自己否定の意味とは?自己否定感が強い原因や心理・改善方法!

私なんて、と自己否定感を抱く事はそんなに珍しい事ではありません。しかし自分を否定するくせがついてしまうと、なかなか改善方法を見つけるのも難しく、大変です。生きづらさを感じる誰もが知っておきたい、自己否定の原因とその改善の道について。

自己否定の意味とは?自己否定感が強い原因や心理・改善方法!のイメージ

目次

  1. 1あなたは自己否定をする人?
  2. 2そもそも自己否定の意味とは?
  3. 3自己否定感が強い原因
  4. 4自己否定する人の心理
  5. 5自己否定する人の特徴
  6. 6日本独特の文化?自己否定感
  7. 7自己否定感が強いことのデメリット
  8. 8自分を否定する自己否定の改善方法
  9. 9自己否定感が強すぎる人は病気の可能性も?
  10. 10自己否定感と上手く付き合う

あなたは自己否定をする人?

人間とは、大きく分けて2つのタイプがいます。自分が好きか、そうでないか。とは言え、多くの人は自己否定感を持った事が人生の中で一度くらいはあるはずです。

原因を見つけて、すぐに立ち直る事が出来る人は良いのですが、なかなか自分で切り替えが出来ないタイプもなかには存在します。
 

そもそも自己否定の意味とは?

自己否定の意味、それは「自分自身を否定すること」です。分かりやすく言うと、考え方がネガティブで、自分に自信が無いという心理状態を意味します。

自己否定の類語

自己否定の意味と似た言葉に、劣等感やコンプレックスといった言葉もあります。どちらも、自分が劣っている、という心理を表す言葉です。

特にコンプレックスという言葉は、例えば、見た目のコンプレックスとか、学歴コンプレックスといった言葉が会話でよく使われる事があり、自己否定と似た意味の言葉ですが、少しライトな感じを受けるので、自分に自信が無いという事を表す際に使われがちな言葉です。

自己否定感が強い原因

多かれ少なかれ、実は多くの人が自己否定感を感じた事があるはずです。例えば、どんなに優れた人でも完全無欠の人という訳ではないので、どこかに必ず自分の弱みやコンプレックスがあるものです。

しかし、その心理状態にも個人差があって、例えば落ち込んでも一晩たてば、ケロッとしている人もいれば、根本的な部分から自己否定感が強い人もいます。

特に自分に自信がない、強いコンプレックスを抱える人とは、自己の考え方や今までの経験から、そもそもの原因があり、中には自覚すらない為に、改善の機会を逃し続けている人もいます。

過去のトラウマ

自己否定が強い人の原因として、一番挙げられるのが過去のトラウマです。例えば、幼少期にいじめを受けていた、または親からの虐待とまではいかなくても、無関心で褒めてもらった記憶がない、愛された記憶がない、という人は自己否定が強い性格になりがちです。

このようなトラウマを抱える人は、常に自分に自信がなく、何かあるとすぐ自分が原因なのでは、と自己を責めがちです。それがついつい習慣化し、一時的な感情ではなく性格的に自己否定が強い、別の言い方をすれば卑屈な感じになってしまう人も多いです。

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賢すぎる

実は自己否定感の強い人は賢い人が多いとされています。余りにも冷静に物事や周りの人の感情を読み取る事が出来るせいで、自分の評価を自分で辛めにつけてしまい、自分を否定をしがちになります。

このタイプは、一見するとコンプレックスや劣等感とは無縁そうな、リア充やまたは優等生っぽい人が多いそうです。しかし一人になると、今日はここがダメだった、こうしないといけない、という思いが強く出てきて悩みを抱えてしまうようです。

思い込みが激しい

自己否定感を生みだす心理状態とは、とても閉鎖的なものです。例えて言うなら、誰もそんな事言ってないのに勝手に妄想して自分が原因だと自分で自分を追い詰めるタイプ、これが自己否定感の強い人の特徴と言えます。

違う言い方をすれば、思い込みが激しく、自分の感情を優先にするタイプです。上で挙げた「冷静」タイプと同様で、一見すると自己否定などしなさそうな性格に見えますが、実は自己否定のループにはまってしまっている人も少なくありません。

思い込みの激しいタイプとは、自分だけでなく、周りにも影響を及ぼすトラブルメーカータイプになる事が多く、注意が必要です。

精神的な弱さ

先天的なもの、つまり元々の性格や気質という場合も多いのですが、中には生まれつき自己否定の強いタイプの人も存在します。

不思議なもので、人間は赤ちゃんの頃から性格というか、気質のようなものがあり、甘えんぼタイプや、よく泣くタイプなど、それが大人になっても同じという訳では無いのですが、やはり生まれ持っての何らかの特質はあるようです。

性格というのは中々自分ではどうしようもない場合があり、元々持って生れた精神的な弱さや心理的に不安定な人も中にはおり、その為に自己否定感が強く表れるという事もあるのです。

頑なな心

頑なとは「自分の主張や態度を変えない事、頑固さ」を意味します。自己否定が強い人の原因として、例えば、自分の中での自分の目標や理想像が既に確立されていて、周りから褒められ、認められても、自分の中の基準に満たなければ全然耳に入ってこなかったりします。

良く言えば、ストイックで自分に厳しいタイプと言えますが、理想を追い求める気持ちが強すぎて、常に自己否定する癖がついてしまい、それが原因で、なかなか自分を認められないというタイプもいます。

 

自己否定する人の心理

自己否定感とは、自覚症状がある場合と無い場合に分かれます。自分で自己を否定する気持ちに気づける人というのはかなり改善の見込みが高く、方法さえ合っていれば、自己を否定する心理から離れる事が出来ます。

一方で、自分でも自己否定感を上手く感じ取れない人もいます。自己否定感というのは、実は悪いものだと決めつけるべきではなく、その心理により、頑張ろうという気持ちが起こったり、また弱者やマイノリティな部分に共感できる優しい心を持つことが出来るという利点もあります。

しかし自分で自分を強く責める事は自分で自分を傷つけているという意味でもあるので、自己否定感やその心理状況を自分自身で良く理解する事が大切です。

誰かや何かに依存したがる

 自己否定する気持ちが強い人とは、自分よりも優れていると感じる人や、自分を認めてくれる人に依存しがちです。例えば、DVやヒモなど、客観的に見ると絶対別れた方が良い相手でも、自分を認めてくれる、愛してくれると思うと、中々離れられ無い場合も多いです。

その他には、ブラック企業や宗教、また マルチ商法・MLM・ネズミ講とも呼ばれるネットワークビジネスなどにおいても、カリスマ的な魅力に圧倒される、無理をしてでも、成果を上げれば褒められるのでずぶずぶと依存していく場合もあります。

誰かが褒められると自分がダメと言われた気持ちになる

自己否定感が強い人が陥りがちな心理状態で特に多いのが、他人の評価をゆがんだカタチで自分への評価にしてしまう事です。

自分以外の人が褒められたり、認められると、まるで自分が否定されたような気持ちになってしまい、より自分を否定してネガティブになってしまう事があります。

これが習慣化してしまうと、卑屈な性格になってしまうので、自覚がある人は、早めに改善に向け、考え方を変えていった方がいいでしょう。

我慢ぐせがついている

我慢する事、耐える事を美徳する考え方もありますが、度を越えるとそれは自分自身へ悪影響となり返ってきてしまうものです。

自己否定感が強い人の特徴のひとつに、我慢強いという事が挙げられるのは、とても皮肉な事で、それ自体が「良い事」だと思われがちな為に自分でも自己評価の低さに気づけない場合あるのです。
 

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他人を信じない

自己否定する心理状況が高まっていくと、自分を認められないだけでなく、周りの人を信用できないという心理状態に陥ってしまうパターンも少なくありません。

自己否定の高さに周りの人が気づき、助けようと手を差し伸べても、なかなかその言葉や行動を信じる事が出来ず、より頑なになってしまう場合もあります。

この心理状態はかなりの末期なので、そうなってしまう前に自分で自分の気持ちを認め、改善への方法を探す事が大事です。
 

ダメな自分に酔っている

自分を否定する事に慣れてしまうと、恐ろしい事に、逆にその心理状態に酔ってしまう場合があります。例えば、自分の失敗などを自虐ネタで話す人も多いと思いますが、それが笑えて終われるものならOKなのですが、延々と自分の自虐をしてしまうタイプ。

実は以外と多くて、笑えない自虐ネタを披露する人は、実はどこか自分を否定する事に酔ってしまっている場合が多いのです。こうなると自身でも、自己否定感の原因を把握出来ず、改善の方法を見つけるのも困難だと言われています。

自己否定する人の特徴

自己否定する人の特徴と言うと、なんだかネガティブで暗そう、というイメージを抱きがちですが、実は全くそんな風に周りからは見えない、という人が多いのです。

デリケートなタイプが多い

自己否定しがちな人というのは、実は繊細な性格をしている人が多いようです。傷つきやすく、また別の言い方をすれば神経質で、例えば、ラインの返信が来なかったり、些細な失敗などをずっと引きずったりしがちです。

単に落ち込みやすいというだけなら良いのですが、また同じ事が起きるのでは、と再び自分が傷つくの恐れるあまり、自己否定のループにはまり、卑屈になってしまう場合もあります。
 

まじめで理想が高い

まじめで理想が高い、そう聞くと素晴らしい特徴だと思うのですが、実はそれが自分を否定する事で生み出されている場合もあるのです。

今の自分よりももっと成長したい、より良くなりたい、と自分の理想に近づけるよう努力する事はどんな事であっても素晴らしいです。しかし、その原動力として自分を卑下したり、自分をダメだと思う事の理由にはなりません。

これが習慣化されると、自分だけでなく、やがて周りの人にも理想像を求めるようになる場合もある為、注意が必要です。

ストレスが溜まっている

自分で自分を否定するという事は、やはり心理的に圧迫され、負担になるものです。自分でも知らず知らずの内に、自己否定ぐせがついている人は、常にその心のアンバランスさから、イライラしがちです。

時には周りに当たったり、過食や拒食などひどい場合は身体にまで影響を及ぼす事があります。

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褒められるのが怖い

自己否定感が強い人の中には、他人からの称賛や評価を素直に受け止められず、むしろ恐れて避けてしまう場合もあります。

褒められても自分でその言葉を否定する為、なかなか改善も難しく、かなり自己否定をこじらせた状態と言えます。

日本独特の文化?自己否定感

この自分を否定するという感覚は、実は国別に見ると、日本で多くの人に見受けられる特徴だという調査結果もあります。

平成25年度に行われた、若者を対象とした意識調査の結果によると、「自分自身に満足している」と答えた若者は、日本は68.9%で、アメリカなどの先進国は86%ほどと、大きな隔たりがあるようです。

謙遜と自己否定

世界的に見ると、実は国民性としても自己評価の低さが浮き彫りとなった訳ですが、その原因のひとつとして考えられるのが、日本に昔から伝わる考え方、「謙遜」があります。

謙遜とは、控えめに振る舞う事という意味の他に、そのものズバリ、自分の能力や価値などを低く評価すること、という意味もあります。謙遜が美徳として挙げられる日本では、なかなか自己否定感に自分自身が気づくという事も実は難しい事なのかもしれません。

出る杭は打たれる

また、日本独特の感覚のひとつとして、協調性の重視が挙げられます。その考え方は学校教育の現場から既に始まっていると言われています。

自己評価が高い子どもや生徒は、悪目立ちをする、個人主義で協調性を乱すと考えられ、「普通」や「模範的」といったカテゴリに入るよう指導されがちです。
 

それが原因で、つまはじきにされたり、仲間はずれにされる事も子どもの世界ではしばしばあるようです。外国では、日本と異なり、多民族国家なのが当たり前の国が多いので、一人一人の個性を認め、違うのが当たり前、という考え方が根本にあります。

その為、子どもの頃から、みんな違って当たり前、優秀な人、そうでない人もいるが、それが原因で自己否定するという考え方は端から無いという環境や考え方が根付いているのかもしれません。

自己否定感が強いことのデメリット

上手く自分で改善方法を見つけ、気持ちを切り替えられるなら良いのですが、もしもそれが習慣化され、自己否定感が強いことが常態化した場合、自分はもちろんの事、周りにも影響が出てしまう場合があります。

自己を否定するという事のデメリットは根が深く、なかなか改善の方法が難しいと言われています。

自己啓発や宗教にハマりがち

自己否定感が強い人にありがちなのが、改善や救われる方法を求めて、依存心を強くしてしまうパターンです。その頼る対象が、信頼できる人、身近な人なら良いのです。

しかし例えば宗教や、怪しい自己啓発セミナーなどの場合、よけいに心身を疲れさせたり、また金銭や時間が搾取されるなど、悪影響も大きいです。

周りにもネガティブ波が伝わる

これは個人差がある事ですが、しばしば自己否定感の強い人は、周りにもその影響を及ぼしてしまいます。自分の身近に、いつも誰かの悪口や愚痴ばかり言っている人はいないでしょうか。

そのような人は、自分で自分を認める事が出来ず、ゆがんだ価値観から人を羨む、というよりも妬みに近い感情で見ている人が多いです。一緒にいるとネガティブになり、気も滅入る場合があるのでこちらも要注意です。

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自分の感情にも他人の感情にも振り回される

自分で自分を認められない、否定する人とは、中々自分の感情をコントロールするのが難しいタイプだと言われています。

他の人が気にも留めないようなささいな事で傷ついたり、また自分の怒りや悲しみといった感情をコントロール出来ない為に、人前でもかまわず怒鳴ったり、または泣き出したり、なんて事もあるようです。

自分を否定する自己否定の改善方法

自分を否定する事を辞めれば、驚くほど楽になります。自己否定をするという意味は、自分を認められていないという事なので、自分にあった改善方法を見つければ、より生きやすくなると言えます。

「ホメられ」体験を積む

自己否定をしないようにする為には、日々、その自己否定ぐせを直していく事が大事です。自分を否定してしまうくせを直す方法で、一番手軽に出来るのが「ホメられる」事です。

逆に難しい、と感じる人も多いのでは無いかと思いますが、そのホメられる対象を自分だと捕らえてみると、思い立ったその瞬間から実行する事の出来るお手軽な方法です。

朝起きれた、学校や仕事に行けた、そんな当たり前だと思っている事でもいいので、自分の出来ない事ではなく、出来る事を数えていくのが、地味ではありますが、自分を認めるくせづけとしては有効なのです。

嫌われる勇気を持つ

嫌われる勇気、ベストセラーとなった本にも似たような言葉がありましたが、これは自分を否定してしまう人にとっても、改善の方法として非常に有効だと言われています。

自己否定感を持つ原因として、周りの評価を気にしすぎる、という点が挙げられます。自分のものさしを持ち、相対評価より絶対評価を重視する事、誰がどう思おうが、私の人生!という気持ちを持つ事で、自己否定感から抜け出す事が出来るのです。

環境を思い切って変える

自己を否定する現象は、環境変える事によって改善する事も多いです。自分が悪い、という事ではなく、単に今いる環境が合わないだけ、という場合も多いです。

原因は、実は自分では無く、学校や職場、また友人や恋人などの関係にあるのかもしれず、思い切ってその場所または関係から離れる事で、自分に自信がつき、感じ方が改善していく事も多いです。

完璧主義をやめる

自分に自身が無い、自己否定感の強い人とは、常に自分に理想通りの姿を求めてしまう、完璧主義の人が多いです。

完璧主義の意味するところとは、努力家、しっかり者という周りからの良いイメージがある半面、本人にとっては実際の自分と理想の自分のギャップに押しつぶされそうになって、苦しいという場合も多いです。

完璧主義な人が自己否定するのを辞めたい、と思うなら、こうあるべき、とかやるべき等の言葉より、自分が興味を引かれる事や単に好きな事など、より気持ちに素直な方を常に選ぶように心がける事が改善方法のひとつだと言えます。

自己肯定感の高い人と行動する

類は友を呼ぶ、という言葉があります。意味は、気の合う人や、どこか似通った人は自然と寄り集まって仲間になっていく、という意味です。

しかし逆もしかりで、ポジティブで自己肯定感の高い人と行動する事で、不思議と自然とその考え方や行動が自分にも身に着くようになってくるのです。

ただ、自己否定しがちな人の中には、自己肯定感の強い人といると、自分との違いを見せつけられているようで辛い、という人もいます。そんな場合は、例えばインスタやツイッターなどのSNSで、自分がこうなりたい、と思う人をフォローするというのも一つの手です。

自己否定感が強すぎる人は病気の可能性も?

自己否定感が強いのは、自分の性格の為だと思っていたのが、実はそれは病気によって引き起こされていた「症状」の一種だった、という場合も実は少なくないのです。

境界性パーソナリティ障害

自己否定感が強く、意味も無く悲しくなったり気分が高ぶったりと感情が不安定だなと感じる人は、実は「境界性パーソナリティ障害」かもしれません。「境界性」というのは、「神経症」と「統合失調症」の2つの病気から成るものです。

若い女性に多くみられるというこの疾患は、ストレスを感じやすく、感情の起伏が激しいという他にも、何をやっても喜びや幸せを感じにくい、生きづらさや違和感を感じるという症状があるようです。

原因としては、先天的なものであったり、または幼少期のトラウマなどの社会的な要因も関係していると考えられています。

「うつ」という病気

うつもまた、自己否定感が強い人が陥りがちな病気の一つです。疲れやすく、常に体がだるい、気分が落ち込んでやる気が出ない、意味もなく悲しくなる、というのが主な症状です。

こういった状態になる事は、普通の人でも特に珍しいものではないですが、これが一時的ではなく、慢性的に続いている場合は、単に自分の心の問題だけでなく、「うつ」が原因となっているのかもしれません。

投薬療法とカウンセリング

これらの病気を改善する為には、主に薬を処方されるか、カウンセリングが進められています。カウンセリングとは、対話する事を通して心理学的・臨床心理学的に改善方法を探る手法です。

どちらも治療として有効な方法ですが、特に治療方法として選ばれているのがカウンセリングです。しかし、これは治療と言えど、カウンセラーとの相性が大きく改善に影響を与えます。

その為、カウンセリング治療に踏み切る時は、すぐにクリニックや病院を決めてしまうのではなく、しっかり自分で吟味して決定するのが良いとされています。

自己否定感と上手く付き合う

自分を否定してしまう事は、その人自身にとって、とても苦しく辛いものです。しかし、中には自分の中の自己否定感とさえ上手く付き合い、克服・改善してきた人も実は多く存在します。

万有引力の法則を発見したニュートンや、軍事的天才と言われ、皇帝にまで上り詰めたナポレオンもまた、若い頃から、自己否定感を強く持っていたと言われています。しかし、だからこそ誰もが成し得ないような大きな功績を残しました。

自分を否定してしまう事は悲しい事ですが、ウラを返せば、常に前を見て、真剣に自分と向き合う事でもあります。傷つく事はありますが、それでも自分の気持ちと上手く折り合いをつける事で、より大きな自分になる事も出来る、気持ちの切り替えを上手くする事が大切だと言えます。

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