亭主関白とは？亭主関白になりそうな彼氏の心理や特徴11選

今回は亭主関白とはどういう人のことなのかを紹介していきます。亭主関白というのは男性に対して使われる言葉です。亭主関白というのは、離婚の原因となってしまうこともあるようです。

どうして亭主関白というのは、男性だけに使われる言葉なのか、どうして離婚の原因となってしまうのか、まずは亭主関白の言葉の意味についてみていきましょう。

まずは亭主関白の意味について確認をしておきましょう。亭主関白とは、家庭での亭主の態度をあらわしている言葉です。

亭主が家庭内で、まるで関白であるように威張っているというのが、亭主関白の意味になります。威張りすぎているというのが、離婚の原因となってしまうのです。

亭主関白の亭主とは、その家庭の主人で、多くの場合は夫や旦那を意味しています。だからこそ亭主関白というのは、男性に対して使われる言葉なのです。

亭主という言葉自体には、夫や旦那という意味以外にも、茶の湯の席で茶事を主催する主人を意味する場合もありますが、亭主関白にかぎっては、夫や旦那という意味がぴったりくるでしょう。

それでは亭主関白の関白とはどういう意味の言葉なのでしょうか。夫や旦那が関白のように威張るという意味があるということは、関白が偉い人であるというのはなんとなく理解できるでしょう。

日本で有名な関白といえば、藤原氏や豊臣秀吉をあげる人が多いと思います。関白というのは、昔の日本にあった役職になります。

将軍が偉い江戸時代の前は、天皇が1番偉い身分でした。この天皇を助ける役職が関白という役職だったのです。日本のナンバー2ということになります。

亭主関白とは、家庭内で夫や旦那が関白のように振舞うことでしたが、そんな亭主関白の対義語となるのはどんな言葉なのでしょうか。

亭主関白の対義語とされているのが、かかあ天下（嬶天下）です。かかあ天下は家庭内で妻が1番権限があるというような意味になります。

しかしもともとのかかあ天下の意味は、とても働き者の妻や母親という意味の言葉でした。昔の日本の主な産業は農業で、女性が活躍をする産業でもありました。

そのため「うちのかかあは働き者で、天下一の嫁だ」というような言葉が「かかあ天下」の由来だと言われています。

いつのまにか、家庭内で強い女性のことをかかあ天下と呼ばれるようになったため、亭主関白の対義語として使われるようになったのだそうです。

亭主関白は男性に使われる表現ですが、亭主関白になりそうなのはどんな彼氏なのでしょうか。ここからはどんな彼氏が亭主関白になってしまうのか、亭主関白になりそうな彼氏の心理についてみていくことにしましょう。

亭主関白になりそうな彼氏の心理とは、女性に対する理想が高いという心理があります。女性とはこうあるべきだという心理が働くことから、亭主関白になってしまうという心理もあります。

亭主関白になりそうな彼氏とは、どちらかというと女性のことを古風にとらえてしまっています。女性は守るべき対象だという心理が強いことから、強い言葉をつかったり、古風ではない女性に対して嫌悪感を感じる場合もあるようです。

亭主関白になりそうな彼氏の心理には、女性を見下している心理が働いている場合もあります。亭主関白になりそうな彼氏の中には、女性を守るべきものというふうにみているのではなく、男性よりも劣っているのが女性だという心理の彼氏もいるのです。

女性を見下しているため、女性は何もできないと思っているところがあります。そんな女性に自分が負けてしまうようなことは許されないという心理もあるようです。

亭主関白になりそうな彼氏の心理とは、プライドがとても高いという心理の特徴がある場合もあります。

女性を見下している彼氏などの場合は、山よりもプライドが高い心理の可能性があります。女性を見下しているのは当然ですが、周りの人も見下していることがあるかもしれません。

高収入を得ているような彼氏の場合、自分よりも収入が低い人や、自分よりも立場が低い人に対して横柄な態度や見下す心理をとるという場合もあるようです。

亭主関白になりそうな彼氏には、女性に対する心理に特徴があるようです。それでは亭主関白になりそうな彼氏とは、行動にはどんな特徴があるのでしょうか。亭主関白になりそうな彼氏の行動の特徴をみていきましょう。

亭主関白になりそうな彼氏の行動の特徴には、家では自分からは何も行動をしないという特徴があります。職場ではキビキビ行動をする彼氏でも、家では基本的に行動しないという特徴があります。

ソファに座ったら動かないのです。近くにあるものでも、基本的に誰かに取ってもらうスタイルになります。ご飯も目の前に運んできてもらうのが当たり前だと思っている特徴があります。

職場と家とでは行動に違いがありすぎるというのも、亭主関白になりそうな彼氏の行動の特徴と言えるでしょう。

亭主関白になりそうな彼氏というのは、彼女にともかくダメ出しが多いという特徴もあります。職場や家族にはそれほど否定的なことを言うことがない彼氏でも、彼女に対してのダメ出しが多いという行動の特徴がある場合には注意が必要です。

亭主関白になりそうな彼氏は、彼女をできるだけ自分の考え通りに行動させたいという心理が働いています。女性とはこうあるものだという理想もあって、彼女にはついついダメ出しをしてしまうという行動の特徴があるのです。

亭主関白になりそうな彼氏の特徴には、女性にはデート代などのお金を出させることがないという特徴もあります。女性にとっては嬉しい特徴かもしれません。

亭主関白になりそうな彼氏というのは、女性を見下していることが多く、女性に何かをおごってもらうということが嫌だと感じることが多いのです。

多少の金額でもおごってもらうことで、自分の権威が下がってしまうことを恐れているという行動の特徴があります。

亭主関白になりそうな彼氏は、実家暮らしが多く、家事が苦手であったり全く家事ができないという行動の特徴もあります。どこかで家事は女性がするものだと思っているのが、亭主関白になりそうな彼氏なのです。

家事は女性がやるというのは古い考え方だとは理解していても、「でもそれが当然でしょ」と言ってしまうのが、亭主関白になりそうな彼氏の行動の特徴にもなります。

亭主関白になりそうな彼氏の行動の特徴を紹介させていただきました。亭主関白になりそうな心理から行動にあらわれている特徴が多いことがわかります。それでは亭主関白になりそうな彼氏の態度の特徴はどうでしょうか。

亭主関白になりそうな彼氏の態度の特徴には、彼女の意見を聞き入れることがないという特徴があります。

基本的に何かを決めるというときには、彼女に意見を求めることなく、勝手に決めてしまうというのが、亭主関白になりそうな彼氏の態度の特徴になります。

なんでも勝手に決めてしまうので、恋愛関係になったときには振り回されることも多いという特徴もあるのです。

亭主関白になりそうな彼氏の特徴には、思い通りにならないと不機嫌になってしまうという特徴もあります。

亭主関白になりそうな彼氏というのは、プライドが高かったり、思い込みが激しいという一面も持っています。そのため思い通りにならないことがあると、子供の様に拗ねたり怒ったりするような性格でもあるようです。

亭主関白になりそうな彼氏は、基本的に女性を見下しているので、彼女に対しても感謝の言葉がないという特徴があるようです。

彼女が自分のために何かをするのは当たり前だと感じてしまう性格なのです。当たり前だと思っているので、ありがとうやごめんねというような言葉もほとんど使うことがないという特徴もあるようです。

恋愛関係になればイチャイチャとするようなこともありますが、亭主関白になりそうな彼氏というのは、イチャイチャするのは好きではありません。

特に周りに人がいるところで、ハグをしたり、場合によっては手を繋ぐということも好まないという性格をしています。

プライドが高い亭主関白になりそうな彼氏は、人前で彼女のことを大切にしているというところをみられたくないと考えてしまうのです。

亭主関白になりそうな彼氏の行動や態度の特徴をみてきましたが、これらの特徴は、会話やLINEでの特徴にもあらわれてくるようです。亭主関白になりそうな彼氏には、会話やLINEにどんな特徴が出るのでしょうか。

亭主関白になりそうな彼氏の会話やLINEの特徴には、駆け引きをされるのが苦手だという特徴があります。

恋愛ではときどき、相手の気持ちを引こうとして駆け引きをするということがありますが、亭主関白になりそうな彼氏というのは、駆け引きをするという行為を女性からされるのは嫌がります。

プライドが高い亭主関白になりそうな彼氏は、自分が手のひらの上で転がされている状態をよい状態だと思うことができないという特徴があります。

亭主関白になりそうな彼氏は、恋愛の駆け引きと同じように、質問を女性から多くされるのは嫌だと感じる特徴があるようです。

亭主関白になりそうな彼氏とは、あまり自分のことをさらけ出したがりません。どこかで秘密を持っておきたいというプライドの高さがあるのです。

そのため女性からたくさん質問されると、不機嫌になったり返事が来なくなってしまうということもあるようです。

亭主関白になりそうな彼氏の会話やLINEでの特徴には、相手には早めの返信を要求してくるという特徴もあります。

自分はそれほどすぐに返信をする性格ではないくせに、彼女には30分以内に返信をするのが当然だと言ってしまうような性格なのも、亭主関白になりそうな彼氏の特徴になります。

亭主関白になりそうな彼氏と恋愛をするというのは、時に大変に感じることがあります。では亭主関白になりそうな彼氏なのかどうか、見極める方法はあるのでしょうか。

恋愛関係になる前にもわかる、亭主関白になりそうな彼氏の見極め方を紹介させていただきます。

亭主関白になりそうかどうか彼氏を見極める方法には、彼氏の父親が亭主関白であったかどうかをチェックすることで確認することができます。

離婚をしていても離婚をしていなくても、彼氏の父親が亭主関白であったとしたら、彼氏も亭主関白である可能性は高いでしょう。

彼氏の中では、夫や旦那は亭主関白のように振舞うのが当たり前だと感じているのであれば、彼氏も同じような亭主関白になるでしょう。

亭主関白になってしまうかどうかを見極める方法には、彼氏が上手に謝ることができるかどうかでも確認することができます。

人間なのでささいなことで怒ってしまうことがありますが、怒った後には冷静になって謝りに行くことがでるというのが、理想的な男性になります。彼女に対してだけでなく、どんな人にも自分から謝ることができる器がある人が素敵な男性です。

自分から謝りに行くことができずに、そのまま亀裂をいれてしまうというのが、亭主関白になってしまう彼氏になります。

亭主関白になってしまうかを見極める方法には、レストランなどでの店員さんへの態度で性格をチェックすることもできます。

彼女や職場では優しい態度の人であっても、レストランなどの店員さんなどには厳しい態度をとるような人には、亭主関白になってしまう素質があります。

自分よりも目下のものだというセンサーが働くと、途端に態度が変わってしまうというのは、亭主関白な人の特徴でもあります。

ちょっと面倒くさい男性の亭主関白な人ですが、そんな亭主関白な男性と、恋愛で相性がいいのはどんな女性になるのでしょうか。亭主関白な男性に相性のよい女性の特徴をまとめていきます。

亭主関白な男性と恋愛をするなら、母親のような性格の女性が相性のよい女性になります。亭主関白な男性は、家庭的で古風な女性を好みます。

尽くしてくれる性格の女性のほうが、亭主関白な男性とは相性がいいのです。母親のように尽くしてくれる性格の女性であれば、亭主関白な男性のわがままのような行動や態度も許すことができる性格をしているでしょう。

亭主関白な男性と恋愛をするのであれば、優柔不断な性格の女性のほうが、相性がいいと言えるでしょう。

亭主関白な男性は、勝手にどんどんと何でも決めていってしまいます。優柔不断な性格の女性であれば、かえって決めてもらった方がありがたいという気持ちになるかもしれません。

恋愛では同じ性格の人よりも、性格を補えるような相手の方が相性がいい場合もあります。亭主関白な男性と優柔不断な性格の女性は恋愛での相性はよさそうです。

亭主関白な男性と恋愛で相性がいいのは、恋愛が苦手だと思っている女性になります。恋愛が苦手だと思っている女性というのは、どこか自分に自信がないと思っている女性でもあります。

自信がある女性がダメ出しをしてくる亭主関白な男性と恋愛すると、口喧嘩が絶えませんが、自信がない女性であれば、自分へのアドバイスをしてくれると感じることができるかもしれません。

ポジティブに受け止められるようになることで、もしかしたら女性にとってもプラスになっていく相性のいい相手となりそうです。

亭主関白な男性というのは、家庭内での夫や旦那のことになりますが、夫や旦那になる前に、亭主関白になると確信した彼氏とは、どうやって上手に付き合っていくといいのでしょうか。将来亭主関白な旦那にならないようにするためにチェックしておきましょう。

亭主関白な彼氏が亭主関白な旦那にならないようにするために、彼氏のうちに全て思い通りにならないということを理解してもらう必要があるでしょう。

例えばLINEの返信を30分と決められてしまったら、それに従うということよりも、それが難しいということを理解してもらえるように努力をする必要があります。

全て亭主関白な男性に合わせるというのは、亭主関白な旦那を作ってしまうことにもなります。

亭主関白な彼氏が亭主関白な旦那にならないようにするためにも、何かを言われて傷ついてしまったときには、傷ついてしまったことを伝えていくようにしましょう。

亭主関白な彼氏は、どちらかというと彼女のためを思ってアドバイスをしていると思っていることが多いようです。

よいことを言っていると思って勘違いをしていることがあるので、そんなことを言われたら傷つくということを、はっきりと彼氏に伝えることも恋愛では大切です。

亭主関白な彼氏が亭主関白な旦那にならないようにするためには、しっかりとコミュニケーションをとるということも大切です。

結婚をして旦那になった後は、離婚にならないように流した方がいい場面も出てきますが、恋愛関係であるうちは、離婚ということもないので、逃げずにしっかりと向き合うということも大切です。

イチャイチャするのが嫌いな彼氏であっても、2人きりのときにはしっかりとコミュニケーションをとるようにしましょう。

亭主関白な男性と結婚してしまったら、離婚にならないためにはどうやって上手に旦那を扱っていけばいいのでしょうか。亭主関白な旦那の上手な扱い方を紹介させていただきます。

離婚にならないためにも亭主関白な旦那を上手に扱いたいというときには、妻として家をしっかりと守るようにすることが大切になりそうです。

亭主関白な旦那は、多くの場合妻には専業主婦になってほしいと思うものです。専業主婦として、家のことをしっかりとしておくことで、亭主関白である旦那は安心することができるようです。

ときどき旦那の言葉にイラっとすることもあるかもしれません。そんな時にはヘソクリを貯めておくなどして、旦那の目を盗んで遊びにいくというストレス発散をするのもいいかもしれません。

亭主関白な男性と離婚をしないように上手な関係を築いていきたいというときには、亭主関白な旦那をともかく褒めるという扱い方もおすすめです。

褒めて伸ばすというやり方です。プライドが高い男性が多いと言われる亭主関白な男性は「スゴイ」「さすが」と褒められるのが大好きです。

ちょっとしたことでも「さすが」とか「やっぱりすごいね」と言ってあげるだけで離婚の危機は免れることができそうです。

どうしても亭主関白な旦那との生活がツライというときには離婚を考えるという方法もありますが、亭主関白のことは気にしないというのも上手な扱い方になります。

亭主関白の旦那に言われた言葉は、右から左に流してイチイチ気にしないようにすることで、離婚を考えることが少なくなるかもしれません。

亭主関白とよく似た旦那だと言われるのがモラハラ男です。モラハラ男というのも、どちらかというと女性を見下している男性のことです。

モラハラ男の口癖としては「だからお前はダメなんだ」とか「お前は俺がいないと何もできない」という言葉があります。

亭主関白な男性も言うことがあるかもしれませんが、亭主関白な男性とモラハラ男の大きな違いは、家族のことを大切に思っているのか思っていないのかという点になります。

モラハラ男は自分第一で、家族のことは基本的には考えていない男性です。だから家事や子供の世話をする時間があるなら、自分のことを面倒見ろというのがモラハラ男です。

亭主関白の旦那も子供よりは自分を立てろという男性ですが、その代わり生活費などの心配をする必要はないというタイプです。役割分担をはっきりさせているのが亭主関白と言えるでしょう。

違いはあるものの、亭主関白の旦那とモラハラ男は紙一重の関係です。あなたがモラハラだと感じるのであれば、離婚を考えなくてはいけないことも出てくるかもしれません。

今回は亭主関白とはどういう意味なのか、亭主関白になりそうな彼氏の心理や特徴について紹介させていただきました。

亭主関白な男性が必ず悪い男性というわけではありませんが、やや面倒くさい男性であることは確かです。亭主関白であることが原因で離婚するというケースもないわけではありません。

できれば離婚はしたくない、そんなときには亭主関白を改めるか、亭主関白な男性を上手に扱えるようにしていきましょう。