依存体質の性格・特徴や原因!人に依存する人の治し方・克服方法
依存体質や依存体質な人に好かれやすい人がいるというのを知っていますか?「もしかして自分って依存体質なのかも…。」「恋人が依存体質かもしれない…。」と感じた時には、依存体質になりやすい人の特徴などと照らし合わせてみてください。
目次
依存しやすい人ってどんな人?どうしても依存してしまう…
みなさんは「依存しやすい人」ってどのような人のことを言うのかを知っていますか?「依存」という言葉はいろいろな意味として使うことができるのですが、特に代表的な依存が「恋愛依存」なのではないでしょうか。
恋愛は人に依存する人がとても多く、依存してしまう人も依存されてしまう人も疲れてしまうことが多いです。どうしても依存しやすい、人に依存する人は寂しがり屋だったり一人でいることに耐えられない人が多いようです。
そもそも依存体質とは?
今回は依存しやすい人、すなわち「依存体質の人」についてご紹介させていただくのですが、そもそも依存体質とはどのような意味を持っているのかを知っていますか?依存体質とは「恋愛」「ネット」「友達」といったように、人に依存する人や何か物に対して依存してしまう人のことを指しています。
依存と聞くとかなりのめり込んでしまっているようなイメージがあり、「○○依存」という言葉はあまりいい意味で使われないことがほとんどです。では、依存体質というのはどの程度から依存体質と言われてしまうのでしょうか。次は依存体質の意味について、ご紹介していきたいと思います。
依存体質の意味
依存体質というのは、何かに対して執着を持っているということを意味しています。何かに対して「好き」という気持ちを持つのは普通の人と同じ感覚ですよね。しかし、依存体質の人は好きという気持ちよりも、その人や物が好きだという気持ちを抑えることができなくなってしまっている人のことを言います。
また、依存体質と言われてしまう人は他の人よりも依存しやすい性格をしていたりしますので、他の人よりも何かに対する執着心がとても強いです。依存体質になってしまう人は、今までの生活が影響しているようです。
依存体質の人の性格
依存体質について分かったところで、依存体質の人はどのような性格をしているのかご紹介していきたいと思います。依存体質の人の性格を知ることによって、自分の恋人が人に依存する人なのかということを判断する基準となるはずです。
また、自分が「もしかして人に依存する人なのかも…。」と不安になってしま事があると思います。そのような時にも、依存体質の人の性格と自分の性格を比較することによって、自分が依存してしまう人なのかを判断することができるでしょう。
寂しがり屋
人に依存する人で依存体質だという場合は、寂しがり屋な性格だということがほとんどです。恋人や友達がいたとしてもなぜか寂しいという気持ちを抑えることができなくなってしまうため、その結果人に依存してしまうようです。
この性格は初めはあまりわからないのですが、付き合っていくうちにだんだんと分かってくる性格です。連絡が多くなったり会う頻度が多くなっている場合は、寂しがり屋で人に依存する人だということが分かります。
かまってちゃん
「いつも構ってほしいな!」といった性格の持ち主は先ほどの寂しがり屋の性格ともつながりがあり、結果的には人に依存する人が多いです。何かあるわけでもないのに連絡をしてくる人がいる場合は、依存しやすい人ということができるでしょう。
連絡というのは急ぎの連絡しかしないという人が多く、「今日何食べた?」といった連絡はする必要がありません。このような内容のない連絡ばかりを送ってくる性格の持ち主は、人に依存する人で依存しやすい性格となっています。
打たれ弱い
依存体質の人の性格には、打たれ弱いという性格の人がいます。
何か自分にとって嫌だと感じてしまうことがあった時に、依存体質や依存しやすい人はすぐに落ち込んでしまうといった性格が出てしまいます。ですので、常に落ち込んでいる印象のある人は何かに依存してしまう性格だということができます。
打たれ弱い依存体質の人の中には、相談を何度もしてくる人もいれば全く相談をしてこないという人もいます。ですので、打たれ弱いのかを判断するのには、落ち込んでしまう回数を数えておくといいでしょう。
自信がない
自分に自信がないという人も人に依存してしまう人ということができます。自分に自信がない人は何かの依存してしまうことによって、その自信のなさを紛らわせようとしています。
しかし、依存体質の本人は無意識に依存してしまうのでその性格を克服しようと考えていることは少ないです。
また、人に依存してしまう人が自信のない性格を持っていると、自分を肯定してほしい!という気持ちばかりを押し付けられてしまうこともありますので、自信のない依存体質人と関わる時には十分注意するようにしましょう。
人に頼れない
依存しやすい人は意外と人に頼ることができない人が多いです。人に頼ることができないからこそ、人以外の何かに依存しやすいと言えます。
素直に人に頼ることができないので他のものに依存することによって、その気持ちを紛らわせようとしています。結果的に人付き合いが悪くなることに繋がる場合もあるので注意しましょう。
依存体質の人の特徴
依存体質になってしまっている人は共通していくつかの特徴がありますので、性格に続いて特徴を知ることによって身近な人が依存しやすい人なのかを見分けることができるはずです。この依存体質の人の特徴は、すべての人に当てはまるというわけではありません。
しかし、依存しやすい人や依存体質の人の場合はこの特徴のいずれかに当てはまるでしょう。
褒めてもらいたい
人に依存してしまう人に当てはまる特徴なのですが、誰かに自分を褒めてほしい!という気持ちが強いという特徴を持っています。
この誰かに褒めてほしいと考えてしまう人は、自尊心を自分で満たすことができないため人に依存してしまうことによって、その承認欲求を満たそうとする傾向にあります。
この特徴から人に依存してしまう人は、その人のことが好きなのではなくて依存することで自分の気持ちをバランスよく保とうとしていることが分かります。
頼ってばかり
人に依存する人は人に頼ることができない性格だということをお話ししました。しかし、人に頼ってばかりだという人も人に依存する人の特徴だということができます。この特徴から人に依存する人は、その人の行いや行動などを見て自分にメリットがあるというように感じています。
人に頼ることによって自分が楽をすることができたりメリットがありますので、その味をしめて人に依存する人になってしまうようです。頼ってばかりな依存体質の人は、頼る人がいなくなってしまった時に困ることが多いです。
言い訳が多い
言い訳が多いという特徴を持っている人も依存しやすい人で、依存体質になってしまっている可能性が高いです。このような依存しやすい人は、明らか自分が悪いと思うようなことがあったとしても、言い訳を使ってそれから逃れようとするでしょう。
言い訳が多いという依存体質の人は、人に存する人ではなくものに依存してしまう人が多いようです。なので、人にきつく当たってしまうということも多いようです。
ネガティブ思考
人に依存する人というのはネガティブな思考といった特徴を持っていることが多く、そのネガティブな部分を誰かに依存することによって書き消そうという特徴になります。
人に依存する人は誰かに自分のすべてを任せることによって、不安になってしまう気持ちも相手に負担してほしいと思っています。
このような特徴を持っている依存しやすい人は、依存しやすいという部分とすぐに開き直るといった特徴もあります。すぐに開き直ことができますので人に依存してしまう場合で、周囲の人が離れていってしまってもすぐに気持ちを切り替えることができます。
自分と向き合っていない
自分と向き合っていないという特徴も、依存体質の人の特徴だということができます。自分と向き合うというのは自分の性格を見直したりしないといけません。
しかし、依存体質の人は自分のその性格と向き合ってしまうと自分を否定しなければいけなくなってしまうので、自分と向き合うことができません。
このような特徴を持っている依存体質な人は、周囲の人から「依存しやすいんじゃないの?」と指摘されてしまったとしても、自分と向き合うことができないので自分では「そんなことない!」と考えてしまいます。
依存体質になる人の原因
依存しやすい人が依存体質になってしまうのには、いくつかの原因があります。
もしも、依存してしまう体質をやめたい、改善したいと思っているのであればこの原因を突き止めることによって、改善しやすくなります。依存体質に悩んでしまった時には、まずは自分がなぜ依存してしまうのかという原因を探ってみましょう。
依存体質になってしまう人の原因としては、今まで育ってきた環境や今まで経験したことが大きく影響していることがほとんどです。ですので、原因を解明してから原因を自分で解決することができるようになる必要があるでしょう。
親から見放されていた
育ってきた環境が原因となっている場合、親から見放されて育ってしまった人が依存体質になりやすいと言われています。これは、今までかまってもらうことができなかったということが反動となって、他の人に依存することでその寂しさを紛らわせようとしてしまいます。
このことが原因で人に依存してしまっている人は、どれだけ人からかまってもらったり相手をしてもらったとしても満たさせることがありません。ですので、原因が分かった時に自分の考え方から改善する必要があります。
浮気をされたことがある
恋愛において浮気をされたことがあるという経験のある人は、これが原因となって依存体質になってしまっている可能性があります。
好きな人に浮気をされるというのはとても苦しいことで、一度経験してしまうとその後付き合った人も浮気してしまうのではないか?と疑心暗鬼になってしまいます。
疑いたくないのに疑ってしまうという状態から、相手に依存することでその不安を書き消そうとしています。もしも、浮気が原因となって誰かに依存してしまっているのであれば、それを克服するために何か改善策を考えなければいけません。
友達に裏切られたことがある
友達から裏切られたことが原因で依存体質になってしまっている場合、原因が分かったとしてもなかなか克服することができません。人から裏切られてしまうというのは、その後も人を疑ってしまう原因となります。
ですので、依存体質になっている原因が分かった場合は一人でその原因を克服しようとするのではなく、信頼することができる人に相談するといった克服方法を選ぶようにしましょう。
依存体質の人はどんなものに依存する?
ここまで依存体質などについてご紹介させていただいたのですが、依存体質の人は具体的にどのようなものに依存してしまうのでしょうか。依存体質の人が多いと言われているのが「恋愛依存」です。
恋愛は相手のことを好きになることで成立するのですが、相手がいることで常にかまってもらうことができるという考えになってしまいます。
また、人に依存する以外のものでいえば「ネット依存」「ゲーム依存」といったバーチャルなどの架空世界に依存してしまう人もいます。これは、現実世界の自分に納得できていないためネットやゲームの中で新しい自分を作ろうとしています。
依存してしまう性格を克服したい!治し方は?
人に依存してしまう性格をしている人は、周囲から注意をされたり自分で危ないかも…。と感じた時にその性格を克服したい!と考えるはずです。しかし、依存してしまう性格というのは克服しようとしていくら気を付けていたとしても、なかなか改善することができない場合が多いです。
では、依存体質などを治したいと思った時には、どのような治し方に挑戦するといいのでしょうか。依存してしまう性格をいきなり克服することはできませんので、徐々に克服していきましょう。
必要のない連絡を絶つ
人に依存してしまう性格を改善したいのであれば、必要のない連絡を絶つという治し方がおすすめです。寂しいと感じてしまうと、どうしても誰かに連絡してしまう癖がついています。ですので、その癖を改善するためにもこの依存体質の治し方はとても重要です。
携帯の電源を切る
先ほどの改善方法で克服することができない場合には、携帯に電源を何日も切ってみましょう。この治し方であれば携帯の電源を入れない限り連絡を取ることができません。また、親や友達などの携帯を預けておくという治し方も、荒療治ではありますが改善方法としてはおすすめです。
自分の気持ちを抑えてみる
依存体質の治し方として自分の気持ちを抑えるという治し方があります。この治し方は改善するのに時間がかかってしまって、自分も苦しい思いをしてしまうこともあるでしょう。
しかし、この治し方になれることができれば寂しいといった気持ちなども克服することができるはずですので、ぜひこの治し方に挑戦してみてください。
もしも、この治し方で自分の気持ちを抑えることができないのであれば、その都度相手に注意してもらうという治し方もおすすめです。この治し方であれば改善することで恋人や友達との関係も良くなるはずです。
友達と遊びに行く
もしも、インターネットやゲームなどに依存してしまっているのであれば、意図的にインターネットやゲームに使う時間を作らないようにする必要があります。
インターネットやゲームは家でないとできない場合がほとんどですので、友達と遊びに行くことによってその時間を作らないようにすることができます。
また、友達と遊んでいろいろなことに挑戦することができれば、今まで経験してこなかったことを新しく知るきっかけになります。
病院で相談する
あまりにも依存しすぎてしまって体調に支障をきたすほどひどい場合は、自分で改善することが不可能なこともあります。自分で改善できないのであれば病院で改善してもらうという治し方がおすすめです。
他にもいろいろな依存体質の人を見てきていますので、それにあった治し方を教えてもらえるはずです。
依存体質は一人で克服することが難しくても、誰かがいれば簡単に改善することができることもあります。
依存体質の人に「依存されやすい人」の特徴とは?
依存体質の人のことが分かったということで、逆に依存されてしまう人とはどのような人のことを言うのでしょうか。実は依存体質の人に依存されやすい人という特徴があります。
ですので、もしも身近に依存体質の人がいてその人に依存されてしまっている…。という人はその特徴に当てはまっているのかもしれません。
依存されやすい人はどこか付け込まれやすいという部分もありますので、依存体質の人だけでなくいろいろな部分に注意してみてください。
同じく依存体質
依存してしまう人に依存されやすい人というのは、同じく依存体質な人が多いでしょう。これは共依存といって片方が依存体質の特徴が現れやすいため、もう片方が依存体質となってしまっていることに気付きにくくなっています。依存体質に気付かないままですので、そのままズルズルと苦しい関係が続いてしまうことになります。
同じような依存体質で共依存となってしまっている場合は、どちらかが依存体質を改善したとしてももう片方が克服できていなければ意味がありません。
つけこまれやすい
どこか付け込まれやすい雰囲気のある人は、人に依存してしまう人から好かれやすいという特徴があります。
この付け込まれやすい人というのは雰囲気でわかることもあれば、実際付き合ってからわかる場合もあります。大体の場合は初めから付け込むことができるような雰囲気を感じ取ることができます。
依存体質の人は、その部分を直感的に認識してしまうので依存してしまうようです。依存してしまっても許してもらえることが多いので、「このままでいいんだ!」という考えになってしまいます。ですので、付け込まれやすい部分があるという人はそれを克服する必要があります。
求められることが好き
依存されてしまうということは、その人から求められているという意味に置き換えることができます。依存されてしまっている人の中には自分で承認欲求を満たすことができないため、依存されることによって自分は求められているんだ!という承認欲求を満たそうとしています。
求められることが好きだという人は自撮りを良く撮っていたり、誰かから相談を受けた時に真っ先に返事を返すという特徴があります。
あなたの依存体質をチェックしてみよう!
彼氏彼女が途切れたことがない | Yes or No |
誰かがいないと寂しいと感じる | Yes or No |
他人が幸せにしているのが許せない | Yes or No |
好きなことにはとことん時間を使う | Yes or No |
好きな物を買うのにお金は気にしない | Yes or No |
恋人とは常に一緒にいたい | Yes or No |
誰かから裏切られた経験がある | Yes or No |
浮気された経験がある | Yes or No |
家庭環境があまり良くなかった | Yes or No |
人から求められたい | Yes or No |
共依存には注意
先ほども少しお話しさせていただいた共依存には注意してください。共依存というのは依存しあっている同士だからいいのでは?と考えてしまう人もいますが、共依存のほとんどはお互いがお互いを悪くしていってしまいます。
なので、共依存になってしまっている場合はそれを治す必要があります。
しかし、共依存になってしまっているということは本人たちは気づかないことがほとんどです。ですので、もしも周囲の人の中に共依存になってしまっている人がいるのであれば、注意してあげてください。
依存体質を治そう
どうでしょうか。人を好きになったり何かを好きになるということは決して悪いことではありません。
しかし、度を過ぎてしまっている場合は問題となってしまいます。周囲の人に迷惑をかけてしまったり、好きな気持ちが先走ってしまって体調に異常をきたすというのはあってはならないことです。
ですので、もしも何かに対して依存する気持ちを持ってしまっているのであれば、それを理解するところから始めてみてください。そうすることで、徐々に依存体質を克服することができるようになるでしょう。