左足壊死ニキの意味とは？現在の姿は？病気で死亡したというのは本当？

そもそも「左足壊死ニキ」とはどういった意味でつけられた名前なのでしょうか。気になる名前の由来や意味、その読み方について以下に紹介します。

「左足壊死ニキ」の意味について解説します。まず、「壊死」とは「えし」と読み、身体の一部の組織や細胞が死んでしまった状態を指します。原因としては、血行障害による酸素や栄養の欠乏、細菌やウイルスに起因する病気、高温などが挙げられます。重症の場合は、切断に至るケースもあります。

続いて「ニキ」の意味です。こちらは「兄貴（アニキ）」が語源であると言われています。ある物事に精通している相手や、頼れる相手を「○○ニキ」と称して尊敬の念を示すとして、インターネット上で流行しました。

尊敬する相手に使われる一方で、知識をひけらかす相手に対しても揶揄する意味で用いられることがあるそうです。今回紹介する、左足壊死ニキと呼ばれ注目されている人物は、片足が壊死を起こしているホームレスの男性であると言われています。

「左足壊死ニキ」の最も多い読み方としては「ひだりあしえしニキ」になります。こちらは辞書通りの読み方であると考えられます。

しかしながら、ネット上では「左足」を「ひだりあし」と読む以外に「さそく」と読む説や、「壊死」を「かいし」と誤った読み方をする説も流行しています。

そのため、「左足壊死ニキ」の読み方は「ひだりあしかいしニキ」や「さそくえしニキ」など人によってさまざまなネーミングで呼ばれているということです。

左足壊死ニキのプロフィールはこちらです。一般男性ですので、あまり多くの情報はわかっていないようですが、気になるその正体について調査しました。多くの人が壊死ニキの正体を知りたがっており、インターネット上では多数の噂が飛び交っていました。

やはり一般人ということもあり、正体については詳しく明かされていないようです。生年月日は不明とのことですが、ボランティア団体の方の発言をもとに推測すると49歳くらいだと思われます。

出身は東北青森県ですが、仕事のために上京されたとのことです。当時の職業は公認会計士であるという噂が多数見られました。とはいえ、現在はその面影もなくホームレスとしてその日暮らしで生活しているようです。

左足壊死ニキは一般人であるにも関わらず、注目の人物として各所で取り上げられています。その理由として、Twitterを中心としたインターネット上で話題にあがったことが考えられます。下にいくつか、左足壊死ニキに関するツイートを紹介します。

左足壊死ニキがインターネット上で話題になった理由のひとつに、彼の放つ異臭があります。片足が壊死していることから、凄まじい腐敗臭がするそうです。その強さはハンカチやマスクで抑えただけでは意味がないとも言われています。

2018年6月、体組織が壊死する感染症に罹患した男性が、その腐敗臭のために乗っていた飛行機から降ろされるという事件が発生しました。当時乗客はパニックに陥り、嘔吐や失神に至る方もいたそうです。その男性は後に死亡したそうです。

左足壊死ニキにおいても、彼が座っていた電車の車両やホームのベンチは使用不可になるなど、各所で甚大な被害が出ているようです。

では、左足壊死ニキの放つ異臭の原因とは何なのでしょうか。上でも述べたように、異臭の大きな原因は片足の壊死であると考えられます。

片足が腐っているわけですので、それ自体でも相当の悪臭であると考えられます。さらに、腐敗箇所が細菌感染を起こして体表に浸出液が滲み出ることで更なる悪臭を放つと言われています。

左足壊死ニキは腐敗した片足にビニール袋をかぶせているそうですが、実際そのビニール袋は意味を為さず、悪臭を抑えきれていないのが現状のようです。

左足壊死ニキの目撃情報は電車内や駅のホームが多数を占めています。東京、千葉、神奈川の各地に出没しており、山手線や京浜東北線、総武線などで目撃情報が相次いでいます。

季節によってきちんと衣替えをしており、気温に合わせて衣類をどこかで入手しているようです。特にクリスマスシーズンにはサンタ服に身を包んだ左足壊死ニキが拝めるそうです。

Twitterで話題になったことで、偶然居合わせた左足壊死ニキに衣類や飲食物を寄付する人もいるそうで、意外にも着るもの食べるものには事足りているようです。

左足壊死ニキの特徴は、彼の異様なまでに膨れ上がった片足に他なりません。一体どうして片足だけこのような状態になってしまったのでしょうか。いくつか考えられえる病気を紹介します。

左足壊死ニキの病気のひとつに象皮病が疑われています。象皮病とは、フィラリアという寄生虫が蚊によって媒介されて感染する病気です。アフリカや東南アジアといった熱帯地方に多く、感染すると象のように皮膚は肥厚、変形します。

しかし、人間に寄生するフィラリアは現在日本ではほぼ根絶されていることや、壊死ニキの片足から異様な体液がにじみでていることから、象皮病の可能性は薄いのではないかという見方も出てきています。

一方で、「糖尿病による片足壊疽ではないか」という意見も多数見られます。しかし、壊死している場合は何年も歩行を続けることは困難で、放置すると死亡するケースもあります。そのため、糖尿病による壊死ではないという見方も強まってきています。

またこの他にも、下肢コンパートメント症候群という筋や神経の機能障害による病気や、蜂巣炎と呼ばれる化膿性の細菌感染症など、壊死ニキの病気についてあらゆる憶測が見られます。結局何の病気であるのかは、現在のところ不明です。

ここからは、壊死ニキの気になる正体について迫ります。現在はホームレスとして各地を転々と移動されているようですが、彼が生まれてからホームレスになるまでの人生とはどのようなものだったのでしょうか。

左足壊死ニキは、ホームレスになるずっと前は公認会計士として働かれていたという話があります。公認会計士といえば出世街道まっしぐらのエリートというイメージがありますが、今の壊死ニキからは想像もつかない姿です。

実は壊死ニキには弁護士の息子がいるそうです。その息子と言われる人物が不祥事を起こしたことで壊死ニキは破産し、退職に追い込まれる事態になったそうです。

その結果、現在のような文無しのホームレスに成り下がってしまったというわけです。
 

ホームレスになる前、左足壊死ニキは施設に入居して過ごしていたそうです。実は壊死ニキは、独り言や独り笑いといった行動が目立ったため、精神科による知的障害の診断を受けています。

壊死ニキは、「愛の手帳」を所有しているそうです。「愛の手帳」とは、知的障害を有する方に交付される手帳を指します。そして、2010年5月頃までは第2種社会福祉施設に入所していたという噂があります。

しかしながら、壊死ニキはせっかく入所した施設から逃亡します。その結果、現在のようにホームレスとなってしまったのです。

逃亡の理由としてはいくつか挙げられていますが、最も多かった説は、左足切断を嫌がったためだとされています。施設では、当然壊死ニキの体調管理も行われます。結果、切断という話になりましたが、それを壊死ニキが受け入れず逃亡したと言われています。

しかし、失踪後に保護された壊死ニキ本人の主張としては「施設でいじめられたから逃げた」とのことです。本当の原因は不明ですが、壊死ニキは何度か施設から失踪しています。

左足壊死ニキの目撃情報を見ていると、季節によって衣類を変えていたり、飲食店でビールを嗜んでいたりと、お金に困った様子は見られません。「生活保護を受けていてお金があるのでは？」と言われていますが、壊死ニキは生活保護を受けていないそうです。

壊死ニキのような働き口のないホームレスにこそ生活保護があるわけで、実際壊死ニキにも受給資格はあるようです。しかし、資格はあれど、受給するためには社会復帰を目指す姿を見せないと難しいそうです。

壊死ニキの場合、片足の治療および社会復帰が受給の条件になってきますが、彼がそれを望んでいないために生活保護が受給できずにいるようです。

左足壊死ニキに関しては、毎年死亡説が流れてきます。死亡説が流れてきたと思えば、その直後には目撃情報があったりと、死亡説の真否は不明です。

2016年2月、新橋でホームレスの男性が亡くなったという事件がありました。死因は低体温症だそうです。男性は足を引きずるようにして歩き、傘で雨風を凌いでいたといいます。

ビルのオーナーは、亡くなった男性について「臭いがひどく、テナントからの苦情も多数あった」「港区の担当者が保護しに来ていたが、拒否していた」と言っています。

片足の異変、また特有の悪臭などの特徴から、この亡くなった男性の正体は左足壊死ニキだったのではないかという憶測が飛び交っています。

左足壊死ニキは、その悪臭の強さから苦情が入り、たびたび警察のお世話になっているようです。インターネット上では、駅や道端で警察と歩く壊死ニキの姿の目撃されています。しかし引き取り手がなく、ホームレス生活に戻ってしまっているようです。

また、壊死ニキの周囲では「おばさん」と呼ばれる女性の姿が目撃されています。支援者の女性ではないかと言われていますが、彼女が時折、食事や入浴の世話をしていたそうです。

2016年に死亡説が流れていた左足壊死ニキですが、2018年10月の時点で何件か目撃情報が確認されました。どうやら生きているようです。しかし、あまり悪臭がしなかったという情報もあり、果たしてその正体が本当に壊死ニキであったのかどうかは不明です。

現在、左足壊死ニキはどこで過ごしているのでしょうか。死亡説が流れた直後に生存が確認されるなど、壊死ニキの正体が話題になっています。

最近ではメディアで取り上げられたり、ゲームやスタンプになっているそうです。もはや都市伝説として、多数の人々がその正体を知りたがっています。

2015年10月頃から左足壊死ニキは漫画化されたそうです。『封印発禁ダークゾーン』というタイトルで、コンビニなどで有料で販売されています。インターネット上では壊死ニキの漫画が話題になり、いくつか画像が流出しているようです。

漫画化に関しては賛否両論で、都市伝説として楽しむ声がある一方、一般男性の外見を見世物にするのはどうなのかという声もあります。発行側がきちんと壊死ニキに許可をとっているのかどうかも議論の的になっています。

左足壊死ニキは、『唐沢洋（からさわひろし』という名前で捜索願が出されているという話もあります。特徴として「サンタ服」「病気で左足が肥大化」など壊死ニキと共通する点が書かれています。

しかし、捜索願を出したとされているのが人物がテレビなどのメディアによく出ている人物と同一であることから、ガセではないかとの見方も強まっています。

左足壊死ニキはiphoneのゲームアプリとしても登場しています。『左足壊死ニキ』というそのままのゲームタイトルで、ジャンルはアクションゲームのようです。口コミによるとかなりの難易度があるそうですが、現在は削除されている可能性もあります。

また、LINEスタンプでは『ミステリアスぞうさん』という名前で登場しています。バリエーションとしてはいたって普通のスタンプですが、ぞうの片足にビニール袋がかぶせられている点が壊死ニキを表現していると考えられます。

左足壊死ニキは、死亡説が出てからも各地で目撃情報が相次いでいます。2018年10月18日には新宿線にて壊死ニキのような異臭があったというツイートが見られました。

また、壊死ニキに似た人物も各地に出没しているようで、彼らもまた電車移動を中心とするホームレスたちのようです。正体については謎が多く残されていますが、壊死ニキや彼の仲間たちは今も電車で移動を続けているようです。

左足壊死ニキがインターネットブームから去ってしばらく立ちますが、現在もなお「壊死ニキ」というワードは流行語としてインターネット上で頻繁に用いられています。

例えば、片足を怪我したときに「壊死ニキのようになった」と片足が不便になったという意味で用いたり、電車で両側に座っていた女性が同時に席を離れたときには「俺、準壊死ニキか？」と自らの体臭を心配するという意味で用います。

左足壊死ニキの正体は依然不明な部分が多く残されていますが、インターネット上では壊死ニキの復活を待っているファンも多くいるようです。