として、昔から多くの日本人がペルーにわたりましたが、日本人女性の楚々とした性格が、情熱的なペルー人男性を受け止め、明るくてポジティブなペルー人女性が、真面目だが中々上手く感情表現できない、という日本人男性を引っ張る形で結婚という話はよくあります。

しかしながら、情熱的で、少しだけ浮気性な人も多い国民性のペルー人、その特性を上手く理解してあげる事が、長続きの秘訣だと言う人もいます。

浮気性はラテン系の国々でよく言われる国民性です。イケメンや美女が多い分、ペルーでもパートナーや結婚相手への浮気チェックが厳しい人が多いです。疑う事は良くないですが、情熱的で人との距離感が近いペルー人は、恋愛や結婚していても他の相手を勘違いさせてしまう事が多々あります。

罪作りなイケメン、美女が多く、文化の違いや国民性を上手くお互いに分かり合う事が大切だと言えます。

国際結婚は今は全く珍しいものではありません。逆に、彫りの深いイケメンや美女と結婚する事で、ハーフのかわいい子どもが生まれるという事で、積極的に外国人と恋愛・結婚したいという人も増えています。

ペルーはカトリック教徒が多い国な為、実は離婚したら二度と再婚できない、という決まりがあります。その為、どんなに浮気をするイケメンでも、最後はただ一人の女性の為にと、大きな決断で結婚を決めます。

日本にはペルー出身や、両親の片方がペルー人という、いわゆるハーフの人が実は多く暮らしています。その中には持ち前の顔立ちの良さ、イケメンさから芸能人やモデルとして活躍する人もいます。

アレクサンダーはアレクと呼ばれ、モデルを経て現在はバラエティなどでも活躍するタレントです。ペルー出身でその国民性に違わずイケメンで明るいキャラクターが人気の理由です。以前は浮気で週刊誌に騒がれた事もありましたが、現在はイクメンタレントとしても有名になってきました。1982年12月3日生まれの35歳です。

比嘉バービィさんはファッションモデルやタレントとして人気があり、最近ではCMなどでもよく見かけるようになりました。

1985年7月24日、ぺルー産まれの33歳で日本語、スペイン語、英語を操るいわゆるトリリンガルです。旅行を題材にしたTV番組のレポーターとして出演したのをきっかけに人気がじわじわ上がってきています。

ペルーという日本とは正反対の場所にある国、明るくて面倒見が良く、情熱的で少し浮気性なところもあるけれど憎めないペルー人。遠い存在だと思いきや実は日本人と相性が良かったり、不思議な魅力のあるペルー人。

人はどこか親近感があり、でも正反対な人に引かれると言います。様々な人と出会う事は、自分でも気付けなかった新しい自分との出会いになるのかもしれません。