兄弟の構成で性格は決まる？兄弟姉妹の生まれた順の関係性！

兄弟の構成や生まれた順によって性格に特徴があらわれるという話はよく聞きますが、本当にそうなのでしょうか？

やはり兄は兄らしく、妹は妹らしく、末っ子は末っ子らしく育つものです。その結果、社会に出てその特徴がどのように出てくるのか述べていきたいと思います。

長男長女、真ん中の子、末っ子で、それぞれ特徴があります。長男長女はしっかりしていて面倒見が良いという特徴がありますし、真ん中の子は世渡り上手で甘え下手という特徴があります。末っ子はとにかくわがままで甘えん坊な人が多いでしょう。

しかし、同じ長男長女、真ん中の子、末っ子でも、その兄弟の構成によってまた違った特徴が出てきます。それでは兄弟が異性なのか同性なのかによってどのように性格に特徴が出てくるか診断していきます。

まず最初に、男兄弟の中で育った長男と女姉妹の中で育った長女の性格を診断していきます。異性を従えての幼少時代からの環境でどのように育っていくのでしょうか。

男兄弟だけという構成で育った長男の特徴にはどんなものがあるでしょうか。長男の特徴として責任感が強く、親を大切にし、そして少々マザコン気味・・・などありますが、男兄弟しかいない場合は「長子としての責任」を少し次男に委ねてしまうのでそこまで顕著に出ません。

しかし男兄弟の中で育った長男は母を除いて女性の本来の姿を知りません。ですから女心というものを理解しきれず、マザコン傾向があったとしてもそのせいで彼女や妻がどんな気持ちになるか理解できないのです。

マザコンも含め、自分の親を大切にしすぎて恋愛や結婚でトラブルになってしまう人が多いのが男兄弟の中で育った長男の特徴のひとつかもしれません。

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子供の頃から姉の地位をキープするためにプレッシャーを感じて育った「妹がいる長女」はとにかく褒められることをするのが当たり前。結婚すれば良妻賢母となるでしょう。

また、嫌々ながらであったとしても妹の面倒をみてきた長女は何かと気が利きます。自分が妹の見本となって育ってきたので、自分の行動に自信を持って行うことができるから積極的に「良いこと」と思うことができるのです。

そんな自信家の長女と相性がいいのは次男や末っ子です。

同性の兄弟がいるという構成の中で育った長男長女と比べて、異性の兄弟がいるという構成の中で育った長男長女はどうちがうのでしょうか。

妹がいるという兄弟構成の中で育った長男はとても面倒見がよく優しい性格をしています。妹の我儘をきいたり、面倒をみたりすることに慣れているので、恋愛においても女性に気配りがよくできていますし、女性がどんな時にどう感じるかもよく理解しています。

また、男兄弟同士だと我慢せずに喧嘩になるような場面でも、女の子相手には我慢をしなければならないということに慣れているので、女性に対してとても忍耐強い人が多いのが特徴です。

異性の兄弟がいる長男は恋愛において相性の良い相手が幅広く、とても魅力的です。

弟がいるという兄弟構成の長女は、女でありながら男である弟より上の立場という中で育ってきました。そんな弟がいる長女には男に対するプライドが高い傾向にあります。

そんな弟がいる長女は仕事面でバリバリ働き、出世しても何の戸惑いもなくやっていけるタイプ。部下に男がいても「当たり前」なのです。

恋愛面においては多少の男の我儘もきくことができ、男性に包容力がなかったり頼りなかったりしても不満に感じないタイプです。だからといって決して男に対して威張ることもありません。男性側にとってはとても気が休まる相手でしょう。

兄や姉と弟や妹に挟まれた中間子である真ん中の子の特徴として、コミュニケーション能力があること、協調性があることなどが長所でしょう。では、同性の兄弟構成の中で育った中間子と異性の兄弟構成の中で育った中間子のそれぞれの特徴を診断していきます。

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男兄弟の中で育った真ん中の子は上を見ても下を見ても男ばかり。間違いなく男臭く育っていきます。兄との関係も弟との関係もうまくこなしてきているために男の世界ではコミュニケーション能力は発揮します。

しかし、女の子とコミュニケーションをとることには慣れていないので、女心をよく知りませんし、理解できません。恋愛において男兄弟の中で育った真ん中の子は女の子大好きですが、女の子の方から見るとちょっと苦手なタイプになります。

そんな真ん中の子と相性がいいのは同じく中間子の相手でしょう。

女姉妹の中で育った中間子の特徴は、年上の姉と年下の妹の真ん中で揉まれて生きてきたので女性同士のコミュニケーションは上手です。

しかし、大抵三人姉妹になると長女と末っ子が仲良くなるのでぼっちになりがち。だから、周りに左右されずに一人自分の行くべき道を進むタイプになります。

女姉妹の真ん中で育った女の子は恋愛においては自由なタイプ。男兄弟の真ん中で育った人との相性がいいでしょう。

異性に挟まれた真ん中の子の性格はどうでしょうか。同性の兄弟の真ん中で育つのとは全く環境が違ってきます。コミュニケーション能力など、中間子としての特徴は保っています。

上を見ても女、下を見ても女という兄弟構成で育った中間子の男の人は男兄弟ばかりで育った人と比べて女性の扱いが上手です。そして女性同士が揉めていてもスルーするのも得意です。

女性とのコミュニケーション力があり、多くの異性の友達をつくれるタイプでもあります。なのでとてもモテるタイプではありますが、本人にとってはなかなか友達と恋愛のけじめをつけにくい状況にあります。

恋愛、結婚をしてからも女性の友達と気兼ねなく付き合い続けるので、嫉妬深い女性には向いてないでしょう。

男に挟まれた中間子の女の特徴は、男兄弟の喧嘩を見るのに慣れているので揉め事の仲介に入るのが得意です。年上の男にも年下の男にも慣れているため、恋愛の対象は幅広く、相性が良い相手もまた幅広いです。

真ん中の子であると同時に兄弟に二人以上男がいるので親に対する責任感はあまりありません。親のことは兄弟任せにして自由な恋愛や仕事を楽しむでしょう。

末っ子は我儘で甘えん坊というイメージがあります。末っ子は上の兄弟たちにかわいがられて育っているので人を疑わず騙されやすいという特徴もあります。また、上の子たちを見て育っているので周りを見て判断するという効率の良さという特徴もあります。

そんな末っ子が、異性の中で育つのと同性の中で育つのではどのような違いが出てくるのでしょうか。まずは同性同士の中で育った末っ子の性格を診断していきます。

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女姉妹の中で育った末っ子はお世話されることになれています。なんでも姉がやってくれていたので自分の意見を他人に言うことが苦手。仕切ってくれる人がいないと心細いタイプが多いです。

そんな女姉妹の中で育った末っ子は恋愛においても受け身のタイプ。自分から積極的に行動しません。ですから、恋愛の相性が良いのは面倒見の良い長男とでしょう。また、積極的な人にも弱いタイプです。

男兄弟の中で育った末っ子は男の中で揉まれて育っているので末っ子とはいえ強さを持ち合わせています。しかし、末っ子なので責任感などはあまり持たず、自由奔放に生きています。

そんな男兄弟の中で育った末っ子は面倒見が良く寛大なタイプの女性との相性が良いでしょう。

異性の兄弟がいる末っ子にはどんな性格に育つでしょうか。末っ子で甘えん坊、我儘といっても、自分とは種類の違う異性の兄弟とコミュニケーションを取りながら育ってきたわけですから、同性だけの中で育った末っ子とはまた別の特質を持っています。

姉がいるという環境で育った男の子の末っ子はとにかく女性に甘え上手。男としての責任感とか主導権も持ちたがりません。

それでも恋愛相手には自分より年下の女子を好みます。それは年上の女性には自分の意見を貫くのが苦手だからです。しかし、相手の女性の方は男性が頼りない分フォローする力が必要ですので、姉がいる末っ子の男性は年下の長女との相性がいいでしょう。

異性の兄弟がいる末っ子の女子は同性ばかりの中で育った女子より甘え上手。そしてブラコンの傾向があります。兄に面倒をみてもらい、なんでも許してもらっていたので甘えん坊で我儘なところが顕著に出ます。

そんな兄がいる末っ子の女子と相性がいいのは、やはり面倒見が良く責任感もある長男タイプの男性です。ブラコンなゆえにお兄ちゃんみたいな人といると落ち着けるのです。

子供の頃から両親や祖父母の愛情を独り占めに育ってきた一人っ子は、常に満たされてきたために自分から我儘を言いません。けど、自分の思い通りにいかないと我儘を発揮します。

また、兄弟げんかなどの争いを経験していないのでおおらかでゆったりとした性格を持っています。金銭感覚は親が厳しく育てていない以上はお金に困ることもなく育ったのでちょっとずれていたりします。

そんな一人っ子、性別ではどんな特徴が加わるのでしょうか。

親の愛情を独り占めして育った一人っ子の男性は自分に目を向けられることが当然だと思っています。いつも自分が主役です。社会に出てからは人とのコミュニケーションがうまくとれず、引きこもりになりがちなタイプもこれです。

長子としての親への責任感もぐらついていて、どちらかというと親にいつまでも甘えるタイプ。結婚しても親から離れたことがないので同居の可能性が高いでしょう。

そんな一人っ子男子は一人っ子女子との相性は良くありません。

大切に大切に育てられてきた一人っ子女子は子供の頃からお姫様扱い。とても我儘なところがあります。自分のことは自分でするけど人のお世話をするのは苦手なタイプの人が多いです。

それでも親のことは気にかけていて、結婚後も親離れができません。そんな一人っ子女子と相性がいいのは次男の男性ではないでしょうか。次男ならば自分の親への責任感が薄いので、女性側の親のことを一緒に気遣ってくれるからです。

何年も何年も末っ子で育ち、末っ子として愛情を注がれ育ち、末っ子の座を獲得したかに見えたのに10歳くらい年の離れた弟や妹ができてしまった元末っ子の中間子にはどのような特徴があるでしょうか？

何年も何年も自分に対して注がれた両親の愛情、それがある日突然下に生まれた兄弟に移ってしまい、とまどいがちになる元末っ子。年の離れた兄弟はかわいいけど、許せない気持ちが芽生えます。

そのため嫉妬深くなったり、両親の目を引こうとして問題行動を起こしたりしがちな元末っ子。でも大人になるころには「嫉妬深い中間子」という感じで中間子の性格の特徴が出てきます。

生まれた順によって相性の良い悪いがありますが、ここでは恋愛における生まれた順による相性のTOP5を見ていきたいと思います。

末っ子は甘えん坊なので長男のような包容力がある人に憧れますが、その長男の責任感、特に親への責任感や、真面目さに疲れてしまいます。

ですから、下にも妹や弟がいる中間子の男性だと包容力もそこそこにあり、あまり真面目な責任感もない中間子との関係がうまくいくのです。

長男は大抵どんな組み合わせでも相性が良いのですが、長女とは主導権争いでうまくいきません。中間子の女性だと自分が妹としても育ってきたので主導権を持とうとせず、かつ姉として育ってきたためにある程度しっかりしているので長男にとっては楽な組み合わせです。

中間子と中間子も相性抜群です。お互いに両親からの愛情が他に注がれて育ってきた二人は独占欲もなく、束縛も嫌いです。お互いに独占欲もなく束縛もしない、自由な関係でいられる中間子同士の恋愛はうまくいきます。

長女と中間子男子の相性、長女は我慢したり人の面倒を見ることに慣れています。そんな長女は束縛を嫌う中間子のことも操り、また寛大に対応できるのでうまくやっていけるのです。

最も相性が良いのは長男と末っ子女子です！末っ子女子はお兄さんみたいに頼れる包容力を求めていますから、包容力のある長男と甘えんぼ女子は最も良い相性になるでしょう。

兄弟の構成や生まれた順による性格の違いを見てきましたがいかがでしょうか。私には当てはまらない！という方も多いのではないでしょうか？

兄弟の構成や生まれた順による性格の違いでできる環境は、親から子への接し方でも随分変わってきます。長男、長女でも頼りなかったり、末っ子が一番しっかりしていたりする兄弟も珍しくはないでしょう。