職場・会社で孤立する原因と仕事場で孤立を気にしなくする方法
職場での孤立の原因や、気にしない方法を紹介します。なぜ職場で孤立してしまうのか…そんな悩みを抱えた多くの方のためにどうしたら少しでも楽しい毎日を過ごせるようになるかをご紹介します。自分を見つめ直すことこそが、悩みを解決する第一歩になることもあるでしょう。
目次
あなたは職場で孤立してない?
人が生きていくためにはお金が必要です。お金を稼ぐためには仕事をしなければなりません。どの会社や仕事場にも勤務時間があり、一日の多くの時間を会社や仕事場で過ごすことになります。
よく見るとその中には、何か作業をするのも独りでやっている、休憩時間も独りで過ごしている…という人がいます。孤立していることを気にしていない人もいますが、辛いと感じている人も多いでしょう。孤立には必ず、何かしらの原因があります。
会社で孤立してしまうのはとても辛いことです。孤立してしまう原因が分かれば少しでも楽になったり、気にしないで過ごす方法や解決策もあると思います。どうして孤立してしまうのか、その原因と、できるだけ気にしないで過ごす方法をご紹介します。
職場・会社で孤立してしまう原因
職場・会社で孤立してしまうのには、何らかの原因があります。孤立の原因は本当に自分のせいなのか、違うのか…まず、孤立してしまう原因をよく考えてみましょう。
気配りができない
気配りができない人は、周囲から見ると「気が利かない人だ」と思われ、孤立する原因になります。仕事場では相手の求めていることを先回りして予測したり、それに基づいて行動することが大切です。
例えば、相手がデスクワークで何度も首や肩を回していたとします。そのような時に休憩を促すのが気配りです。
また、相手がミスをして落ち込んでいる時に「大丈夫ですか」と声をかけるだけでも気配りになります。気配りができる人の印象は、できない人と比べてとても良いものになります。
周囲と意見が合わない
仕事場には多くの人間がいます。当然、みんな同じ考え方をしているわけでも同じ意見を持っているわけでもないので、価値観の相違は少なからずあります。
しかし、自分の意見と違うからといって歩み寄りができないわけではありません。この時に歩み寄る姿勢をまったく見せず、周りと意見を合わせようとしない人は他の人から嫌われ、攻撃の対象として見られてしまうことが多いのです。
この状況が悪化すると、そのことが原因でパワハラにも繋がり、周囲からも距離を置かれて孤立し、最悪な結果として退職せざるを得なくなったりもします。いくら孤立を気にしないようにしようと思ったところで、これでは気にしないわけには行かなくなってしまいます。
きちんと返事をしていない
会社や自分の仕事場で上司や同僚、仲間から呼ばれた時に返事をしない、またはおざなりにしか返事をしない人がいます。これは相手に悪印象しか与えません。
返事ひとつ取っても、会社や仕事場ではとても大切なコミュニケーション手段です。呼ばれた時、仕事を頼まれた時に、「はい」ときちんと返事をせずに「はーい」と間延びした返事をしたりすると、仕事をする気がない人、いい加減な人のように見られます。
やる気のない人やいい加減な人は仕事場の人に悪印象を与えるだけでなく、接客業においてはお客様にも悪印象を与えることになります。そのような人は周りから距離を置かれ、結果的に孤立する原因になってしまうのです。
自分のことばかり話したがる
休憩時間は仲間との貴重なコミュニケーションの時間でもあります。仕事中は業務に関する会話しかしなくても、休憩時間には仲間たちと色々な会話をすることもあるでしょう。
もちろん、自分の好きなことを仲間に伝えるのは悪いことではありません。しかし、会話のキャッチボールをせずに一方的に自分のことばかり喋り続けていると、「人の話を聞かない人」という印象が与えられてしまいます。
仲間との会話にも順序があります。自分の話を聞いて相槌や感想をもらったら、その分相手の話も聞いて相槌や感想を言わないといけません。それには、相手に好奇心を持つことも大事です。
自分に興味を持ってくれる人を、相手もいきなり無碍にしたりはしません。むしろ相手の話をしっかりと聞いて受け止めてこそ、自分の話をした時も同じように受け止めて貰えるのです。
自分のことばかり話したくても、ぐっと我慢しなければなりません。何故なら、誰だって自分のことも話したいからです。
今言いたいと思っても、会話の流れとタイミングを無視してしまえば「人の話に興味のない人」や「人のことはどうでもいい人」、「自分さえ良ければいい人」と取られ、孤立する原因になってしまうのです。
愚痴・文句が多い
会社の業務でやらなければいけないことに文句や愚痴を言う人がいます。いくらきちんと仕事をこなしていても、愚痴や文句を言いながらされては周囲も気分が悪くなります。そういう人には誰でも自然と近寄りたくなくなるものです。
仕事場で仲間から嫌われるのは辛いものですが、これでは自分から嫌ってくれと言っているようなものです。会社での振る舞いは、仕事場の人ももちろん見ています。辛いから余計に愚痴を言いたくなるのも分かりますが、信用まで落としかねません。
職場・会社で孤立しやすい人の特徴
職場・会社で孤立してしまう人には何らかの特徴があります。以下に挙げる中に、思い当たるものがあれば、それをきちんと受け止めることも必要だと言えるでしょう。
自分の殻に閉じ籠って人に話しかけない
初対面の人が苦手だったり、会話するのが苦手だったり…そういう人はどこにでもいます。もちろん、プライベートでは別ですが、会社や仕事場ではそういうわけにも行きません。
会社や仕事場では業務連絡や相談など、人に話しかけないといけない場面ばかりです。休憩中にも、人の会話に混ざったりせず、「休憩くらい一人で…」と、周りの人を気にしないで自ら孤立する人もいます。
人に話しかけない人は、相手からも話しかけづらく、誰かに何かされたわけでもないのに自ら孤立してしまうという結果に繋がります。
誰にでもいい顔をする
今、忙しくて新たな業務を請け負えない状態であるにもかかわらず、断ると嫌な人に思われてしまうからといって、「いいですよ」と安請け合いをする…みんなから嫌われたくないから、「いい人」を演じようとする…
このことが、結果的に「自分の業務状況に危機感を持てない人」や「いい加減な人」に見られたり、「いい人を演じる自分」に疲れてしまったりします。
特に、仕事をたくさん請け負って、頑張れば頑張るほどに、ある日、人が寄って来なくなっていることに気が付きます。人に迷惑をかけたくない、嫌われたくないという気持ちはわかりますが、それが裏目に出ます。
そして、最終的にそんな「頑張る自分」にも「多すぎる仕事」にも辛いと感じ、疲れてしまい、それが原因で、「一人のほうが楽だな…」と思うようになり、自ら孤立してしまいます。人から嫌われないようにすればするほど、結果として自分のほうから孤立を招いてしまうのです。
人の話を聞かない
孤立する人の中には、人の話を聞かない人がいます。あからさまに無視するのではなく、聞いているようで聞き流している、という人が多くみられます。話をきちんと聞いていないので、突然返答を求められたりしても返すことができません。
もちろん、人の話に対して質問したり、話を広げることもできないので、聞いていなかったということはすぐに分かってしまいます。
さらに、人の話を遮って、自分のことを話し始める人もいます。職場では言葉のキャッチボールが大事なので、これができない人が孤立するケースが目立ちます。
嘘をつく・人のせいにする
人の話を聞かなかったり、仕事を愚痴や文句を言いながらするのも信頼を失い孤立する原因ですが、一番の原因になり得るのは嘘をついたり、失敗を人のせいにすることです。
当然ながら、嘘をついたり失敗を人のせいにする人は信頼して貰えません。そして、悪い評価が付くようになり、自然と孤立することになってしまいます。
わざとやるのはもちろんいけないことですが、これを悪意なく自然にしてしまう人は、自分でも気づかないうちに職場での孤立は免れないでしょう。
職場・会社で孤立して辛いと思うのはこんなとき
職場・会社で孤立してしまうというのはとても辛いものです。辛いときには個人差がありますが、以下のようなことがよく言われています。
困ったときに相談できる人がいない
職場で一番困ることが、仕事のやり方がわからない時です。そんな時には誰かに相談するというのが職場のルールとして当然のことなのですが、その職場で孤立していると相談したくてもできない状況に陥ってしまいます。
孤立しているから聞きたいのに聞けない、自分からは相談しづらい…こんな考えに囚われてしまうと、とても辛いです。そして、現実に相談したくても自分から話しかけられない、相手に気付いて貰えないともっと辛い思いをすることになります。
相談に乗ってくれる人や気にかけてくれる人がいないのは本当に辛いことです。このことによって、「自分で何とかしなければ」と精神的に負荷がかかって追い込まれ、うつを発症してしまう人もいます。
そうなってしまわないように、職場でのコミュニケーションを日頃から大切にして行かないといけません。相談したいときにできる人が誰もいなくなって、自分独りで負担を抱えて辛いと感じてしまってからでは遅いのです。
職場で避けられる・無視される
職場で、休憩時間に会話に混ざろうと思っても避けられたり無視されたり…これでは、孤立している中頑張って、勇気を出して話しかけようとした分だけ辛い結果になってしまいます。相談相手がいないのも当然辛いことですが、話し相手がいないのもとても辛いです。
避けられたり無視されたりするには何か原因があるのかも知れませんが、自分自身に全く身に覚えのないことから孤立して、避けられたり無視されてしまうこともあります。だからといって職場の上司や同僚の顔色ばかり窺って過ごすのも、またとても辛いことです。仕事にもなりません。
もしかしたら、自分に原因がある場合もあるのかも知れませんが、すでに無視されたりしている状況で、「自分のどこがいけなかったのか」と聞いても、無視されているわけですから、教えてもらえるとも限りません。「自分で考えたら?」と言われてしまったら、こちらは原因がわからないのですから、さらに辛いです。
そのようなことが続けば、女性だったら休憩時間にトイレで独りで泣いている…などということもあるでしょう。無視されたり、避けられたりすることは、それほどまでに辛いものなのです。
仕事が手につかない
職場で孤立してしまうと、何が原因でそうなったのかが気になってしまい、そのことで頭がいっぱいになってしまったりして、仕事が手につかなくなります。また、前述のとおり、仕事の相談に乗ってくれる人もいないため、余計に仕事が手につかず、進捗状況にも大きく関わります。
そうなってしまうと、仕事も職場での人間関係も八方塞がりになってしまい、とても辛いと感じるでしょう。どうしたらいいのかわからなくなって、ふさぎ込んでしまうことにもつながります。
職場に来て仕事ができなくなるのは本末転倒ですが、そのくらい孤立するということは、孤立した本人にとって辛いことだと言えるでしょう。
孤立によって起こる最悪のケース
孤立する原因が自分にあるか、それとも違うのかは自分には分かりません。しかし、孤立したまま何も対策をしないと、最悪のケースを招くことにもなりかねません。
ハラスメントに遭う
職場で孤立してしまうと、味方がいないのをいいことに、「ちょっと意地悪をしてやろう」と思う人も出て来ます。意地悪にも色々な種類があります。
パワーハラスメントは業務時間内に仕上がらないような仕事の量を押し付けて来たり、男性なら実際に暴力を受けることもあります。実際にパワーハラスメントの相談件数は、平成28年度には50パーセントにも届く勢いとなっています。
また、モラルハラスメントや、セクシャルハラスメントといったものも行われるケースが多くなっています。これらが行われた場合は、こちらも何らかの方法で対策を行わなくてはならなくなります。
職場に行けなくなる
職場での孤立が辛いと感じると、自然と職場から足が遠退いてしまいます。朝起きて、職場での自分の立場を考えると、仕事に行く準備さえもしたくなくなってしまうでしょう。
それでも、生きるためにはお金が必要です。お金を得るためには働かなくてはなりません。しかし、職場へ行きたくない。仕事がしたくないわけじゃないけど人間関係が辛い…そんな葛藤も出て来るでしょう。
そして、職場へ行きたくない、辛い…が悪化すると、次のケースへと発展してしまう原因となる可能性があります。
精神的に不調になる
もちろん、孤立した人全員がそうではありませんが、特にメンタル面の弱い人は、孤立が原因で自分がいけないのかと悩み、思い詰め、仕事の責務への重圧も重なり、精神的に不調をきたしてしまい、うつになってしまうことがあります。
風邪をひいたから仕事に行けない、というのとは違い、心が職場へ行くことを拒否してしまうのです。職場に行って仕事をしなくてはならないのは分かっているので、責任感の強い人は、休むことも申し訳なくなってしまい、余計に落ち込んでしまいます。
何度も言いますが、全員がこうなるわけではありません。しかし、孤立や職場でのトラブルが原因で精神的に調子を崩してしまう人が少なくないのも現実です。
職場・会社で孤立しても気にしない方法
孤立してしまうと、どうしてもそのことが気になってしまうものです。しかし、気にしてばかりでは仕事の効率にも響きます。気にしないようにするにはどんな方法があるのかをご紹介します。
とにかく自分の仕事に集中する
孤立を気にしない方法として、自分のいつも請け負っている仕事に集中するという方法があります。いつも請け負っている仕事であれば、上司や同僚にも相談する必要はありません。集中していれば、周りの様子を気に掛けている暇もなくなり、楽になります。
それに、集中しているところにわざわざ余計な話で水を差されなくて済むので、結果としてこちらもイライラしないし、気にしない方法としては良いでしょう。
そのほか、企業としては仕事中にペラペラ話している人よりも、話に加わらなくても真剣に業務をこなしてくれる人材のほうが大切と考えるところが多いです。
日頃から、相談しなくてもできる仕事をしっかりと身に着けておくのが、孤立を気にしないでいられる一番良い方法と言えます。ただし、いくら周りを気にしないといっても、大切な業務の話であれば耳を傾けるようにしましょう。
職場の外に楽になれる場所を作る
世界は職場だけで作られているわけではありません。職場では、いくら人間関係を気にしないようにしても、気にしないだけでは気持ちまで楽にならないこともあります。
気持ちを楽にするには、職場の外でのコミュニティーを作ってみることです。家族と過ごしてみたり、友達と飲みに行ってみたり、趣味仲間と出掛けてみたり。
職場での孤立を気にしないようにするためには、「会社以外に自分が居て楽になれる居場所を作る」ことが重要なのです。
余計な付き合いがなくなることを良いことと考える
職場で孤立するのが辛いと感じる人もいれば、誰にも話しかけられないほうが楽だと感じる人もいます。その、「職場で誰にも話しかけられないほうが楽」だというふうに、プラスに受け取るのも良い方法です。楽なことなら、なおさら気にしないで済みます。
誰にも話しかけられず孤立していれば、行きたくない職場の飲み会にもわざわざ行かなくて済むのです。お酒の苦手な人ならば、飲み会に行かなくて済むことほど楽なことはないでしょう。飲み会に誘われなければ断り文句を考える必要もないし、無駄な会費を払う必要もありません。
そう考えれば、孤立していることも気にしないで良くなります。飲み会に行かなくて済んだお金を自分の趣味に使うことで楽しみも得られ、さらにプラスにもなるのです。
仕事場は友達を作るための場所ではない
職場でやるべきなのは仕事であって、友達を作ることではありません。もちろん職場の人と良い関係を作るのは悪いことではありませんが、友達になる必要はありません。
むしろ、求められるのは業務態度や責任感の有無等です。職場で孤立していたとしても、それによって解雇や左遷をされていないのであれば、気にしないで業務に集中するのがいいでしょう。
職場には友達を作りに行くのではなく仕事をしに行っているのだ、という考え方をするのも孤立を気にしないでいい、一つの方法です。
次の仕事へのステップアップだと考える
確かに孤立しても気にしない人が孤立した職場で仕事をするのは辛いものです。しかし、今の職場での仕事をしっかりとこなして、次の仕事へのステップアップをしていると考えるのも一つの方法です。
その職場に一生を捧げるつもりでいるなら別ですが、そうでなければある程度の経験を積み、もっとレベルの高い人たちのいる職場に転職するのも良い方法でしょう。
そのために、今は仕事のスキルアップを目指して、今の職場の人たちが羨ましがるような転職に繋げてみたらいいでしょう。
周りの見かたを変えてみる
自分が原因ではない孤立であれば、それは職場内の苛めである可能性もあります。そんな苛めをいい大人がしているというのは、職場環境のレベルが低いのです。自分はそんな人たちとは違うんだ、という考え方をしてみるのもいいでしょう。
そういうふうに考えられるようになれば、少しでも気にしないで仕事に打ち込めるようになります。苛められたまま、それが原因で退職してしまっては、その苛めに負けたことになります。
自分は決してこういうふうにはならない、なりたくないと強く思えば、気持ちではその人たちに負けていません。
職場・会社で孤立して辛いときの対処法
どんな理由にせよ職場で孤立してしまったら、とても辛いものです。そんな時にどうしたらいいのかをご紹介します。
積極的にあいさつをしてみる
職場で人間関係を円滑にするには、職場の人とのコミュニケーションが大切です。自分から何も話さないのでは、コミュニケーションも始まりません。
孤立しないためには自分から積極的に声を掛けることが必要ですが、それまで話さなかった人といきなり会話をするのは難しいでしょう。
それならば、職場に着いたらなるべく他の人に聞こえる大きさの声であいさつをすることから始めてみるといいです。あいさつを積極的にして行くことで、職場の人の自分を見る目も少しずつ変わって行くでしょう。
仕事上の関係と割り切り感情的にならない
原因も分からずに孤立したり、意地悪をされてしまって辛い気持ちは分かりますが、同じように感情的になってはいけません。苛められたからといって、同じように仕返しをしていては何の解決にもなりません。
不条理な仕打ちを受けて、感情的になるなというのも難しい話ですが、人間関係を余計にこじらせてしまうと、仕事にも影響や支障が出てしまいます。
辛い気持ちのままに感情的になっても、自分も相手も不幸になってしまうだけです。苛めであれば、こちらから何事もなかったように過ごしてしまえば、よほど執念深い相手でなければ、いつの間にかなくなっているということもあります。
退職を考えたっていい
孤立して、そのまま退職したのでは、苛めに屈してしまったのと同じになってしまうかもしれません。しかし、そのまま職場に通い続けていては、ストレスが爆発してしまいます。
まず、休養することです。しっかりと睡眠を摂って、美味しいものを食べて、これからの自分を見つめてみる。そんな時間も大切です。
気持ちが落ち着いたら上司に相談して、それでも駄目ならもっと上の立場の人に相談しましょう。それでも、どうしても駄目なときは退職を視野に入れてみるのもいいでしょう。
「逃げる」ことは「負ける」ことではない
職場で孤立して、ストレスを抱えてしまって、最終的に考えるのは、やはり「退職」でしょう。特に精神的にダメージを受けてしまい、うつになってしまったりしたら、休養を取らなければいけません。そんなときは、まず、休職することを届けてみましょう。
もし、休職を受け入れてもらえない会社・仕事場であれば、そのときは思い切って退職したってかまわないのです。退職は最終手段ですが、「本当の自分」を取り戻すための大切な手段でもあります。
どうしても仕事に行けなくなってしまったら、ストレスが限界に来てしまったら、退職することも一つの方法です。
孤立したことで退職するのは恥ずかしい…と思う人もいるでしょう。しかし、退職するということは、ゆっくりと休んで、本来の自分を取り戻して、次に進むためには、時には必要なことです。
自分にプラスにならない職場から「脱出」するという意味での退職は、決して「苛めに負けた」、「孤立に負けた」ことではありません。むしろ、人を苛めて楽しむような職場は、退職して切り捨ててしまってもいいのです。たくさんいる人間のうちの一人が退職したところで業務に影響するようなことはありません。
プラスにならない職場を切り捨てて次に進むことは、あなたのこれからの人生にとってプラスになることなのです。