イキリトの意味とは?元ネタや使い方を紹介
Twitterで見かける「イキリト」とは一体何のことなのでしょうか。この記事では、「イキリト」の元ネタや、この単語と関連するとある作品、使い方などを紹介します。また、同じ元ネタの言葉である「キリトかなー」の使い方や例文もまとめました。
イキリトの意味とは?
「イキリト」とは、一体何のことなのでしょうか。この単語には、ソードアートオンラインというライトノベルやアニメ、ゲームで有名な作品が関係しています。まずは意味と元ネタを見ていきましょう。
イキリトの意味
「イキリト」とは、簡単に言えば「イキリオタク」をネタにして指す言葉です。「イキリオタク」とは、調子に乗っているオタクのことを侮蔑して表わした表現です。「イキリト」とすると、さらにからかっているようなニュアンスが含まれます。但し最近は、イキっている人全般に使われることもあるようです。
この単語は、「イキリ」と「キリト」が混ざってできています。「イキる」とは「粋がる」、すなわち態度が大きかったり調子に乗っていることです。そして「キリト」というのは、ソードアートオンラインの主人公の名前です。
イキリトの元ネタ
「イキリト」の元ネタとなったのは、Twitterでのハッシュタグ、「#あなたっぽいアニメキャラ」を付けて投稿されたツイートです。本当の元ネタは既に削除されてしまった可能性があり、現在はいくつかのレパートリーが残っています。以下は一例です。
『キリトかなーやっぱw一応オタクだけど彼女いるし、俺って退けない性格だしそこら辺とかめっちゃ似てるって言われる()握力も31キロあってクラスの女子にたかられる←彼女いるからやめろ!笑俺、これでも中1ですよ?ps彼女はアスナ似です(聞いてねえ #あなたっぽいアニメキャラ』
元ネタとなったハッシュタグ「#あなたっぽいアニメキャラ」は、元々診断メーカーのタグに紐付けされるタグだったようですが、だんだん関係ない投稿が増えていき、タグが登場したその日のうちにはこの「キリトかなーやっぱw」のツイートがネタにされて広まっています。
ソードアートオンラインとは?
ライトノベルやアニメ、ゲームで人気の作品です。「ゲームオーバーしたら現実の死が待つ〈仮想現実〉にログインしたキリトは、同じくプレイヤーのアスナと共にゲームクリアを目指していく」という物語で、主人公のキリトは最強のソロプレイヤーとして頭角を現していきます。
キリトとアスナは作品内でお互いに固い絆で結ばれた者同士です。作品内では二人の胸キュンストーリーも見どころとされています。
イキリトの使い方の例文
さて、「イキリト」はどのような使い方をするのでしょうか。例文で解説していきます。
イキリトの使い方の例文①所詮はイキリトだねw
「所詮はただイキっているだけの人だね笑」という意味です。すごいことをしたような顔をしているけど、そこまででもない時に使われます。
イキリトの使い方の例文②イキリトしていいですか?
「イキってる人になってもいいですか?」つまり、「自慢しても良いですか?」という意味です。ニュアンスとして自虐とネタ要素が含まれます。
イキリトの使い方の例文③イキリト発言だね
「調子に乗った発言だね」ということ。「イキリト」は、自虐ネタとして使われることも多く、自分自身に「イキリト発言してごめんなさい笑」と指摘することも。
イキリトのテンプレート文!キリトかなーとは?
「イキリト」の元ネタにて出てきた「キリトかなーやっぱw」というフレーズ。「イキリト」と同じく、ネタとして使われています。Twitterでは元ネタのbotができ、テンプレートが作られています。
イキリトのテンプレート文の例①キルアかなーやっぱw
キルアは、マンガ、アニメで人気の「HUNTER×HUNTER」の登場キャラクターで、暗殺一家の一人です。
『キルアかなーやっぱw一応一般人だけどまわりにめっちゃ似てるって言われるw足もめっちゃ速くてまわりの女子にたかられるw!psちなみに得意技は手刀w(聞いてねえ』
テンプレートの特性上、別のキャラクターで同じ文調で使われることが多いです。
イキリトのテンプレート文の例②(好きなキャラクター)かなーやっぱw
好きなキャラクターといっても、先ほどのキルアの例と違い、「かっこいいと思うキャラクターは?」などの問いの答えにいたずらっぽく答える際の使い方です。アプリなどで求めるかっこいいキャラクターをゲットした時などにも使われています。
「イキリト」を楽しもう
わかる人にしかわからない使い方をされていることもあるこの「イキリト」という言葉。この記事を読んだあなたなら、Twitterで見かけても「なるほど」と納得できるようになったはず。
最近では「公式がイキリト」という話も出回るようになり、テンプレート文も含め、ソードアートオンラインが流行っている限りは今後も使われていきそうです。