世間体の意味とは?世間体を気にする人の特徴!

人の社会で生きて行くうえで決して切り離すことが出来ない世間体。その意味や特に世間体を気にする人の特徴を仕事・就職、結婚・離婚、家族などの分野に分けてご紹介します。また世間体を気にすることによるストレスやそこから逃れる方法などについても一緒にお伝えして行きます。

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目次

  1. 1世間体を気にする人は多い!
  2. 2そもそも「世間体」の意味とは?
  3. 3世間体と「プライド」の違い
  4. 4世間体を気にする人の特徴《仕事・就職編》
  5. 5世間体を気にする人の特徴《結婚・離婚編》
  6. 6世間体を気にする人の特徴《家族編》
  7. 7世間体を気にすることによるストレス
  8. 8世間体を気にしないようにする方法
  9. 9世間体は自分の中に

世間体を気にする人は多い!

人間は古来よりどんな国でも民族でもその環境に関係なく何らかの社会(コミュニティ)を作って生きてきました。それは人間が決して一人では生きてゆけないことを当然として悟っていたからにほかありません。

さらにその社会の多くで「家族」と「他人」というすみ分けがなされてきたとも言えます。(例外はありますが)そして「家族」なら恥ずかしくないけど「他人」に見られたり、知られたら恥ずかしいという概念も自然発生的に生まれて来たのです。

 

また時代や国によってその内容に違いはあるものの、多くの社会で独自の作法やマナーが存在するのは互いに不快な思いをしないで済むようにという人間だからこその配慮でもあるわけです。

だからこそそのルールやマナーから外れることに関しては、どうしても羞恥心(しゅうちしん)が前に出て他人からどう思われるか、どんな風に見られているかということを多かれ少なかれ気にするようになる。そして出来れば少しでも良く見られたいという承認欲求も顔を出します。

つまりは「世間体」を無視できないのが人間の大きな宿命であり、だからこそ世間体を全く気にしないという人は少なくて、程度の差はあれ多くの人はこの世間体を気にするものなのです。

そもそも「世間体」の意味とは?

まず最初に「世間体」とはどの様な意味かについて、また似たような意味を持つ言葉についてもにお伝えしておこうと思います。

「世間体」の読み方

「世間体」は、「せけんてい」と読みます。「世間」は比較的読みやすいと思いますが、「体」はつい「たい」と読んでしまいそうになります。これを「てい」と読むのはこのすぐ後に出てきますが類義語の一つの「体裁」の場合に「ていさい」と読みます。

他にも「ていが悪い」という言い方をすることがありますが、これも「体」を「てい」と読む例の一つです。「てい」と読む場合には「からだ」というより「見せかけの様子」という意味のニュアンスが強く含まれていると言えます。

「世間体」の類義語

「世間体」に似た言葉としては、体裁や評判、体面、外聞、沽券、名誉という言葉があります。皆さんはどの言葉が馴染みがあり、使いやすいと感じるでしょうか。言葉によって若干の意味やニュアンスの違いはありますがほぼ同じ意味で通じると言えます。

「世間体」とは平たく言えば世の中でどの様に見られているか、そしてどちらかというと良く見られたい、悪く見られたり悪口は言われたくない、という欲や見栄の様な意味合いが言葉の裏に隠されていると言えます。

ですから世間体という言葉を使うときは、「世間体が良くない」とか「世間体が悪い」というようにその後に否定的な意味が続くのがほとんどです。

また世間体の類義語がこれだけ多くあることは、人間がとても人目を気にする生き物であることを強く物語っています。

世間体と「プライド」の違い

世間体を気にするというのは一種のプライドと言えるかもしれません。「プライドが邪魔してそんなことが出来ない」という言い方をすればこれは世間体とほぼ同じ意味になります。

でもプライドにはこれとは全く違う意味もあります。それは、世間に対していい格好したいとか認められたいというものではなく、もっと自己のあり方を深く追求して生きるステージを意義あるものとして充実させてゆきたいというまさに「誇り高き高尚な精神」のことを意味します。

そのプライドを持って人生をとても有意義に生きている人も世の中にはたくさんいるというのもまた事実なのです。
 

世間体を気にする人の特徴《仕事・就職編》

では、人は具体的にどんな場面で世間体を気にするのでしょうか。まず世間体を気にする人の特徴として「仕事と就職」という面からご紹介して行きましょう。

一流企業が当然!?

世間体を気にする人は、就職先は「一流企業」を目指特徴があります。大きな会社ほどその業務は細分化されていて、世間のイメージ通りの仕事が出来るかといえばそうとも限りません。でも名の通った大手の上場企業に属していたい。また夫や子供にもそうであって欲しいと望みます。

もちろん一流企業に限らず、医者や弁護士、キャリア官僚等の仕事でもその名誉欲は満たされることでしょう。

今どきの仕事につきたい!?

世間体を気にする人は、遠い将来を見据えるというよりは目先の生活スタイルや評判を気にするので仕事も今どきのものに弱いのです。今なら「IT業界で仕事をしてます!」とか「AIを手掛けている会社で」と言えば聞こえは良いのですが、その会社もピンからキリまであります。

世間体やイメージ重視で選んだ仕事が自分の性格や特徴にマッチしているかどうかは全く別の話なので入社後に後悔するケースも少なくありません。

地位や肩書にこだわる

世間体を気にする人はどこに行っても自分や他人の地位や肩書にこだわります。どこそこの会社で仕事をしている、と聞けばどんな部署で何を担当してるのか。定年退職したとなれば、どの立場まで出世したのか。大学に入学したと聞けばどこの大学の何学部か・・・などなど。

普通の人なら気にしないところまで細かく知りたがり、自分や家族の地位や肩書、学歴については聞かれてもいないのに「○○に勤めていて」とか「○○大学に通っていて」とさりげなく口にしたりします。

パチンコ屋ではダメなのか?

パチンコ屋というとどうしても場末なイメージが強いですし、柄も良いとは言えません。客としては利用してもそこで自分や家族が働くとなると話は別です。もし、知り合いに偶然働いているところを見られたら・・・これは世間体が悪く大変なことになります。

世間体を気にする人はパチンコやスロット、ゲームセンターなどの遊興施設での仕事は敬遠する傾向にあります。

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世間体を気にする人の特徴《結婚・離婚編》

世間体を気にする人は、人生の大きなターン二ングポイントである結婚そしてやむなく離婚するという場合にもその行動や態度に共通した特徴が現れるものです。

地位や名誉、家柄に弱い

世間体を気にする人は、相手がどんな人か尋ねられた場合に一言で肩書や地位が説明できる相手を選びたがる特徴があります。また親である場合もどんな家柄かどの様な筋から嫁いできたのかということを言いたがる特徴もあります。

ですからもちろん口にして恥ずかしくないプロフィールを持った人を望むわけです。

派手な結婚式

世間体を気にする人は、子供の結婚式を豪華に盛大にしたがる特徴があります。結婚生活はこれから先の長い生活が物を言うのですが、そのスタートのたった1日しかすぎないセレモニーに力を入れたがります。

あの人よりは派手なものにしたい、ご近所で話題になるくらい豪勢な式にしたいなどと見栄を張ります。ですから主人公である子供が「地味婚でいい」と言えば「それは「世間体が許さない」と大反対します。

バツイチはムリ!

世間体を気にする人は結婚相手は初婚でないといけない、とこだわる特徴があります。結婚に失敗した経験のあるバツイチではダメ!また子供がバツイチと結婚すると言い出すと烈火のごとく怒りをあらわにします。

バツイチでも再婚して幸せになった人は世界中に星の数ほどいるのにその意味を考えるまでは心が及ばず、ごく表面的な理由でダメと決めつけてしまうのです。気にしない人は全く気にしないことですが、世間体が気になる人はそうは行かないのです。

スピード離婚で隠れて後悔

世間体を気にする人は、いい格好をしてしまうあまり、その相手にしっかり向き合わずに地位や肩書で結婚を決めてしまう特徴があります。

そしていざ新婚生活が始まってみると見た目や外ヅラとはかけ離れた相手の本性に愕然。それは相手も同じことかもしれませんが、歩み寄る余地なしということでスピード離婚することがあります。

さらに心の中ではとても後悔しているのですが、それは表に出さず口では「相手はこんな点が最低だった」、「言ってることと全く違った」、「嘘をつかれた」などと周囲に言いふらしてしまう特徴もあります。その方がよっぽど世間体が悪いことも気づかずに。

世間体を気にする人の特徴《家族編》

世間体を気にする人は、家族の中でこそその本領を発揮する特徴があります。自分の行動や態度のみならず家族の一人一人に対してもこうして欲しい、こうあるべきという自身のこだわりを強く押し付けてしまいます。

子供は名門校へ通わせる

世間体を気にする人は幼稚園や小学校からお受験をして名門校に子供を通わせたいと望みます。もし夫婦で意見が違ってもそれは力で封じ込めて自身の思いを貫きます。これが中学や高校、大学というパターンもあります。

子供の意志ややる気は無視して自分の理想像をあてがい、親戚やご近所、知り合いにいい顔がしたいのです。

不登校など許せない!

望んでいた名門校に合格できても、子供の中にはその校風に合わなかったり、いじめにあったりして不登校になるケースもあります。ところが世間体を気にする人は不登校など絶対に許せません。

もしそんなことを子供が言い出せば、ひたすら自分の思いを子供に言って聞かせ、無理やりにでも登校させようとします。あるいは自分の子供は悪いのではなく、学校のやり方や担任の先生が悪いとしてモンスターペアレントとなり学校に押し掛ける例もあります。

一流の仕事や後継ぎ

世間体を気にする人は、家族に一流と言われる仕事について欲しいと強く望む特徴があります。自分の知り合いや親戚に大きな顔をできるような就職先を望むわけです。

もし開業医であれば、自分の子供に継いでもらわなければ困る。世間に顔向けできないと思いますし、その他の自営業の場合でもせっかくここまでやってきたのだから子供に社長になってもらわないと示しがつかない、などと考えます。

良い家・良い服・良い車

世間体を気にする人は、目に見えやすい外見に強くこだわりを持ちます。まずどんな家に住むか。当然、大きかったり、キレイだったリ、皆が憧れるタワーマンションだったり。

さらに所有する車や外出時の洋服、靴、バッグやアクセサリーなど、人目を惹くことに快感を覚えますので流行にもとても敏感です。

世間体を気にすることによるストレス

世間体を気にして生きるのはとてつもなくストレスがたまります。他人の目には全くわからなくてもその人の心の奥底には見栄や執着心、うらやみの心が染みついてにっちもさっちも行かない状態になっていることも珍しくありません。

世間体を気にすることによるストレスとは具体的にどんなものがあるか見て行きましょう。

見栄との闘い

世間体を気にするということは見栄を張り続けることに他なりませんから、とにかくとにかくストレスがたまります。

お金がないのにあるふりをしたり、夫婦仲はそれ程よくないのにラブラブのふりをしたり、成績が良くない子どもに無理やり勉強させては親子間の亀裂が深まる一方で「うちの子はいい子で」と言い続けなければならなかったり。

なぜそこまで見栄を張るのか身近な家族でも意味がわからないくらい。そして現実とのギャップを無理して埋めようするので必ずバランスを崩すわけです。その不自然なアンバランス状態を維持するのは至難の業。その結果、見栄との闘いでへとへとに疲れきってしまいます。

他人をうらやんで疲れる

世間体を気にする人は、それと同時に常に他人が気になり強烈なまでのうらやむ心と嫉妬心を抱きます。その相手は特定の人ではなく会う人会う人すべてが対象になりえます。

自分が勝っていれば優越感を抱きますが、少しでも負けていると思えば瞬時に対抗心が生まれます。

その度に違った分野で対抗して行かなければならないのでとても疲れるのです。時に家族や身近な人たちが世間体を気にしないでいると、そこをきつく責め立てこじらせて、さらに巻き込んではストレスの連鎖も起こしてしまいます。

決して幸せではない

世間体を気にする人ははた目には幸せそうに見えてもその内情は大変なので全く幸福感がありません。周囲には笑顔で「幸せよ」と世間体など全く気にしないふりをしていても、実は片時も心は満たさないのです。

そのうち年齢を重ねて行くとたとえ高級な化粧品を使っていてもシワやシミ、さらにタルミまでもがそれを追い越すように襲ってくるので、幸せそうに装ってもどこか違和感が生じてきます。

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世間体を気にしないようにする方法

ここまで読んでみてわかる通り、世間体を気にするということはとても疲れてしまいます。本人は気付いていないかもしれませんが、もし世間体を気にしない様になり、そこから解放されて自由になれたらどれだけ心が楽になるかわかりません。

何故なら世の中には無数の人がいて、厳密に言えばその全員が顔も特徴も違っているのでいちいち世間体を気にしていたらきりがないからです。

 

どこまで闘っても決して終わることのないバトルがずっと続くわけですから、どこかで何とか終止符が打てたならきっと救われた気持ちになりますし、その方法がわかればまるで背中に羽根が生えて飛べそうなくらい身も心も軽くなることでしょう。

そこでこの章では世間体を気にしないようにする方法、世間体から解放されて楽になる方法を具体的にご紹介して行くことにしましょう。

プライドの確立をする

『世間体と「プライド」の違い』のところで述べましたが世間体を気にしない人はこの「プライド」にあふれていると言えるでしょう。「プライド」とは自己のレベルを高めることに最大の力を注ごうとする「誇り高き高尚な精神」ですから、いちいち世間体など気にしていられないのです。

この「プライド」を自分の中に確固たる形で精神的支柱のように確立することが出来たら、少々のことではブレませんから世間体の毒がから解放されて行くことが可能です。その方法を以下に3つご紹介しましょう。

プライドの確立方法① 「自己を磨く」

まずプライドの確立方法の1番目とは、「自己を磨く」ということです。プライドのある人は、世間体や他人の評価を気にする前に自分が手掛けているものをもっとレベルの高いものにして行くために日夜研究に励んだり、目的を成就させるために最大限の努力を惜しみません。

外に目を向けるのではなく、あくまでも自分の内側に向かってどこまでやれるかを問いかけ、真剣に自己と向き合います。そして限りなく自己研さんを続けて行くのです。そのゴールはあくまでも自分が満足できるレベルであって、世間の評判は関係なく、人の目など気にしないわけです。

そして例えばそれが仕事であれば誰にも負けない結果が出たときには自然と周りの評価が付いてくることでしょう。さらにはどんな方法で成し遂げたか尋ねられるかもしれません。世間体など気にしないでも世の中で認められることは可能なのです。

プライドの確立方法② 他人を認める

プライドの確立方法の2つ目とは「他人を認める」ことです。世間体を気にするあまり人がすることをつい斜めから見てしまい自分も批評ばかりする様になりがちです。

でも自分より優れている人、仕事が出来る人、素敵な人は世の中にはたくさんいることに気づきたいものです。そして見栄を張ってその人達と競うのではなく、素直に認める器を持ちましょう。自分とその人の差は決して気にしないで良いのです。まず認めましょう。

さらにただ表面だけを見るのではなく、もしその人が仕事で成果を出し、良いポジションについたならそれはきっと人知れず努力を積み重ねてきたからでしょう。えこひいきされているように見えてもそれはその人が人に好かれるだけの心遣いや行動を繰り返し行ってきたからかもしれません。

角度を変えて見てみたり、少し想像力を働かせてみると学ぶ面もたくさんあるかもしれません。いや必ずあるのです。張り合うのではなくて認めるのです。そして良い点があればうらやましがるのではなくその方法を真似てみてはどうでしょう。それが次にご紹介する「謙虚さ」にもつながります。

プライドの確立方法③ 謙虚になる

プライドの確立方法の3つ目とは「謙虚になる」ことです。これにも負けたくない、あれにも負けたくないと色んな場面で世間と張り合っていると気づかぬうちに態度が横柄になっているかもしれません。また他人を見る目もどこか厳しく、口から出る言葉にもとげが増えているかもしれません。

そこで「実るほど首を垂れる稲穂かな」という言葉を思い出したいものです。謙虚であればあるほど人の耳目は集まるもので、自慢をする必要も見栄を張る必要もなくなってくるものです。そしてその人柄が認められ信頼されれば逆に向こうから立場やチャンスを与えられることもあります。

世間体など気にしないでも尊いものを手に入れることは充分に可能なのです。

見栄をはらずに等身大で良いと考える

人は見た目が違うように、天から与えられている才能やそれが開花する時期も場所もそれぞれみんな違います。ですからどう逆立ちしてもある人に勝てない面があるかと思えば逆に他人がどう頑張ってもあなたのそこには勝てないという面もあるものです。

それは目に見える才能やお金とも限りません。例えば何故かあなたがいると上手く行くということがあったりします。特別何かに秀でて力を出すというのではないのですが、あなたがニコニコと微笑んでそこにいると色んな人が頑張ってくれてうまく進む。現実にそんなこともあるのです。これはとても深い世界です。

世間体を気にするよりも、もっと自己観察に時間を割いてこのようなあなたの特性に気づくことが人生を大きく左右するほど大切になってくることもあります。その意味ですべての分野で合格点を取ろうなどと考えず「見栄を張らずに等身大で生きる」ということがとても大切なのです。

 

OKラインを下げる

世間体を気にしだすと何事も上には必ず上がいるのでどこまで行ってもキリがありません。そしてその上について行こうとするとドンドン自分が苦しくなるのです。

ある点で自分より優れていたり、幸せそうに見えても別の面では自分の方が優れていたり恵まれていることが必ずあります。そう、人は完璧ではないのです。

そこで思いきって「OKライン」を下げてみることです。つまり「自分の場合はこれでいいんだ!」と自分に言って聞かせたらもうそこからは気にしない、こだわらないことです。

一つの分野で欲を出し過ぎると、必ずどこかにしわ寄せが行って無理が出てきてしまいます。そこで「今の自分はこれでいい!」と割り切ってOKラインを下げれば他で得することもできるかもしれませんし、余裕が出てきて世間体を意識する感覚は薄れとても楽になることも是非知って欲しいところです。

 

優先順位を決める

最後に世間体を気にしない方法として最も大切と思われることの一つになりますが、それは「優先順位をつける」ということです。

どこから「自分を磨き」、どの部分は「人を認める」側に回り、どれに関して「OKラインを下げるか」についての優先順位をつけて行くということです。そして一度決めたら簡単にはブレずにつき進むことです。この際、世間体は世間の人にお任せで良いのです。

また優先順位をつけるもう一つの意味として、自分が買いたい物、手に入れたい物についての優先順位を決めて、下位にあるものは思いきって妥協してあきらめることも大切な方法です。的を絞って一点豪華主義もステキなことです。

世間体は自分の中に

世間体について色々と書かせて頂きましたが参考になりましたか?読んでお分かり頂けたと思いますが、世間体は際限なく世の中に広がっていてどこまで行ってもキリがありません。時代が変わればまたさらに限りなく広がって行くものです。

そこで世間体を外の世界に見出すよりも自分の中にある一定の基準を設ける癖を付けるようにしてはいかがでしょうか。自分の基準内のものは世間体も参考にするけれど、基準から外れるものは無理にして追いかけないということです。

 

追いかけないというのは全てを放棄することではありません。自分の勝負どころが何処なのか的を絞るということです。そこは私の闘うステージではありませんと心から割り切って前に進むのです。

例えば勉強が不得手なお子さんがいれば、塾に通わせて必死で勉強させるよりも得意な音楽の道へいざなってあげる。ママ友が偏差値がどうとかどこの学校がいいか、などの会話に熱を入れていてもどこ吹く風と聞き流すのです。

この方法が会得出来れば世間体のストレスからはかなり解放されて楽になります。そして身近な人たちも救われるかもしれません。さらにきっとあなたの内面から自信や自分なりの生き方がにじみ出てきて、周りの人の目に眩しく輝いて見えるようにもなるはずなのです。
 

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