ワセリンは顔に塗っても大丈夫?顔に塗る保湿効果や使い方を紹介
顔などの乾燥肌に悩まされていませんか?最近はワセリンを使う人が増えています。顔や口唇に塗っても大丈夫なのです。最近では赤ちゃんからも使えるワセリンがでていてワセリンを利用している人は赤ちゃんから高齢層の人まで幅広く使われております。
目次
ワセリンとは?顔に塗る保湿効果や使い方を紹介!
ワセリンの名は皆さんよく耳にすると思いますが、そもそもワセリンとはなに?と実は知らない人が多いでしょう。ワセリンとは外的刺激から皮膚を保護してくれるという働きをもっていることから、炎症を抑えてくれたり、鎮痛・鎮痒といった症状の軟膏剤にもなり医療品として使用されています。
また化粧クリームのような化粧品として顔美容に使用されていたり、 潤滑剤や皮膚の保湿保護剤としても使用されているようです。ワセリンは幅広い用途として現在の日本では多く使われております。
ワセリンは肌に使用した時、皮膚表面にパラフィンという膜を張って皮膚を保護してくれます。そして角質層からの水分蒸発を防ぐことにより皮膚の乾燥を防ぐ効果があるようです。
そんなワセリンの使い方ですが、まずは顔にワセリンを塗る前に化粧水を塗りますその後にワセリンを少量取り優しくひろげてお肌に塗っていきます。この時に乾燥が気になる部分がある場合は、そこを集中的に塗ることで効果が高くなります。
ワセリンの成分と副作用は?
ワセリンに限らず、成分を知らずに使用するのは少し怖いと感じるかたはいるのではないでしょうか。なので次はワセリンに含まれている成分について紹介していきたいと思います。
そして知らないと怖い副作用についても紹介していきたいと思うので使用する時はしっかり副作用のことを理解してから使用しましょう。
ワセリンの成分
ワセリンとは、原料は石油なのです。石油から得た混合物(炭化水素類)を脱色してできたもののことをいいます。また大部分にはパラフィン(イソパラフィン)、シクロパラフィン、ナフテン(脂環式炭化水素)を含んでいます。
石油と聞いただけでびっくりされる方も多いのではないでしょうか。
ワセリンの副作用
ワセリンの副作用は、発赤、発疹、かゆみ、アレルギーなどがあります。そして1部ワセリンには、接触性皮膚炎と記載されているものがあるそうです。
ですが、ほとんどはどの薬や軟膏、保湿剤、美容液などに書かれていることなので安心して使っていただけるのではないでしょうか。
ワセリンの種類
ワセリンは1つだけではなく、色々な種類があります。そのため種類によって使用方法や用途が変わってくるものもあります。美容に使われることもあります。市販でもたくさんのワセリンが様々な形で発売されております。
次はワセリンの種類について詳しく説明していきましょう。
黄色ワセリン
黄色ワセリンとは、黄色の軟膏用物質でにおいはありません。そして黄色ワセリンは皮膚を保護してくれる働きをもっています。通常は、皮膚保護剤として使用されることが多いそうです。水にほとんど溶けないので手洗いをしても効果が高いでしょう。
白色ワセリン
一般的にワセリンといえぱ白色ワセリンのことを示しています。白色ワセリンも皮膚を保護してくれる働きをもっていて、皮膚保護剤として使用されています。
症状としては皮膚のあれ、手足のヒビ割れ、あかぎれ、その他皮膚保護するために使用されています。
プロペド
プロペトも皮膚を保護する働きをもち、皮膚保護剤として用いられています。プロペトは他のワセリンとは少し違い、皮膚に適度な水分を保持させる働きがあり、乾燥や刺激などから皮膚を守ることができます。そのため湿疹などの症状の発生や悪化を防いでくれる薬でもあります。
赤ちゃんが風邪をひいて鼻水が出て時に拭きすぎたことによって鼻の下が赤くなったり切れてしまったりした時によく病院で処方してくれる薬になっています。
赤ちゃんも使えるほど安心のあるものなので、顔はもちろん肌の弱い人でも個人差がありますが、使えるでしょう。
サンホワイト
サンホワイトとは、高品質の白色ワセリン100パーセントのもののことを言います。そのため、赤ちゃんやドライスキン(乾燥性敏感肌)の方も使用出来ます。
効果はさまざまな外的刺激から守り乾燥を防いぎ皮膚を保護してやさしく守ってくれるようです。サンホワイトには2種類あり、しっとりタイプとベタつきを抑えるさっぱりタイプがあります。
ワセリンは顔に塗っても大丈夫?
みなさん保湿剤を使う時手足に塗るのは大丈夫ですが、顔に塗っていいのかな?なんて疑問に思ったことはありませんか?
ワセリンは顔に塗っても大丈夫です。肌の弱い人は少量から始めて様子を見ながら使用をしてみましょう。不安な方はサンホワイトなど、赤ちゃんから使えるものを使用してみるのもいいでしょう。
ワセリンの安全性と保湿効果
ワセリンの性質が、水にとけにくいや皮膚や粘膜に浸透しにくい性質をもっており、口に入ってしまっても害がないとされており、赤ちゃんにも使用されたり、病院で処方されるほど安心性の高いものになっています。
ワセリンそのものには肌に潤いを与える効果を持っていないため、ワセリンを塗る前に少量でもいいので顔に化粧水をつけた後に塗ると保湿力の効果があがります。
顔へのおすすめは白色ワセリン
顔に塗る時におすすめなワセリンは白色ワセリンです。パッチテスト済みなものや無添加無香料なものをでており、ベタつかないものも今は売られています。特に白色ワセリンは唇が荒れていている人にとてもおすすめです。リップを塗ってもしみたり、中々治らないという人はいるのではないでしょうか?
そんな人は白色ワセリンを使用してみてください。ワセリンは外部刺激から守り皮膚を保護し、乾燥を防いでくれるためリップよりも効果てきだといえます。
ワセリンを使った美容法
ワセリンはいろいろな活用法があります。ワセリンは顔の美容でも注目を浴びているものです。たとえば口紅とティースプーン1杯分の量のワセリンをまぜてツヤのある唇にみせることができます。
その他にもメイクの下地として使うこともできます。ワセリンが皮膚を保護してくれるので肌に弱い人でメイクが刺激的になってしまう人が使えるというのが最近は広まっています。
メイクだけに使えるのではなく、メイク落としにも使うことができます。スプーン1杯分の量のワセリンを手に取りお湯で柔らかくします。後は普通のクレンジングと同じようにメイクを落とすことができるので特別なことはなく簡単です。
お出かけ中にマスカラが顔の目の下に着いちゃったなんてことはありませんか?そんなときは綿棒とワセリンがあれば簡単に落とすことが出来て女性にはとっても嬉しいアイテムですね。
ワセリンを塗る量
ワセリンは多くとって塗ってしまうとどうしてもベタベタ感が残ってしまいます。顔は特に気になりますよね。そこでワセリンを薄く塗るのがコツとなってきます。顔に塗る場合はスプーン1杯弱で足りると思います。足りない方は少しずつ量を足していきましょう。
手足の乾燥しているところを重点的に塗る場合も同じようにスプーンで1杯分位の量を取り塗っていきましょう。この時も足りなかったら少しずつ量を増やしていきましょう。
ワセリンの塗り方
ワセリンの塗り方ですが、基本は普通の保湿剤やクリームと同じように塗っていきましょう。ですがここでポイントがあります。ひとつは寝る前に塗ることです。ふたつめはワセリンは普通の保湿剤とクリームと少し違ってクリームが固めです。
そのため塗りが悪かったりべとつき感が残ったりしやすいのです。そこでワセリンをとったのを1度少量のお湯で伸ばすか、ワセリンを取ったものを少しの間自分の体温で温めて柔らかくすることでベタつき感が残らず上手に塗ることができます。
ワセリンを使ったマッサージ方法
肌への刺激がすくなく、こってり濃厚な性質をもつワセリンは体のマッサージにもとてもあいます。
顔をマッサージする際には、マッサージの効果とワセリンの特長の保湿効果の2つが同時に得られるので一石二鳥です。顔をマッサージする時にはたっぷりワセリン塗ってしましょう。
顔はリンパに流すようにマッサージして行くことで小顔効果が期待されます。ワセリンは美容界でもとても活躍できるアイテムですね。
顔をマッサージし終わったあとはベタつきが気になる部分をティッシュなどで拭き取れば顔に薄い量が塗らさっている状態なのでワセリンを塗りなおさなくても大丈夫です。美容にいいからといって限度を超える量を使うのは控えましょう。
ワセリンは顔に塗る際の注意点
ワセリンを顔に塗る時は寝る前など外に出ない時に塗りましょう。そして1番大事なのは、ワセリンを塗る前に顔をしっかりと洗顔をし綺麗にしてから顔に美容液や化粧水を塗り終わった後にワセリンを塗るようにしましょう。
オイリー肌やニキビ肌には少量を使用する
まず二キビは、角栓などで毛穴が塞がれてしまうことによって、皮脂が詰まってしまったり、外に出れなくなってしまう状況になり毛穴に溜まってしまうことで発生するするのがニキビです。
ワセリンは石油が原料で油分なので塗りすぎてしまうと顔の毛穴を塞いでしまい詰まらせてしまう可能性があります。ワセリンはほんの少しの量でも効果が見られますので顔にニキビがある人やニキビになりやすい人は塗りすぎに気をつけてください。
ワセリンを塗ったまま紫外線を浴びない
ワセリンは石油が精製しているため油分になります。そのため、長時間太陽の強い紫外線を浴びてしまうことによって油焼けといった症状をしてしまう可能性があります。顔に塗ったときは要注意です。
油焼け(日焼け)をしてしまうことにより、皮膚にシミができてしまい、そのシミはずっと皮膚の下に残ってしまうことになってしまいます。
美容には適しているものですが、注意が必要となります。
ワセリンを容器から取る際は綿棒かスプーン
ワセリンはドラッグストアなどで大容量のカップで売られていることが多いです。そのため1人で使い切るにはかなりの月日がかかってしまいます。そのため雑菌などが繁殖しないか衛生面で不安をもってしまいます。
直接手でとってしまうとそこから雑菌が繁殖してしまう可能性があるので綿棒かスプーン出とるように心がけましょう。
ワセリンの顔の保湿以外の使い方
ワセリンは顔の保湿だけではなく、美容や傷などの手当にも使われることがあります。
どんなものに使えるのか、どんな時に使えるのかなどをいくつか紹介していきたいと思います。
毛穴の黒ずみ解消
ワセリンは石油の油分ですから、顔や腕、体にある黒ズミの原因である皮脂に浸透し、角栓を柔らかくしてくれます。
ワセリンパックをすることで効果がみられます。ワセリンパックをする前に入浴中したあとや蒸しタオルをして毛穴を広げたあとにワセリンを塗っていきます。そうすると黒ずみが浮き出てくるので黒ずみの解消にとても効果的です。顔から黒ずみがなくなると女性はとっても嬉しいですね。
軽度の火傷
ワセリンは皮膚を保護してくれるので軽度のやけどにも効果的です。
やけどをしてしまった時にガーゼにたっぶりとワセリンをつけて固定してください。そして1日3回は交換をしましょう。ぐじゅぐじゅしてきたり、ゴミが入ってしまったりした場合はその都度交換をしましょう。
花粉症対策
最近SNSで鼻の穴の中にワセリンを塗ると鼻水やくしゃみが出ないと話題になっているそうです。
ワセリンは外的刺激を守る性質を持っているのでそのため鼻水やくしゃみがでないのかもしれません。実際には塗るのが難しいという声や、微妙に濡れてないところから花粉が入ってしまうなどの声もあがっています。
ワセリンを塗りすぎてしまうと鼻が詰まって息がしずらくなってしまうので気をつけてください。鼻の穴にワセリンを塗る時は自己責任になってしまいます。
痔の傷口の緩和
お尻の下に座布団などを入れて高くします。その後にガーゼにワセリンをつけて傷口にあてるといいそうです。
実際に病院の先生からそうするといいと言われることもあるそうです。菌が入らないようにこまめに手入れをすることをおすすめします。
腫れている場合などはお風呂で暖まってからワセリンをつけるといいでしょう。
靴擦れの防止
靴ズレをよくしてしまい何かいい方法がないかと悩んでいませんか?
そんな時は1度ワセリンを試してみてはいかがでしょうか。靴にあたる部分にワセリンをたっぷりと塗っておきましょう。外的刺激から守ってくれますので摩擦も軽減してくれるでしょう。また皮膚を守るというところから期待がされています。
赤ちゃんのおむつかぶれ
赤ちゃんにおむつかぶれはつきものですよね。すぐに赤くなるんですよね。新生児ならなおさらうんちに水っけが多くて気づかないで時間が経ってしまうと直ぐにお尻が赤くなり、それが続くとただれてしまったりしてしまいます。
病院で受診したらワセリンを処方された人もいるでしょう。ワセリンはそのおむつかぶれになってしまうところ保護してくれるため赤ちゃんにとってもぐずりが少し軽減されるかもしれません。また、いまではベビーワセリンという商品も売られているのでそちらを試してみるのもいいでしょう。
ワセリンはコスパ
ワセリンは今ではネットショッピングや、ドラッグストアで簡単に手に入ります。それもお手頃のお値段で手に入るというところは乾燥肌や顔の黒ずみなどで悩んでいる誰でも嬉しいことです。
500gの大容量なのに600円くらいで手に入ります。またそんなに要らないという方でも50g200円くらいで購入することができます。最近では100均にも置いてるところがありますね。
それほど需要があるということでしょう。
ワセリンで人生が変わる
ワセリンは傷の手当てだけでなく、乾燥肌の保湿や美容などいろいろな用途によって使い分けることできることがわかりましたね。
顔などの黒ずみに悩まれている人が個人差がありますがもし自分に合った治し方だった場合、気になっていた黒ずみが無くなったおかげで綺麗になり世界が変わって見えるかもしれません。
また花粉症に毎年悩まされている人ももしワセリンでくしゃみや鼻水、目のかゆみがなくなったらお外にでかけるのも楽しみになるし怖いものなしですよね。ほんとにあなたの世界が変わるかもしれません。
顔や美容でも使えて何にでも使えるので大容量でも無駄なく使えてさらにコスパで手に入るほどいいものはないでしょう。
あなたも1度ワセリンを買ってみてはいかがでしょうか。