高杉俊介(スーパー1)の現在！詐欺で借金がある？特撮ヒーローの今

借金や詐欺容疑の話題を追及する前に、高杉俊介という俳優について簡単に紹介したいと思う。
 

どんな経緯でスーパーヒーローになったのか。これまでの出演作品と合わせて活動内容にも触れておきたい。

野生の証明は森村誠一原作の小説を角川書店が映画化した第三弾。高倉健が主演を務めておりその他に薬師丸ひろ子や三國連太郎、丹波哲郎、梅宮辰夫、松方弘樹など有名人が多数出演している。

この映画で高杉俊介は元レンジャーだった経験を活かし軍事トレーナーとして撮影中の軍事指揮を担当した。

また俳優デビュー作となってはいるが、役名はなくスタントとしての出演となった。

現在でも人気の高い仮面ライダーシリーズの第7作目となった仮面ライダースーパー1は1980年から1981年に全48話が放送された。前作の平均視聴率を上回る人気ですぐに映画製作が予定されるほどだった。

高杉俊介を主役に抜擢したことにより、主人公に赤心少林拳や空手の要素が追加されその事がさらに人気を高める要因となった。またこの作品の主題歌を担当し歌手デビューも果たしている。元々は歌手志望だったようである。

高杉俊介は、仮面ライダースーパー1でゴールデンディスク賞とゴールデンヒット賞をダブル受賞し俳優としての地位を確立することとなった。

2010年にボランティア活動として、介護施設の慰問を行った。これは、高杉俊介が老人ホームの建設を考えてると発言したことがきっかけで、建設資金という名目で募金活動も行っていた。

高杉俊介さんがヒーローだった時の画像を紹介します。主に仮面ライダーの画像になりますがこちらになります。

愛知尾張高校（現在は名古屋大谷高等学校）を卒業後、陸上自衛隊に入隊している。レンジャー課程を終了した高杉俊介は、その後助教となり基礎訓練などの実践演習の教育を担当していた。

高杉秀介は、陸上自衛隊を除隊後アメリカ陸軍特殊部隊群、通称グリーンベレーに入隊している。そこでの経験を活かし、スーパー1の危険なアクションシーンもスタントマンではなく高杉自身が演じている。

しかし、怪我もあったようで第三話の撮影時に足首を骨折し撮影中は車椅子を使用し、ほとんどのカットがアップに変更されている。

仮面ライダーの主役は若い俳優が人気になる為の登竜門として有名だが、そのオーディションには毎年約4000～5000人の応募がありそこから数名のみが合格できる狭き門となっている。

高杉俊介もその例外ではなくオーディションでスーパー1の座を獲得している。そのスーパー1のオーディションには、高杉俊介のライバルと呼ばれる人物がいた。のちに仮面ライダーZXの主人公を演じた菅田俊である。

菅田俊がオーディション中、高杉俊介に励ましの言葉をかけたことが事の始まりだった。

高杉俊介はその事を審査委員に「彼はライバルである自分に励ましの言葉をかけてきてこのオーディションを軽んじている」と訴えたそうだ。

結果、スーパー1には高杉俊介が合格し菅田俊は不合格となっている。

エールを送られた事が理解できず純粋な怒りから審査委員に訴えたのか、相手に不利になると思って意図的に訴えたのかは分からないがもしこの発言がオーディション結果に影響を及ぼしていたら酷い話だ。

不幸中の幸いなのか、菅田俊はこのオーディションがきっかけで仮面ライダーZXの主役に抜擢された。

俳優として一大ブームを巻き起こした高杉俊介だが、私生活の方は一体どうなっているのか。

借金問題に隠れたプライベートを探ってみた。

独身と勘違いされているが、実は結婚歴がある。高杉俊介もテレビに出演した際に息子の存在を明かしている。

元奥さんとはどんな人物なのか、いつ結婚したのかは不明であるが高杉俊介が借金を始める2003年ごろには離婚していたようである。

離婚原因は、元奥さんの不倫である。

子供たちは、父親が借金しているとは思えないほどの高額私立学校を卒業させている。

離婚後は、息子2人の親権を高杉俊介が持つことになり一緒に暮らしていた時期もあったようだ。

しかし、借金問題が公になり親族にも取り立てが来るようになってからは親族とは絶縁状態なのでもしかすると子供たちにも見放されているかと思われたが2人ともネット等で父親を擁護するような書き込みをしている。

週刊ポストがスーパーヒーローの衝撃のニュースを報じたのは2015年。1人のファンが高杉俊介を告発したことがきっかけで借金騒動、詐欺容疑が発覚した。

高杉俊介の活躍は2000年に入るころには陰りを見せはじめ現在テレビで姿を見ることは無くなった。

しかし2013年にファンの女性2人が偶然どちらも高杉俊介にお金を貸している事実を知りそこから借金問題が浮かび上がる。

それと共に借金の理由や手口から詐欺の疑いまで浮かび上がった。

特に大きな被害を受けたファンが2人いる。ともに数年をかけて総額約2400万円ずつ貸していた。

他にも、ファンクラブ会員の数名や俳優として所属していた事務所の社長、親族にまでお金を借りている。

噂では、スーパー1に出演していた子役の母親にも借金しているようだ。

どのようにしてファンクラブ会員と知り合ったのかというとヒーロー時代に届いたファンレターから住所や電話番号などを入手し個別に連絡をしてコンタクトをとっていた。その他にもネットのファンクラブサイトの個人掲示板などからも連絡をしていた。

高額を貸していたうちの1名は高杉俊介公認のオフィシャルサイトの運営やファンとの交流会なども企画し献身的に応援していた。

高杉俊介がなぜ詐欺まがいまでして借金をしたのか原因は不明。特に豪遊している話や消費者金融から借りている話もないことから生活苦だったと考えられるが本人は生活費ではないと否定している。

高杉俊介は、借金報道をはじめは否定していた。しかし証拠が出てくると音信不通になってしまった。被害女性は最終手段として裁判を起すが高杉俊介は現れなかった。

結局自宅に押し掛けるがそこでも居留守をし逃げようとしたが、諦めて出てきた。その時の言い訳は、腰痛で出られなかったと言うのだ。

そして、追い詰められた高杉俊介がした言い訳が「騙したように思われるのは仕方がないが・・」と切り出し最後には「騙すつもりはない」と釈明した。これだけの騒ぎになっているのにも関わらず本人は事の重大さを全く理解せずまだ嘘を突き通すような姿勢だった。

高杉俊介は「必ず返す」とその場で土下座し謝罪をした。後に土下座の理由について、父親として家族を守る為と発言している。

スーパーヒーローだった頃の面影は、全く無くなっていた。

その手口は、俳優で元正義のヒーローとういう立場を利用した巧みで卑劣な手口だった。

まず被害女性を信用させる為に芸能人だからにげられないし自分は正義のヒーローだから悪いことはできないと相手が信用するまで言っていたようだ。

そして、盗まれた変身ベルトをとりもどす為や闇会社との契約を終わらせる為など様々な嘘の理由で被害女性達からお金を引き出していたのだ。

借金に続いて詐欺容疑まででてきた高杉俊介。どこから詐欺容疑が浮かび上がったのか。

高杉俊介は、被害女性に会うたびに「あなたにしか話せない」「個人的に会っているのはあなただけです」「君だけ話そう」「君にしか頼めない」と相手が自分は特別でしかも恋人と勘違いするような言葉を巧みに使っていた。

この様に被害女性がスーパー1時代のファンと言うこと、借金の理由が嘘だったことや約束の時期に返済がされないこと等から詐欺容疑が浮かび上がった。中には、結婚詐欺ではないかと言う人物もいた。

高杉俊介と検索すると、予測ワードに2人の名前が浮上する。その理由とそれぞれの関係について調べてみた。

ネット上で高杉俊介と良く一緒に出てくる人物がなべやかん。なべやかんは特撮ヒーローオタクで有名で高杉俊介についても自身のSNSで発信し被害内容を拡散ていた。

その理由はなべやかんの友人が被害者になってしまった事がきっかけでSNSで発信したところ、そのSNSに被害にあったという人々から続々とコメントが寄せられ拡散に繋がった。

直接なべやかんがお金を貸していたわけでは無いようだが、ヒーローへの思いが深かっただけになべやかんのショックは大きいものだったはずだ。

芸能界では、親戚ではないかとの噂もあったが本当は仮面ライダー繋がりだけでその他の繋がりはないようだ。

仮面ライダーのイベントで一緒になる程度の付き合いで、実際借金問題が発覚した頃から速水亮のブログに高杉俊介の名前が無くなっている。

借金返済のために、お金を稼ぐ必要があるが高杉俊介。現在はどんな仕事をしているのか。

高杉俊介のプロフィールの職業には現在も俳優・歌手と記載がある。テレビや舞台などでは見かけないが確かに引退を表明した事実もないようなので現在も芸能人と言うことになりそうだ。

活動内容としては、スーパー1時代のファンとの交流会やトークショーなどを開催していて俳優としての活動はない。ここまで、プライベートの印象が強いと演じれる役もないのは仕方ない。

毎年恒例のファンクラブ会員限定ツアーは現在も実施されているようだが、ヘルニアになってしまったと本人が証言していたのでどこまでが真実か疑わしいところだ。

現在も返済中となっている。今までに約十数万円程度の返済しか済んでおらず全額返済となっていないのは確かである。

しかし、返済と言っても金額が膨大すぎる上に高杉俊介の年齢も60歳後半である。年齢を考えると仕事も限られ、間違っても収入が多いとは言えない。必然と全額返金は可能かという問題まで浮上してくる。

俳優としてはほぼ再起不能の状態である。こんな問題が公になってしまってはイベントの集客にも大打撃なのは間違いない。まさに因果応報である。

一儲けして一気に返済とはいかないのが現実である。

仮面ライダースーパー1は現在でもフィルピンでの人気が高い。織田裕二主演の映画の軍事指導者として現地を訪れた時に、空港で高杉俊介に気づいた人達が「仮面ライダースーパー1がいる」と言ってちょっとした騒ぎになった。

借金問題に詐欺容疑まで浮かび上がると、高杉俊介は雲隠れした。詐欺容疑であれば、法律違反者として逮捕される可能性が出てくる。実際、被害女性が警察に被害届を提出しているようだ。

結果は、逮捕は不可能との返事だったようだ。その理由は、少額でも返済している場合返済の意思が認められ詐欺には当たらいと言う事らしい。

子供たちの為にも、スーパーヒーローからこれ以上逮捕者は出すべきではない。

元仮面ライダーや元戦隊ヒーロー達は、イベントやトークショーで一緒になる事が多く時代を超えてヒーロー同士の交流があるようだ。

その中でも、1976年から放送された「秘密戦隊ゴレンジャー」で2代目キレンジャーを演じただるま二郎がある番組で高杉俊介についてコメントをしていた。

それによると、だるま二郎は高杉俊介の弟と交流があるようでその弟から「高杉俊介の借金の取り立てが親族まで及んでいる。その事から完全に見放されている」言う話を聞いたようだ。そんな状況ならやはり息子たちも高杉俊介とは絶縁状態の可能性が高まった。

だるま二郎は、高杉俊介に向けて俳優としての仕事が無いならアルバイトでも何でもして返済するべきと訴えた。

これまで、高杉俊介から謝罪の言葉はあったものの使用用途に関しては一切話が出てこない。一体なにに約5000万円も使ったのか、それが一番気になるところだ。そして、これからきちんと返済されていくのか疑問である。

高杉俊介は2017年に「爆報！THEフライデー」に出演し5月からきちんと返済を始めると借用書も作成した。

しかしふたを開ければ金額は毎月5000円の返済だった。そしてその4か月後には返済金が3000円に下がっていたそうだ。被害女性は、何の連絡も無しに返済金額を下げた事に今後の返済に不安と怒りを感じたとインタビューで語っている。
 

全く全容が明かされないのは、高杉俊介が出廷を拒否しているからだろうか。これだけ話題になっても、未だに別の人達からお金を借り続けているという噂も出ている。このまま返済が増えれば高杉俊介自身も返済金額や詳細について全部を把握するのは困難になってくるはずだ。

次にスクープされた時に返済金を減らしていることができるのだろうか。少しでも、仮面ライダーファンの信用を取り戻してもらいたい。