人の気持ちがわからない人の特徴や原因!相手や他人の気持ちを考えない?
「あの人って人の気持ちがわからない人だよね」と思ってしまう時はありませんか?または、「あなたって人の気持ちがわからない人だよね」と言われたことはありませんか?誰から言われた場合はとても悩んでしまっていることでしょう。実は、病気が潜んでいることもあります。
目次
相手や他人の気持ちが考えられない人!周りににいませんか?
生きているとどうしても「この人とは意見が合わないな」と思ってしまう人に出会うことがあるでしょう。そんな中でもとにかく厄介なのが、相手の気持ちや他人の気持ちを考えられない人です。相手の気持ちを考えないで動いてしまう人がいると、それだけで周囲の人が迷惑になってしまうことがあります。
そのような相手の気持ちや他人の気持ちを考えられないという人は、どのようなことが原因でそうなってしまうのでしょうか。中には病気などが原因となっていることもありますので、周囲に相手の気持ちや他人の気持ちを考えられない人がいれば、迷惑に思う前に原因を探してみましょう。
人の気持ちがわからない人の特徴
まずは人の気持ちがわからない人、考えられない人の特徴についてご紹介させていただきたいと思います。ほとんどの人は生活するうえで自分よりも相手を優先するという機会があると思います。その反面で、周囲の人から譲ってもらったりなどの機会もあるでしょう。
しかし、相手の気持ちを考えられないという人は、見ず知らずの人はもちろん仲の良い友達にも失礼な態度を取ってしまうことがあります。この行動を続けていると、だんだんと周りから人が離れていってしまうので注意が必要です。
深く考えない
人の気持ちがわからない人の特徴として、何かを発言する時に深く考えずに発言してしまうという特徴があります。この特徴は意外と当てはまってしまうという人は多く、周囲から人の気持ちがわからない人だと思われてしまう原因となってしまいますので、真剣な話をしている時などは特にしっかりと考えて発言しましょう。
また、深く考えないで発言をしてしまうという特徴を持っている人は、表面上だけでの付き合いが得意だという特徴もありますので、深い話をできる人が周りにいなくなってしまいので注意が必要です。
自分が一番大事
周囲の人から「人の気持ちがわからない人だ!」と思われてしまう人の特徴として、自分が一番大事だと思っているという特徴があります。誰しも自分のことがかわいいと思ってしまうのは仕方がありません。しかし、自分を過度に可愛がってしまっている人は人の気持ちがわからない人の特徴となってしまいます。
自分が一番大事だと思ってしまう特徴を治さなければ、周囲の人から呆れられてしまう原因となりますので、人の気持ちがわからない人だと言われたり思い当る節がある場合は治す努力をするようにしましょう。
自分に置き換えて考える
相手の気持ちを自分に置き換えて考えるというと特徴に関しては、「人の気持ちがわからない人ならそんなことをしないのでは?」と思ってしまう人が多いのではないでしょうか。しかし、過度に自分に置き換えて考えることによって、相手の気持ちを自分の気持ちだと錯覚してしまう現象が起きてしまうようです。
これによって、人の気持ちがわからない人になってしまって相談を乗ってあげているという感覚になっている本人の気持ちとは裏腹に、周囲の人からは人の気持ちがわからない人だと思われてしまいます。
相手の気持ちを分かろうと思わない
そもそも、相手の気持ちや他人の気持ちをわかろうとしない特徴を持っている人は、周りから人が少なくなっていってしまうことが多いです。相手や他人の気持ちを考えようとする行動は、人の気持ちがわからない人と思われていても好意的な行動に見えます。
ですので、相手の気持ちを考えない行動ばかりしてしまっていたという人は、これからは他人の気持ちや相手の気持ちを考えられるように努力をしましょう。
人の気持ちを考えられない
人の気持ちがわからない人だと思われている人の中には、考えないのではなくて考えられないという特徴を持っている場合があります。人の気持ちを察することができる人からすれば、「人の気持ちを考えられないなんておかしい!自分勝手なだけ!」といった思いが出てしまうと思います。
しかし、中には育った環境やもともとの病気などが原因でどう頑張っても人の気持ちを考えられないという人はいます。このような場合は外からはわからないので、本人が悪いわけではなくても周りから非難されてしまうこともあります。
人と関わっていない
人の気持ちが分からない人の中には、極力人と関わらないように生きてきたという特徴を持っている人もいるようです。この特徴を持っている人は人との関わりが面倒だと感じていたり、他の人と接することによって人の気持ちがわからない人だと思われたくないという気持ちを持っていることもあります。
相手の気持ちを知るには人の関わりを増やすことで解決することもありますので、徐々に人と関わるようにすることをおすすめします。
人の気持ちがわからない人の原因
人の気持ちや他人の気持ちを考えられない人を目のあたりにしてしまうと、なにが原因でそうなってしまっているのかが気になると思う人が多いのではないでしょうか。何事にも原因となるものがありますので、人の気持ちや他人の気持ちを考えられないという人ももしかすると苦しんでいるのかもしれません。
また、その他にも育った環境が影響していたり自分勝手な理由が原因だということもあります。何が原因となってしまっているのかは本人に聞くのが一番ですが、本人になかなか聞くことができませんので、原因となってしまういくつかの例をご紹介したいと思います。
人と接することが怖い
人の気持ちがわからないと言われてしまう人の原因として、人と接することが怖いという原因があります。人と話すことも会うことも怖いと感じてしまう人は、そもそも相手の気持ちがわからないのではなく、自分から心を開こうとしません。
会話はお互いが心を開くことによって成立しますので、どちらか片方が心を開かないままなら会話が成立しません。また、心を開くことができなくて人の気持ちがわからない人の場合は、どれだけ歩み寄っても無駄になってしまうことが多いです。
まじめすぎる
実は、まじめすぎる性格の人も気持ちがわからない原因とされています。これはまじめすぎるがゆえに、自分の正論を突き通そうとしてしまうため相手の気持ちを考えないで話をしてしまいます。正論は話を進めるうえでとても便利ですが、状況によっては気持ちがわからない人だと思われてしまう原因となります。
ですので、この場合は正しいことばかりを言うのではなく、柔軟に話を進められるように練習してみましょう。
心が発達していない
人の気持ちがわからない人の中には、考えないのではなく考えられないという人も多くいます。この場合は心が十分に発達していないことが原因なのではないでしょうか。特に、子供のころから甘やかされ続けていて心が子供のままの人は、人の気持ちを考えないのでわからない!となってしまいます。
このようなことが原因で人の気持ちがわからない場合には、自分勝手なことを言わないようにして、相手の話を聞くということが大切です。間違っても相手の話を遮ってしまうようなことはやめましょう。
人と関わらずに生きてきた
今まで人と関わることなく生きてきたという人は少ないと思います。しかし、極力人を避けて生活することはできますので、そのことが原因で相手の気持ちがわからないといった状況になってしまうことはあります。人は誰かと会話したり関わることによって、相手の気持ちを考えるようになります。
しかし、考えない状況でしか生きていない場合は、誰かと接する時になって相手の気持ちがわからないとおもってしまって、そのままずるずると人と関わらないようにしてしまう人が多いようです。
親から理不尽なことばかりされた
小さいころに親から理不尽なことを言われたり、された経験のある人は相手の気持ちがわからないという人が多いです。相手の気持ちがわからないような対応をされたのならわかるようになるのでは?と考える人もいますが、理不尽なことをされたからこそ、それを自分もしてもいいと思ってしまいます。
幼少期時代の生活は性格に大きく関わりますので、家庭環境が悪かった場合、相手の気持ちを考えようとしてもわからないといった結果になってしまいます。
人の気持ちがわからない人との接し方
もしも、相手の気持ちや他人の気持ちを考えない人と関わらなければいけなくなってしまったのであれば、自分のことも相手のことも考えつつ接するという方法がおすすめです。しかし、相手の気持ちや他人の気持ちを考えられないという人は、こちらが気を遣って接していても気にも留めないことがほとんどです。
そうなると接している側がだんだんと疲れていってしまいますので、相手の気持ちや他人の気持ちを考えられない人と接する時には自分がどうすれば気持ちよくその人と話すことができるのかを考えましょう。
はっきりと伝える
原因が何であれ、人の気持ちがわからない人は自分で自覚していないことがほとんどですので、そのような相手と接する時にはしっかりと伝えることが大切です。ただし、相手のプライドなどが高い場合は伝え方によって関係がこじれてしまうこともありますので、伝え方には十分注意するようにしましょう。
例えば、「今言われたことは傷ついたな…。」「たぶん相手の人はそれをされると嫌だと思うな」というように、はっきりと伝えるのですが直球なのではなくオブラートに包むようにしましょう。
距離を取る
人の気持ちを考えない人やわからない人と接しているととても疲れてしまいますよね。そんな時には一度気持ちがわからない人から離れるという手段があります。場合によっては気持ちがわからない人から離れることができないこともありますが、もしできるのであれば、それが一番です。
特に、人の気持ちを考えない人が自分の悪い部分を変えようと思っていない場合、周囲がどれだけ手を差し伸べたとしても気持ちを考えないというスタンスは変わりません。
同じことをしてみる
人の気持ちを考えない人には同じような対応をしてみてもいいのではないでしょうか。しかし、自分がされて嫌なことですので最終手段と言ってもいいでしょう。気持ちを考えない人の行動や発言などを同じように返すことによって、相手が気持ちを考えないというのはどのくらいひどいことなのかを理解してくれるかもしれません。
しかし、この方法は人によってはお互いが不快になってしまって、関係がこじれることもありますので十分注意するようにしてください。
相手や他人の気持ちを考えられない時の直す方法
「もしかして自分って人の気持ちがわからない人なのかも…」と考えてしまうと、自分の行動や発言に自信がなくなっていってしまって個性まで亡くなることに繋がりかねません。自分が人の気持ちがわからない人かもしれないと感じた時には、相手の気持ちや他人の気持ちを考えられるようになる必要があります。
しかし、人の気持ちが分からない人にとって相手の気持ちに立って考えるというのが困難に感じてしまうことが多いです。ですので、一気に相手の気持ちを考えようとせずに徐々に直していきましょう。
相手の気持ちをそのまま受け取らない
相手の気持ちがわからないという時には、相手が発言していることをそのまま受け取らないということが大切です。世の中には建前と呼ばれているものがあり、本当は良くないと思っていても相手の顔を立てるために良いと言ってしまう風潮があります。
しかし、本来であればその建前をその人の本音として捉えることはNGとされています。人の気持ちがわからない人の場合は、しっかりと相手の言ったことを理解したうえで相手が本当はどう思っているのかを考える必要があります。
自分を信じる
「人の気持ちがわからない人だ!」と言われてしまったことがある人は、自分を責めてしまってこれからどのような行動をしていいのかを考えすぎてしまっているでしょう。しかし、時には自分を信じるということも大切です。自分を持っていなければ相手に振り回されてばかりになってしまうので注意してください。
相手の気持ちを考えないという思いを持っていないのであれば、自分を信じつつ、徐々に相手の立場になって考えることができるようにいろいろな人と接してみましょう。
相手の気持ちを考える
人の気持ちがわからない人にとっては、相手の気持ちを考えるということはとても難しいことです。また、相手の気持ちを考えるということは何をもって考えているということができるのかは人によって異なります。ですので、まずは相手の気持ちを考えようをする気持ちが大事です。
もしも、相手から呆れられてしまうような空気を感じてしまったのであれば、素直に「気持ちを考えようを思っているけど、今の私には難しい」ということを伝えるといいでしょう。
相手や他人の気持ちに立って考える方法
人の気持ちがわからない人から脱出するには、相手の気持ちや他人の気持ちに立って考えるということがとても重要です。しかし、人の気持ちがわからない人はそれですら難しいと感じてしまっていることでしょう。ですので、次は人の気持ちがわからない人がどのように行動することで相手の気持ちに立って考えれるのかをご紹介させていただきたいと思います。
相手の話を最後まで聞く
今まで人の気持ちがわからないと思っていた人は、話をしている相手の話を最後まで聞くようにしてみてはどうでしょうか。意外とわからないと思っていた人でも、最後まで話を聞くことによって相手が何を言いたかったのかを知ることができます。
また、相手の話を最後まで聞くことができれば、わからないと思っていた相手の気持ちをわかることができるようになるだけでなく、相手との関係性も良くなることでしょう。
自分の意見を言うのを待つ
人の気持ちがわからないという人は、思ったことをすぐに口にしてしまうという特徴を持っています。しかし、一度その言いたいことを抑えてみてください。そして、その言葉を言われたい相手はどのような気持ちになるのかを考えてみましょう。
今まで人の気持ちがわからないと思っていた人や周囲からそう思われていた人は、考えている間は時間がかかってしまうこともあるでしょう。ですので、まずは仲の良い人との会話で実践してみてください。
相手の反応を見る
もしも、周囲の人から相手の気持ちがわからない人だと思われてしまっているのであれば、相手の反応を見つつ会話をしてみてください。気持ちがわからないと言われてしまう人に共通しているのは、相手と会話しているのではなく自分の言いたいことばかりを優先して伝えてしまうということです。
ですので、相手の気持ちがわからない人だと思われたくない!と考えた時には、相手の反応を見るというのはとても大事なことです。会話の途中で相手の表情に変化があった時には、言い方を変えたり言いたいことをあえて言わないようにしたりなどの工夫をしてみてください。
初めは難しいと感じてしまいますが、いろいろな人と接することで自然に相手の反応を見ることができるようになるでしょう。
他人や相手の気持ちが考えられない人は病気の可能性もあり!
今回は人の気持ちがわからない人についてご紹介させていただいているのですが、実は病気が潜んでいる可能性があります。ですので、相手の気持ちや他人の気持ちを考えられない人が身近にいるという場合は、その人が病気になってしまっていないかということも疑ってみてください。
ADHD
最近ではよく耳にすることが多くなった「ADHD」ですが、人の気持ちがわからないといった症状が出てしまいます。通常で在れば子供の頃に発覚しますので、人の気持ちがわからないとしても徐々にその症状を抑えることができます。
しかし、人によっては人の気持ちがわからないといった症状が大人になっても続いていたり、大人になってから気持ちがわからないことの気付いたりなどもあります。
ただ、人と親しくしたいという気持ちが強いため、かなり悩んでしまう人が多い病気です。
アスペルガー症候群
アスペルガー症候群というのは、先ほどのADHSとは違って相手の気持ちを全く理解することができません。ですので、その結果失礼な態度を取ってしまったり相手を怒らせるといったことに繋がってしまいます。
相手の意図をくみ取ろうとしなかったり、人と親しくしたいという気持ちが薄いため相手を怒られせてしまうようです。
病院で判断してもらいましょう
先ほどご紹介した「ADHD」や「アスペルガー症候群」かもしれない!と思った時には、ネット上で診断をすることができます。とても簡単ですので疑問に思った時に試してみたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
しかし、病気なのかそうでないのかの判断は病院でも難しいと言われていますので、自分で判断してしまうというのは少し危険です。なので、正確に診断したい場合にはきちんとした医療機関へ行くようにしましょう。
また、病気であった場合は、治療することで生きにくいと感じていた負担が軽くなることでしょう。
人の気持ちを理解するために…
人の気持ちを理解するためには、やはり多くの人と話す機会を設ける必要があります。しかし、初めから上司や大事な人と会話をしてしまうと緊張もしてしまうので、初めは仲の良い友達や相談できる人との会話を増やしてみてください。
最近ではネット上で知らない人と話すことができるツールもあり、会話をする練習に使うこともできますので、まずは誰かと話すことを心がけましょう。
人も気持ちを理解することは難しい
どうでしたでしょうか。周りに一人くらいは人の気持ちがわからないという人がいると思います。気持ちがわからない人と距離を取ることができる関係であればいいのですが、仕事上でどうしても関わらなければいけないといった状況は多くあります。時には相手の気持ちがわからない人の対応に我慢することも大切です。
しかし、我慢をしてばかりではストレスが溜まってしまいますので、親しい間柄であれば冗談交じりに注意してみてください。
また、人の気持ちがわからないと言われてしまった場合も、少しずつ改善してみてはどうでしょうか。今までよりも人間関係が上手くいくはずです。