胸囲の測り方や平均サイズは？バストの測定方法！

自分の胸囲を言ってくださいと質問されても、スッとその数値が出てくる人は少ないでしょう。大体このくらいだろう、というおおまかなサイズは知っていても、「私の胸囲は〜〜cmです」とはっきりしたサイズを言えない人は多いです。日常生活を送るにあたり、胸囲を測る機会があまりない為でもあります。

しかし、スポーツジムで鍛えていて魅力的な体を目指していたり、衣装をオーダーメイドする場合等は、きちんとした測り方で自分の胸囲を知っておきたいところです。ここで男性、女性別の正しい胸囲の測定方法をご紹介します。

たくましい厚い胸板を持っている男性は、女性の憧れの的でもありますし、男性から見ても憧れの対象でもあります。頑張って鍛えあげた胸筋を見ると、満足感もあることでしょう。その胸囲が何cmあるのか、平均より優（すぐ）れているサイズなのか気になりませんか？

胸囲を測ると言っても、どこを基準にするば良いのかあやふやなままでは、正しいバストのサイズを測ることが出来ません。ここでは、男性の正しい胸囲の測り方をお教えします。参考にしてみて下さい。

男性がバストのサイズを測る際には、まず服を脱いだ状態で測りましょう。服を着たままでは、当然正しいサイズの測定が出来ません。

次に、胸の周りにメジャーをぐるっと1周まわします。この時、メジャーが両方の乳首（乳頭）の上を通るようにして下さい。息を吸いすぎたり吐きすぎたりはせず、自然に呼吸をしている状態で数値を測りましょう。ちなみに人に測ってもらう場合は、軽く腕を横に上げた状態で測ってもらいます。

息を思いきり吸って止めてから測れば、サイズが数cmも変わってしまい、誤差が生じます。それでは正しいバストのサイズを測れません。姿勢を正して、ゆっくりと自然な呼吸をしながら測定をしましょう。

また、測定の際にメジャーが乳頭の上を通るようにしないと、そこでもサイズが変わってしまいます。気を付けましょう。

女性なら、魅力的なバストを手に入れたいと思うことでしょう。中には、豊満なバストが気になる女性もいるかもしれませんが。また、日本人の平均サイズと比べて自分のバストのサイズが大きいのか、はたまた小さい方なのか、デリケートな部分だからこそ誰しもが気になることでしょう。

また、ブラジャーを購入する際ショップの店員さんに測ってもらったことがある人もいるかもしれませんが、セルフでの測定をしたことのある人は少ないでしょう。こちらでは、女性が自分で正しく胸囲を測る方法をお教えします。

本来、服は着ないで胸囲を測るのが好ましいのですが、バストの形は十人十色です。離れていたり加齢により下垂したり、すべての女性が店頭のマネキンのようなバストをしているわけではありません。成人女性の場合は、スポーツブラやパッドの入っていないノンワイヤーのブラジャーで測るのが一般的です。

まず、背筋をピンとのばし姿勢を正します。自分のバストトップがある後ろ辺り（背中側）からメジャーを伸ばし、ぐるっと水平にバストのまわりを1周させます。バストトップとは乳頭のことです。両方の乳頭の上をメジャーが通るように測りましょう。

メジャーがゆるんだりずれたりしないよう、鏡を見ながら行えると良いでしょう。メジャーが正しい位置を通っているか確認しながら測れます。

男性と同じく、自然に呼吸をしている状態で測りましょう。また、女性のバストは鍛えていなければ柔らかいです。測定でメジャーを使う時にギュッと締め付けないようにしましょう。バストサイズが、実際より数cm小さくなってしまいます。

人に測ってもらうと、その人によってメジャーの測り方や締め付け方が違います。自分で正しい胸囲の測定方法ができれば毎測定時、同じ条件で測ることが出来て誤差もほとんどなく測れるでしょう。

自分のバストのサイズは他の人と比べて何cm程差があるのか、気になる人は多いでしょう。特に女性は、バストのサイズについて友達や他の人には聞きにくいものです。聞きにくいからこそ、気になるのが人間です。

こちらでは、男性と女性の年齢別の平均サイズをご覧いただきます。20歳〜64歳まで各々の平均サイズが表になっているので、自分のバストのサイズと照らし合わせてみて下さい。

スポーツジムで胸筋を意識してトレーニングをしている人なら、他の人と比べて自分がどのくらいのサイズなのか気になるでしょう。厚い胸板はTシャツも格好よく着こなせます。

年齢によってもサイズは数cm変わってきますが、平均サイズよりも小さいようであれば、頑張って鍛えたいところです。かといっても、当然太っている人はバストのサイズも大きくなりますし、痩せている人は小さくなります。自分の体重や体脂肪も知った上で、比べるといいでしょう。こちらの表で、年齢別の胸囲をチェックしてみてください。
 

女性のバストの平均サイズも、年齢によって数cm変わってきます。アンダーバストではなく、トップバストの平均値です。

こちらも男性と同じく、太っている人は数値が高い傾向にありますし、痩せていれば数値が低くなるでしょう。骨格によっても差はありますので、これを見て一喜一憂せず参考程度にみて下さい。
 

ブラジャーのサイズを選ぶ時、収まりが悪く困っていたりしませんか？トップバストとアンダーバストの数値によって、カップ数が変わってきますが、大体このくらい、とカップを選んでいる人も多いはずです。

サイズの違うブラジャーをつけていると、胸の形が崩れたり、肩こりの原因にも繋がります。正しくトップバストとアンダーバストの測り方を知って、自分にあったブラジャーを身につけましょう。

測る際は、パッドの入っていないブラジャーで測りましょう。トップバストは、乳頭のある1番膨らんでいる位置で測ります。アンダーバストは乳房の膨らみがあるすぐ下の部分を測ります。

トップ、アンダー共に、上記の胸囲の測り方で示した通り、自然な呼吸をしながら測定を行いましょう。姿勢を正し、メジャーは水平になっているか確認をしましょう。

少しでも大きく見せようと、息を吸った状態で測るのはNGです。実際のブラジャーのサイズがブカブカになってしまい、パットを何枚も足さなくてはいけなくなります。アンダーバストは、人それぞれつけた感じの好みがあるでしょう。メジャーで測る時に、自分で少し締め具合を調節すると良いでしょう。

カップがあまっていたり、ワイヤーが食い込んでいたりするのは、サイズが合っていない証拠です。自分に合った着け心地のものを選びましょう。

スーツをビシっと着こなすには、やはりサイズ選びが重要です。胸囲の部分が小さいと、きつい印象を受けますし、逆に大きいと野暮ったい印象を受けてしまいます。

すでにスーツを持っている人は、着たまま測りましょう。まっすぐ立って、脇のすぐ下で測定します。測ったサイズに余裕が欲しい時は、プラス1〜3cmを目安に新しいものを新調しましょう。スーツを持っていない人は、服を着ていない状態か、薄手の服を着てヌード寸法を測りましょう。

また、オーバーバストの寸法が必要な場合もあります。オーバーバストサイズとは、立って『気を付け』をした状態で、腕を含めた胸周りのサイズのことです。

水平に測ることが1番のポイントです。測定の際、メジャーが曲がっていると、サイズに誤差が生じます。気を付けましょう。

スーツはサイズ感によって、着た時の印象が大きく変わってきます。あまり多く買う機会のないスーツだからこそ、しっかりと測定をして自分にピッタリのスーツを格好よく着こなしましょう。

子どもの制服を注文する時や、新しいドレスをオーダーした時、機会は少ないものの胸囲を測ることがあるかもしれません。今はインターネットショッピングが主流なので、家でサイズを測ってネット上で買う機会も増えてきました。

そんな時の為に、子どもの胸囲の測り方をご紹介します。まだ成長していない子どもの胸囲ですが、どこを基準に測れば良いのでしょうか。

年齢や月齢にもよりますが、まず仰向けに寝かせます。片方の手で上半身を軽く起こして、もう片方の手でメジャーを背中側に入れ込みます。メジャーが、両方の乳頭の上と、背中側は肩甲骨辺りを通るようにして、測定します。

息を吐いた時を見計らって、測定しましょう。呼吸を見て測るので、もちろん衣服は着ていない状態で測って下さい。小さい子どもは肌の弱いので、柔らかいメジャーを使用しましょう。

まっすぐ立った状態で、両脇の少し下の乳頭の周囲を測ります。基本的には大人と同じですが、服選びの為の測定でしたら成長を考え、ヌード寸法よりも数cmプラスして余裕を持って考えたいところです。

男性なら分厚い胸板、女性ならハリのあるピンとしたバストに憧れる人は多いでしょう。大胸筋を鍛えることによって、男女ともに胸囲を増やすことが可能です。また、大胸筋を鍛えることによって、二の腕の筋肉である上腕三頭筋も一緒に引きしめることが出来るので一石二鳥です。

大胸筋を鍛えることにより、自然と痩せやすい体づくりも出来ます。体の目立つ部位でもあるので、鍛えることにより、モチベーションの維持もしやすいでしょう。

男性が大胸筋を鍛えるには、スタンダードなプッシュアップがオススメになります。いわゆる腕立て伏せのことです。特にトレーニングマシンや器具は必要としないですし、自宅でも手軽に出来ます。初心者の方でも取り組みやすいトレーニングのひとつです。

プッシュアップをする時は、腕を肩幅より気持ち広く開いて床に着き、足の幅は肩幅よりも狭く床に着いて下さい。胸を床にくっつけるようなイメージで腕を曲げます。10〜15回3セットを目安に行いましょう。

トレーニングをする前にぜひ取り入れてほしいのが、合掌のポーズです。胸の前で手を合わせ、肘を上げて掌（てのひら）同士を押し合います。筋肉を温める効果があるのでバストアップに最適です。

女性にもプッシュアップはオススメなのですが、なかなかハードルが高いかもしれません。そんな時には、膝を床についたままプッシュアップをしましょう。その時は、床に着いた手を肩より少し前に出すのがポイントです。大胸筋を意識しながら行いましょう。

筋肉を作るには、食べ物は重要な役割を担（にな）っています。体づくりの基本でもある食べ物ですが、胸囲を増やすにはどの様な食べ物が効果的なのでしょうか。

ここでは、特に効果のある食べ物2種をご紹介します。無理せず、美味しい食材を効果的に取り入れてバストアップを目指しましょう。

トレーニング中・ダイエット中にたんぱく質を避けていると、新陳代謝が悪くなり余計に悪影響となります。筋肉や血液を作るのに、たんぱく質は欠かせません。

鶏胸肉・ささみ、豚ヒレ肉、マグロの赤身、鮭等の脂身の少ない良質なたんぱく質を意識して普段の食事に取り入れるようにしましょう。自炊が難しい人は、コンビニで手軽に買えるサラダチキンがオススメです。

大豆は肉類と違って植物性のタンパク質で、特に女性が胸囲を増やすのに重要な食べ物です。大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似ている様な動きをしてくれるので、豊かなバストを作る手助けをしてくれます。

豆腐、納豆、味噌、きな粉、豆乳等を意識して食事に取り入れましょう。朝時間が無い時に、きな粉を混ぜた豆乳を1杯飲むだけでも効果があります。肌をツヤツヤにする効果もあるので、ハリのあるバストを目指しましょう。

普段そんなに測る機会のない胸囲ですが、正しく測定をしてそこから良い結果につながれば、モチベーションも上がることでしょう。トレーニングをして1cmでも数値が上がっていれば嬉しいですし、次の頑張りにも繋がります。

今まで胸囲を測ったことがない人も、なんとなくで測っていた人もいるかもしれません。これからは正しい測定をして、女性は美しいバストを、男性はたくましい胸板をゲットしてください！