山口祐一郎は結婚して嫁がいる？家族や彼女に関しても紹介

ミュージカルを中心に活躍してきたミュージカル界のトップスター山口祐一郎。デビューから39年経った今もなお、第一線で活躍しつづけている舞台俳優です。また、テレビドラマ、CMにも出演し多くのファンを喜ばせています。

彼の私生活はほとんど公になる事はありませんでしたが、今まで付き合った彼女、結婚して嫁はいるのか、家族などプライベートな部分にも迫っていきたいと思います。

本名：山口　祐一郎（やまぐち　ゆういちろう）
生年月日：1956年10月5日
現在の年齢（2018年現在）
出身地：鹿児島県
血液型：O型
活動内容　ミュージカル、ドラマに俳優として出演
所属事務所：ロックリバー株式会社

山口祐一郎の俳優としての人生は、1979年に劇団四季に入団したところから始まります。そこから劇団四季で経験を積み、ミュージカル界へのトップスターへ昇りつめます。数々のミュージカルで主演を演じ、その度に持ち前の声の美しさや声量からなる歌声で多くの観客を虜にしてきました。

また、端整な顔立ちと高身長がさらに舞台での彼の魅力を引き立てました。そして活躍の場は、舞台にとどまらずテレビドラマや、CMまでに至ります。ストーリーの中でも印象に残る演技で共演者や、山口祐一郎のファン以外も彼の演技を評価しています。

また、夏の到来を感じさせるCMですっかりお馴染みとなったアース渦巻香のCMでは、お茶の間へ広く知られるようになっていきました。家族で団らんしている時にこのCMが流れていたという記憶がある方もいるのでは？

山口祐一郎は、劇団四季のオーディションを受けた時、合唱のオーディションと間違えてミュージカル『コーラスライン』のオーディションを受けてしまいます。オーディションの時にセンターになりましたが、当時ダンスができなかった為、周りの人が回っている時に一人だけ違う動きをしていたそうです。

もちろん結果は不合格となりました。しかし演出家浅利慶太から声がかかり、研究生となった彼はその後劇団員として入団する事となります。

1979年に劇団四季に入団後、舞台出演で経験を積み入団のきっかけとなった「コーラスライン」への出演が決まります。

役の名は、ボビー(ロバート・チャールズ・ジョセフ・ヘンリー・ミルズ３世）。ボビーは上流家庭育ちましたが、父親はアルコール中毒、母親はギャンブルに夢中という問題を抱えた家族でした。ボビー本人も、父親の期待に応えることができない自分自身を異常だと思い悩んでいるという役を演じました。

「世界三大ミュージカル」をご存知でしょうか。「CATS」「オペラ座の怪人」「レ・ミゼラブル」の３作品の事です。これらの作品全てに出演したただ一人の日本人が実は、山口祐一郎なのです。

彼は、劇団四季に所属中の時に「CATS」に出演しました。1983年にラム・タン・タガー役を。「オペラ座の怪人」では1988年にラウル役を、1990年には主役のファントム役を演じました。

劇団四季退団後、東宝で「レ・ミゼラブル」に1997年主役のジャン・バルジャン役で出演しました。

劇団四季でトップのミュージカル俳優に上り詰めた山口祐一郎は、1996年に劇団四季を退団します。その後は、東宝ミュージカルを中心に活躍の場を広げていきます。

主な作品として、「エリザベート」のトート役(2000年～2012年）、「ダンス・オブ・ヴァンパイア」のクロロク伯爵役(2006年～2016年）など。その他にも多数の作品へ出演しています。

劇団四季入団後から現在に至るまで舞台俳優としてでは無く、ドラマやCMで活躍し続けている山口祐一郎の魅力はどんなところにあるのでしょうか。

ミュージカル俳優としての山口祐一郎の歌い方や歌声の特徴として、まず歌が上手いという事。当たり前だと思うかもしれませんが、これがなくては、観客を喜ばせる事はできません。

そして、大きくてハリのある声が魅力の一つです。ファンの間では、「バズーカ」と例えられるほど声量のあるロングトーンが得意で、その歌声で観客たちをを圧倒しています。

山口祐一郎の魅力は、歌声だけに留まりません。まず、そのその見た目。身長186㎝という高身長ゆえに舞台衣装もビシッと着こなします。そして、立ち姿や体型の綺麗さも舞台で活躍するうえでの魅力となる一つとなっています。

さらに、年齢を感じさせない若々しさにもファンである彼女たちは舞台に足を運ぶたびに胸をときめかせているようです。

舞台やテレビドラマ、CMなど様々な作品に出演してきた山口祐一郎ですが、ここでは主な作品をご紹介していきます。

山口祐一郎はデビューしてから現在まで、そのほとんどが舞台俳優としての活動でした。なんと約300日は舞台に立っていた事もあるのです。そんな彼のライフワークとも呼べる舞台の中から、彼の代表作をご紹介します。

山口祐一郎が劇団四季入団２年目に出演した舞台、「ジーザス・クライスト＝スーパースター」。この作品は、聖書が題材となったイエスキリスト最後の7日間を舞台にした、ロックミュージカルです。

日本では、劇団四季が1973年に初演。オーディションで山口祐一郎に声をかけた、浅利慶太のオリジナル演出により1981年に山口祐一郎は出演します。

役どころは、大工の息子ジーザス・クライスト。ジーザスは、多くの人々から「神の子」「救世主」と呼ばれ、信仰を集めていました。しかし、弟子のユダはそんな彼を裏切る事を決意するというストーリーです。

山口祐一郎の劇団四季時代の中の代表作品としても有名な「オペラ座の怪人」。出演当初の1988年～1989年の役どころは、ヒロインの幼馴染で怪人の恋敵でもある、ラウル・シャニュイ子爵を演じた。

その後、1990年～1995年には、主役のファントム役（怪人）を演じる事となります。ファントムは、天才作曲か家であり、演出家。オペラ座の地下に住んでいます。顔の右半分白い仮面で覆う姿が特徴的で、ヒロインのクリスティーヌに恋をします。しかしラウルの求愛に応える姿へ、嫉妬の炎を燃やし恐ろしい事件を起こしていくという役がらです。

 

2000年に初演を迎えた「エリザベート」。ハンガリー帝国（オーストリア）が舞台となっており、皇后エリザベートの生涯を描いた作品です。

山口祐一郎は、2012年までトート役を演じました。トートは、死を擬人化したとされる存在で、外見は主人公エリザベートが心酔したロック歌手のデヴィッド・ボウイや、詩人のハインリヒ・ハイネがモデルとなっています。

山口祐一郎はインタビューでこの作品について、世界5大ミュージカルがあったとしたらその1本に間違いなく入る作品だとコメントしています。

舞台だけでなく、山口祐一郎はテレビドラマでも存在感のある演技で出演してきました。表情で堪えている感情を表現したり、ミステリアスで策士かな役どころ、雰囲気漂う大人の男性など。様々な演技で新たな魅力を発揮しました。

2008年1月～12月に宮崎あおい主演で放送されたNHK大河ドラマ「篤姫」は、視聴率が取れないとされていた幕末もので、高視聴率を維持したドラマです。

このドラマの中で山口祐一郎は、薩摩藩藩主「島津斉彬」の異母弟「島津久光」を好演しました。篤姫の舞台は鹿児島ということもあり山口祐一郎をはじめ、出演者の中に鹿児島出身の俳優が多く出演しています。

1999年4月～6月に松嶋菜々子と滝沢秀明主演のTBS系列で放送されたテレビドラマ「魔女の条件」。このドラマで山口祐一郎は、「五代優」を演じています。

五大優は、滝沢秀明演じる「光」の母、「鏡子」を誘惑します。鏡子は、病院の理事長で夫に先立たれている為、五代は鏡子の財産を目当てに結婚しようと近づくという役どころでした。

2017年7月～8月に南果歩主演のNHKBSプレミアムドラマとして放送された「定年女子」。このドラマで山口祐一郎は、「藤原丈太郎」を演じています。

藤原丈太郎は大手代理店に勤務し、結婚して嫁である家族がいました。しかし、ある日突然嫁が亡くなり仕事までも失ってしまいます。南果歩演じる「深山麻子」とは口喧嘩に度々なるものの妙に気が合う事もあり、お互いを支え合う関係にいつしかなっていくという役どころでした。

山口祐一郎出演のCMといえばこれでしょう。このCMが流れ始めると夏の時期になってきたと感じる程、定番となっていたCMです。
 

2011年からの数年間夏の時期に放送されたCM「アース渦巻香」に山口祐一郎は出演しました。舞台俳優としての姿を知らないという人でも、アース渦巻香やアースノーマットのCMで見た事があるという方も多いのではないでしょうか。

夏になると毎年流れるこのCMで、懐かしい家族のワンシーンや浴衣姿で出演しています。

このCMは様々なパターンが放送されました。その中で、山口祐一郎の歌声を披露しているCMもあります。

現在60歳を超えてもなお、俳優として活躍中の山口祐一郎ですがそんな彼には、家族、嫁はいるのか気になるところですね。舞台でも際立つほどの、高身長とイケメンの山口祐一郎のプライベートな部分を追っていきたいと思います。

イケメンとして女性ファンの多い山口祐一郎に嫁はいないのでしょうか？その答えは「いません」。今だ独身という事です。しかし、今までに結婚の噂が無かったわけではありません。

2003年に出演した「徹子の部屋」で当時47歳だった山口祐一郎に対して、結婚について質問がでましたがはっきりと答えなかったようです。
 

しかし、過去には結婚の噂が出た事もあります。劇団四季時代に同僚だった保坂千寿と内縁関係にあったようです。しかし、その後二人は破局し家族になる事は叶いませんでした。。

山口祐一郎が劇団四季を退団した理由として、彼女との破局が原因ではないのかと囁かれました。退団後、休養をしばらく取り東宝の舞台で活動を再開しました。

正式な嫁にはなれなかった保坂千寿ですが、その後も舞台で女優活動を続け山口祐一郎の個人事務所に所属し同じ事務所で働く「家族」となりました。

現在も独身である山口祐一郎ですが、彼女はいないのでしょうか？とても気になるところですが、熱愛報道や噂などは見当たりませんでした。

舞台俳優として第一線で活躍し続け、年間約300日舞台に立っているというという事もあり、ファンの間では過密スケジュールが原因で恋愛ができないのではと囁かれています。

理想の彼女や嫁がどんなタイプか気になるところですが、やはり結婚をして嫁をもらい家族としての落ち着いた生活を望んでいるのでしょうか。しかし、ファンの人にとっては独身を貫く姿も魅力なのかもしれません。

雑誌のインタビューで当時28歳だった山口祐一郎は、若い頃の恋愛について語った事があります。

20歳の頃、同じ舞台への道を目指す女性と付き合っていたそうです。舞台で観客から罵声を浴びせられる事があっても、彼女の存在が支えとなり嫌な事も忘れられてそうです。

しかし、彼女は現実をみるようになり次第にすれ違い、別れる事になり結婚には至らなかったそうです。インタビューで、山口祐一郎は「女性は男性よりずっと現実的」「僕はわがままな人間ですから」と語っています。

山口祐一郎はファンならずとも、女性がときめくイケメンとして知られていますが、一時彼の鼻が整形なのではないか？と話題になった事もあります。鼻が高くて、鼻筋が通っている日本人離れした鼻が注目されました。

では、整形している鼻にはどのような特徴があるのでしょう。数多くの芸能人の整形疑惑にコメントしている、整形外科医院高須クリニック医院長は、「鼻筋に凹凸が無く、不自然に鼻筋が高い」とコメントしています。

それを踏まえたうえで山口祐一郎の鼻を改めて見てみましょう。確かに、鼻筋に凹凸は見当たりません。日本人では珍しい程に高い鼻筋をしていますね。

山口祐一郎の顔が平均的な日本人の顔よりも、目鼻立ちがくっきりとしている為疑惑が出たのでしょう。真実は定かではありませんが、舞台メイクが映えるようなこの端整な顔立ちに注目が集まるのも理解できます。

 

山口祐一郎の個人事務所のファンクラブ「ろっくりばー」のファンクラブイベントでは、なんとファンが山口祐一郎本人の前でパフォーマンスをする「パフォーマンス同好会」という企画を開催しているそうです。

そして、イベントの仕切りもまさかの山口祐一郎本人。イベントはとても和やかな雰囲気で進められるようで、ファンの方への気遣いも忘れず来てくれた方全員が楽しめるような会だそうです。

しかし、ファンがパフォーマンスをするファンクラブイベントとは他に聞いた事がありませんね。

毎月送られてくるファンクラブの会報「MEBIUSU」で山口祐一郎の書いているエッセイがファンの間で毎回物議をかもしだしているそうです。彼の文章の謎解きにかかるファンもいるようですが、何度読んでも理解できないという方も多いようです。

なんとも文学チックな文章のようで、時間も過去現在未来と時空を超えて話しが進んでいくようです。

この祐一郎ワールドが逆に愛らしく感じているファンもいるそうです。彼の頭の中は一体どうなっているのか、ファンならずとも気になってしまいます。

舞台出演を終えて、劇場から出ると沢山のファンが毎回「出待ち」をしています。山口祐一郎は、そんな彼女たちファンとなんと「ハイタッチ」をして喜ばせているそうです。ファンも本人と間近で触れ合えるこの瞬間の為に、寒い日でも辛抱強く待っているそようです。

劇団四季の研究生から始まった俳優「山口祐一郎」。ミュージカル界でトップスターとなった彼は、テレビドラマ、CMへとさらに活躍の場を広げていきました。今でも、トップスターとして年間のほとんどを舞台で過ごしています。

また、彼の魅力は歌声や見た目だけでは無く、掴みどころのないミステリアスな部分でもあることが分かりました。還暦を過ぎた今でも、彼女や結婚をして家族、嫁を持つなどの噂がほとんど無かったという点にも驚きです。

今でも一年のほとんどを舞台の上で過ごしている山口祐一郎ですが、今後も彼の活動やその思考にも注目が集まることでしょう。