人生ハードモードな人の特徴と抜け出す方法!イージーモードとの違いは?
ハードモードで人生を送っている人とそうでない人がいます。今回は、人生ハードモードな人の特徴やハードモードからイージーモードに抜けだす有効な方法などについて、自己診断も交えてまとめました。豊かで前向きな人生を送るためにご活用ください。
目次
人生ハードモードの意味とは?
ハードモードな人とは、「先天的な要因や避け得ない環境の中で、困難な人生を送らざるを得ない人」と定義されることが多いですが、本当にそうでしょうか。
人からは人生ハードモードに見えても、本人は意外とへっちゃらだったり、結構イージーモードで生きていそうな人が、実は水面下で大変なハードモードに陥っているようなことが結構あります。
時代時代でハードモードとイージーモードの基準が大きく変わることは言うまでもありません。
あの太平洋戦争中、過酷な環境の中で殆どの日本人は人生ハードモードだったと考えがちですが、その環境の中で折り合いをつけ、本人達は精神的に意外とイージーモードな人生を送っていた可能性があります。
ハードモードな人とイージーモードの人の境は、実は極めて曖昧で、時代や人生の受け止め方などによって大きく変わるのかもしれません。
今回は人生ハードモードの一般的な傾向を含めて、できるだけその本質に迫っていきましょう。
人生ハードモードな人の特徴3選【性格編】
人生ハードモードな人には性格面で特徴があります。性格は後天的に修正するのは非常に困難ですが、どのような性格の人がハードモードに陥り易いか知っておくことは重要です。
思い込みの強い人はハードモードな人生を受け入れてしまいやすい
自分の立ち位置を客観的に俯瞰できる人とそうでない人がいます。思い込みが強く、他の道があるのに、それが見えない、見ようとしない特徴を持つ人は、置かれた環境を変えることが難しいでしょう。
誰にも人生ハードモードな人になる可能性があります。問題はそこから別の道を見つけたり、途中で引き返したり出来るかどうかです。
そうです。思い込みが強く、柔軟性に欠ける特徴の人はそれが出来ないで、人生ハードモードになりやすいのです。
マイナス思考の人はハードモードな人生の現状を諦めてしまいやすい
現実の人生では、一度ならず人生ハードモードな出来事が大抵起こります。その時に、「どうせ自分はダメだ、これが自分の運命だ、自分はそのような星の下に生まれてきたのだ」と考えてしまう特徴を持つ人がいます。
所謂マイナス思考の人です。このような性格の人は人生ハードモードから抜け出すことは大変難しいでしょう。
気が強すぎる人と弱すぎる人は、どちらもハードモードな人生にまっしぐら
気が強すぎる性格の人は人に弱みを見せません。何事にも痛々しいくらい無理をし過ぎる特徴があります。
このような性格の人は自分自らハードモードにスイッチを入れてしまいます。そこまで遣らなくても良いのにと人からは見えても、自分ではどうしようもないのです。
逆に気が弱すぎる性格の人はどうでしょう。こちらは必要以上に他からのやっかいごとを押しつけられてしまうことが多いでしょう。
断れるのに断れないのです。これでは無意識にハードモードにならざるを得ません。このように、何事も「すぎる」ことは、ろくなことになりません。
人生ハードモードな人の特徴4選【環境編】
環境面ではどうでしょうか。人は生まれてくる環境を選べません。非常に理不尽ではありますが、その選べない環境が、まずはハードかイージーかのモードを決定づけてしまうのです。
貧しい家庭に生まれてしまった人はハードモードから人生を始めざるを得ない
金が全てではありませんが、経済的に恵まれていないと、人生の様々なシーンで選択の幅がグッと狭まります。
将来の道を選択する際、経済的な理由が妨げになり、本来自分が進みたかった道ではなく、より困難な道を選ばざるを得なくなることがあります。
そこから明るい未来が開ければ良いですが、ハイウェイを突っ走るのではなく、獣道から道を切り拓いていくのは大変な努力が必要になることは言うまでもありません。
両親の愛情に恵まれなかった人はハードモードな人生を自分で引き受けなければならなくなる
人間の場合、人生の基盤となる精神的な土台は親から与えられるのが一般的です。
両親から愛情たっぷりに育てられた人は、精神的に非常に安定します。逆に両親の愛情に恵まれない環境で育つと、リラックスした人生を送れず、何事にもストレスを感じながら対応せざるを得ない特徴があります。
このような人は、精神的にハードモードがベースとなり、精神的にゆとりのある人生が送れなくなる可能性が高くなります。
良いパートナーに出会えない人は孤独でハードモードな人生を送らざるを得ない
大人になってからは、友人、恋人、配偶者と言ったパートナーとの関係が非常に重要になってきます。
悩みや苦しさをパートナーと分かち合えない人生は、何と孤独なものでしょう。何をやっても困難がついて回り、人生全体がハードモードにならざるを得ない特徴があります。
「一人の方が気楽でいいさ。」と言うのは、多くの場合、負け惜しみのやせ我慢なのです。人は所詮一人では生きていけません。他者との関係の中で自分の人生を生きていくものではないでしょうか。
就職した職場の業績が芳しくなかったり同僚との良好な関係が築けないと一気にハードモードに陥ってしまう
人は色んなコミュニティの中で生きていきます。家庭やサークル、自治会そして職場でコミュニティに参加するのです。中でも職場のコミュニティは最も重要なものの一つと言え、そこで長時間、高密度な関係を過ごします。
この職場環境が人間関係などで劣悪だったり、組織の業績が芳しくないためハードワークを強要されたりしたらどうでしょう。毎日出勤するのが苦痛となり、人生の大きな部分でハードモード状態になってしまいす。
人生ハードモードな人の特徴3選【外見編】
外見もその人の人生にハードモードかイージーモードかのハンディをつけてしまうことが多いです。
勿論、後発的に修正可能な部分もありますが、大変な努力が必要なことは言うまでもありません。
ブスは男女を問わずハードモードが一生続くのが普通
ブスでない人が、「人は顔じゃないよ、心だよ。」だと言うのは、東大生が「学歴が全てじゃないよ。」と言うのと同じで、全く説得力を持ちません。ブスの人がそのような台詞を吐くことはまずないからです。
ブスは男女を問わず間違いなくハードモードからスタートせざるを得ません。そして、整形手術でもしない限り、その状態はずっと続くと考えるべきです。
容姿に変わり得る別の強みを見つけるためにも大変な努力が必要で、ハードモードのスイッチは入ったままです。
おデブさんは特に女子の場合ハードモードからスタートする人生になりやすい
勿論、デブ専はあります。皆さんの周りにもそのような人がいるかもしれません。街角アケートでも意外とポッチャリ型が人気だったりします。
でも大抵の男子は本音では、モデルのような痩身でなくとも、やや細めの可愛い子が好きなのです。やはり普通おデブさんはモテないと考えるべきです。
女子が大変なコストをかけて着飾り、化粧するのは、色んな言い方・見方がありますが、究極的にはやはり男子からよく見られたい・好かれたいというのはあるのです。
したがって、おデブさんはブスと同じで人生ハードモードからまずはスタートせざるを得ないと考えるべきです。
女子は男子から見たら異常なくらいダイエットに興味を示すのが、それを如実に表しています。ハードモードから抜け出すことが意識にあるのです。
極端にタフそうに見える人は人知れずハードモードな人生を送りがち
「何があってもへっちゃら、ドンと来い。」と見せたがるタフガイが貴方の周りにもいらっしゃるでしょう。女子版タフガイも意外にいます。目力が強く、背筋はピーン、所作も溌剌とした外見の特徴があります。
人はそれ程強いものではありません。辛いときにニコニコし続けるのは結構ハードです。人には弱い部分をひたすら隠しながら頑張るのは尋常な努力では出来ません。
人には、自分はイージーモードと見せながら、実はひたすらハードモードな人生を送っている人は結構いるものです。
人生ハードモードな出来事とは?
人生には思いもよらない出来事が一度ならず起こります。後から振り返ることは出来ますが、予測するのは困難です。
これがモードを一瞬にして変えてしまうことがあります。
失恋してしまった人は取り敢えず一度ハードモードに堕ちる
「失恋は女子をいい女にする。」と言うのは失恋女子には慰めにもなりません。失恋は女子を一気に人生ハードモードに突き落とすのです。
ここから抜け出すのは新しい恋愛しかないのですが、失恋を原因とする最も過酷なハードモードにスイッチが入ってしまうと、スイッチレバーは硬く強ばり、中々モードチェンジが出来ないのです。
出会いのチャンスも普通に見逃してしまいがちで、毎日がルンルンのイージーモードのチャンスがそこにあるのに見えなくなってしまいます。
多額の借金を背負わされた人は一定期間ハードモードにならざるを得ない
人は経済的な要因で容易にハードモードな人生になるというのは前に書いたとおりです。
不可抗力的に多額の借金を背負わされるということも、ないことはないのですが、大抵は自分に原因があるものです。
安易に連帯保証人になってはいけません。パートナーの借金体質を見逃してはいけません。勿論、自分自身にもクレジットは借金なのだとキチンと理解させましょう。
パートナーや両親が大病を患ったり要介護状態になった場合ハードモードは必至
高齢化が進んでいます。「昨日まで元気で、いきなりポックリ」なんてことは希です。普通は永い要介護生活が続きます。
パートナーや親が要介護となり、仕事も辞めざるを得なくなったという話も普通に聞きます。趣味やイベントなんか論外です。身なりも構えなくなり、勿論経済的にも苦しくなるでしょう。
介護は人生ハードモードに陥る殆ど全ての要素を持ち込んでしまうのです。そしてそれは避け得ないのです。
人生ハードモードな人とイージーモードの人の違い
最初に書きましたように、人生ハードモードな人とイージーモードの人とは、線引きが難しく、極めて曖昧で相対的です。時代やその人の受け止め方によって大きく変わってくるからです。
でも、一定の傾向はあります。決定的な違いは、本人の意識として、リラックスして生きていけてるとかどうかです。肉体的にハードワークをしながらも、毎日リラックスして、精神的に楽な人生を送っている人はいます。
人生山坂です。色んなことが起こります。ハードモードの時期とイージーモードの時期がまだら模様です。人生全体としてイージーモードとは、これらの環境変化や先天的に与えられたマイナス要素を、柔軟に受け止められているかどうかです。これが大きな違いです。
人生イージーモードの人の特徴
人生ハードモードの人もいれば、人生イージーモードの人もいます、人生イージーモードの人の生き方を見ていきましょう。
先天的に経済面や容姿に恵まれている
経済的に恵まれた家庭に育ち、外見も可愛らしい子は人生において良いスタートを切れることは間違いありません。イージーモードから人生がスタートするのです。
勿論、このモードが一生続く保証はありません。何かのきっかけで突然ハードモードにモードチェンジと言うこともあるのです。
例えば、大恋愛の後、惨めに振られてしまったとしたらどうでしょう。パートナーとの相性が決定的に悪く、冷たい家庭生活を送らざるを得なくなったらどうでしょう。
パートナーや友人、職場環境などサポートしてくれる人に恵まれている
良いときも悪いときも自分に寄り添ってくれる人に恵まれた人は、間違いなくイージーモードで人生を送ることが出来るでしょう。
これは、先天的な要素もありますが、自分の心の持ちよう、対人的な対応などでそのような環境を整えることが可能です。
逆説的に聞こえるかもしれませんが、イージーモードの人は自分や周囲の人に過度な期待や要求をしないものです。理想は、意識しなくても周りが自然にさりげなく支えてくれる状態です。
人生ハードモードから抜け出す方法
これまで、比較的暗くてどうしようもない的な話が多かったですが、人生ハードモードから抜け出す方法はあります。
明日からでも出来る方法もあります。人生ハードモードの方は「乞うご期待」です。
気持ちの持ちようを変える
時が行けば間違いなく状況は変化します。自分が人生ハードモードだと意識すると、これが永久に続くかのごとく考えがちです。でも、いくら過酷なハードモードも終わりは来ます。
問題はそれを自分に言い聞かすことが出来るかどうかです。気持ちの持ちようなのです。気持ちの持ちようをチェンジできた瞬間に、本質的には既にハードモードを抜け出すことが出来ているとも言えるでしょう。
「言うは易く行うは難し」です。でも、気持ちの持ちようを変えることは自分だけで出来るのです。
自分をサポートしてくれそうな人に近づく
人生ハードモードから抜け出す上で、自分のシンパを作る重要性はこれまで指摘してきました。
自分の心は変えることが出来ても、人の心を変えることは非常に難しいです。でも、可能性のある人に意識して近づくことは出来ます。さりげなく、空気を読みながらがポイントです。
どのような自分であれば、周囲が自分をサポートしてくれるのか、それを自分なりに意識することも重要です。弱々しい可愛子ちゃんであればよい、というものではありません。サポートと甘やかしは違います。
自分より人生ハードモードな人を探す
気持ちの持ちようと相通じます。自分を過度に貶めないことです。自分の現在位置を確認し、未来の可能性を信じるのです。
冷静に周囲を観察すれば、自分より人生ハードモードな人は必ずいます。「隣を横目でのぞき、自分の道を確かめる。」は古今東西人生訓として言われてきた言葉です。
安易に聞こえるかもしれませんが、人生ハードモードから抜け出す特効薬になるはずです。
思い切って職場や住む場所を変えてみる
柔軟に考えましょう。自分の人生において、「それは絶対出来ない。」などど言うことはそれ程多くありません。ハードモードを抜け出しイージーモードに切り替えるのは変化です。
今や転職は日本においてもそれ程珍しいことではありません。自分がハードモードになっているのは明らかに職場環境だと思える場合は、迷わず転職を考えるべきです。
転居もモードを変える切っ掛けになることがあります。新しい出会いや発見があるからです。失恋の特効薬はいつも新しい恋愛なのです。
恋愛をする
何度も書きますが、恋愛は全てを変える決定的な要素です。どのようなハードモードであっても一瞬でイージーモードに変わります。人生ルンルン。毎日が楽しくて楽しくてたまらなくなります。
「そんなの分かってる。でも簡単に恋愛できないから困ってるのよ。」という声が聞こえそうです。今回は恋愛講座ではないので、これ以上は止めておきますが、人生ハードモードから抜け出すために恋愛が非常に重要だと言うことだけは意識しましょう。
あなたの人生はハードモードそれともイージーモード?診断してみよう
さて、ここまで人生ハードモードとはどういうことなのか、どのような特徴があるのか、イージーモードとの違いは何なのか、そして人生ハードモードから抜け出すにはどうしたら良いのかを見てきました。
自分は、これまで若しくは今、ハードモードなのか、それともイージーモードなのか、診断したいと思いませんか。自分の状態を意識できれば、また新たなスタートを切れるかもしれません。
是非次の自己診断にチャレンジして見てください。
人生ハードモード OR イージーモード診断
□ 一度決めたことは変えたくない。
□ もう少し顔やスタイルが良ければ彼(彼女)とうまくいったのにと思う。
□ 3年以上恋をしていない。
□ 人の持ち物を羨ましいと思うことが多い。
□ 仕事が楽しくない。
□ 親が嫌いだ。
□ 必要に迫られない引っ越しをしたことがない。
□ 負けず嫌いだ。
□ ダイエット中だ。
□ イライラすることが多い。
診断結果
0 【診断:イージーモードです。】
ハードモード的要素が全くありません。
1から3 【診断:イージーモード的です。】
比較的楽に生きられています。問題ありません。
4から6 【診断:普通です。】
どちらとも言い難いですが、ハードモード的要素が陰を落としています。
7から9 【診断:ハードモードに入っています。】
危険領域です。自分が人生ハードモードだと意識すべきです。
10 【診断:ハードモードどっぷりです。】
大変危険です。抜け出すのにはかなりの努力が必要です。
心の迷路から抜け出し豊かなライフスタイルを確立しよう
人生ハードモードな人は心の迷路に迷い込んでいます。抜け出す道が見つからないか、ルートを探そうとしていないのです。
豊かなライフスタイルを確立するためには、自分が今どのようなモードなのか。そして、自分にとって、心静かにリラックスできる状態はどのようなものなのか。冷静に自分自身に問いかけることが重要です。イージーであれば全てOKということではないのです。
上の自己診断はその一助になるでしょう。変えられることから変えていきましょう。