【夢占い】包丁の夢の意味！刃物やナイフの夢の心理とは？

夢に包丁が出てくるのは、夢占いではどのような意味や暗示があるのでしょうか。包丁というと、現実世界では基本的には料理で使用する調理器具の1つです。

しかし、料理で使用する調理器具の1つであると同時に、刃物全般は使い方によっては凶器にもなりうる恐ろしい一面も持っているのが事実です。

そんな普段の日常生活に密接に関係している一面と、本来の用途とは違う恐ろしい「凶器」としての一面を持つ『包丁』が夢に出てくるのはどのような意味や暗示があるのか見ていきましょう。

包丁の本来の用途は料理に使う調理器具ではありますが、「夢に出てきた」となると少し恐い印象を持ったり悪いものだと考えるという人は少なくありません。

それはやはりナイフなどと同じく包丁は「刃物」ですので、先にもお伝えしたとおり「凶器」にもなり得るという一面が印象に強くなるのでしょう。

ただし、包丁が夢に出てくるというのは単純に恐い夢や悪い夢というわけではありません。その登場の仕方や包丁が出てきたときの心理状況などによっても変わってくるものです。

包丁の夢の基本的な意味や暗示というのはどのようなものでしょうか。先にもお伝えしたとおり登場の仕方や心理状況により変わってきますが、強さや攻撃性、破壊などの意味があります。

また、そういった攻撃的な意味だけではなく、想像や自己防衛、さらには『男性』を表す場面もあります。包丁ということではなく、ナイフなどの刃物全般においても同じような意味や暗示があるケースも多いです。

ただし、単純なナイフなどの刃物とは違って包丁には本来の用途に「調理器具」という面もあるので、夢に登場する場面に様々なバリエーションがあることから、夢占いでもその内容は幅広いものとなっています。

包丁の夢を見るというのは、どのような心理状況によるものなのでしょうか。現実世界での心理状況を色濃く反映する場合もあれば、深層心理の部分を反映する場合もあります。

つまり、現実世界でのできごとによって自分自身が『自覚』している心理状況によって包丁の夢を見る場合と、自覚はないのだけれど、心の奥底で感じていたり、思っているところの心理が働く場合があるということです。

包丁の夢占いが意味するところや、暗示しているものには、「創造」と「破壊」があります。つまり『刃物』という部分から「切り開く」という意味での創造です。

そして、やはり刃物は何かを「奪う」こともできますので、そこには「破壊」があります。人間関係に悩んでいて、その状況を破壊したい、変えたいという心理が働いているケースが多く見られます。

そして、創造によるものは、新しい環境に移り変わるときの心理や、「新しいことを始めたい」ということや、「新しい環境に行きたい」という心理を暗示しているものでもあります。

自覚のあるような人間関係への悩みや、今の環境から新しい環境に移り変わる場面での心理ではなく、深層心理での欲求が暗示されているケースもあります。

刃物は「男性」もしくは「男性器」を意味するものでもあります。これはつまり「性的な欲求不満」の状態か、「性的欲求が強まっている」という心理も暗示しているのです。

包丁が夢に出てくるときというのは、色々な形があります。その中でも「包丁の使い方」という部分にフォーカスを当ててみていきましょう。

どのような使い方をしている夢だったのか、その夢の中で包丁がどんな役割をしていたのかという部分によっても夢占いの意味や暗示しているところが変わりますので、確認してみてください。

包丁を持つ夢だった場合の夢占いが暗示している意味は、今現在置かれている環境を切り捨てようとしている意味の暗示があります。

また、包丁を持つという部分が「手に入れた」という印象であったのなら、ナイフなどの刃物でも同じなのですが、恋愛運が上昇している状態で、彼氏または彼女を手に入れるという暗示があります。

包丁を研ぐ夢を見た場合に暗示している意味については、自身の能力を研ぎ澄ましているという状態のことを暗示していて、それが有効に活用されることを意味しています。

ただ、ライバルなどがいてその存在にストレスを感じているなら、「攻撃性が高まっている」という暗示でもあるので、物理的な攻撃はしないように注意し、その世界の実力で勝てるように努力する必要があります。

包丁を使っていて、その「包丁さばき」が非常に上手いという印象が残っている夢を見た場合には、現実世界で何か窮地に立たされていても、上手く乗り切ることができることを暗示しています。

それは、周囲に強力な助っ人が表れたりと、有効な協力を得て切り抜けられることを意味します。また、恋愛面での意味は、恋人同士が二人で協力して何か周囲の反対などを乗り切ることができる暗示があります。

包丁が壊れたり、折れてしまったり、また落として割れてしまったりということが印象に残っている夢を見た場合には、周囲の人間関係が壊れたり、良くない方向に行くことを暗示しています。

そして、包丁というのは割れてしまったり折れてしまったりすると簡単に修復できるようなものではないので、現実の人間関係も簡単には修復できない状況になることを暗示しています。

少し刃先が欠けた程度のことであれば、それは小さなトラブルはあるものの努力で関係の修復は図れる可能性はあるので、包丁の壊れ方にも注目してチェックしてみてください。

包丁がどのような役割で夢の中に登場したか、という「包丁の使い方」別の夢占いを見てきましたが、次は「包丁それ自体の状態」から分かる意味や暗示を見ていきましょう。

包丁自体の状態というのは、たとえば「錆びている包丁」であったり、「切れない包丁」のように『包丁はどんな状態か』という部分から夢占いを判断していきます。

包丁が錆びている印象が強く残っている夢を見た場合の意味や暗示については、家庭内でのトラブルを暗示している夢となっています。

また、恋愛面においてのトラブルという意味もあるので、家族間に問題がないという場合でも、恋人との関係に問題が生じる可能性もあるので、注意しておきましょう。

夢の中に包丁が出てきたが、その包丁が「切れない」ものであった印象が強いのであれば、それは「自信のなさ」を表しているものになります。

自信がないので「覇気」もなく、つまり何かと元気がない状態に陥っているケースが多いです。体力だけではなく気力もなく疲れが溜まっている状況である可能性が高いので、しっかり休養することを考えましょう。

立派な包丁、キレイな包丁など良い包丁の夢を見た場合は、仕事などで結果を残し、良い成績を収めることができるということを暗示しているものとなります。

切れない包丁とは逆で「自信にあふれている」という暗示もあるので、その自信によって良い行動ができ、自信が良い結果を生むというものを意味しています。

ただ、その立派な状況に自己主張などが強くなりすぎて、プライドも高く扱いづらい人になっている可能性もあり、周囲との関係がそれを原因として崩れないように注意しましょう。

包丁やナイフなど刃物がたくさんある夢を見た場合は、異性との関係が活発になりすぎていて、それが元にトラブルになるという意味の暗示があります。

特に女性がこの夢を見た場合にはその意味が強く、たくさんの男性と関係を持ってしまうという暗示になっているので、自由奔放にそれを望んでいるのであれば良いですが、のちに後悔するような多数の関係は避けるように注意しましょう。

ここまでは、包丁の『通常の』使い方や、包丁自体の状態から分かる夢占いの意味や暗示を確認しましたが、ここからは「人を傷つける」ということが印象に残っている夢の暗示を見ていきましょう。

包丁やナイフなどを使って人を傷つけてしまう、もしくは通所の使用からも自信を傷つけてしまうことはありますが、それらについてはどのような暗示があるのか、という部分をチェックしていきます。

包丁で誰かを刺す夢を見た場合は、そのまま「攻撃性の高まり」を意味している夢となります。その攻撃性で周囲とのトラブルが起こることも暗示しているので注意しましょう。

また、包丁で刺すという夢は攻撃性の他に「性的欲求の強まり」も意味していますので、「包丁で人を刺す」というような『衝動』で性的欲求を発動させないようにこちらも気をつけるべき部分になります。

包丁で刺すのではなく、誰かを傷つけてしまっている、傷つけてしまったという印象が残っている夢についてはどのような暗示となっているでしょうか。

これは、「何かを失う」という暗示があるので、失くしモノに注意しましょう。また傷つけている人が顔見知りや友人、恋人などであったら、その人を失うという意味もあるので、その人との別れがある可能性もあります。

包丁で誰かから切りつけられる夢というのは、その切りつけてきた相手とのトラブルが起こる可能性を暗示しているものとなっています。

ただし、現実世界でそのトラブルをしっかりと解決することができれば、それはその相手との関係を切り拓くという意味にもなり、絆が深まることも暗示しているので、トラブルをしっかりと解決できるように立ち回りましょう。

知らない人を包丁で切りつける夢というのは、自分自身が環境の変化を望んでいる、もしくは劇的な変化がある予兆とされています。

知らない人を切りつけるような攻撃な衝動があるという意味はありませんので、そういった部分の心配はありませんが、取り巻く環境が大きく劇的に変わるというのは、大きなインパクトある出来事なので、それには備えておきましょう。

包丁で自分を傷つける夢は「故意」と「不注意」がありますが、故意に傷つけている場合には、自分の現在の環境を変えたいと考えていて、何かしらストレス等の原因となっている人間関係などがある意味になります。

不注意の場合は、まさに「不注意」によるミスなどで問題やトラブルが発生してしまう可能性を示唆しています。注意力が散漫になっていたりする場合には、しっかり気を引き締めて行動するようにしましょう。

包丁やナイフなどの「刃物」によって切られるという夢を見た場合には、その「切られた場所」からも夢が暗示している意味が変わってきます。

ですので、どういった場所を切られたのかという部分で、「背中」や「首」、「腕」など身体の部位によって夢占いの内容や意味するところが変わってきます。

また、ナイフや包丁などの刃物で切られる夢の基本的な意味、全般的な意味という部分もお伝えしていきますので、チェックしてみてください。

ナイフや包丁などの刃物で切られる夢の全般的に言えることは、実際に刃物で襲われるような恐ろしいことを暗示しているわけではなく、切り捨てなければならないようなものがある、ということを意味しています。

人間関係であったり、習慣や癖のようなものであったりと、あまり良いものとは言えないような今現在あるそのものを「切り捨てなさい」という深層心理からの助言のようなものであると考えられます。

夢占いで言うところの「背中」というのは、社会的地位や立場、またプライドなどを表していることが多く、その「背中」をナイフや包丁などの刃物で切られるという夢は、その地位や立場、プライドなどを傷つけられることを暗示しています。

今まで築き上げてきた地位が失われたり、プライドを捨ててでもやらなくてはならないような出来事が起こったりと、一定の困難を要する出来事が起こることを予兆しています。

ナイフや包丁などの刃物で首を切られる夢というのは、経済面での喪失を表しているケースが多くなります。会社などでも「クビになる」、「クビを切られる」という表現があるように、そういった意味合いがあります。

現在の仕事を失ったり、降格、左遷、または社会的地位の喪失などによって、経済的に厳しい状況に追いやられる可能性があることを暗示しています。

ナイフや包丁などの刃物によって腕を切られる夢というのは、行動の制限を意味している暗示となります。実際に現実世界で腕に傷を負った場合は行動が制限されますが、そのような意味を含んだ暗示です。

もちろん実際に腕を怪我するわけではありませんが、対人関係によって束縛や拘束があり、自由に行動できず身動きが取れない状況に追いやられる可能性を示唆しているものとなります。

ナイフや包丁などの刃物によって手を切られる夢というのは、金運や恋愛運など日常に関する運気が低下していることを暗示している意味となります。

夢占いでは、「手」というのは幸運を掴むためのものとされていますが、それが傷つけられる、切られるというのは、幸運を掴むことができないことになりますので、運気の低下を意味しているのです。

ナイフや包丁などの刃物で足を切られる夢というのは、他人に足を引っ張られたりすることが原因で、社会的地位が脅かされることを暗示しています。

また、「足切りにあう」というような言葉もあるように、ふるいにかけられて今の地位から振り落とされるということも意味していますので、足を引っ張りそうな人へのフォロー等に気を配っておくことが大切でしょう。

血を流すというのは現実世界ではあまり良いものという印象はありませんが、夢占いにおいては「吉夢」とされるものが多く、ナイフや包丁などで切られて血を流す夢も例外なく「吉夢」と言えます。

夢占いで「血」というのは「金運の象徴」で、金運が上昇していることを意味します。また、血を流すのは「浄化」の意味もありますので、悪い運気から解放されて良い方向に向かっていくことを暗示しています。

刃物で切られて血を流す夢のほうを先に確認していれば分かるように、刃物で切られたにも関わらず血が出ないというのは、「運気が低迷している」という暗示になります。

血は運気上昇、血を流すのは浄化からの悪い運気からの解放ですので、本来刃物で切られたら血が出るはずのところを血が出ないというのは、運気の低迷を強く暗示している可能性が高くなります。

刃物を持った人から逃げる夢というのも夢占いでは暗示しているところがありますが、その刃物を持っているのが「誰」なのかによって、意味するところが変わってきます。

刃物を持って追いかけてくるのが「好きな人」であるケースや、「友人」であるケースは多くなっています。また顔見知り程度であったり、友人とは呼べない程度の「知人」というケースもあります。

刃物を持って追いかけてくるのが「好きな人」の場合については、恋愛についての不安や、性的な部分についての不安を意味しているものとなります。

恋人との恋愛関係に不安があったり、身体の関係に不安があったり、今はまだ身体の関係がないけれど、いずれ迎えるであろうその時に不安を覚えていたりする場合にこういった夢を見るケースが多くなっています。

刃物を持って追いかけてくるのが「友人」の場合で、その友人から逃げている夢というのは、罪悪感やうしろめたさの表れになります。

その夢の中で刃物を持った友人に何か嘘をついていたり、悪いことをしてしまって秘密にしていたりということがある場合にこういった夢を見ます。

刃物を持って追いかけてくるというのはよほどのことですから、その罪悪感やうしろめたさというのも大きいものとなっている場合が多いです。

刃物を持った知人から逃げる夢というのは、予兆や予知の色が濃いものとなっていて、その知人が起こしたトラブルや問題に巻き込まれたり、その知人との間でトラブルが起こることを暗示しています。

また、その知人に対してもともと良い印象を持っていないことが多く、何かトラブルの原因になりそうだったり、問題を起こしそうな人だと考えているケースも多いです。

この夢を見たあとに、その知人がいつも以上に接近してきたり、「オイシイ話」や「アヤシイ話」を持ってきた場合は、上手く避けるようにしましょう。

ここまでに挙げたような、包丁の使い方や包丁の状態、包丁でどのように傷つけるのか…などのお話から、刃物で切られた場所や誰が持って追いかけてきたか？などとは違った部分もご紹介します。

1つのグループとしてはご紹介しづらい部分なのですが、「包丁や刃物が出てくる夢」では頻繁に登場することになる夢なので、こちらについても確認してみてください。

料理中に包丁で手を切る夢というのは、先にも少しお伝えした部分ではありますが、不注意により手を切るという意味なので、何かの「不注意」によって問題やトラブルが発生してしまうことを暗示しています。

今現在が順風満帆で上手くいっていると思っている場合には、なおさら注意が必要で、その「おごり」のようなものが不注意に繋がり、そしてその不注意からトラブルが発生しますので、気を引き締めましょう。

誰かに包丁を向けられる夢というのは、敵意の暗示があります。実際に傷つけられているわけではないけれど、そういった心持ちがあり、敵視されている可能性があるという暗示です。

その人からの敵意を実際にも感じているならすでに警戒しているはずですが、表面上は分からないように敵意を向けている可能性もあるので、少し距離を置いたり、注意深く様子を見たりと、注意するようにしましょう。

「特定の誰か」ではなく、漠然と「包丁を持った人に追われる夢」という印象の残り方だった場合には、対人関係に不安を持っていることを意味しています。

また、包丁を持った人から無事に逃げ切れたのであれば、その不安や問題が解決に向かっていくことを暗示していますが、逃げ切れなかった場合には、対人関係が悪化してしまう可能性もあるので、注意しましょう。

ナイフや包丁などの刃物で泥棒に切られる夢を見た場合には、何かの出来事やイベントなどの追われて焦燥感がある状況を暗示しているものとなります。

色々な出来事があり時間に追われていて、それが原因で心にゆとりが持てない状況になっているのを暗示しているので、そこからのミスが起こらないように注意が必要です。

ナイフや包丁といった刃物を見ているだけ、見つめているだけの夢を見た場合は、その夢は対人関係での「別れ」を示唆しているものとなります。

また、その別れというのは「そうしたほうが良い」という警告の意味もあり、それが恋人や友人など親しい間柄であっても、深層心理では「付き合いをやめるべき」と考えているという意味もあります。

包丁が出てくる夢というのは、ここまで見てきたようにたくさんの種類が存在していますが、人が絡んでくるものというのは警告などを含めたものが多くなっています。

また、現実では傷つけられたり、血が出るということは恐ろしいことですが、それが良い意味の夢であったりもするので、包丁が出てきた夢は良い夢も悪い夢もどちらも含んでいることになります。

もし、包丁という「刃物」が出てきて、あまり良くないものだと考えたとしても、その内容によっては良い夢も含まれているので、どのような夢だったのかを思い出して確認してみてください。