ウェイ系の意味とは?ウェーイ系大学生の特徴と見分け方

ウェイ系と呼ばれる人たちを知っていますか?主に大学生に多いと言われるウェイ系の人たちとは、どんな人を言うのでしょう。近年社会に浸透しつつあるこの言葉。ここではウェイ系の意味、行動やファッションの特徴、見分け方や対処法など、ウェイ系について掘り下げていきます。

ウェイ系の意味とは?ウェーイ系大学生の特徴と見分け方のイメージ

目次

  1. 1ウェイ系の意味とは?
  2. 2ウェイ系大学生の使う言葉とその意味
  3. 3ウェイ系大学生の特徴【行動編】
  4. 4ウェイ系大学生の特徴【出没地・出没場所編】
  5. 5ウェイ系大学生の特徴【ファッション・服装編】
  6. 6ウェイ系社会人も生息している?
  7. 7ウェイ系の見分け方
  8. 8ウェイ系の人を嫌いな人は多い?
  9. 9ウェイ系大学生の対処法・回避する方法
  10. 10対処法を知って上手に関わろう

ウェイ系の意味とは?

挨拶でウェイ、盛り上がった時にウェイ、喜びのウェイ、自分の意見を肯定するyesの意味のウェイ…。若者言葉として知られるウェイ(ウェーイ)という言葉。この言葉は主に肯定的な意味を持つ言葉として使われているものの、使うタイミングに時に決まりなどはないようです。

ウェイ系とは、このウェイという言葉を多用し、相手がだれかというのは関係なしに周りを巻き込み騒いで楽しみたいという人で、彼らをウェイ系・ウェーイ系と言います。

では、ウェイ系・ウェーイ系の人たちがどんな騒ぎ方をするのかというと、渋谷でのハロウィンが分かりやすいかもしれません。見ず知らずの人と写真を撮り、騒ぐ。本人たちはその場のノリで楽しんでいるのですが、周りの迷惑を考えないなど、困った部分が目立つのも特徴です。

ウェイ系という言葉は若者言葉のひとつで、主に10〜20代前半の若者が使う言葉で、30代からの人に使われることはあまりありません。

また、パリピと似たような人たちのこととも言われるウェイ系の人たちですが、ウェイ系とパリピには違いがあるようです。

ウェイ系とパリピの違い

騒ぐのが好き・ノリがいいという点ではウェイ系(ウェーイ系)とパリピ(パーリーピーポー)は似た意味だと言われていますが、ウェイ系はパリピとは異なる点があります。

その見分け方ですが、ウェイ系は主に大学生が多く、公共の場所や安い居酒屋などで辺りかまわず騒ぐのに対して、パリピはイベントで自身が楽しみノッているなど、騒ぐ場所や騒ぎ方・楽しみ方が異なるという点が見分け方の特徴として挙げられます。

また、ウェイ系はパリピより周囲から嫌われやすい傾向にあると言われています。

パリピの意味とは?

パリピは20代には『パーティーやクラブによく遊びに行ってそうな人』、10代には社交的で友達が多く、にぎやかな人といった意味があります。

そのほかにSNSが好きであったり、イベントやパーティーが好きな人、ノリが軽い、お酒が好きなどの特徴がある他、パリピとは様々な意味合いを持つ若者言葉だと言われています。

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ウェイ系大学生の使う言葉とその意味

ウェイ系(ウェーイ系)の人たちの会話ってウェーイだけで成立したり…とかなり特徴があるのですが、ウェーイという言葉の他にも多く使われる言葉があるようです。ウェイ系(ウェーイ系)大学生がよく使う言葉や、その意味を見てみましょう。

彼らにとって広い意味を持つウェイ(ウェーイ)という言葉の他に、ウェイ系の人たちはどのような言葉を使い、また、その言葉にはどんな意味が込められているのでしょう。

それな・あーね そうだね・なるほどね それな・あーね
ワンチャン 可能性がある(ワンチャンスの略) ワンチャンあるっしょ!
秒で すぐに 秒で終わらせる
とりま とりあえず とりま〜でいいじゃん
パティーン パターン このパティーン
オシャンティー オシャレ この服オシャンティーじゃね?
ウェーイ! テンション上がる!・挨拶・共感など 挨拶『ウェーイ!』、返事『ウェーイ!』など
ヤバイ 大変・すごい ヤバイ!

ウェイ系大学生の特徴【行動編】

そのほとんどが大学生だと言われているウェイ系(ウェーイ系)の人たち。ウェイ系の人たちには行動面や出没場所、服装に特徴があると言われています。まずは、ウェイ系大学生の行動面での特徴を見ていきましょう。

周りの人に迷惑をかける

ウェイ系の人たちは、自分が楽しんでいる時に周りの人のことが全く目に入っていないことが多く、知らず知らず周りの人に迷惑をかけてしまうことが多いのです。

例え勇気を出して注意をしてくれた人がいたとしても、ウェイ系の人たちにとってはなぜ注意されたのかが分からない、むしろ自分は何も悪いことも迷惑をかけるようなこともしていないのに相手が怒って来たと思うことさえあるのです。

迷惑を顧みず、周りの人たちに迷惑をかけていることにさえ気づけないことがあるというのが特徴的です。

周りのことはお構いなしに騒ぐ

ウェイ系の人は騒げればいいという気持ちから電車などの人が多い公共の場所であっても、周りの人のことやマナーなんてものはお構いなしに大きな声で騒ぐ傾向にありますから、もちろんうるさいと思う人は多いのです。

しかし、ウェイ系の人たちにとってはその場のノリで楽しんでいるだけなので、うるさいなと周りが感じていることに気づいていないことが多いと言われています。

何でも共有したがる

ウェイ系の人の行動面の特徴として、何でも共有したがるというのも挙げられます。大皿で頼んだ食べ物をみんなでシェアする、何かにつけて写真を撮り、SNSにアップしたりLINEで共有するなど、とにかく何でも共有したがります。

ウェイ系の人たちは、何でも共有することを大切にする傾向にあるようです。

ノリが悪い人を嫌う

ウェイ系の人たちは、自分たちの世界を作り上げ、騒ぎます。その中でノリが悪い人や静かに過ごしたい人がいると、そういった人たちを嫌う傾向にあります。

『ウェーイ!』というノリについていけない人がいると、その人に対してノリが悪いと言ったり、悪口を言うこともあるようです。

ウェイ系大学生の特徴【出没地・出没場所編】

ウェイ系(ウェーイ系)大学生はどのような場所に出没するのでしょう。パリピと似たようなイメージを持たれることも多いウェイ系の人ですが、主に大学生に多いウェイ系の人たち。

彼らの出没場所を見てみましょう。

居酒屋などのお酒が提供される場所

騒ぐのが大好きなウェイ系の人たちにとって、居酒屋やイベント会場といったお酒が提供される場所は、騒ぐ相手が仲間内であれ、そうでない場合であれ、最高に騒げる場所です。

飲み会の席ですごく大きな声で『ウェーイ!』と騒いでいる団体や席を立って『ウェーイ!』と言いながら盛り上がっている人、出くわしたことがありませんか?

イベント

ウェイ系の人たちは集団で騒ぐことができる楽しいことが大好きですから、イベントには積極的に参加します。

パリピの出没地とも言われる華やかなクラブイベントや、季節ならではのイベントはもちろん、小さなお祭りや誕生日会などもイベントとして集まり、大いに盛り上がります。

パリピの人たちはおしゃれな場所でのイベントを好み、ウェイ系の人はどんな場所でも盛り上がることができたら良いという特徴も見られます。

アウトドア

ウェイ系の人たちは遊ぶことが大好きです。夏はバーベキューや花火、冬はスキーやスノボといったウインタースポーツ、春はお酒を飲んで騒げるお花見など、アウトドアでもウェイ系の人に出会うことは多いでしょう。

SNS

ウェイ系の人たちは集団で遊ぶことや騒ぐことが好きで、ひとりで行動するということはあまり考えられません。

遊びに行きたいけど、今日遊ぶ人がいない…そんな時に活躍するのがSNSです。

今日遊ぶ人を探したりするだけでなく、様々な人との出会いの場としてSNSを使っているというウェイ系の人が多いのには、ひとりにはなりたくないという心理も関係していると言われています。

ウェイ系大学生の特徴【ファッション・服装編】

ウェイ系(ウェーイ系)の人たちにはファッションにも特徴が見られるようです。ウェイ系の人たちのファッションでの特徴を見てみましょう。

流行に敏感

ウェイ系(ウェーイ系)の人たちに服装やファッションにこれがウェイ系だ!というようなものはないのですが、ウェイ系の人はおしゃれな人が多く、ファッションにおいて流行にかなり敏感で、その時その時のトレンドをしっかりおさえたファッションをしています。

ハロウィンなどのイベントには気合いが入る

騒ぐのが大好きなウェイ系(ウェーイ系)の人たちにとって、ハロウィンなどといったイベントは一大イベントです。

ハロウィンでのファッションはその時の話題の人をそっくりまねた本格的なファッションであったり、人気のキャラクターであったり思い思いに気合いの入ったファッションで楽しみます。

ウェイ系(ウェーイ系)女子大学生

ウェイ系の女子大学生のファッションは派手目で、ファッションのみならずメイクも華やかだと言われています。また、高校生まではファッションも内面も派手なタイプではなかったけれど、大学生になって本心を言えばウェイ系は苦手なタイプではあるけれど、いじめを避けようとウェイ系を装い派手なファッションをし始めるという人もいます。

ウェイ系社会人も生息している?

ウェイ系(ウェーイ系)の多くは大学生であると言われていますが、ウェイ系社会人と呼ばれる人たちも存在します。

ウェイ系社会人とは、ウェイという言葉を日常生活の中で多用し、騒ぐのが好きなウェイ系大学生と大して変わりはないのですが、彼らはもう学生ではありません。

ですから、ウェイ系社会人は『大人になりきれないまま社会に出てしまった』『適当な人』『不真面目な人』という印象を持たれやすいと言われています。

自身の中で最優先すべきものは仕事ではなくプライベート。特に騒げる飲みや遊びが大好きですから、たとえ次の日に朝早くから仕事があったり、大切な会議を控えていても平気で夜遅くまで飲んでお酒が完全に抜けきっていないような状態で会社に行ってしまったり、翌日の仕事を休んでしまうこともしばしば…。

そういった行動から嫌がられてしまうことも確かに多いのですが、仕事は真面目にやるというタイプのウェイ系社会人は、そのノリの良さや優れたコミュニケーション能力から上の立場の人たちから可愛がられることもあります。

ウェイ系の見分け方

ウェイ系の人が全員厄介なウェイ系というわけではないようで、ウェイ系の中にも他人の迷惑を顧みず騒ぐタイプのウェイ系と、そうでないタイプのウェイ系がいると言われています。

ウェイ系と言われる人全てが騒ぐことで回りに迷惑をかける厄介な人というわけではないのです。では、どういった点で他人の迷惑を顧みず騒ぐタイプのウェイ系と、そうでないタイプのウェイ系を見分けることができるのでしょう。

その見分け方を知ることで、ウェイ系の人にうまく対処できるようになるかもしれません。

空気を読めるウェイ系か・空気が読めないウェイ系か

ウェイ系の人と言えば空気が読めないと感じている人は多いのではないでしょうか。しかし、実際にはウェイ系と呼ばれる人たち全員が空気が読めないというわけではないようです。

その見分け方ですが、例えば数人が話しているところにウェイ系の人がやってきて執拗に会話に入っていこうとする…それもウェイというテンションで、自分とは全く関係のない、自分に興味がない話であってもどんどん絡む。これは空気が読めないタイプのウェイ系です。

空気が読めるタイプのウェイ系の人は、同じ場面でも場の空気は読んで騒ぐでしょう。場の空気が読めるかどうかというのは、厄介なウェイ系とそうでないウェイ系を見分けるポイントの1つです。

開放的なのか・閉鎖的なのか

ウェイ系の人は大きく2つのタイプに分けられます。ひとつは『ウェイ系同士としか騒げないタイプ』、そしてもうひとつは『誰とでも話すことができる気さくなタイプ』です。

その性格面には大きく異なるところがあり、見分け方としては、前者は自分の周りに同じようにウェーイというテンションで騒ぐ人がいない時は周りから見るとすごく不機嫌そうな態度でいることが多く、仲間がいない時の態度は困ったものなのです。

それに対し後者は誰とでもコミュニケーションを気さくに取ることができることから、学校のクラスの中でも人気者になりやすい、好かれるタイプのウェイ系です。

優しさがあるかどうか

優しさがあるかどうか、というのが最もウェイ系を見分ける上で大切なポイントです。例えば友達の結婚パーティーに招待されたとします。

ここで、優しさのないウェイ系の人は、自分が楽しく騒げたらOKなので、その日の主役のことなんてお構いなしに騒ぎます。一方で、優しさのあるウェイ系の人は、もちろん賑やかに過ごすのですが、その日の『主役が誰か』ということを理解しているので、その日の主役を立てて、盛り上げようとします。

こういった最低限の常識やマナーをわきまえて行動できるかどうか、他人のことを考えることができる優しさがあるかどうか。というのがウェイ系を見分けるポイントとして最も大切なのです。

ウェイ系の人を嫌いな人は多い?

ウェイ系の人が嫌いな人が多いのかというと、その答えはイエスです。

その理由として、周りの人の迷惑やマナーを顧みず騒いだりといった配慮に欠けた彼らの行動や、責任感のなさが挙げられます。

ウェイ系の人たちと上手く関わるには、その対処法を知っておく必要がありそうです。

ウェイ系大学生の対処法・回避する方法

ノリが良すぎるウェイ系(ウェーイ系)の人。ウェイ系の人が苦手…という人は少なくありませんが、ウェイ系大学生への対処法や回避する方法をご紹介します。

ウェイ系の人の対処法や回避する方法はあなた自身の性格や、先にご紹介したウェイ系のタイプによっても異なりますので、自身が最も疲れない対処法を試してみてください。

相手にしないで放っておく

ウェイ系の人を回避する対処法として効果的なのが、何を言われても相手にせず放っておくことです。ですが、相手にしないでいると、自分の悪口を言われてしまうこともあるかもしれません。

ですから、相手にせず放っておくというこの方法は、相手から何を言われても構わないという強い心を持った人におすすめしたい対処法です。

単に騒ぎたいというウェイ系の人であれば、あなたのテンションをつまらないなと感じ、自然と離れていくでしょうし、あなたと打ち解けたい・仲良くなりたいと思っている人なのであれば、相手の方がきっと態度を改めてあなたに接してくれるでしょう。

ウェイ系の人に合わせる

大学生活は楽しく過ごしたい。でも。ウェイ系の人は正直苦手…。そんな人におすすめの対処法は、ウェイ系の人に合わせるという方法です。

ウェイ系の人から何を言われても放っておくという方法は、もちろん有効ではあるものの、やはり自分のとった態度や行動によってウェイ系の人たちから、『あいつの態度は冷たいよな~』などと悪口を言われてしまうことは避けられないかもしれません。

それを避けるための方法が相手に合わせるということなのです。無理にテンションを合わせるのももちろん楽なことではありませんが、合わせるというのもひとつの方法として覚えておきましょう。ただし、合わせると言っても騒ぎすぎは自分もウェイ系だと周りから思われてしまい逆効果なので気を付けましょう。

自分が息抜きをしたい時だけ遊ぶ

大学生であっても、そうでなくても、息抜きしたい時というのは誰にでもあるものです。ウェイ系大学生と常に一緒にいて仲良くなりすぎるというのは避けたいですが、適度な距離感を保ちつつ、自身が息抜きをしたい時や盛り上がって楽しみたい時だけウェイ系大学生と遊ぶという方法もウェイ系大学生の有効な対処法です。

ウェイ系大学生は確かにあまり好かれる存在ではありませんが、ウェイ系大学生には仲間と楽しく過ごすことができる、コミュニケーションの高さといった良いところもあるのです。

大人数で遊ばない

盛り上がって楽しくなると周りの迷惑を顧みず騒いでしまったりと、どうしても嫌われる要素が目立ってしまうウェイ系大学生ですが、大人数で遊ぶのではなく、少ない人数で遊んだり、個人として関わるというのもウェイ系大学生の対処法として効果的です。

ウェイ系大学生と言われる人たち、実はとても良い子が多いのです。ウェイ系だから…と苦手意識を持ちすぎているのは自分自身かもしれません。

まずは自分がウェイ系大学生も1人の人として向き合ってみると、個人の良いところがたくさん見えてくるかもしれません。

対処法を知って上手に関わろう

ウェイ系の人たちは集団で楽しく過ごす時間が大好きな人たちです。大人になり切れていない彼らの行動にイラッとしてしまう人は多いものです。

しかし、ウェイ系の人たちはコミュニケーション能力に長けているという長所もあるのです。

ウェイ系の人の特徴や、対処法を知ることで、ウェイ系の人たちと関わるのが辛いという人は、少し気持ちが楽になるかもしれません。

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