運が悪い人の特徴や原因！運がない・運気が悪い時の対処法

新しい靴を下した日には必ず雨が降る、デートに誘われた日に限って残業になる、目の前でバスが発車する、くじに当たったためしがない、嫌いな人と隣になる、お気に入りのアクセサリーを無くす、バックアップしようと思っていた矢先にパソコンが壊れる。

一つ一つは大したことでなくても、積み重なればダメージは大きいです。何で私ばっかりと、ため息をつきたくなります。

やることなすこと空回りで、運に見放されたとしか思えない、運が悪い時も人生にはつきものですが、あまりにも運がなさすぎると何か原因があるのではないかと疑ってみたくもなります。

運が悪いのはたまたま運気が下がっているから、そのうち運が巡ってきて運がよくなるということなら、そうそう気に病む必要もないのですが、人生を振り返ってみて、運がいいと思った経験がない、運が悪い時の連続という人は、何か根本的な原因があるのかもしれません。

運が悪い人には運がいい人にはない、特徴があります。思い当たる節があったら、運がなさすぎる人生から脱却する対処法を考えなくてはなりません。まずは自分が、運が悪い人の特徴を携えていないか、チェックしてみましょう。

「運」とは何でしょうか。「風まかせ、運まかせ」とか、「運も実力のうち」とか、「勝負は時の運」とかの言うように、「運」とは、自分の力ではどうにもできない、人の力では変えられない巡り合わせです。

人知の及ぶところではないなら、誰もが平等に運がいい、運がない状況に行き当たりそうなものですが、なぜ人生において運が悪い時ばかり続く、運の悪い人が存在します。

「運」は、持って生まれた宿命とは違います。自分のことを運が悪いと思っている人や、他人から見ても明らかに運が悪い人には、行動や考え方に特徴があります。

運が悪い人の特徴に心当たりがあったら、注意したほうがいいかもしれません。今はそんなに運が悪いと思っていなくても、いずれ運がない状態に陥ってしまうかもしれません。

運が悪いと思っている人は、「でも、だって、どうせ」が口ぐせのようになっている場合があります。自分に都合の悪いことがあると、原因を自分以外に求めるという特徴がある人は、総じて運が悪いです。

言い訳ばかりしている人にとっては、「運が悪い」ことも立派な言い訳の一つです。反省したり、原因を追究したりして問題を根本的に解決する気概がないので、運がなさすぎることが原因で起こったと思い込んでいる問題についての対処法は見つかりません。

人生に一分の不満もない人はそんなに多くありません。誰でもなにがしかの不満を抱えて人生を送っていますが、その不満を四六時中口にしている人は、自分から運気を下げてしまいます。

不平不満は聞いていて気分のいいものではありません。それに人の悪口が加わったら最悪です。

不機嫌な人は周りの人を不愉快にするので、自然と人から敬遠されるようになり、縁も切れてしまいます。「運」には、人が運んでくれる「人運」もありますが、不満ばかり口にして向上心がない人には、人運は訪れません。

「人運」には、他人が運んでくれる他力運もありますが、自分から運を呼び込む自力運もあります。身だしなみな心構えのあらわれです。身だしなみが乱れていると、自力運を下げてしまいます。

髪はボサボサ、服はしわだらけ、靴はほこりまみれ、嫌なにおいがしたり、爪に垢がたまっていたり、そんな人と親しくなりたいと思う人はあまりいません。積極的に助けてくれようとする人がいなければ、結局他力運も低下してしまします。

中学校や高校で、「服装の乱れは心の乱れ」と、制服や私服をうるさく指導された記憶がある人もいるかもしれませんが、運に関しても同じです。服装の乱れは心の乱れ、ひいては運気の乱れにつながります。
 

好きな人に告白されたのに、付き合って幻滅されたらどうしようと尻込みするような人は、運がいいことも、勝手に運が悪いことにすり替えてしまいます。

最悪を想定して準備をすることは決して悪いことではありませんが、慎重であることと、悲観的であることは同じではありません。

悲観論者は目の前に幸運があっても、それに気づくことができませんし、運がいいこと自体に疑いを持ってしまうので、せっかくのチャンスを生かすことができません。

運が悪い人には、人が集まっていれば自分の悪口を言っているのではないかと不安になったり、親切にされると騙されるんじゃないかと疑心暗鬼になったり、悪いほうに悪いほうに考えが行ってしまうという特徴があります。

知らず知らずのうちに人間は思考に沿った行動をとるので、思ったことが現実になることはよくあります。これでは運が悪いというより、自分から運を悪くしているようなものです。

「運」は常に一定ではありません。いつまでたっても運がないまま、運がいいと思ったことがない、あまりにも運がなさすぎるという人には、運が悪い原因があります。

「運」は、人の力では変えられないと考えがちですが、変える努力をしなければ、変わらないのは当たり前です。「運がないから」と物事を切り捨ててしまうのは、一種の逃げです。

もしかしたら運が悪いのではなく、どこかに見落としがあったのかもしれない、努力が足りなかったのかもしれない、と自分の間違いや欠点に向き合うことができれば運は向いてきます。

運が悪い、運がなさすぎるのは、全部を運のせいにして、進歩、発展、成長の機会をみすみす逃してしまっているのが原因です。

意固地で、こうと思い込んだら梃でも動かない、柔軟性のなさが運がない原因にっていることもあります。よくある例えですが、コップに入った水を見て、「まだ半分ある」と考えるか、「もう半分しかない」と考えるかで、気持ちは大きく変わります。

運が悪いと思っても、違う面から考えれば実は運がいいのかもしれない。そんなことは人生ではたくさんあります。運が悪い人は、思い込みも運がない原因の一つかもしれません。

どんなにポジティブに考えようとしても、到底納得できないような、本当に理不尽で運がないという時も、人生にはまれにあります。

それほど運が悪い時はもうどうしようもありませんが、その運の悪さをいつまでも嘆いていては、いつまでたっても運が悪いままです。

運がなかったことはすっぱりと諦めて、気持ちを切り替えるしかありません。人生ずっと運がないということはありません。もし、運がなさすぎると思うのであれば、運が悪い時をずっと引きずっているのが原因です。

運には、考え方によって、天が与える「天運」、場所による「地運」、時が意味を持つ「時運」、人との関わりが生む「人運」があります。姓名判断では、姓と名をつないでいる漢字の総画数で人運を判断し、人運はその人の個性や内面をあらわします。

「人運」は文字通り、人が運ぶ運、人間関係によって左右される運です。良い人と巡り合うことも人運の一部です。人間関係が豊かな人ほど人運には恵まれます。運が悪い人は、コミュニケーション不足が原因で、人運が悪いのかもしれません。

ネガティブ思考は運が悪い人の特徴の一つですが、ストレスをうまく発散できないと、人はネガティブになりがちです。

夢中になれる趣味があったり、愚痴や悩みを聞いてくれる友人がいて、落ち込んだり、悩んだりした時にも短期間で気持ちを切り替えられるならいいのですが、ずっとストレスを抱えたままだと、どんどん運気は下がっていきます。

マイナスの運気はさらなるマイナスを呼びます。パッと気分転換して下がり気味の運気を立て直す方法を持っていないことも、運を悪くする原因になります。

運が悪い人がいれば、当然運がいい人もいます。その証拠に、宝くじに何度も当選する人がいます。何かコツでもあるのでしょうか。

実は、運が悪い人と同じように、運がいい人にも特徴があります。誰もが羨む運がいい人の特徴を見てみましょう。

運がいい人は、人生に対して前向きで明るい希望を持っています。運がいいから当たり前と思うかもしれませんが、運がいい人でも、運が悪い時もあります。運がいい人は、悲惨な状況であっても、人生に絶望したりしません。

運がいい人は、運の悪さをエネルギーに変えられるという特徴を持っています。逆境にあっても負けないたくましさと未来を信じる力が運の悪さを跳ね返し、再び運を呼び込みます。

運がいい人を観察すると、人付き合いが得意で、話し好き、社交的という特徴があることが多いことがわかります。人に好かれるというのも特徴の一つです。運がいい人とは、人運に恵まれた人でもあります。

自分から人と関わることで人脈を広げようと努力し、そうして関わった人たちから愛され、救いや援助の手を差し伸べられるので、自然と人運だけでなく、他の運も向いてきます。

運がいい人も運が悪い人と同じように、運が悪い時があるはずですが、運が悪いと納得したり諦めたりせず、運を好転させるきっかけを見つけるのが上手なので、結果的に運が悪いままにはなりません。それが周りからは運がいい人に見えるのかもしれません。

運は、悪いと決めつけてしまったらそれ以上の進歩はありません。運がいい人は諦めが悪い人といってもいいのかもしれません。

「人事を尽くして天命を待つ」とは、仕事や勝負の世界ではよく使う慣用句です。「出来ることを全てやったら、後は運命にまかせて静かに待つ」という意味です。この慣用句のポイントは、「人事を尽くす」、つまり、全力で頑張るという点です。

「運」に頼らず、自分の能力の及ぶ限りの努力と工夫をした後でなら、どのような結果になっても納得することができます。そういう時は、仮に結果が思わしくなくても、気持ちを切り替えて次に向かうことができるので、運が悪い状態を引きずることはありません。
 

運が悪い人と一緒にいると運が悪くなるということを実感したことがある人は少なくないでしょう。朱に交われば赤くなるとはよく言いますが、水は高いところから低いところへ流れます。運気も同じで、マイナスはマイナスを呼びます。

ところが、強烈なプラスの運気を持つ人と一緒にいると、悪い運気が好転することがあります。運がいい人のパワーが伝染するように、運が悪い人の負のオーラを取り払ってくれます。

運が悪い人は、運がいい人とはものの見方や考え方、発想が真逆です。ネガティブ思考や悲観主義はなかなか変えられるものではありませんが、常にポジティブな、運がいい人の周りにいれば、徐々に考え方も変わります。

運のいい人の強力なポジティブ思考に助けてもらって、運の悪さの最大の原因になっているネガティブ思考を改善できます。

運がいい人はとにかく人間関係が豊かです。運がいい人と一緒にいれば、自然と交友関係が広がり、運がいい人が持つ「人運」の恩恵を受ける可能性が高くなります。「人運」は、いくつもある運のうちで、最も手に入れやすく、長続きする運です。

人付き合いが苦手な人が、コミュニケーション不足を克服して人間関係を構築し、人運を得るのは大変ですが、運がいい人と一緒にいれば、いい人運を得る方法やコツを学ぶこともできます。

運がいい人と一緒にいるということは、コミュニケーション能力を高める訓練にもなります。

運がいい人と一緒にいると、運がいい人の思考だけでなく、行動パターンも真似することができます。運がいい人は、自分から積極的に人に話しかけるという特徴があります。一緒に行動するうちに、口下手、話し下手、人見知り、引っ込み思案も解消されるかもしれません。

早起きをする、バスやトイレの掃除を丁寧にする、遅刻をしない、適度な運動をする、バランスの良い食事をするなど、運のいい人に多い行動の特徴を身近に見るだけで、自分の運が悪かった原因が特定できるかもしれません。
 

運が悪い人は、自分の運がないと不平不満を言ったり、運がなさすぎると嘆いたりするばかりで、努力をしません。運が悪い人は、運がいい人はただ運がいいだけだと思って、羨んだり妬んだりしているかもしれません。

でも、運がいい人はただボーっとしているだけで運が良くなったわけではありません。運がいい人は、やっぱりそれなりの努力をしています。

運がいい人の間近にいることで、運が良くなるために運がいい人が何をしているのかを学ぶことができ、運を良くするコツをつかんで自分の運を上昇させるようになります。

運がない、運が悪いのは、考え方のせいだったり、努力不足だったり、実は原因がある場合もありますが、どうにも運がなさすぎるという時は、それなりの対処法が必要です。

対処法を間違うと、どんどん深みにはまって、運がない負の連鎖に巻き込まれてしまい、抜け出せなくなってしまうかもしれません。

まず初めに、失敗や不調は本当に運が原因なのか、見直してみましょう。努力の余地はないのか、改善の余地はないのか、見落としはないか、手抜きをしていないか、「人事を尽くした」かをよく考えましょう。

熟考してもこれ以上何もできることがないと判断したら、静かに結果を受け入れるしかありません。

運気は心意気で変えることもできます。「人間万事塞翁が馬」ということわざを知っている人は多いでしょう。災難も発想を変えるとラッキーになります。少々無理があっても、前向きに考えるようにすると、気分が変わります。

運が悪いからと部屋に閉じこもっていては、運は変わりません。公園や森林、海や山などに出かけ、美しい自然の光や風に触れ、悪い運を祓いましょう。美術館や博物館で静かな時間を過ごすのもおすすめです。

誰にも会わず、運がなさすぎると落ち込んで過ごすのが一番良くない過ごし方です。運が悪い時は、時間を贅沢に使い、心を満たすのがおすすめの対処法です。

部屋をきれいにすると、精神安定にも役立ちますし、悪い運気を祓うことにもなります。運が悪い時は、普段なかなか行き届かない細かいところまで念入りに掃除しましょう。とくにおすすめはバスとトイレです。

バスやトイレがきれいだと、気持ちも明るくなります。運が悪い時で、外に出る気になれないなら、掃除が一番おすすめの対処法です。

運が悪い時なので、冒険的な買い物や高価な買い物は失敗する可能性が高く、おすすめできませんが、ちょっとだけ贅沢をするのも運が悪い時にはおすすめの対処法です。

悪い運をやり過ごすなら、きれいな花を部屋に飾りましょう。美しいものがあれば気持ちが華やぎます。花屋で花を選ぶだけで心が躍り、運気が変わるかもしれません。

ちょっとした花束は、それほど高価ではありませんが、運がなさすぎると落ち込んだ気持ちを上向かせるにはぴったりのアイテムです。

「笑う門には福来る」は、気休めではありません。運気が下がっている時にも笑いは有効な対処法です。コメディ映画を観てもいいですし、漫才や落語を聞いてもいいです。涙が出るほど笑って運の悪さを忘れましょう。

運が悪い時は、残念ながら何をしても上手くいきません。しかたがないので、そういう時は、頭を低くして悪い運が過ぎ去るのをじっと待つのも対処法の一つです。人生は、運が悪い時ばかりがいつまでも続くわけではありません。

ジタバタすればするほど深みにはまるということもあり得ます。ネガティブ思考に取り付かれて運が悪い時が長引くことがないように、気を付けましょう。

運がない、運が悪い時の対処法でもやり過ごすことができず、運がなさすぎると思ったら、運を良くするおまじないなどもおすすめの対処法です。

運が悪い時には、自然のエネルギーに力を貸してもらいましょう。自然に触れるのが一番ですが、太陽のパワーを集めたお守りを持ち歩いておけば悪い運気を遠ざけることができます。

太陽光を集める必要があるので、天気の良い日に行います。用意するものは巾着袋と7色のビー玉、虫眼鏡です。日当たりのよい窓辺に巾着袋の口をいっぱいに開いて置きます。

その上に、ビー玉を重ならないように置き、ビー玉一つ一つに虫眼鏡で集めた太陽光をあて、巾着の口を閉じます。この巾着袋を鞄に入れて常に持ち歩きましょう。巾着袋のことを誰にも知られないようにすると、効果が上がります。

運が悪いと自分で思い込んでいると、運が悪いままです。「私はついている」、「私は運がいい」と一日一回鏡に向かって口に出して言ってみましょう。

「言霊」という言葉があるように、言葉には力があります。ため息をついたり、運が悪いと口にしたりすると、運はますます悪くなります。

ポジティブになれるような言葉なら、どんな言葉でもかまいません。大事なのは、自分で自分が運がいいと信じ込むことです。

努力や実力と関係なく運が試されるといえばくじですが、くじ運がいい人というのは存在していて、総じてポジティブで社交的と、運がいい人の特徴を備えています。

運が悪い人がくじに挑むなら、運がいい人の特徴を真似して少しでも運気を上げる努力をすることはもちろんですが、パワースポットで運気を上げるのも有効な手段です。

大阪市浪速区にある敷津松之宮の摂社大国主神社は、開運神社としてマスコミでも取り上げられるほど有名なパワースポットです。「種銭」というお守りをお財布に入れておけば金運がアップするといわれ、宝くじの高額当選者にも参拝者が多いです。

佐賀県唐津市の高島という小さな島にある塩屋神社の境内にある宝当神社は、名前の通り、お参りすると宝くじに当たると評判です。

参拝するには定期船で島に渡らなければなりませんが、多い時には一日に何千人もの参拝客が訪れます。

東京都中央区日本橋にある椙森神社は、江戸時代に富くじを行っていたため「富塚」があり、宝くじを購入する人には人気のパワースポットです。毎年9月2日は「くじの日」として、宝くじの祈祷を行いっています。

運がいい人生と運が悪い人生、どちらがいいかと言われたら、運がいい人生がいいに決まっています。運がいい人は、周りからは、何の努力もせず運を手に入れているように見えるかもしれませんが、生まれついて運がいい人といういません。

運がいい人は前向きで積極的という特徴がありますが、それだけで運が良くなるわけでもありません。

運がいい人は運がいい状態がなるべく長く続くように、努力や工夫を怠りません。嫌なことがあったり、辛いことがあったりした時に、運のせいにしないというのがその一つです。

運がなさすぎると悩んでいる人が、運がいい人はいいな、と羨ましがっているばかりでは運は巡ってきません。

運がなさすぎる人生の対処法は、諦めないこと、この一つしかありません。運が悪い人は、自分を磨く努力をすること、たとえ本当に運が悪くても、視点を変えて前向きにとらえること、ピンチをチャンスに変えるように心掛けること、そうすると運が向いてきます。