2018年11月19日公開
2018年11月19日更新
星がつく男の子・女の子の名前の意味!星を使った漢字の名付けのポイント
「星」という漢字にはどのような意味があるのでしょうか。漢字の由来や読み方も合わせて紹介しつつ、「星」という漢字を使った名前の付け方を紹介します。男の子・女の子別にしっかりと名づけのポイントを押さえ、納得のいく名前を付けていきましょう。
目次
光り輝く綺麗なイメージの漢字「星」
「星」という漢字から、どのようなイメージを思い浮かべるでしょうか?とりあえず、光り輝く綺麗なイメージを思い描く人は多いのではないでしょうか。このように、「星」という漢字には綺麗なイメージや、光り輝く印象を強く与えます。
また、「星」という漢字は他にも色々なイメージを与えます。なんだか神秘的な印象を受ける人もいれば、元気な印象を受ける人も少なくないはずです。色では赤や青など人によってイメージする色合いが様々です。
このように、人によって様々な印象を与える漢字であるからこそ、「星」は名前で使われる際に、色々な意味が込められます。それも名づける人によって多種多様です。
「星」の意味や由来
元々、「星」という漢字の由来は、太陽と月を除く全ての発光天体に与えられたものです。狭い意味合いでは恒星のみを示しますが、一般的には惑星なども含めることが多いです。
一番星や流れ星、ほうき星なども、本来の意味を超え、俗称として「星」という漢字を使用します。また、漢字そのものの形の由来としては、意味を表す文字と音を表す文字を組み合わせた漢字である形成文字ということになります。
具体的には、「星」という漢字の上側の「日」が所謂ホシそのものを指し、下の「生」は大地で育つ生き物を指しています。これらの意味の組み合わせで「星」という漢字はできています。
「星」という漢字の画数
「星」は、「日」と「生」が組み合わさってできている漢字です。画数は「九画」です。文字の密集度の割にはそこまで画数は多くありません。一見、複雑に見えますが簡単な漢字の組み合わせなので、実際はそこまで難しい漢字ではありません。
実際、「星」は小学二年生で学習します。あまり難しい漢字を使用すると、子供のうちに漢字が書けないということもよくありますが、「星」のついた名前ではそんなことはないでしょう。
「日」と「生」は小学一年生で習うので、その気になれば小学一年生からでも「星」を書くことが出来ます。漢字の意味自体も分かりやすいものなので、その点でも覚えやすい漢字です。
「星」文字のイメージ
「星」は先ほど述べたように、綺麗で光り輝くイメージなどが強いです。また、神秘的なイメージや元気なイメージも与えます。他の漢字と組み合わさることで、色々な意味で捉えることが出来ます。
元気イメージから一変、優しいイメージを与えることもできる漢字です。男の子でも女の子でもしっかりと似合う漢字といえるでしょう。赤ちゃんの頃など、まさに光輝く「星」そのもののはずです。
「星」がつく赤ちゃんの名付けのポイント
続いて、具体的な「星」が名前に入る場合を考えていきましょう。「星」がつく赤ちゃんの名づけポイントをしっかり押さえて、赤ちゃんに合った名前をつけましょう。
性別を意識する
赤ちゃんに「星」という名前をつけるときは、男の子・女の子の性別をしっかりと意識しましょう。例えば、あまり元気いっぱいの名前を女の子につけたり、可愛らしい名前を男の子につけたりすると、少し違和感が生まれてしまいます。
実際、名前を付ける際には、子供主体に考える必要があります。あまり自我を出しすぎると、将来的に子供が困ってしまうこともありえます。赤ちゃんの時などは将来のことまで考えにくいですが、赤ちゃんの時からしっかりと男の子・女の子を意識しましょう。
漢字の組み合わせに気をつける
「星」はそれだけで色々な意味や印象を与える漢字です。組み合わせる文字によってかなり印象が変わってくる漢字ということになるので、その点をしっかりと注意しましょう。
これは、性別に意識することに繋がることでもあるので、セットで注意すれば、そこまで違和感のある名前になることはないと思います。
漢字の読みに注意する
「星」には色々な意味もありますが、それと同じくらい色々な読み方があります。「セイ・ホシ・ボシ・ショウ・トシ」などがあり、読み方は漢字の組み合わせや意味合いでも大きく変わってきます。
意図的に読み方を決める場合は別ですが、普通の読み方を踏襲しようと思っている場合は、あまり一般的でない読み方は避けたほうがいいでしょう。折角覚えやすかったり、書きやすい漢字だったとしても、読み方で混乱してしまう場合もあります。
「星」がつく男の子の名前《漢字二文字編》
まずは、「星」という漢字を使った男の子の名前です。読み方別に詳しく名前の例を紹介します。男の子の名前は基本的に元気なイメージの名前が多いです。「星」本来の意味である光り輝く印象も大きく貢献しています。
「せい」と読む場合
名前 | 読み | 名前 | 読み | 名前 | 読み |
愛星 | あいせい | 郁青 | いせい | 桜星 | おうせい |
巨星 | おおせい | 霞星 | かせい | 輝星 | きせい |
綺星 | きせい | 星太 | せいた | 流星 | りゅうせい |
一星 | いっせい | 星伍 | せいご | 星吾 | せいご |
泰星 | たいせい | 海星 | かいせい | 星次 | せいじ |
星流 | せいりゅう | 星仙 | せいせん | 光星 | こうせい |
星哉 | せいや | 星大 | せいた | 龍星 | りゅうせい |
「星」の漢字を使った名前を紹介しています。漢字が二文字の男の子向けの名前です。やはり元気なイメージを与える名前が多いですね。「せいじ」「いっせい」など他の漢字でも当てはまる名前にあえて「星」を使用するパターンが多いです。
「せ」と読む場合
名前 | 読み | 名前 | 読み | 名前 | 読み |
星那 | せな | 星凪 | せな | 太星 | たいせ |
星夜 | せや | 星光 | せあき | 星陽 | せあら |
星名 | せな | 星亜 | せあ | 星阿 | せあ |
星藍 | せあい | 星凪 | せなぎ | 凛星 | りせ |
星伊 | せい | 星洋 | せよう | 星光 | せひ |
星奈 | せな | 星云 | せうん | 星当 | せとう |
星運 | せうん | 幸星 | こうせ | 星伊 | せい |
「星」を「せ」と読む男の子を名前を紹介しました。一文字で名前として読ませる場合は、全体としては二文字になる事が多いようです。バランスを考えたり、男の子らしいサバッとした印象を考えると、そのような名前にするのが自然でしょう。
「しょう」と読む場合
名前 | 読み | 名前 | 読み | 名前 | 読み |
星晴 | しょうせい | 有星 | ゆうしょう | 雲星 | うんしょう |
新星 | しんしょう | 翔星 | しょうしょう | 星廉 | しょうれん |
星翔 | しょうしょう | 星河 | しょうが | 流星 | りゅうしょう |
心星 | しんしょう | 統星 | とうしょう | 有星 | ゆうしょう |
将星 | しょうしょう | 恍星 | こうしょう | 星太 | しょうた |
「星」を「しょう」と読む名前はあまり多くはありません。しかし、「せい」や「せ」でも使えるような名前を「しょう」と呼ませることがあります。男の子らしさはありますが、語呂具合を考えても、「しょう」を読ませるのは少し難しいのは間違いありません。
「星」がつく男の子の名前《漢字三文字編》
続いては、漢字三文字の場合を紹介します。そもそも、三文字の漢字を持つ男の子はそこまで多くはありません。中でも、「星」を使った三文字の漢字の男の子の名前を数少ないです。しかし、「星」の漢字の意味などを考え、あえてそのような名前を付けたいと考える人も少なくないはずです。
例を踏まえた上で、漢字三文字の男の子の名前を考えていきましょう。
「せ」と読む場合
名前 | 読み | 名前 | 読み | 名前 | 読み |
星伊名 | せいな | 星井凪 | せいな | 星海龍 | せみる |
星一郎 | せいちろう | 南十星 | なとせ | 火星也 | かせや |
千登星 | ちとせ | 瑠一星 | るいせ | スイ星 | すいせ |
実際、「星」を使った男の子向けの漢字三文字の名前は数少ないです。
例外として、実際の星の名前をカタカナ表記を交えて表す名前も紹介しましたが、これはかなり珍しい名前の一種です。星座の意味などを考えた上で名前付ける人はこの方法を使ってみるのもアリです。
また、読み方が比較的難しい名前が多いです。この点では、「星一郎」などの〇一郎・〇太郎のような決まった定型を基にして「星」を使用するのが一番いいでしょう。
「せい」と読む場合
名前 | 読み | 名前 | 読み | 名前 | 読み |
星太郎 | せいたろう | 星一郎 | せいいちろう | 瑠一星 | るいせい |
星斗楽 | せいとら | 星真河 | せいまか | 星夜美 | せいやみ |
やはりどうしてもトリッキーな名前になってしまうことが多いようです。定型の形に基づいた名前でない場合、そもそも男の子向けの漢字三文字の名前は少ないです。無理に「星」を使う必要はあまりないので、漢字二文字で抑えておくのも手です。
また、「せ」と読むか「せい」と読むかは決まりがありません。「せ」と読む名前と同じ名前で「せい」と読ませることも多いようです。
「星」がつく女の子の名前《漢字二文字編》
続いては、女の子向けの名前の紹介です。実は、「星」は元気なイメージもありながら優しいイメージや可愛いイメージも多く含まれているので、女の子の名前としてはよく使われます。
実際、「女の子の赤ちゃんに「星」を使った名前を付けようかな」と考えている人も少なくないはずです。男の子の赤ちゃんの場合は、同じ意味を持つような「輝」等の漢字を使用する場合もありますが、女の子の赤ちゃんにはやはり「星」というもいるはずです。
しっかりと名前の例を押さえて、納得のいく名前を決めましょう。
「ほし」と読む場合
名前 | 読み | 名前 | 読み | 名前 | 読み |
七星 | なほし | 星花 | ほしか | 星果 | ほしか |
星音 | ほしね | 星乃 | ほしの | 星光 | ほしみ |
星実 | ほしみ | 星海 | ほしみ | 茉星 | まほし |
美星 | みほし | 星子 | ほしこ | 星絵 | ほしえ |
星歌 | ほしか | 星詩 | ほしか | 結星 | ゆいほし |
奈星 | なほし | 星名 | ほしな | 星美 | ほしみ |
星伊 | ほしい | 弥星 | やほし | 七星 | なほし |
女の子の名前に「星」をつける場合は、名前の読みはある程度決まっていて、漢字を変えるパターンが多いようです。しかし、漢字は意味によって大きく変わるので、ここをしっかりと押さえておくことは大事です。
しっかりと漢字の意味の組み合わせを意識しましょう。赤ちゃんに託す自分の思いを反映させることが重要です。
「せい」と読む場合
名前 | 読み | 名前 | 読み | 名前 | 読み |
星佳 | せいか | 星河 | せいか | 星香 | せいか |
星南 | せいな | 星名 | せいな | 星奈 | せいな |
星帆 | せいほ | 星夜 | せいや | 星羅 | せいら |
星空 | せいら | 星詞 | せいし | 星歌 | せいか |
星蘭 | せいらん | 星良 | せいら | 星来 | せいら |
星絵 | せいか | 星花 | せいか | 琴星 | ことせい |
やはり女の子らしく可愛い名前が多いです。「せい」と読む場合も、やはり読みは同じで漢字が変わる事が多いので、この点は先ほどと同じく注意しましょう。
また、女の子の赤ちゃんに名づける場合も、「せ」と「せい」の読みの差は曖昧です。語呂を考えることも大事です。
「ほ」と読む場合
名前 | 読み | 名前 | 読み | 名前 | 読み |
結星 | ゆいほ | 奈星 | なほ | 美星 | みほ |
礼星 | あやほ | 理星 | りほ | 利星 | りほ |
千星 | ちほ | 小星 | ちほ | 名星 | なほ |
凪星 | なほ | 実星 | みほ | 七星 | なほ |
妃星 | きほ | 里星 | りほ | 星人 | ほひと |
組み合わせとなる漢字も女の子らしい漢字が多いです。妃など、女の子をイメージさせる漢字と組み合わせる事もできます。一方で、「星」という漢字を「ほ」と読むのは少し難しいです。その点もしっかりと留意しましょう。
「星」がつく女の子の名前《漢字三文字編》
続いて、三文字の女の子向けの名前を紹介します。男の子よりは三文字の名前の例があるのが一つの特徴です。例をしっかりと押さえていきましょう。
「せ」と読む場合
名前 | 読み | 名前 | 読み | 名前 | 読み |
星史瑠 | せしる | 星李花 | せりか | 星利加 | せりか |
千斗星 | ちとせ | 星礼音 | せれね | 星礼沙 | せれさ |
星詞乃 | せりの | 星央子 | せおこ | 縫乃星 | ぬのせ |
上記の表以外にも、三文字になったことで、漢字の組み合わせが増え、色々な女の子向けの三文字の名前が作れると思います。色々な思いや願いに合わせて漢字を組み合わせていきましょう。
「ほ」と読む場合
名前 | 読み |
舞夏星 | まなほ |
漢字三文字の名前の内、「星」を「ほ」と呼ばせる名前は、これ以外ないでしょう。無理やり読ませることはできるかもしれませんが、やはりどこか当て字感が残ってしまいます。
男の子同様、無理して三文字にする必要はないので、二文字でもいい場合はそちらをおすすめします。
「星」がつく難読な名前
名前 | 読み | 名前 | 読み | 名前 | 読み |
ラッキー星 | ラッキースター | 星 | あかり | 輝星 | ベガ |
輝星 | ダイヤ | 希星 | キティ | 希星 | きらら |
星 | あっぷる | 星音 | しおん | 輝星 | きらきら |
夢星 | むせい | 絆星 | きら | 姫星 | キティ |
星凛 | きらり | 星凛 | あかり | 星輝ラ | キキラ |
碧星 | サファイア | 緑星 | サファイア | 楽星 | ラッキースター |
星屑 | あかり | 赤星 | レッド | 流星 | ながれぼし |
星光 | ひかり | 星 | スター | 紫星 | ぱーぷる |
「星」がつく名前の中でかなり難読なものを紹介しています。所謂キラキラネームです。可愛かったりかっこいいではありますが、まだまだ社会的認知が低いのも事実です。
名前の違和感は将来的ないじめや就職困難に繋がります。子供がいらない苦労をしないように配慮することも大事です。
惑星などの意味を調べてみるのもアリ
実は、惑星や星には一つ一つ意味があります。花には花言葉があるように、きちんと認知されている星にはそれぞれの意味があります。そのような意味をしっかりと踏襲することでも、「星」を使った名前付けの際に役立ちます。
ベガやアルタイルなど、よく知られている星の意味のほかにも、星座にも意味やストーリーがあるので、そのあたりを踏襲することも有効でしょう。
例を踏まえて意味のあるしっかりとした名前付けを!
「星」の名前の例を上手に踏まえることが出来れば、必ず意味のあるいい名前になります。無理やり意味を持たせる必要はありませんが、やはり「星」を名前に入れるなら、何かそこに意味を見出したいところです。
紹介した「星」の由来や名前の例をしっかりと押さえて、子供にとって最高の名前付けを行いましょう!