虚言癖の意味とは?病気なの?嘘ばかりつく人の特徴や原因・症状

虚言癖の意味とは?どのような症状や原因があり、その心理や特徴はどうなっているのかというところをご紹介します。虚言癖は自分の意思とは関係なく口から出てしまうということもあり「病気」ということも言われますが、その対応や治す方法とは?というところも確認します。

虚言癖の意味とは?病気なの?嘘ばかりつく人の特徴や原因・症状のイメージ

目次

  1. 1虚言癖の人って病気なの?
  2. 2そもそも虚言癖の意味とは?
  3. 3虚言癖の人の心理
  4. 4虚言癖の人の特徴【性格編】
  5. 5虚言癖の人の特徴【言動編】
  6. 6虚言癖になる原因
  7. 7虚言壁が「病気」と診断された時の症状
  8. 8虚言癖を治す方法はある?
  9. 9虚言癖の人への対応方法
  10. 10こちら側が嘘をつくようにさせてしまった可能性
  11. 11人を騙して楽しんでいるなら仕方ないが

虚言癖の人って病気なの?

虚言癖の人というのは病気なのでしょうか。実は「身近に虚言癖の人がいる」というケースは多く、その人に振り回されたり、嫌な思いをしている人というのも多いのです。

普通に接していると「性格がおかしい」とか「すぐに嘘をつく人」というようにしか見えませんが、そういった「心の病気」で症状が出ているという可能性も考えられます。

それも含め、虚言癖の意味と、虚言癖の人に見られる多くの特徴や心理、性格・言動などを確認していきます。虚言癖になる原因なども見ていきますので、確認してみてください。

そもそも虚言癖の意味とは?

そもそも「虚言癖」とはどのような意味なのでしょうか。「虚言癖」というくらいですから、「虚言=嘘」を言う「癖」があるという意味には違いありません。

ただ、「単なる癖」で片付けるのには少々症状が重く、あまりにも平気で嘘をつく人や、それによって迷惑など実害を受けている人もいることを考えると単純に「嘘をつく癖」というものだけではありません。

まるで癖のように、つまり当然のように嘘をつく人という意味で捉えたほうが良いケースのほうが多いでしょう。口から出る言葉がすべて嘘に見えてくるほどに嘘をつくことを虚言癖と言います。

虚言癖の人の心理

虚言癖の人とは、なぜそれほど「当然のように」「当たり前のように」嘘をつくのでしょうか。その心理状態を確認していきましょう。

根本的には『心理』があるから、虚言癖になるわけですし、心理を基に性格や言動なども形成されますから、虚言癖の人の心理を知ることは虚言癖の人を知る上で非常に重要な部分になります。

常に劣等感を抱いている心理状態

虚言癖の人というのは、「常に劣等感を抱いている」心理状態にあることが多くなっています。どういった部分に劣等感を抱いているかは人によるところですが、何かにつけて自分のほうが劣っていることを気に病んでいます。

もちろん、本当に劣っているケースもありますが、不「どうせ自分なんて…」や「あいつはやっぱりすごいな…」など事実以上に自分が劣っていると思い込むケースのほうが多くなります。

そして、その劣等感から「嘘をつく」ことで自分を大きく見せようとしてしまい、それが癖になり、エスカレートして虚言癖になっていくというパターンが虚言癖の人に多い心理となります。

自分を見てほしいという心理

虚言癖の人の心理としては、「自分を見てほしい」という心理を持っているケースも多いです。「注目されたい」、「自分が主役になりたい」というような心理からくるものです。

ただ、本来の自分ではなかなか注目を集めるような出来事もなく、そのようなインパクトのある話もありませんので、『作り話』から始まり、嘘を重ねて虚言癖のようになってしまうという流れです。

最初のきっかけは些細な嘘でも、それは事実とは違いますから、取り繕う必要が出てきます。それによって嘘をつくことも多くなり、虚言癖が加速していくことが多いです。

周りの人に喜んでほしいという心理

虚言癖の人が持っている心理としては、「周りの人に喜んでほしい」というものを持っているケースもあります。「虚言癖の人全員」とは言えませんが、喜んでほしいという心理が基になっているケースもあります。

嘘をつくことで現実よりも壮大な話だったり、面白おかしい話だったりを『創作』することができますので、それによって人を楽しませ、喜ばせることができます。

ただ、明らかに嘘だと、作り話だと分かる内容でそれができれば良いのですが、リアルに近いかたちでやってしまうケースが多く、嘘つき、虚言癖という状況に陥ってしまうことが多いです。

虚言癖の人の特徴【性格編】

虚言癖の人とは、どのような特徴を持っているのでしょうか。特徴とは、嘘をつく『心理』の部分から導き出されるものが基本ですが、それぞれを具体的に見ていきましょう。

虚言癖の人の特徴を【性格編】と【言動編】に分けてそれぞれ見ていきますので、どのような特徴を持っているのが、虚言癖の人なのかというのを確認してみてください。

プライドが高い特徴

虚言癖の人の特徴として、「プライドが高い」というものが挙げられます。こちらの特徴については虚言癖の人が持つ性格的特徴として非常に分かりやすいものとなっています。

というのも、「プライドが高いから嘘をつく」ということです。「自分をより大きく見せるため」、「人よりも優れていると示すため」にあることないこと含め人から「すごい」と思われるようなことが口をついて出てしまうわけです。

プライドが高いことを原因として嘘をつくようになってしまい、もともとは虚言癖とは違う人だったとしてもそのようになってしまったということも多いにあり得ることです。

努力をすることができない特徴

虚言癖の人の特徴として、「努力をすることができない」というものも挙げられます。努力をできないという特徴がなぜ表れてしまうのか、というのも先に挙げた『プライドが高い』ことが原因となっているケースも多いです。

プライドが高いので理想と現実のギャップに耐えられず嘘をつくわけですが、虚言癖の人でなければ、その理想と現実のギャップを努力で埋めようとします。

しかし、努力をできない人はそのギャップを嘘で埋めようとするので、自然と嘘をつく回数が多くなり、嘘に嘘を重ねて、どんどん虚言癖になっていくということです。

意味のない嘘をつくのが特徴

虚言癖の人というのは、「意味のない嘘をつく」というのも特徴の1つとして挙げられることが多いです。意味のない嘘というのは、「そんなことまで嘘つかなくてもいいのに…」と周りに思わせるような嘘です。

たとえば、「昨日のあのドラマ見た?」ということに対して見てないなら見てないと言えばいいのに「見た」と嘘をつくとか、その程度の軽いことですら、平然と嘘をつくという特徴を持っています。

そのような意味のない嘘をつく原因というのは、「見てないことで流行りに乗れてないと思われる」などの変なプライドが働くことが原因なので、ここでもプライドが高いことが関わってることが多いです。

目立ちたがり屋な特徴

虚言癖の人というのは、「目立ちたがり屋」な特徴を持っている人も非常に多くなっています。こちらについては、「自分をみてほしい」という心理から派生している特徴と考えて良いでしょう。

「見てほしい」というのは、『特定の誰かに』ということも考えられますが、目立ちたがり屋な性格というのは、特定の誰かとは少し違っていて、自分が主役になりたいというような願望が入っています。

そして、その場で目立つためには、突拍子もないことを言ったり、みなが驚くようなことを言うのが『手っ取り早い』のですが、そんな事実は持っていないので、そこを嘘をつくことで補っていくということになります。

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虚言癖の人の特徴【言動編】

虚言癖の人の特徴として『性格』を見てきましたが、ここからは【言動編】ということで、虚言癖の人が良く見せる『言動』について確認していきましょう。

性格編の中でも言動と言えば言動になるものもありましたので、そこまで正確に区別するものではないですが、特徴的言動として分けて考えていきます。

悪気もなく嘘をつくのが特徴

虚言癖の人の言動としてよく見られるのが、「悪気もなく嘘をつく」という特徴が挙げられます。つまり、嘘をつくことに抵抗がなさそうであったり、心にひっかかるようなものが無いという印象で、まったく悪びれないという特徴です。

普通の人であれば、嘘を付くことに多少なりとも抵抗があったり、良心が痛むものですが、虚言癖の人はさも当然のように、まるで真実かのように嘘をつくので、そういった普通の人が見せる素振りがまったくないということになります。

つまり、『言動』としては表面に表れないものになるので、普通の人なら多少は見せる素振りすら見せることがない、というのが特徴的な動きになります。

人を傷つけるような嘘もつくのが特徴

虚言癖の人の言動として、「人を傷つけるような嘘もつく」という特徴があります。少々嘘つきな程度では、「人を傷つける」ようなことは言わず、いわゆる「可愛い嘘」をつく程度です。

しかし、虚言癖の人というのは、嘘に善悪はなく、それをさも真実のように言うので、「その人が傷つくのも自業自得」とすら考えているところがあります。

言っていることは嘘なのに、「たとえ傷つくとしてもそんなことをした相手が悪い」とすら考えているのです。ここまで来ると「病気の症状」が出てるとも考えられるので、単なる「癖」ではなく「心の病気」の可能性も出てきます。

口が上手いという特徴

虚言癖の人の言動として、「口が上手い」という特徴も挙げられます。頻繁に嘘をつくし、徐々に周りもそれに気づいていくので、『バレ』ますが、もし虚言癖の人の口の上手さで頻繁ではなかったら周りは信じ続けるでしょう。

それくらいに口が上手いことが多いのが虚言癖の人の特徴で、それが虚言癖になってしまう原因とも言えます。最初から嘘がバレて周りが信じなかったら、驚かれもしないですし、「すごい」とも思われないので嘘を続けることはしないでしょう。

しかし、嘘をつくたびに周りが信じて驚いたり、すごいと思ってくれたり、時には「尊敬」されることもありますから、それが心地よくなってしまい、嘘をつくことにある種の『快感』を覚えてしまっているということです。

つじつまの合わない嘘をつくのも特徴的

虚言癖の人の言動としては、「つじつまの合わない嘘をつく」というのも特徴的な部分です。普通の人であれば、嘘をつくにもつじつまを合わせてなんとか『バレない』ことを最優先にします。

ですが、虚言癖の人というのは、その場の流れと雰囲気に合わせて平気で嘘をつくので、以前についた嘘と矛盾する内容だとしても、気にせず平気で嘘をつきます。

これは「詰めが甘い」というケースもありますが、嘘が病的に出てきている可能性もあり、こちらも心の病気の症状で嘘をついているケースも考えられるものになります。

虚言癖になる原因

虚言癖の人の心理や性格・言動を見てきましたが、ここからはその『虚言癖』になってしまう原因という部分について見ていきましょう。

虚言癖になる原因とはどのようなところにあるのでしょうか。「こうすることで徐々に虚言癖になってしまう」ということは先にも挙げていますが、より具体的にその内容を掘り下げていくので、確認してください。

大きな秘密を抱えてしまったことが原因

虚言癖になってしまう原因として、「大きな秘密を抱えてしまったこと」が原因となるケースがあります。人に言えないこと、言うことが許されないこと、などの秘密を抱えてしまったことが原因です。

またその秘密が大きければ大きいほど虚言癖になってしまうことに繋がります。1つの秘密を隠すために他にも秘密を持つことになり、そしてそれを隠すために嘘をつく、といった流れで秘密や嘘が重なります。

秘密を持つのが上手くて、そのことに触れさせもしないように立ち回れる人なら平気なのですが、そうではない場合は、嘘に嘘を重ねることになりますので、それが『癖』になって徐々に虚言癖になってしまうのです。

嘘を言ったら喜んでくれた過去の記憶が原因

虚言癖になる原因としては、「嘘を言ったら喜んでくれた過去の記憶」が原因となるケースもあります。真実を語らず、嘘をついたら周りの人たちが喜んでくれたという記憶です。

こういったものには、「厳しすぎる親」が原因となっているケースも多いです。本当のことを言うと怒られたり不機嫌になるので、嘘をついてご機嫌を取り続けていた過去、ということです。

バレたときには怒られますが、普段からずっと不機嫌でいられるよりは嘘をついてご機嫌を取るほうが良いという認識になってしまいます。これは心の病気のなってしまっている可能性もあり、嘘は病気の症状とも言えます。

嘘をついたら周りの人が自分に注目してくれた経験が原因

こちらも先ほどの「喜んでくれた」というものに近いのですが、「嘘をついたら周りの人が自分に注目してくれた経験」が虚言癖になる原因となっているケースがあります。

自分を見てほしいという心理や、目立ちたがり屋な特徴にもあるように、注目してほしいがために嘘をつくということはあるのですが、それが成功した経験をたくさん持っていると虚言癖になりやすいです。

またその経験が「たくさん」ではなくても、「ここぞという場面」で成功して、嘘をつくことに『大きなメリット』を感じてしまった場合にも虚言癖になりやすいです。

嘘をつくような病気になってしまった

虚言癖になる原因として、「嘘をつくような病気になってしまった」というものも考えられます。もちろんこれは外傷があるような、薬を塗って治すような分かりやすい病気ではなく、「心の病気」です。

この後にそれについて詳しく触れていきますが、虚言癖の特徴が見られる原因というのが、心の病気に起因するものだということはあり得ることなのです。

「嘘をつく病気」ということではなく、そういった言動をしてしまう症状が現れる病気なので、病名が「虚言癖」というわけではないですが、そういった症状のものがあるのです。

虚言壁が「病気」と診断された時の症状

先ほどもお伝えしたとおり、虚言癖で見せる特徴や言動が「病気の症状」によるものということがあり、「これは病気の症状です」と医者に診断されることがあります。

「そういう嫌な性格の人物だから」とか「単なる嘘つきだから」という理由で虚言癖になっているわけではないということです。どういった病気や症状があるのか確認していきましょう。

虚偽性障害という心の病気

嘘をつく症状が出る病気としては「虚偽性障害」というものがあります。こちらの症状は基本的に、「自分を心配してもらうために嘘をつく」というようなものになります。

「熱がある」という嘘をついたり、「頭がいたい」「お腹がいたい」など、病気やケガ、痛みなどを訴えて、周りの人や医者、看護師に心配してもらうために嘘をつくという症状です。

病気の症状というほどではなくても、幼いころに「仮病」を使って心配してもらうようなことをした経験がある人もいると思いますが、それがさらに酷くなって病気の症状として考えられるほどのものになるのです。

演技性人格障害という心の病気

虚言癖が病気と診断された時の症状として、「演技性人格障害」というものがあります。こちらについてもやはり「注目」を浴びるために嘘をついてしまう症状です。

言動が「演技がかっていて」そもそもが「嘘っぽい」のですが、注目を浴びるためにそのような言動をしてしまう症状です。

特にこれは女性が多く、男性に媚を売って魅力的に見せようとしたり、性的に興奮されるような振る舞いを行なったりして、注目を集めようとします。

虚言癖を治す方法はある?

虚言癖を治す方法というのはあるのでしょうか。自分自身が嘘ばかりついてしまっていると実感して、それが嫌だと思ってもなかなか治すことができないというケースもあります。

そうなってしまった時に、「どうすれば」治すことができるのか、ということは気になるところですし、周りの人たちにとってもその部分は知りたい情報の1つでしょう。

虚言癖を治すことができれば、それ以外の部分についてはそれほど人間性に問題がないという人であればなおさら「治す方法」は重要となるので、確認していきましょう。

嘘をつくことによるデメリットを強く認識して治す

虚言癖を治す方法としては、「嘘をつくことによるデメリットを強く認識して治す」という方法があります。虚言癖になってしまう原因として、嘘をつくことにより喜んでくれたり、注目してくれたりとメリットを理由とするものがありました。

この「メリット」を強く感じてしまった過去や経験があるからこそ嘘をつくことをやめられず虚言癖となっていくことがあるので、「デメリット」の部分を強く認識したり、デメリットのほうが大きいと認識することが治すには重要です。

ついつい嘘をついてしまうのも、それによるデメリットが認識できていないからで、デメリットが自分に大きく降り掛かっていることを認識できれば、少しずつ嘘をついてしまう頻度も治まってくるでしょう。

人間関係など含め環境を変えて治す

虚言癖を治す方法としては、「人間関係などを含め環境を変えて治す」という方法もあります。これは簡単にできることではないですが、どうしても治したいと思うのであれば、非常に有効な方法となります。

虚言癖が治せないのは「嘘に嘘を重ねる」という状況で、嘘をつかずにはいられない環境になってしまっているということがあります。今現在周りにいる人間には嘘を重ねてしまっていて、「どうにもならない」という環境です。

ですから、虚言癖を治すには、もう周りの人間関係を含めて環境を変えてしまうしか方法がないというケースもありますので、最終手段的にはなりますが、こちらも1つの治す方法として考えておくべきでしょう。

精神科やカウンセリングで治す

虚言癖を治すための方法には、「精神科やカウンセリングを受けて治す」という方法も1つあります。病的に嘘をつくようになってしまっているのは、簡単に治せるものではありません。

「心がけ」や「努力」ではどうにもならないという場合もあるからです。ですからそういった場合には、『プロ』の力を頼るというのも選択肢の中に入れておくべきものとなります。

虚言癖の人への対応方法

虚言癖の人が周りにいる場合の対応方法というのはどのようなものがあるでしょうか。どのように対応し付き合っていくのが良いのか、という部分になります。

社会生活を送る中で「関わらない」という対応方法が取れないことはよくあることなので、そういった場合にどうしたら良いのかは気になる部分でしょう。

適度に聞いて相づちを打って対応する

虚言癖の人への対応方法としては、「適度に聞いて相づちを打って対応する」という方法があります。いわゆる「聞いているふり」ということです。

言い方は悪いですが、「どうせ嘘」ですから、しっかりと集中して聞く必要のある話ではないケースが多いです。ですから、その時間も無駄になるケースも多いので、聞いているふりして対応します。

この対応をしていると「話し甲斐がない」ということで、虚言癖の人も興味を失う可能性もあるので、自然と嘘を聞かされる頻度は下がっていくケースもある対応方法となります。

しっかり周りに確認して対応する

いくら虚言癖の人と言っても「すべてが嘘」というわけではなく、本当のことも言いますし、仕事の関係では嘘と割り切って聞くわけにもいかないケースがあります。

そういった場合に対応すべきは「しっかり周りに確認して対応する」という方法です。この対応を取らないと自分が失敗や連絡ミスをする可能性も出てくるので、場面によっては嘘と割り切らず確認という対応は必要になります。

そして、相手が虚言癖があると分かっている場合は、「面倒」かもしれませんが、必ずこの対応をしないといけないので、この対応をするという『意識』をして、自分のミスにされないように注意しないといけません。

あまり距離を縮めすぎず対応する

虚言癖の人への対応としては、「あまり距離を縮めすぎず対応する」という方法も有効な方法の1つとなります。簡単に言うと「仲良くなりすぎない」ということです。

虚言癖の人にも多少の「警戒心」はあるので、どんな人か分からない人には、それほど大きな嘘や頻繁な嘘はつかないケースも多いということを利用して、距離を縮めすぎないという対応です。

こちら側が嘘をつくようにさせてしまった可能性

虚言癖の人が嘘ばかりつくようになってしまったのは、こちら側が嘘をつくようにさせてしまったという可能性もあることは知っておきましょう。

「その人のありのままをバカにした」とか、「嘘と分かっておきながら指摘しなかった」とか「嘘を面白がって楽しんだ」など、そういったことが影響していることはあるのです。

人を騙して楽しんでいるなら仕方ないが

虚言癖の人の心理や特徴を見てきましたが、虚言癖の人が嘘をつくにはそれなりの理由や原因があることがわかります。

嘘をついて人を騙して楽しんでいるタイプの人間がいないとは言い切れませんが、そういった人以外はそれなりの理由や苦しみがあるのです。

もし、これからも付き合いがあるであろう人であったり、好きな面もある人なら、嘘つきだと突き放すのではなく、その心理を理解して虚言癖を少しずつでも改善していけるように協力してあげるのも周りの人の優しさとなります。

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