腹立つ時の対処法とは?【必見】
人間誰しも出来ることなら毎日平和に心穏やかに過ごしたいものです。でもどうしても腹立つ相手というのが現れるものですよね。そこで今回は、腹立つ人の特徴や相手別の腹立つ人への対処法をご紹介しましょう。相手を黙らす大人の対応法もお教えしますので是非参考にしてください。
目次
ムカつく!腹立つ相手にはどうしたらいい?
どこで暮らしていてもどんな立場で生きていても腹立つ、ムカつく相手というのは現れるものです。少しは我慢が出来ても相手の態度が変わらなければそのうち限界が来て爆発、なんていうことも良くある話。
でもただムカつくからといってこちらが態度を荒げて責め立てたところでそう簡単に相手も変わるものではないですし、その時は良くてもそれが家庭や職場、ご近所などであればその後も少なからずお付き合いは続きます。しかももっとムカつきながら生活しなければならないかもしれません。
そんな腹が立つ相手への対処方法や黙らせる方法を具体的にご紹介して行きましょう。もし活かせそうなものがあれば早速取り入れてみてください。
腹立つ人の特徴
男も女もそして年齢も関係なく、ムカつく相手というのは世の中にたくさんいます。まず最初にどんな人が腹立つのかその特徴について具体的に見て行くことにしましょう。
いつも不機嫌そう
いつも不機嫌そうな顔をしてふてくされている人がいるとその様子や態度を見ているだけでムカつくことがあります。不機嫌は周囲に伝染する特徴もあるので一人そういう人がいると職場全体の空気が重くなったり、家庭の中もどんよりとした空気に支配されることがあります。
一つ共通していえることは、その不機嫌な顔を本人は見ていないということ。これがまた腹立つのです。
文句が多い
何かあると二言目には文句を言う人がいます。それもきつい顔をして。それは仕事への愚痴だったり、その場にいない人の悪口だったり。自分がしていることは棚に上げて人を攻撃することに生きがいを持っているような人物がそばにいると腹立つものです。
いい加減で厚かましい
自分のするべきことを最後までせずに人に押しつけたり、責任転嫁する人がいます。やったらやりっぱなしでその後の片付けやフォローが何もない。そのくせ自分が困った時には平気で人に無理を言ったり、頼んでくる厚かましい人には腹立つものです。
わがままな態度
団体で行動していても嫌なことがあるとすぐにその感情をあらわにしてわがままにふるまう人がいます。それをみんなが言い出したらどうにもならなくなるという事でも空気など読まずに言いたい放題。まるでその顔つきも態度も駄々っ子の様です。
こういう人にはなかなかつける薬も見つからず・・・ムカついてしまうものです。
自慢が大好き
何かというと人の話は聞かずに自分の話が優先、しかも自慢話ばかりする人がいます。人に少し良いことがあると私だって、僕だって・・・といちいち張り合ってくる子供の様な負けず嫌いの態度には腹立つものです。
腹立つ時の対処法《ムカつく女編》
ムカつく女と聞いてどんなイメージが湧きますか。相手は、職場の人、友人、ご近所さん、嫁、姑、小姑・・・と色々なパターンがあります。ムカつくポイントはケースバイケースだと思いますが、いくつか対処する方法を知っておくだけでもずいぶん楽になることでしょう。
ひたすら頷く
文句や悪口が尽きない女がいるとムカついてきますが、いちいち真面目に話を聞いていると疲れるばかりです。やっと終わったと思ってもまた違うことで文句を言い始めます。
そこでとりあえずその話を頷きながら聞く様に努めます。どうせ言いたいことは決まっていて、でも感情が収まらないのでつらつらと色んなことをまくし立てているだけなのです。「聞いてるの!?」と言われたら何が不満かだけは答えられるようにしておけば合格です。
その時のコツが一つ。大変そう、かわいそうという顔をして頷くことです。聞くだけで不満の多くは解消されるものですから。
無視する
これはケースバイケースでいつでも誰を相手でもできる方法ではありませんが、無視をするというのも一つの対処方法です。
例えばいつも面倒臭いことを押し付けて来たり、するべきことをゆっくりと後回しにする女はムカつきますが、いちいち手助けしていたらますます頼って来ますし、成長もせず本人のためにもなりません。
そこで頭を冷やすためにもこちらが一定期間無視をすると自分の態度を見直したり、反省することもあるかもしれません。もしその態度に対してキレ気味になって他で文句を言ったとしてもそれは放っておきましょう。いずれあなたが無視した理由を他の人も理解するときが来ると思って。
いつもの態度を崩さない
いじわるが大好きであの手この手で嫌がらせをしてくる女は、ムカつきます。でもいちいち腹を立てていたら相手の思う壺。面白がってもっとエスカレートする可能性があります。
それよりこちらは何食わぬ顔で平然としていつもの態度を崩さないことです。あなたに何をされても私の人生には何の影響もない、と言わんばかりにひょうひょうと淡々としていることが相手を精神的に打ち負かすことにもつながる有効な対処方法です。
そして仕返しは必要ありません。お天道様は見ているので必ず報いが彼女を襲います。
冷静に話す
無視をしてもひょうひょう淡々としていてもそれでもこちらにかかわろうとしてそのムカつく女が何らかの文句を言ってくる。そしてどうしてもこちらが言葉で答えなければならない時には、とにかく冷静に話すことです。
相手がどんなにムカつくことを言ってもムカっとした顔をしてその挑発に乗ってはいけません。ぶれずに怒らずにこちらの言うべきことを顔色を変えず冷静に話すことに徹しましょう。
その様子は、はた目にはいかにも悠然と流れる大きな河で駄々っ子が一人はしゃいでいるかの様に映ることでしょう。もちろん大河があなたであることは言うまでもありません。
腹立つ時の対処法《ムカつく男編》
ムカつく女と同じ数だけムカつく男もこの世には存在すると言っても過言ではありません。そしてそんな男に明日にでも出会うかもしれないのです。ムカつく女の次はムカつく男への対処方法です。
憐れみながらも褒めてあげる
腹立つ男の中には上から目線でモノを言ったり、何かと偉そうな態度をとる人間が多いです。これは裏を返せば、その男が人から認められず、自分で威張った態度を取らなければ人が偉いと気付いてくれない(本当は偉くないのですが)ことを示しているにすぎません。
まさに弱い犬程よく吠える状態ですね。そう思って憐みの目で見てあげて「そうなんですか、凄いですね」と言ってあげましょう。
上手に距離を置く
ゴーイングマイウェイで自分のやり方以外認めないとか親切心で教えてあげてもなかなか言うことを聞かないなど頑固な性格の男にムカつくこともあるでしょう。特にそれが部下や後輩、あるいは自分の息子ならなおさら歯痒いやら腹立つやら、複雑な思いも交錯します。
でも結論から言えば、頑固な性格は自分で頭を打って懲りなければ人に言われても治りませんので、何とかさせようと躍起になるより少し距離を置いて静観するのが賢明です。そして教えてくださいと頭を下げてきたらその時がチャンスです。少し気長に待ちましょう。
多くを期待しない
女々しくて男らしくない態度にイライラと腹立つこともあるかもしれません。もっと堂々としっかりして欲しいのにとつい責めたくなりますが、それは逆効果です。
それより女々しく怖気ずいている様な時には、その男には多くは期待せず自分で何とかする方法を考えるか他に頼れそうな人を探す方が良いでしょう。
のらりくらりと時を待つ
すぐにカッと怒る短気な男もムカつくものです。短気は一種の病気の様なものですからそこを責めたてたところでそう易々と相手の性格は変わりません。
瞬間湯沸かし器のようにカッと噴火した場合、収まるのも案外早かったりします。いつもの噴火が起こったと思ったらのらりくらりと涼しい顔をして交わしながらそのイライラ気分が収まるのを賢く待ちましょう。
腹立つ時の対処法《ムカつく上司編》
組織の中で働いていると上下関係からは逃れることが出来ません。そして腹立つ上司というのは星の数ほどいるもので・・・。そんな上司にムカついた時はどの様に対処すれば良いのでしょうか。具体的に見て行きましょう。
自慢が多い上司への対処法
自慢話が多い上司はまずそこそこしか出世しません。今は良いように見えてもいずれ頭を打つ時が来るでしょう。過去の自分の実績をひけらかしていかにも「どうだ、真似できないだろう」とでも言いたげな様子がありありと見えたりします。
部下からすれば腹立つことこの上ありません。こんな上司の自慢話は一切聞かないことです。聞いているふりをしてすべて聞き流しましょう。そして最良、究極の対処法は、この上司がぐうの音も出ないほどの圧倒的な実績を残すことです。
するとどうなるか。「あの部下は俺が育てたんだ」とあなたのいない所で自慢することでしょう。
叱責が多い上司への対処法
耐えがたい上司の態度の一つに叱責が多いという場合があります。常に誰かに怒りをぶつけ、文句を言い続ける態度にムカツクを通り過ぎて嫌気がさし、毎日その顔を見るのも気が重くなります。
でもここで負けてはいけません。負けるというのはただ怒られて落ち込んだり、根に持ったりしてこちらが殻にこもってしまうことです。こうしてオドオドしているとこういう上司はさらに追い打ちをかけてきます。
そうではなくてもっとマメに「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」をして大きな脱線をする前に考え方のすり合わせや軌道修正をして行くのです。怒る上司はだいたい矛盾したことを言うものです。その矛盾に早く気付いてもらうためにもマメなコミュニケーションがおすすめです。
段取りが悪い上司への対処法
段取りが悪い上司がいると指示の仕方が曖昧だったり、要領が悪かったりして、二度手間になったり、必要のない残業が増えたりします。時間も労力も奪われてこれが続くと相当ムカムカとストレスが溜まってきます。
と言っても上司は上司ですからただムカついているだけでは何も解決しません。こんな時は、できるだけ先回りして何をいつまでにどんな風にしておけば良いかを正確に確認することです。
こちらが的確に仕事をこなすことで上司の頭の中も整理されてくるかもしれません。段取りが悪いということは自分の仕事で手いっぱいで全体が見えていなかったり先の見通しが出来ないからに他なりません。なので上司の頭の整理に協力して行くことが賢明な方法と言えます。
腹立つ時の対処法《ムカつく旦那編》
結婚生活も理想と現実はずいぶん違うもの。特に夫婦の間には同じような問題が繰り返し起こってきたりしてその度に口論になることもあるでしょう。次はそんな夫婦の中でも「ムカつく旦那への対処方法」です。
家事の一切をボイコット!
ムカつく旦那というのは、嫁が毎日黙って家事をするのが当たり前と思っています。そこを問いただすとだいたい答えは2つ。我が物顔で「俺だって仕事を頑張っているんだ!と言うか申し訳なさそうな顔で「感謝してるよ」と言うかのどちらかです。
でもそれは言葉だけで態度で示すことはまずありません。そんな時には一度家事を全部放棄してしましましょう。炊事も洗濯も掃除も買い物も何にせずに寝たいだけ寝るかどこかに遊びにでも行ってすべてを旦那にやってもらいましょう。
主婦がどれだけ大変か思い知ってもらうことが大切です。これからの人生、ずっとこれが続くのですから。
子供を預けて息抜きを
先ほどの家事と同様、子育ても押し付けるだけ押し付けといて何か問題があると「お前が悪い」などと偉そうに言う旦那にも腹立つものです。
そんな旦那には時に子供の面倒を全部見てもらい、一日どこかで羽を伸ばして息抜きをしましょう。
賢くへそくりを
ケチな旦那にも腹立つものです。女性は買い物やグルメ、オシャレも大好きです。でもケチな男はお金の使い方にいちいち文句をつけます。その都度言い訳をしたり、許してもらうのは疲れます。と言って買ってくれるのを待っていたら人生が終わってしまうかもしれません。
その前に割り切ってへそくりをして、ばれない様に買いたい物を買いましょう。欲しいもののためには我慢も出来るものですよね。そしてニコニコと穏やかな顔で過ごす方が家庭は円満に治まります。
腹立つ相手を黙らせる効果的な大人の対応方法
腹立つ相手がいてもそれを黙らせることが出来ればとても気持ちがいいかもしれません。何かのドラマのように正義のヒーローが出てきて悪を成敗してくれる、みたいなことはさすがに難しいですが、こちらが考え方や態度を大人にすることで効果的に黙らせることは不可能ではありません。
じっと黙っておく
黙らせるはずがこちらが黙るの!?と言われそうですが、これぞ大人の対応の教科書の様な方法です。始めのうちは相手も興奮して不満や文句を言いたい放題かもしれません。でもそれにいちいち応戦してしまうと相手は逆上してますます怒りはエスカレートするばかり。
こちらはとにかく黙ってその怒りが収まるのを待つことです。きっと0にはなりません。でも放っておくことでだんだん相手も自分の矛盾点に気づいたり、さすがにここまでは言いすぎてるかなと思ったり、他の用事が入ってその場からいなくなったりします。
その後もまた怒るかもしれませんがそれも出来るだけ冷静に、極力黙って聞くことです。すると黙らせることをせずとも相手から言いすぎて悪かったと謝罪の言葉が聞けることもあります。
そして大切なことは次にまた似たようなことで怒らせないための具体的な対策を考えて、答えが見つかったら黙って実行に移すというのも大人の対応です。
100%相手が正しいと思う
こっちが腹が立っているのに「100%相手が正しいとはどういうことだ!黙らせるどころか泣き寝入りか!?」と思われるかもしれません。これはもう少し正確に言うと「100%相手が正しいと思っているふりをする」ということ。そして怒っている相手に「そうだね。悪かったね」と言うのです。
これぞ大人の対応です。こう言うことでまず相手の怒りがグッと収まります。怒るというのはほとんどが炭酸の泡の様なものですから沈んでしまえばアレは何だったのだろうかとケロッとしていたりしますし、時間が経てば何で怒っていたかも思い出せないくらい。
そして悪かったねと言われると不思議と自分も悪かったかも、と胸に手を当てて考えるのが人間の性です。どちらかが100%悪いということはこの世では滅多とありませんからね。こちらが一ランク大人になって対応すると相手にも大人の考えが芽生える場合があって、そうなると静かに黙らせることが可能にもなるのです。
自分の鏡かもしれないと思う
これは少し次元の高い対処方法になります。相手を黙らせるというよりは、もしかして自分も似たような部分が無いかなと冷静になって見直してみることです。
例えば、理不尽なことで怒っている上司のことをムカつくと思い、自分なら部下にこんなことは絶対に言わないと思っているとします。でも果たして本当にそうでしょうか?職場では言わなくても家に帰れば奥さんや子供に向かって理不尽なことを堂々と言っているかもしれません。
もし、自覚がないとしたら悪いと思っていないからです。もちろん家族が悪いから注意している。それを黙らせようとしても無理と思うでしょう。実はそれは上司も一緒です。部下が悪いから言ってやってるくらいの認識です。
家族にだってその前に自分も約束破ってるくせにといった言い分があったりします。だからただ怒っているあなたにはムカついているかもしれません。そしてあなたが仕事に行っている間に言われているかもしれませんよ。「親父の言い方が最近ムカつく!」と。いかにも上司の悪口を陰で言っているあなたのように。
ここで自分も同じ様なことしているな、黙らせるより自分が黙らないと、と思えると不思議と上司を許せたりします。それでも相手を黙らせることは出来ないかもしれませんがあまり腹も立たなくなるかもしれませんよ。
そのうち別に黙らせるなんて考えなくていいやとさえ思えるかもしれません。これは自己の成長にもつながる究極の大人の対応です。
腹立つ自分への対処法
ここまでお読みいただいてお分かりだと思いますが、腹立つ相手というのは世の中にたくさんいますし、恐らく、いや絶対この世間からいなくなることも無いでしょう。でも少し考え方を変えて見てみましょう。
どこにいても腹立つ人が存在するということは、その人に腹立つ自分も同時にそこに存在するということです。でも不思議と言えば不思議ですが、同じ人を見ても同じことを言われても腹が立たないという人もいるわけです。
どうせならそっちの腹立つことが無い側に立っていたいものです。常に腹が立たないというのは難しいかもしれませんが、最後にそのための処方箋をいくつかご紹介しておきましょう。
深呼吸して6秒待つ
人というのはムカッと腹が立っても6秒経てば収まる様に出来ているそうです。まず、カッと腹が立ったらその瞬間このまま感情的になるのは愚かなことだと思って深呼吸をします。
すぐにお腹の空気を吐き切るようにしてください。まるで体中の怒りの毒素を吐き捨てるように。そして新しい空気を思いきり吸い込みます。もうこれで軽く6秒は越えています。これを何度も行って腹立つ心を追い払いましょう。試してみる価値大いにありです!
機嫌よく過ごす工夫をする
同じものを見ても腹が立たないとすれば、それは無邪気な子供のように機嫌がいいということでもあります。
もし、仮に今あなたに宝くじで1億円が舞い込んだらどうでしょう。きっとどれだけムカつく相手が目の前で悪態をついてもどこ吹く風と気にも留めずに流せるのではないでしょうか。
これは極端な例ですが、出来るだけ朝から自分のコンディションを整えハッピーに楽しく過ごす習慣をつけるように努めるのです。もし、その日ムカつく相手に会わなければハッピーですし、機嫌のいいあなたに出会えた他の人もきっとハッピーです。
腹を立てさせない自分を作る
これは、先ほどの「機嫌よく過ごす」という点や前章の「自分の鏡かもしれないと思う」にも通じますが、ムカつく人の行動から学んで自分は人に腹を立てさせない人を目指すというのがとても賢明な方法です。
この言い方はやめよう、この行動は慎もう、そしてこういう言い方をしよう、こんな行動の仕方をしようなど自分の中でのゴールデンルールの様なものを一つずつでも増やして成長して行くのです。
たとえ腹が立つ人が現れても、それでも人には腹を立てさせないこと、生き方としてはこの方が断然上です。そしてそのムカついた相手が心ひそかにあの人からは学ぶ点があるな、と思ったとしたら次は変わった態度になるかもしれません!
ムカつく相手への対処と同時に・・・
腹が立つ相手との付き合い方について色々と見てきましたが、参考になりましたか。読むにつれて案外自分も腹立つ人の特徴を持ってしまっていると感じた方もあるかもしれません。
だとしたらそれも大きな発見です。知らず知らずのうちに人にムカつくと同時にムカつかせてしまっている自分もいるのかもしれません。ムカつく相手への対処だけでなく、同時にムカつかせない自分作りにもいそしんで行きたいものです。