ゴースティングの意味とは?恋愛やゲームでの意味や心理!
ゴースティングという言葉を聞いたことがあるでしょうか。今回はゴースティングとはどんな行為なのか、ゴースティング意味を解説していきます。ゴースティングとは恋愛とゲームでも意味が違うものです。恋愛とゲームとでのゴースティング意味の違いもまとめていきます。
目次
ゴースティングって何?
今回はトレンドの言葉にもなっている、ゴースティングについて紹介させていただきます。オンラインゲームをしている人は、ゴースティングという言葉が身近な言葉になっているかもしれません。
しかしトレンドの言葉ではあるものの、よく意味を知らないという人も多いのではないでしょうか。ゴーストを連想させるゴースティングの言葉の意味や、ゴースティングの行為について考えていきましょう。
「ゴースティング」の言葉の意味とは?
それではゴースティングの言葉の意味を紹介させていただきます。今回は恋愛でのゴースティングの行為とゲームでのゴースティングの行為を中心に紹介していきます。
ゲームでのゴースティングの意味は、通常のゴースティングの意味とは異なるため、ここで紹介するゴースティングは、恋愛などで使われる、一般的なゴースティングの意味だと理解をしてください。
一般的なゴースティングという言葉の意味は、突然連絡が途絶えるという意味になります。
人間関係を突然断ち切るという行動のことを、ゴースティングと呼んでいます。
英語で表記すると「ghosting」となり、名詞「ghost」(幽霊)の現代分詞になる言葉です。名詞が現代分詞になるというのも、難しい表現のように聞こえますが、簡単にいうと幽霊のようにふっと消えてしまう行動、ということが言えるでしょう。
恋愛でのゴースティングの意味【恋愛編】
それではまずは、恋愛でのゴースティングの意味をみていきましょう。恋愛でのゴースティングの言葉の意味としては、一般的なゴースティングの意味と同じ言葉になります。
それではどんな行動や行為が、恋愛でのゴースティングになるのでしょうか。恋愛でのゴースティングの言葉の意味を理解するためにも、恋愛でのゴースティングの行動や行為もあわせてみていきましょう。
突然連絡が途絶える
恋愛でのゴースティングの行動や行為には、突然連絡が途絶えるということがあります。音信不通な状態になるという意味です。
昨日までは普通に電話をしていたのに、突然スマホが解約されているということや、着信拒否になってしまったというような恋愛の行為を、恋愛でのゴースティングと言います。
恋愛でのゴースティングは、突然という言葉がキーワードになりそうです。
今度会おうという約束をしていたのに、その前日になって連絡が取れなくなってしまうというようなこともあるようです。
またデートをした後に、「また今度デートしようね」とラブラブでわかれたのに、その日の夜から連絡が来なくなってしまうというような場合も、ゴースティングという行為になります。
前触れなくブロックされる
恋愛関係になったり、恋愛を始めようというときに使われることが多いLINEにも、ゴースティングと言われる行為があります。LINEでのゴースティングが、突然のブロックです。
何の前触れもなく、突然ブロックされてしまったというのが、ゴースティングの行為や行動となります。
どちらかというと良い関係を保っていたと思っていたのに、当然ブロックされていたらとてもびっくりすることでしょう。
LINE以外のアプリでのやり取りであっても、突然ブロックされた、突然画面が消えてしまったということを、ゴースティングと言うことがあります。
昨日まであったプロフィール画面が突然消えてしまったというのは、だいぶショックを受けるかもしれません。
LINEなどでしかやり取りをしていなかったという場合には、どうして連絡がとれないのか相手に聞くことができないというのも辛い気持ちにさせる原因になります。
ゴースティングの意味【ゲーム編】
それではゲームにおけるゴースティングの意味を紹介させていただきます。最初に書いたように、ゲームでのゴースティングというのは、一般的なゴースティングの意味とは少し異なります。
幽霊のようにパッと消えるという行為というよりは、背後霊のようについて回るというような行為に近いようです。それでは、ゲームにおけるゴースティングの言葉の意味をみていきましょう。
配信者の配信を見ながらゲーム
ゲームにおけるゴースティングの言葉の意味とは、配信者の配信を見ながらゲームをするという意味になります。
配信者の配信というのが、オンラインゲームをやったことがない人には難しい説明になってしまうかもしれません。
オンラインゲームには、自分がプレイしている画面と、相手がプレイしている画面、ゲームには参加していないけれどゲームしているのを第三者としてみることができるという画面があります。
またゲームによっては、自分が死んでしまうと、プレイしている別の人の視点からそのゲームを見ることができるというものもあります。
ゲームでのゴースティングとは、第三者としてみることができる画面をみながらプレイをする人のことや、自分とは違うプレイヤーの視点の画面を見ながらプレイする人のことを言います。
チーミング・ゴースティング
ゴースティングの言葉の意味から少し離れますが、チーミング・ゴースティングという言葉もあります。チーミングというのがそもそもゲームの中では嫌われる戦法だと言われています。
チーミングというのは、本来は全員的というようなゲーム、バトルロワイアル的なゲームであるにも関わらず、あらかじめチームを作って参加をして、協力しながらゲームを勝ち進んでいくというものです。
そのチームの中にゴースティングする仲間がいる状態のことを、チーミング・ゴースティングと言います。
ゲームでのゴースティングは違反行為
ゴースティングやチーミング・ゴースティングは1つの作戦だから、悪いことではないという人もいます。罰金をとられるような違反行為であるかというと難しい問題になりますが、マナー違反であることは間違いありません。
ゲームでのゴースティング行為は、ゲームの作戦や戦法などを読まれている状態で戦わなくてはいけないことになります。ゴースティングをされている方にとっては、とても不利な状態なのです。
勝ちたいという気持ちはわかりますが、皆が気持ちよくゲームを楽しむことができるように、マナー違反な行為はやめるべきでしょう。
恋愛やゲームでゴースティングをする心理
恋愛やゲームでのゴースティング行為とはどういうものかを紹介させていただきました。それでは恋愛やゲームでゴースティングをしてしまうのは、どんな心理が影響しているのでしょうか。一般的な意味でゴースティングをしてしまう心理をみていきましょう。
関係を続けていくのが面倒
ゴースティングの行動をしてしまう心理とは、関係を続けていくことが面倒だという心理を持ってしまったときにしてしまう行動になります。
ゴースティングをしてその人との人間関係を断ち切りたいと思っているのは、何かの理由で面倒だと思ってしまう状況ができてしまったことが原因となるようです。
人間関係がもともと苦手であるという心理の人には、よくある行動の1つのようです。
毎日連絡を取り合うような関係になると、その日に必ず連絡を取らなければいけないと義務化されることが嫌だという人もいるようです。
義務化されてまで連絡を取らなくてはいけない相手だろうかと考えたとき、そうでもないかもしれないという心理から、連絡を取らなくなり、ゴースティングとなってしまうのです。
相手の嫌な部分を感じた
ゴースティングをしてしまうのは、相手は気が付いていないけれど、相手の言動で嫌だと思うところを発見してしまい、このまま関係を続けたくないと思うことがあったことが心理の原因になっていることもあります。
通常であれば「あなたのこういうところが嫌いです」というようなことを伝えるところですが、特に伝える必要もないという心理から、ゴースティングの行動になってしまうのです。
相手に嫌な部分を発見してしまうと、他の嫌な部分が見えてきてしまうということもあります。そういえばああいうところも嫌いだった、ここも不快に感じていたと思うようになると、もう返信する気も起きないということもあります。
相手に返信することで、相手のことをさらに傷つけてしまうのではないかという心理からも、ゴースティングの行為につながることはあるようです。
もっといい人が現れた
恋愛でゴースティングの行動をとってしまう心理には、相手よりももっといい人が現れたという場合にも、ゴースティングの行動をとってしまうということがあります。
結婚をしているというわけではなく、恋愛をしている状態なのであれば「あなたよりも素敵な人が現れた」と言えばいいのかもしれませんが、なかなかそんなにストレートには言えないということもあります。
二股をかけられていたと思われたりするのが嫌だという意識もあり、恋愛でもっといい人が現れてしまうと、ゴースティングの行動をとってしまうのです。
2人を天秤にかけているうちに、どちらに選ぶこともできず、時間だけが過ぎてしまって、結局2人ともにゴースティングの行動をとってしまうということもあるようです。
二兎追うものは一兎も得ずという状態で、ゴースティングになってしまうのです。どちらにしようと悩んでいたという負い目もあって、その後もどちらとも連絡を取れずに関係が終わっていってしまうのです。
本当の自分を知られる恐怖
ゴースティングの行動をとってしまうのとは、自分勝手な行動であることは多いですが、心理的に追い詰められたことが原因であるという場合もあります。
ゴースティングの行動をとってしまうのは、本当の自分のことを知られるのが怖くなったことが原因である場合もあります。
直接の恋愛では少ないことかもしれませんが、SNSで出会いを求めているという人の場合、実際に会おうという段階になった時に、突然ゴースティングの行動をとってしまうということもあるようです。
SNS上での出会いだったので、ちょっとだけ見栄を張ってしまっていたり、嘘をついていたという場合によくあるゴースティングです。
また嘘はついていないのだけれど、実際に会ってみたら相手にがっかりされてしまうのではないかという、自分への自信のなさからゴースティングの行動をとってしまうということも少なくありません。
特別な意味はない
ゴースティングの行動をしてしまう心理には、特別な意味の心理がないということもあります。SNSだけのやり取りであった場合、忙しくて2・3日返信をしないでいたら、そのままどうでもよいと感じるようになってしまったという場合もあります。
1度連絡をしなくなってしまうと、また連絡を再開するきっかけを探すことができず、また違う人を探せばいいという心理からも、特に意味はないけれどゴースティングをしてしまうということがあるようです。
特別な意味がないゴースティングなので、相手のことにはあまり興味がなかったという特徴もあります。
やり取りもそれほど濃いやりとりをしていなかったとか、あいさつ程度の間柄だったという場合に、深く考えることなく人間関係を終わらせてしまうのです。
ゲームの場合は倒して話題にしたいことも
恋愛の場合のゴースティングとは、相手のことが面倒だと感じたり、自分に自信がない心理が影響していることもあるようですが、ゲームの場合のゴースティングとは、ゲームに勝ちたいという心理が強く働いています。
話題のプレイヤーを倒すことで、自分が話題になりたいという心理や、有名なプレイヤーと一緒にゲームがしたいとう心理からゴースティングをしてしまうという人もいるようです。
恋愛でのゴースティングをやめる方法
恋愛でのゴースティングとは、突然連絡が取れなくなることや音信不通になるというような意味があります。
あなたがゴースティングをしてしまう立場なら、どんなことに気をつけることで、恋愛でのゴースティングをやめることができるのでしょうか。恋愛でのゴースティングをやめる方法を考えていきましょう。
しっかりと別れを告げる
恋愛でのゴースティングをやめる方法とは、恐れることなくしっかりと別れを告げるということです。これから関係がある相手ではないからといって、なんとなく関係を立ってしまうということをやめなくてはいけません。
あなたのことが好きではない、連絡をとるのが面倒というような、あまりにもストレートな理由を伝えるのはよくありませんが、1度関係を清算したいということを、メールやLINEでもいいのでしっかりと伝えるようにしましょう。
相手からの言い分があれば、それもしっかりと受け止めてあげることも必要です。しっかりと別れを告げたのにもかかわらず、しつこく連絡を取ってくるという場合には、ゴースティングを使ってもいいかもしれません。
恋愛関係になった人がストーキングをしてくるような場合は、ゴースティングでは対応できないので、警察などに相談をすることも大切です。
SNSだけの付き合いにしない
SNSで友達になった人や、SNSで出会いを探していてゴースティングをしてしまうというときには、SNSだけの付き合いにしないという方法もあります。
オフ会に参加するようにしてみるという方法や、出会いを探している場合には、早い段階で直接会ってみるというのもいいかもしれません。
ただしSNSでの出会いとは、時々危ない目にあってしまうこともあります。SNSで知り合って会うときには、最初は2時間程度、必ず明るい時に人が多くいる場所で会うようにしましょう。
自分がゴースティングされた時を考える
恋愛でのゴースティングをやめる方法とは、相手の気持ちを考えてみるという方法もあります。あなたは相手のことが嫌いになったり、相手のことをなんとも思っていないからゴースティングをしてしまうのでしょう。
しかし相手から好意を持たれていたり、それとなくアプローチをされていたのであれば、相手からすればいい関係になってきていると思っていた相手から、突然ゴースティングされることになってしまいます。
好きな相手から突然拒絶されてしまったら、とても傷つくのではないだろうかという想像をしてみてください。
もしもあなたが相手の立場だったら、とても傷ついてしまうのではないかと考えることができるようになれば、ゴースティングをやめることができるかもしれません。
恋愛でのゴースティングをされて傷つく人も多い
恋愛でのゴースティングとは、相手を傷つけてしまうということも少なくありません。実際にゴースティングをされてしまったことで、傷ついている人はたくさんいるようです。
ゴースティングをされて傷ついてしまうのは、どうしてゴースティングをされたのか理由が相手にはわからないという点にあります。
ゴースティングをされた方は、自分に否があったから拒絶されたのか、他に好きな人が出来たことで連絡が来なくなったのか、理由をしるすべがないのです。
とても好きだと思っていた相手からゴースティングをされてしまった人の中には、自分に悪いところがあったからだと、自分のことを嫌いになってしまう人までいるようです。
あなたが特に理由もなくゴースティングをしてしまった相手も、もしかしたら同じように自分を責めて苦しんでいる人がいるかもしれません。相手を傷つけてしまうようなゴースティングは、やめるべき行為です。
ゲームでのゴースティング対処法
恋愛でのゴースティングにはやめる方法がありますが、ゲームでのゴースティングには対処法があるのでしょうか。
ゲームでの対処法としては、ゲームでゴースティングはしないようにしようという1人1人の意識も大切なものになりそうです。それ以外にはどんな対処法があるのでしょう。
マップを消す
ゲームでのゴースティングの対処法には、マップを消すという対処法があります。これはバトルロワイヤルタイプのゲームに対しての対処法になります。
マップをさらしてしまうと、自分がどの辺をさまよっているのか、ゴースティングをしている人に丸わかりになってしまいます。自分の位置を知るためのマップなのに本末転倒ですが、ゴースティングされているかもしれないと思った時には有効です。
人狼ゲームなど、マップのないタイプのゲームの場合には「閲覧」がいるかどうかを確認するという方法もあるようです。
遅延をかけてみる
ゲームでのゴースティングの対処法には、遅延をかけるという方法もあります。これもバトルロワイヤルタイプのゲームに限りますが、3秒遅延をかけるだけでもそれなりの対処法になると言われています。
ゲームによっては遅延機能がないゲームもありますが、遅延機能があるゲームであれば、ゴースティングされているかもしれないと思った時には活用してみるのも1つの方法になります。
人狼ゲームなどの場合は、死んだあとも自分の役職をばらさないというのも1つの方法です。逆にしつこく役職を聞いてくるような人は、ゴースティングをしている可能性があります。
現状では対処するのが難しい
ゴースティングされないようにゲームをするための対処法はあるものの、完全にゴースティングを失くすという対処法が現段階ではないようです。
ゴースティングはマナー違反ではあるものの、罰則が設けられているものはほとんどありません。ゲームによっては追放されるものもあるようですが、それも一部のようです。
ゴースティングがマナー違反であることを知らないという人もいるので、ゴースティングはマナー違反であるということを、知らない人には教えてあげるようにするということは大切になりそうです。
ゴースティングはやめたほうがいい行為
今回はゴースティングについて紹介させていただきました。ゴースティングとあ、SNSでの出会いが増えたり、オンラインゲームが多くなってきたことで広がった言葉であるということがわかりました。
ゴースティングをする人には大きな理由がなかったとしても、ゴースティングをされた方は深く傷ついたり、不快な気分になってしまうということがあるようです。
ゴースティングとは、やらないほうがいい行動や行為であるということは理解しておいたほうがいいでしょう。またあなたの周りでゴースティングをしている人がいたら、ゴースティングが悪いことだということも教えてあげてください。