2018年11月19日公開
2018年11月19日更新
蒼がつく男の子の名前の意味!蒼を使った漢字の名付けのポイント
「蒼」は爽やかな大空や青い海などの大自然をイメージさせる漢字として、主に男の子の名前によく使われる漢字です。そこで、今回は「蒼」を使った男の子の名前の意味に迫っていきましょう。さらに、今回は「蒼」を使った女の子の名前も紹介していきたいと思います。
目次
男の子の名前に使いたい人気の「蒼」
福士蒼汰や中村蒼など、男性芸能人の名前にもよく使われている「蒼」は、爽やかでかっこいいイメージを抱きやすい漢字です。実は、そんな「蒼」は女の子と男の子両方の名付けで、最近人気が高まっている漢字とされています。
そこで、今回は「蒼」を使った男の子の名前について、詳しく取り上げていきましょう。特に男の子の赤ちゃんに、「蒼」を使った名前を贈りたいと思っている人は、ぜひよく確認してみてください。
「蒼」の意味とは?
そもそも、「蒼」にはどのような意味があるのでしょうか?「蒼」という漢字には綺麗な青というイメージが強いですが、意外にも緑色や深い青色なども意味する漢字なのです。
また、「蒼」は意味する青色のバリエーションも豊富で、透き通ったような青色から、くすんだ青色もその意味に含まれています。
そのため、「蒼」を人名に使ってよいのか心配になる人もいるでしょう。しかし、「蒼」は人名用漢字として昔から使われてきた漢字なので、問題無く使用できますから心配には及びません。
「蒼」の読み方
「蒼」は音読みで「そう」、訓読みで「あおい」や「あお」、「しげる」と読みます。男の子の赤ちゃんの名前に「蒼」を使う時は、「そう」や「あお」と読むことが多いでしょう。
特に男の子ん赤ちゃんの名前では、「蒼」は青い空や青い海などのような、壮大な自然を表現するように使われることが多いのです。そのため、爽やかな響きの「そう」や青のイメージを強くする「あお」という読み方が好まれるのでしょう。
「蒼」の由来
「蒼」は元々屋根材に草が使用されている倉庫や、草木が生い茂っている様子から生まれた漢字とされています。そのため、青色だけでなく緑色も意味する漢字になったのです。
男の子の名前に「蒼」を使う時は、青い空や海ではなく草木の生い茂る大自然を表現してみてもよいでしょう。
「蒼」の字画
「蒼」の総字画数は13画です。赤ちゃんの名前を姓名判断で、しっかり確認するという人も多いでしょう。その姓名判断では漢字の字画数が重要になるので、ぜひ字画数を覚えておくことをおすすめします。
ちなみに、「蒼」は五行では「金」に属する漢字とされているのです。色々な占いで「蒼」を使った名前の吉凶を確認したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
男の子の赤ちゃんに「蒼」を使った名前の印象
男の子の赤ちゃんに贈る「蒼」を使った名前には、どのような印象を抱かれやすいのでしょうか?一般的に「蒼」という漢字は、晴れ渡った空や広大な海の青というイメージを抱かれるでしょう。
蒼海や蒼空といった熟語もあるので、空や海といった青色の大自然をイメージさせやすいのです。一方で、「蒼」は蒼顔や鬱蒼というような熟語にも使われているので、くすんだ青や緑をイメージする人もいます。
実は蒼色という色は、少々くすんだ緑色とされているのです。そのため、少々ネガティブな熟語にも使われることがあるのでしょう。
「蒼」は名前に使ってはいけない悪い漢字?
「蒼」は少々くすんだ緑色や青ざめた人の顔色も意味する漢字です。また、暗くなりかかった夕方の様子を意味することもあるのです。
そんな「蒼」は草木が生い茂りすぎていて薄暗い様子を意味する「鬱蒼」や、色あせている様子を意味する「蒼然」などの、ネガティブな熟語にもよく使われています。
そのため、「蒼」は人名には向かない漢字なのではないかと思う人もいるのです。しかし、人名に使われている「蒼」には、よいイメージを抱く人がほとんどでしょう。
さらに、「蒼」は長い間人名用漢字として使用されてきた漢字なので、特に問題なく人名に使用することができます。
「蒼」を使った名付けのポイント
男の子の赤ちゃんの名前に「蒼」を上手く使うには、いくつかのポイントがあります。以下では、そのポイントを分かりやすく説明していきましょう。
男の子の赤ちゃんに「蒼」を使った名前を贈ろうと考えている人は、ぜひしっかり把握しておくことをおすすめします。
苗字との字画数のバランスを考慮して名前の文字数を決める
「蒼」を使った名前を考える時は、まず苗字とのバランスを考えて、何文字の名前にするか決めておきましょう。
苗字の画数が多い場合は、画数が少なめの2文字の名前をおすすめします。一方で、苗字の画数が少なめである場合は、画数が多めの3文字の名前がおすすめです。
苗字と名前の画数の大体のバランスを最初にしっかり調整しておくことで、落ち着いて名前を考えやすくなるでしょう。
名前の候補が決まったら音読して響きを確認する
「蒼」はを使った名前を考える時は、一度名前を実際に声に出してみて響きを確認することも、大切なポイントになります。漢字の字画数や意味につい注目しがちですが、実は響きも名前の重要な要素なのです。
そのため、ある程度候補が絞られたら、実際に声に出して読んで響きを確認することを忘れないようにしましょう。確認してみて、読みにくかったり響きがイマイチと感じたりする時は、名前を考え直してみることをおすすめします。
赤ちゃんへの願いを具体的に紙に書き出す
「蒼」を使った名前を考える時は、名前を贈る赤ちゃんへの願いを具体的に紙に書いてみるということも重要なポイントです。「蒼」は大自然の印象が強い漢字なので、名前を贈る赤ちゃんには壮大でたくましいイメージの名前を贈りたいと思う人が多いでしょう。
しかし、「蒼」以外の漢字を組み合わせることで、より複雑な意味を名前に持たせることができます。
そのため、赤ちゃんへの願いをきちんと名前に込めることができるように、まずその願いを整理して紙に書いておきましょう。そして、その願いを表現できてかつ、「蒼」との相性がよい漢字を探してみてください。
「蒼」を使った男の子の名前と意味《漢字二文字編》
「蒼」を使った男の子の2文字の名前は、実にバリエーション豊かです。「空」や「海」を組み合わせて、「蒼」の大自然のイメージを強調した名前は、特に人気が高い傾向にあります。
また、「翔」や「凰」を組み合わせることで、たくましい印象を前面に出した名前も人気があるようです。以下の表では、具体的に「蒼」を使った2文字の名前を紹介していきましょう。
名前 | 読み | 名前 | 読み | 名前 | 読み |
蒼桔 | あいき | 蒼伊 | あおい | 蒼大 | あおい |
蒼心 | あいと | 蒼衣 | あおい | 蒼威 | あおい |
蒼凰 | あお | 蒼偉 | あおい | 蒼已 | あおい |
蒼央 | あお | 蒼唯 | あおい | 蒼希 | あおき |
蒼生 | あお | 蒼士 | あおい | 蒼暉 | あおき |
蒼陽 | あお | 蒼壱 | あおい | 蒼樹 | あおき |
蒼一 | あおい | 蒼空 | あおく | 蒼稀 | あおき |
蒼云 | あおい | 蒼具 | あおぐ | 蒼絆 | あおき |
蒼井 | あおい | 蒼侍 | あおし | 蒼葵 | あおき |
蒼以 | あおい | 蒼海 | あおい | 蒼貴 | あおき |
蒼人 | あおと | 蒼翔 | ひろと | 蒼輝 | あおき |
「蒼」を使った2文字の名前では、スケールの大きさや青色の爽やかさを意味する名前が目立ちます。また、立派さや成功を意味する「偉」や、大きな力を意味する「威」といった漢字を組み合わせた名前もありました。
それらの名前は、雄々しくこの世を生き抜いて欲しいという願いを込めることができるでしょう。しかし、中には「心」や「絆」といった優しいイメージの漢字を組み合わせた名前もあるのです。
そのような名前には、「蒼」の壮大という意味と共に人との調和を大切にするイメージもあります。そのため、そのような名前には、バイタリティあふれる優しい人になって欲しいという願いを込めることができるでしょう。
「蒼」を使った男の子の名前と意味《漢字三文字編》
「蒼」を使った3文字の名前では、「一」や「介」や「乃」などの画数が少ない漢字を間に入れた名前が人気なようです。
3文字の名前は画数が多くなりがちですし、3文字画数が多い漢字が並ぶと少し窮屈に見えることもあります。そのため、間に画数が少ない漢字を挟むと、バランスが取りやすくなるのです。
以下では「蒼」を使った3文字の名前を、表で具体的に紹介していきましょう。
名前 | 読み | 名前 | 読み | 名前 | 読み |
蒼一郎 | そういちろう | 蒼獅龍 | そうしろう | 蒼汰郎 | そうたろう |
蒼壱郎 | そういちろう | 蒼重郎 | そうじゅうろう | 蒼之介 | そうのすけ |
蒼一良 | そういちろう | 蒼十郎 | そうじゅうろう | 蒼乃介 | そうのすけ |
蒼士郎 | そうじろう | 蒼二郎 | そうじろう | 蒼乃助 | そうのすけ |
蒼太郎 | そうたろう | 蒼仁郎 | そうじろう | 蒼之祐 | そうのすけ |
蒼之介 | そうのすけ | 蒼司郎 | そうじろう | 蒼一朗 | そういちろう |
蒼乃佑 | そうのすけ | 蒼次郎 | そうじろう | 蒼史朗 | そうしろう |
蒼史郎 | そうしろう | 蒼示郎 | そうじろう | 蒼次朗 | そうじろう |
蒼四郎 | そうしろう | 蒼治郎 | そうじろう | 蒼示朗 | そうじろう |
蒼志郎 | そうしろう | 蒼太郎 | そうたろう | 蒼司朗 | そうじろう |
蒼志龍 | そうしろう | 蒼太良 | そうたろう | 蒼士朗 | そうじろう |
「蒼」を使った3文字の名前では、最後に「郎」や「佑」といった漢字が使われることが多いようです。「佑」はよく男の子の名前に使われる漢字で、「助ける」という意味を持ちます。
そのため、「佑」が入る名前には、人を助ける優しい人になって欲しいという願いを込めることができるのです。「佑」は「蒼」と組み合わせることで、爽やかなイメージも強くなります。
また「郎」は立派な男性を意味する漢字です。そのため、「蒼」と組み合わせた名前には、スケールの大きな雄々しい男性になって欲しいという願いを込めることができます。
女の子に名付けたい「蒼」を使った名前
「蒼」は女の子の名前にもよく使われる漢字です。「蒼」は壮大な自然だけでなく純粋さや落ち着きなどもイメージさせる漢字なので、十分女の子の名前として使用することができます。
以下では女の子にぜひ付けたい、「蒼」を使ったかわいい名前も確認していきましょう。
「蒼」がつく漢字二文字の女の子の名前
名前 | 読み | 名前 | 読み |
蒼月 | あいと | 蒼泉 | あおい |
蒼央 | あお | 蒼苺 | あおい |
蒼桜 | あお | 蒼空 | あおい |
蒼生 | あお | 蒼佳 | あおいか |
蒼彩 | あおい | 蒼華 | あおいか |
「蒼」を使った2文字の女の子の名前には、「桜」や「月」、「泉」などの自然のイメージが強い漢字がよく使われています。澄んだ青を意味する「蒼」とこれらの漢字を組み合わせることで、繊細でいて美しい印象が強い名前になるでしょう。
そのような名前には、誠実さを失くさずに自然体で生きて欲しいという願いを込めることができます。
「蒼」がつく漢字三文字の女の子の名前
名前 | 読み | 名前 | 読み |
蒼玖璃 | あぐり | 蒼翠碧 | みどり |
蒼々花 | すずは | 月蒼愛 | るのあ |
蒼愛音 | そあね | 恋蒼乃 | れあの |
蒼葉子 | そよこ | ||
蒼空絵 | そらえ |
「蒼」を使った3文字の女の子の名前には、緑色のヒスイを意味する「翠」や青いラピスラズリを意味する「璃」などの、宝石に関係する漢字がよく使われます。
「蒼」と綺麗な緑や青の宝石を意味する漢字を組み合わせると、より綺麗な青色や緑色の印象を強調することができるのです。また、「蒼」と「愛」や「恋」といったかわいいイメージの漢字を組み合わせると、より女の子らしい印象が強い名前になるでしょう。
男女両方の名前に使える「蒼」を使った名前を考えてみよう
今回は「蒼」を使った男の子の名前を中心に、「蒼」を使った女の子の名前や名付けのコツなどを紹介しました。
「蒼」にはネガティブな意味もありますが、人名に使う場合はダイナミックな大自然というポジティブなイメージが強くなるので、安心して赤ちゃんの名前に使えます。
綺麗な青色や大自然をイメージした名前を赤ちゃんに贈りたいと思っている人は、ぜひ今回の内容を参考にして、名前を考えてみてください。