男の女声の出し方!両声類になるトレーニングや練習方法とは?

女性の声はどういう出し方をしているのか、男性にとっては不思議なものかもしれません。カラオケで好きな女性アーティストの曲を歌おうとしたとき、もう少しの女声が出なくて悔しい思いをした人もいるかもしれません。今回は、男性ができる女声の出し方を紹介します。

男の女声の出し方!両声類になるトレーニングや練習方法とは?のイメージ

目次

  1. 1「両声類の声」とは?
  2. 2女性の声の種類
  3. 3男の女声の出し方7つ
  4. 4両声類になるためのトレーニング方法や練習方法
  5. 5カラオケで披露してみよう
  6. 6男性が女声で歌うコツは?
  7. 7両声類になるための注意点!
  8. 8女声の道は一日にしてならず

「両声類の声」とは?

突然ですが、「両声類の声」というのをご存知でしょうか?女声ではなく両声類の声?と不思議に思った人もいるかもしれません。両声類の声というのは、男性が出す女性の声、男性の女声を意味するようです。

それでは、もう少し詳しく両声類の声についてまとめていきましょう。

両声類の意味

両声類の声というのは、両声類の人が出す声という意味です。両声類とはカエルとかの意味だろうかと思う人もいるでしょう。カエルは両生類になります。

カエルなどの両生類は、陸でも水の中でも生活できるという生き物です。両声類というのは、男性の声も女性の声も出せる人という意味の造語なのです。

両声類の語源は、ニコニコ動画だと言われています。男性が女性の声でカラオケしているところを投稿している、というような動画で観る事ができるようです。

男性は誰でも女声を出せるようになる?

男性と女性では、男性のほうが低い声で、女性のほうが高い声であるというイメージがあります。喉の構造自体はほとんど変わりません。男性には喉ぼとけがあるという印象がありますが、実は女性にも喉ぼとけはあります。

繰り返しになりますが、喉の構造自体は、男性も女性も大きな差がありません。違いがあるのは、声帯が長いか低いかです。男性のほうが声帯は長く、女性は短いと言われています。短いものを長くするのは大変ですが、長いものなら短くもできそうな気がします。

結論から言えば、トレーニング次第で、男性でも女声を出すことは可能なのです。

女性の声の種類

あなたは女性の声というとどんな声を思い浮かべるでしょうか。話している声や歌う声のほかにも、好きな人と話す時の声や、好きなアーティストに向ける声など、色々な声の種類があります。

ここでは、どんな種類の女声があるのかを簡単に紹介させていただきます。

アニメ声やロリ声

アニメ声やロリ声と言われる女声があります。アニメの女の子の声というのは、どこか特徴的なものです。高く透き通るような声と言われることがありますが、鼻にかかるような声と言われることもあります。

甲高い声というよりは、甘えるような独特の声だということができるでしょう。アニメ声はマイクを通した時に、聞き取りやすいようなハキハキとした話し方であるというのも特徴です。

男性も女性もコツを掴みさえすれば真似がしやすい女声です。男性が女声をトレーニングしたいというときには、真似がしやすい声と言うこともできるでしょう。

ナチュラルな女声

作った女声ではなく、普通の女性の声のことをナチュラルな女声と言われます。短い声帯から出される声は、男性の幼い頃の声ともよく似ているものになります。

作っている声では無い分、コツを掴んだり真似をするというのが、多少困難になってくるでしょう。ナチュラルな女声を目指したいというときには、声帯の使い方のトレーニングが必要になることがあるようです。

全く同じナチュラルな女声を出すことはできないかもしれませんが、もともとは男性も出せた声なので、近づけることは不可能ではありません。

カエル声

両声類だからカエル声という意味ではなく、カエルが泣く時のように、声を締めた声のことをカエル声というそうです。

カエル声というと、どういう声を思い浮かべるでしょうか。ゲロゲロという鳴き声を思い浮かべるという人も多いでしょう。カエルの鳴き声と女性の声が繋がらないと思う人も多いと思います。

カエル声というのは女声の中でも、ハスキーボイスと言われる種類になると思われます。男性に近い声色ともいえるので、両声類になりたいと思っている男性や、女声のコツを掴みたいと思っているときには真似がしやすい女声になりそうです。

男の女声の出し方7つ

カラオケで歌うときや、なんとなく気分を変えたいときなど、男性が女声を出すためにはどんなことをしていけばいいのでしょうか。男性が女声を出したり真似をするコツなどを紹介していきます。

女声の出し方①自分の地声を知る

男性が女声を出すためには、まずは自分の地声がどんな声なのかを知るということが大切です。カラオケで歌う時、「自分ってこんな声だった?」と思うようなことはないでしょうか。

自分の声というのは、自分に聞こえている声と、相手に聞こえている声では変わっています。自分には結構、女声に近い声が出ていると思っていても、実際には全然違う声だったりします。

これは自分に聞こえている声が骨伝導で伝わっている音であるのに対して、人に聞こえている声が空気で伝わっている音だからという違いがあるからです。女声を出すためには、空気で伝わっている音がどんな音になっているのかを知る必要があります。

女声の出し方②音域を広げるトレーニング

自分の声を知るということも大切ですが、女声を出すためには、自分の声域や音域を広げるということは大切です。男性の場合、女性よりも低い音域は広く出すことが出来ても、高い音域は出すのが苦手という人が多いでしょう。

自分がどんな音域を出すのが苦手なのかを把握して、苦手な音域の部分も出せるようにトレーニングをすることが大切になります。

高い音域を出すトレーニングというのは、ただ甲高い声を出せばいいというものではありません。歌うときにずっと甲高い音を出していたら喉がつぶれてしまいます。聞いている人にも不快な気持ちにさせてしまいます。

女声の出し方③自分の裏声を知る

女声の出し方の方法の1つに、裏声を使うという方法があります。声が裏返るという言葉がありますが、裏返った声というのは、男性でも高い声になることが多いのです。

この裏声を安定して出せることで、自然でナチュラルな女声に近い声を続けて出すことが出来るようになります。自分の裏声がどんな声であるのか、どれくらい長く裏声をだせるのか、骨伝導ではなく、他の人にどう聞こえているのかを確認してみましょう。

なかなかかわいい裏声だと思ったら、裏声を上手に使えるようにトレーニングしたり練習をするという方法がおすすめです。

女声の出し方④喉を鍛える

男性が女声を出そうと思ったら、いつもとは違う喉の使い方をするようになります。短時間、歌うだけの間なら、それほど問題ありませんが、カラオケで2時間歌うときに、ずっと女声を続けたいと考えているなら、喉のトレーニングや練習も必要です。

いつもとは違う喉の使い方をするときには、あまり無理をしすぎると、普通の声も出なくなってしまうというようなトラブルが起こる場合もあります。

短時間、女声を楽しみたいというのではなく、長い期間女声にしたいという場合には、しっかりとトレーニングをする必要がある場合もあります。ボイストレーニングや、専門の学校へ行ってみるという方法もおすすめです。

女声の出し方⑥動画撮影して確認する

先ほどからも書いているように、自分に聞こえている声と、周りの人が聞いている声では違いがあります。女声を出したいと思ったときには、練習しているところなどを動画で撮影したり、音声を録音して聞いてみるようにすることも大切です。

練習しているときには、女声が出ていると思っていても、実際に周りの人が聞いている声は、やっぱり男性の声だということもあります。

もっと高めにしたほうがいいとか、歌うときと話すときでは声が不自然に変わるというようなことも、録画や録音をしておくことで気が付くことが出来そうです。

女声の出し方⑥鼻歌で練習

ハミングとも言われますが、まずは鼻歌から始めてみるというのも、女声を出したいときにはおすすめの方法です。

女声の種類の中にアニメ声やロリ声というのがありますが、この種類の女声は鼻にかかったような声になります。鼻にかけるというのは、女声を出す時のコツにもなってきます。甘い声を出したいというときにも、鼻に声をかけるように意識するといいのです。

まずは鼻歌で高い音を意識しながら出せるように練習をして、音域や声域を広げるトレーニングをしていきましょう。

女声の出し方⑦女性らしい口調を心がける

女声を出すポイントではありませんが、せっかく女声を出すのであれば、口調から女性らしいものを選んでいけるようにするのもおすすめです。

かわいい声で、男性のような話し方をするよりは、女性らしい話し方をしたほうが、さらに女性らしい声に聞こえるということもあります。女性らしい話し方をすることで、さらに完璧な女声を目指すことができるかもしれません。

カラオケを女声で歌うときにも、女性らしさを意識して歌うようにするのもいいでしょう。

両声類になるためのトレーニング方法や練習方法

男性が女声を出す方法を紹介させていただきましたが、具体的にはどんなトレーニング方法や練習方法があるのでしょうか。トレーニングや練習のコツを教えてくれる動画と一緒にみていきましょう。

誰でもできる両声類講座

動画を観ていくと、びっくりする動画です。かわいい女の子の声で始まる動画ですが、配信している人は男性です。両声類を使える男性が教えてくれる、両声類講座になっているのです。

実際に両声類の男性が教えてくれるので、説得力があり、納得できるポイントが多いものになっています。

動画で教えてくれるコツは、裏声を上手に使いこなすということです。どうやって裏声を出すのか、どうやって裏声を使う練習をしていくのかという動画になっています。

詳しい女声の出し方講座

男性が教える、女声の出し方のコツを教えてくれる動画になっています。裏声での練習方法やトレーニング方法ではなく、ポイントになっているのは「喉ぼとけのへっこませ方」のようです。

あくまでコツなので、あまり頑張りすぎないようにトレーニングをするというのがポイントになるようです。少し時間がかかるトレーニングになるかもしれませんが、長い時間女声を使いたいという人にはおすすめです。

女声の出し方から、どうしたら女性のような話し方ができるようになるのかまでを説明してくれている動画になっています。

カラオケで使える一週間のボイストレーニングメニュー

カラオケで女声を使いたいという人には、ぜひチェックしておいてほしいのが、ボイストレーニングの練習の仕方です。長い時間女声を使いたいという人も、喉をトレーニングしておくということは大切です。

毎日、短時間でできる練習方法を説明してくれています。週末カラオケに行くという人は、毎日コツコツとトレーニングや練習をしてみるのもいいでしょう。

本格的にカラオケのトレーニングをしたいという人にも、おすすめのボイストレーニングの動画になります。

より女性的な女声の出し方

この動画も男性が配信している、女声の出し方の紹介になっています。少しセクシーな女声を出したいというときに、おすすめの動画になっています。

声帯の基礎知識から、女声の出し方、女声での話し方などを、動画で丁寧に解説してくれています。喉ぼとけのひっこめかたなども、動画を使って説明してくれています。

長い時間女声を出す方法を知りたいという人や、動画配信者様のように声にコンプレックスがあるという人は、1度動画をチェックしてみてください。

変声の基礎

女声だけではなく、男声の出し方を説明している動画です。ここでは「声変え」というように説明しています。高音から低音までの声を出すことができることになることで、女声が出しやすくなるという練習方法になっています。

動画としては、専門用語が少したくさん出てくるものになります。ある程度、女声のことや両声類の知識を持ってから動画を確認すると、さらにコツを掴みやすくなる動画です。

実体験

アニメ声に近い女声を出すことができる、投稿者様の動画になります。独学で両声類になった男性の動画になります。

どんな方法で女声になる練習をしてきたのか、どんなトレーニング方法があって、どれを実践してきたのかなどを紹介してくれています。実体験からの説明なので、わかりやすいというのがポイントです。

ただし個人の感想も含まれる動画であるため、全ての人に必ず使えるという動画ではないことだけは注意が必要になるようです。

カラオケで披露してみよう

女声の出し方の方法や、トレーニング方法や練習方法を紹介させていただきました。カラオケで女声を使って歌うということが、最終的な目標なら、ときどきはカラオケで実践してみるというのもおすすめの方法になります。

友達とカラオケに行ったときに披露するというのも1つの方法です。「しっかり女声になっている」と評価してもらえれば、自信にもつなげることができるでしょう。

まだ友達にカラオケを披露するところまでいっていないという人は、ひとりカラオケで練習をしてみるという方法もあります。ひとりカラオケであれば、ヘッドフォンで自分の声を聴くこともできるので、練習にも繋がります。

男性が女声で歌うコツは?

カラオケで女声を使って歌うのが最終的な目標だという人は、カラオケで練習をするという方法もおすすめです。ではカラオケなどで、男性が女声で歌うコツはあるのでしょうか。

最大のコツは、自信を持って歌うということです。女声で歌うことができればとても理想的ですが、多少女声になっていなくても、自信を持って最後まで歌いきると、なんとなく上手な雰囲気を出すこともできます。

それ以外には、どういうところが男性が女声で上手に歌うコツになるのでしょうか。

無理をしすぎない

男性が女声で歌うコツには、無理をしすぎないようにするというものがあります。先ほどもかきましたが、途中で女声を続けるのが無理だと思ったときには、普通の声に戻してしまってもかまいません。

無理に女声を続けようとすれば、喉に負担がかかります。女声を続けようとすることで、眉間にしわが寄ってしまったり、苦しそうな表情になってしまうということがあります。あまり無理をして女声を出しても、かわいくは歌うことができません。

かわいい女声で歌うことが出来なくなった時点で、途中でリタイアするということも、女声で歌うコツになります。

雰囲気を重視する

女声を出す時に、得意不得意ができてしまうことがあるかもしれません。ここまでの音域はとくいだけれど、ここからは苦手とか、さ行を言うときが苦手とか、練習しているときに、自分の女声に気が付くことがあるかもしれません。

自分が苦手な女声のところは、雰囲気で歌うというのも女声で歌うときのコツになります。カラオケは、楽しければいいのです。のど自慢大会のようなしっかりとした場所ではないのであれば、雰囲気で乗り切るというコツもあります。

鼻歌でごまかしたり、マイクを他の人に向けてしまうというのも、良い方法になるでしょう。

ボイスチェンジャーを使ってみる

男性が女声で歌うコツには、ボイスチェンジャーを使ってみるという方法もあります。誰かの前で歌うときのコツというよりは、練習のときのコツに近いかもしれません。

ボイスチェンジャーを使ってみることで、声の感覚を掴むというコツになるようです。練習の仕方やトレーニングの方法に迷ったときには、ボイスチェンジャーを使ってみるのも良さそうです。

女声が長く使うことがまだできないという人は、歌うことができなくなったところから、ボイスチェンジャーでごまかしてみるというのも1つの方法になりそうです。

両声類になるための注意点!

両声類になりたいという人が、そう思う理由には色々なものがあるかもしれません。トレーニングをすれば両声類になることはできるようですが、どんなところに注意をする必要があるのでしょうか。両声類になるための注意点を紹介させていただきます。

喉を酷使してはいけない

早く女声を出せるようになりたくて、トレーニングや練習を必要以上に行うことはよくありません。両声類になるためのトレーニングをしていて、喉に痛みを感じたり、普通の声がかすれるようになってきたというときには、喉を酷使しすぎているかもしれません。

喉のトレーニングをするときには、水や飴、ぬれタオルなど、喉に良いものも準備をしながら、練習をするようにしてください。ちょっと喉がヒリヒリするかもしれないと感じたらすぐにストップしましょう。

大きな喉のトラブルにつながることがあるので、独学でトレーニングをしているという場合には、喉に異変を感じたら、できるだけ早めにトレーニングを中止して、病院での受診をおすすめします。

急ぎすぎない

早く女声が出せるようになりたい、両声類になりたいと、あまり焦りすぎるのはよくありません。声質を変えようとしていることになるので、それほどすぐに変わるとは思わないことです。

人によってはトレーニングをしたら1日や2日で女声が出るようになったという人もいるようです。しかし1年かけてようやく女声が出るようになったという人もいるのです。

練習方法やトレーニング方法がどうという問題ではなく、あなたの声質などの問題になってくるので、それほど焦る必要はありません。

諦めることも選択肢にいれる

基本的には女声は男性にも出すことができるものです。両声類になりたいときには、トレーニング方法を取り入れたり、練習方法を重ねていくことで、時間はかかるかもしれませんが、女性のような声を作ることはできます。

しかし中にはどうしても、男性らしさが残ってしまう声しか作れないという人もいるようです。女声にはなっているけれど、あなたが理想としている女声にはならないという場合もあります。完璧な女声にはなれないかもしれないということです。

理想の女声になりたいと思っている人もいるかもしれませんが、どこかで諦めなくてはいけないという選択肢も作っておきましょう。

女声の道は一日にしてならず

今回は男の女声の出し方や、両声類になるトレーニングや練習方法を紹介させていただきました。カラオケを女声で歌いたいという人や、ちょっとしたドッキリに女声を使いたいという人、女声に憧れているという人、色々な理由で女声を練習するときの参考にしてください。

女声はトレーニングや練習をすることで、手に入れることは可能です。ただし練習を始めてすぐに女声が出せるわけではありません。あなたのペースでゆっくりと練習をしていくようにしましょう。

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