スウェーデン人男性・女性の性格や特徴！国民性も紹介

スウェーデンと言えば、「IKEA」「北欧」「ノーベル賞」などが思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか。綺麗な街並みや、イケメンや美女をイメージする方もいる事でしょう。

スウェーデン人の性格や特徴、国民性を知る前に、まずは素敵な国、スウェーデンとは一体どういう国なのか詳しくご紹介していきます。

スウェーデンの正式名称は、「スウェーデン王国」と言います。国旗は青地に黄色の十字架が施されていて、青は澄んだ空を表し、十字架はキリスト教・自由・独立を表すのだそうです。

場所は北ヨーロッパのスカンディナビア半島に位置し、西はノルウェー、北東はフィンランドと接しています。

南西にはカテガット海峡を挟んでデンマークがあり、東から南にかけてはバルト海が広がります。

スウェーデンの面積は日本の約1.2倍で、国土の半分ほどが森林に覆われていて、自然豊かな美しい国です。

首都のストックホルムは14の島々から成り、13%を水面が占めていて、「水の都」「北欧のヴェニス」と称えられるほど、世界で一番美しい首都と言われています。

スウェーデンの人口は約900万人で、日本の神奈川県とほぼ同じ人口です。首都のストックホルムの人口は約75万人で、スカンディナビア諸国で一番人口が多い街です。

スウェーデンにはフィンランド人、フィン人、サーミ人、スウェーデン系フィンランド人、日系スウェーデン人など様々な民族がいます。

公用語は事実上スウェーデン語ですが、ほとんどの人が英語を話せるそうです。英語を第一言語としない国の中で、世界一の英語力を持っていると言われています。

スウェーデンには素晴らしい場所が沢山あります。

例えば、スウェーデン南部にあるコーネ地方・ルンドのシンボル「ルンド大聖堂」。1145年に建設されたもので、15世紀から動き続けているという天文時計があります。

また、ヨーロッパ最大級の宮殿の一つ「ストックホルム宮殿」は、600室を超える客室があり、内部を一部観光客に開放している珍しい王宮です。

「ストックホルム大聖堂」は、ストックホルム最古の教会です。国王の戴冠式や結婚式はこの教会で行われます。外見は派手ではないのですが、内装は豪華でとても美しいです。

「ノーベル博物館」は、ノーベル賞受賞者の功績の展示などを見ることが出来ます。館内にあるカフェではノーベル賞授賞式の晩餐会で出されるアイスを食べることも出来るそうです。

その他にもたくさんの観光スポットがあり、スウェーデンは旅行者を飽きさせることはありません。

日本人と似たような国民性があると言われるスウェーデン人ですが、どういった国民性を持っているのでしょうか。スウェーデン人の国民性についてご紹介したいと思います。

身近にスウェーデン人がいる方は、付き合う上で重要ですのでぜひご覧ください。

スウェーデン人は、初対面や知らない人などに自ら話しかけないといった国民性が見られます。

一見冷たい人に見られがちですが、スウェーデン人には相手がどんな人物かを見極めて付き合うといった心理があるようです。

その為、初対面のスウェーデン人からフレンドリーに話しかけられるというのは極めて稀です。

また、初対面のスウェーデン人に遠慮なくグイグイ話しかけてしまうと、シャイな国民性を持つ彼らは自分の殻に閉じこもってしまいます。

スウェーデン人と付き合う場合は、相手のペースを考えゆっくりと接することを心がけましょう。

スウェーデン人の国民性として挙げられるのが、几帳面で真面目なところです。

例えば、スウェーデン人はとても時間に正確です。待ち合わせに遅れることはありませんし、逆に遅れてしまうと「この人は不真面目だ」と思われてしまいます。

スウェーデン人が彼氏だったり、付き合うときは時間に注意しましょう。

予約した病院なども、予約時間ピッタリに名前を呼ばれます。遅れると自動的にキャンセルされることもあるそうです。

また、真面目な性格なので、人との会話の中でも割り込んで発言することはご法度とされていて、ちゃんと相手の意見を聞いてから話始めます。

スウェーデン人の国民性として「一人で出来ることは一人でやる」といった個人主義が強くあります。

その為日本のように、「結婚したら女性に家事を全て任せる」といった国民性はありません。

彼氏であっても結婚しても、男性は自分で料理や洗濯をしますし、子育てにも男性が参加するのは当たり前なのです。

また、飲み会の席で後輩が先輩にお酒を注ぐなんて事はありません。自分で出来る事は自分でするのがスウェーデン人なのです。

スウェーデン人が彼氏であったり付き合う時は、自分で出来る事はするように心がけましょう。

スウェーデン人の男性は長身でイケメンで女性に優しい性格というイメージをお持ちではないでしょうか。そんなスウェーデン人男性と恋愛したい、彼氏にしたいと思う女性は多いです。

今回はそんなイケメンのスウェーデン人男性の性格や特徴について、もっと深く掘り下げていきたいと思います。

スウェーデンは男女平等主義の国で、女性の社会進出が進んでいます。ほとんどは結婚をしても夫婦共働きで、会社でも男女の差別はなく平等に扱われます。

家庭でも「女性が家庭を守る」「女性が家事育児をするのが当たり前」という概念はなく、むしろ男性も家事育児をするのが当然という考え方なのです。

また、スウェーデンでは高校を卒業したら一人暮らしを始めることが一般的です。その為スウェーデン人男性は家事に慣れている人がほとんどなので、家事が上手な人が多いのでしょう。

スウェーデン人男性が彼氏であれば、嫌な顔をせず家事を分担してくれます。

スウェーデン人は、ほとんどの人が英語を話せるそうです。また、多くの人が学生時代に留学を経験している事もあり、スウェーデン語と併せて3ヵ国語以上話せる人もいるそうです。

イケメンな上に語学堪能とは、「彼氏にしたい」「恋愛したい」と思う女性が多い事に納得します。

スウェーデン人男性の性格として、穏やかな人が多く、真面目で控えめであることが多いのが特徴です。

会話の中で感情的になって怒鳴ったり、泣いたりなんてことはまずありません。ほとんどの男性が合理的、論理的と言えるでしょう。

真面目な人が多いスウェーデン人男性ですが、平日でも潰れるまで飲む人が多いのもスウェーデン人男性の特徴と言えるでしょう。また、お酒を飲むと陽気になってはしゃぐ人も多いです。

普段真面目な分、お酒の力を借りてストレスを発散させているのかもしれません。スウェーデン人男性と付き合う人や彼氏に持つ人は、飲みすぎに注意してあげましょう。

スウェーデンという国は福祉制度が充実している分、税金がとても高いです。

その高い税金の中で生活をやりくりしなければならないので、計画的に貯金をしたり、倹約をしたりする性格の人が多いのが特徴と言えます。

次は、スウェーデン人女性の性格や特徴についてご紹介します。綺麗な人が多いスウェーデン人女性は一体どんな性格や特徴があるのでしょうか。

スウェーデンには、専業主婦という概念はありません。結婚しても夫婦共働きは当たり前ですし、男性も「女性は働く」という考えを持っています。

その為、スウェーデン人女性は基本的に仕事に就いています。「結婚したら専業主婦になる」と思っている女性は、スウェーデン人男性を彼氏として恋愛をしたり付き合うのには向かないかもしれません。

スウェーデン人女性は健康志向な人が多いのが特徴です。スウェーデンに行くと、ウォーキングをしている人を多く見かけます。

とてもアクティブで、夏はビーチに出かけたり、冬はウィンタースポーツを楽しんだりします。スウェーデン人女性と付き合う時は、こうしたアクティブなデートも多いかもしれません。

食事も栄養に気を使っていて、鉄分やミネラル豊富なものが多いです。スウェーデン人女性に綺麗なプロポーションをしている人が多いのは、こうした健康志向が理由ともいえるでしょう。

スウェーデン人はエコへの関心が非常に高いと言えます。

理由としては、4歳から環境教育をしたり、エネルギーの46%をグリーン電力でまかなっていたり、ゴミのリサイクル率が96%と、とても高いです。

スウェーデンは環境保護の観点において世界一進んでいると言われています。

先程もご紹介したように、スウェーデンは税金がとても高いです。収入の半分は税金になります。それでも文句を言わないのは福祉制度が充実しているからなのです。

現在の暮らしが多少苦しくても、将来安心して暮らすためにちゃんと税金を納めて忍耐強く慎ましい生活を送る、という考えの人が多いのです。

スウェーデンは冬場は特に厳しい気候になります。その為か、人々は「動けるうちにやる」という考えがモットーで、決めたことはすぐに行動に移します。

男女ともに言えますが「限られた時間を有効に使う」といった精神がスウェーデン人にはあるようです。

スウェーデン人には美女やイケメンが多いのは有名です。イギリスの新聞社が行った「世界イケメンが多い街ランキング」で、スウェーデンの首都ストックホルムが堂々の1位に輝きました。

女性も男性に負けないぐらい美人がとても多いです。

そんな美人でイケメンなスウェーデン人の顔や体型の特徴についてまとめましたのでぜひご覧ください。

スウェーデン人の外見の特徴として、目が大きくて鼻が高く、彫りの深い顔立ちの人が多いです。

また、全員とまではいきませんが、綺麗なブロンドの髪に青い目を持つ人が多いのも特徴的です。まさしく美人・イケメンの代名詞ですね。

そんなスウェーデン人と「恋愛をしたい」「彼氏にしたい」と思う方も多いのではないでしょうか。

スウェーデン人がそういう外見になった理由は、スウェーデンは日照時間が短いため、色素が薄くなりブロンドの髪に白い肌になったとも言われています。

また、スウェーデン人の先祖はバイキング（海賊）なので、美人・イケメンを多くさらってきたという噂もあるそうです。

スウェーデン人は、女性でも身長が180㎝を超える事は珍しくありません。男性も女性もスタイル抜群の人が多いのが特徴です。

その理由の一つとして、先程ご紹介した「健康志向」の高さが挙げられます。運動や食事など、日々体に気を使いながら過ごしているので綺麗なスタイルを維持できるのでしょう。

スウェーデン人は、美人・イケメンでスタイル抜群なので、何を着てもかっこいいと思いますが、それ以前にとてもおしゃれな人々です。

着るものとしては機能的な服装が多いですが、それをおしゃれに着こなし、持ち前のプロポーションをより素敵にします。

次はスウェーデン人の恋愛傾向についてお話します。日本人とは違ったスウェーデン人の恋愛の常識があります。

それはどういった恋愛傾向なのか、日本人の恋愛との違いを比較しながら見ていきましょう。

日本人であれば、大体の人が好きな人に告白して、オーケーをもらえば付き合うといった恋愛の流れではないでしょうか。しかし、スウェーデン人には告白をするという恋愛の風潮はありません。

スウェーデン人の恋愛は、気になる異性がいれば何回かデートをして、相手がどういう人間かを見極めます。そしてお互いに相性が良ければ彼氏・彼女だと確認し付き合うのです。

告白よりもデートが重視されます。スウェーデン人とデートする時は楽しさや居心地の良さを考えてデートしましょう。

スウェーデン人は恋人へのスキンシップが多いです。

普段、身近な人へ挨拶代わりにハグをしたりもしますが、恋人同士であればデートをする時も手をつないだり、お家で過ごすときも密着している事が多いです。

日本人は恥ずかしがって、付き合うとしても人前で手をつないだりイチャイチャしたりすることは中々ありません。

スウェーデン人の恋人を求めるのであれば、そういったスキンシップに慣れておく必要があるかもしれません。

スウェーデンでは、長期間の同棲をするカップルが多く、同棲期間が5年、10年も当たり前です。

スウェーデンでは同棲しているカップルは社会的にも法的にも結婚しているのと同じような扱いなので、結婚を焦る必要もありません。その為、事実婚というカップルが多いです。

次はスウェーデン人の結婚事情についてまとめましたのでご覧ください。

先程もお伝えしたように、スウェーデン人女性は働くのが当たり前です。それは結婚してからも同じで、夫婦共働きは当たり前なのです。

男女平等主義ですから、家事育児は男性もしますし、仕事も男性ばかりでなく女性もする、といったような考えなのかもしれません。

スウェーデンは離婚率が高く、シングルマザーが多いのが特徴として挙げられます。女性が経済的に自立している分、離婚がしやすいと言えるでしょう。

また、シングルマザーの支援も充実しており、離婚自体を悪いとする風潮もありません。

こちらでは、日本でも有名なスウェーデン人をご紹介したいと思います。皆さんも知っている人がいるのではないでしょうか。

ABBAは、スウェーデンのポップ・グループで、アグネッタ・フォルツコグ、ビョルン・ウルヴァース、ベニー・アンダーソン、アンニ＝フリッド・リングスタッドによって結成されました。

彼らは1974年～1982年まで世界中の音楽チャートで首位を獲得し、世界的にも有名なグループです。そのABBAの音楽は今でも人々を魅了し続けています。

ビョルン・ボルグは、1956年6月6日生まれで現在62歳です。1974年の全仏オープンにて、18歳という若さで4大大会初優勝をし、前人未到の男子シングルス「4連覇」を達成しました。

同大会では通算優勝回数「6勝」です。また、ウィンブルドン選手権では「5連覇」を達成しています。男子テニスの黄金時代を築いた名選手の一人と言われます。

イングリッド・バーグマンは1915年8月29日生まれ（1982年8月29日没）で、女優として活躍していました。

アカデミー賞を3回、エミー賞を2回、トニー賞の演劇主演女優賞の受賞経験があり、スウェーデンを代表する有名な女優です。

スウェーデン人はシャイで人見知りなところがあったり、個人主義なところもあるので「愛想が悪い」とか「冷たい」と思われがちですが、実際はそうではない事を理解していただけたでしょうか。

美人やイケメンが多いので、彼氏・彼女にしたいと思う方もいる事でしょう。

スウェーデン人を知ることで、日本人の良さや日本人に足りないものを知ることが出来たのではないでしょうか。

国民性や人々の特徴はそれぞれ違いますが、お互いを知り理解することで高め合うことが出来るでしょう。