朝一の運動の効果は?早起きして運動するのはおすすめ!

朝に運動すると体が軽くなるだけでなく、爽快な気分になります。そんな朝の運動には、様々な心身によい効果が期待できるのです。しかし、その効果を詳しく知っているという人は少ないでしょう。そこで、今回は朝一の運動の効果について、詳しく紹介していきたいと思います。

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目次

  1. 1朝早起きして運動を始めよう!
  2. 2朝一の運動のメリットは?
  3. 3朝一の運動のダイエット効果は?
  4. 4朝の運動におすすめのメニュー
  5. 5朝の運動を習慣化させるコツ
  6. 6朝運動する時はコレに気をつけて!
  7. 7運動前にぜひ食べたい食べ物
  8. 8朝の運動はどれくらいの時間したらいいの?
  9. 9老若男女におすすめできる朝の運動

朝早起きして運動を始めよう!

皆さんは朝に運動をしようと思ったことはありますか?朝は忙しいので、三日坊主になってしまったという人は多いでしょう。しかし、朝に早起きして運動することには、健康維持に多くのメリットがあるのです。

今回はそんな朝一の運動の驚くべき効果だけでなく、おすすめの朝一運動メニューや朝一の運動を習慣化させるコツなども見ていきましょう。朝の運動に興味がある人は、ぜひ参考にして朝一の運動を始めてみてください。

朝一の運動のメリットは?

朝一の運動には、一体どのようなメリットがあるのでしょうか?まず、そのメリットについて詳しく取り上げていきましょう。朝一の運動のメリットを把握して、朝の運動のモチベーション維持に生かしてみてください。

神経のバランスが良くなる

人間の体には体を休ませる副交感神経と、活発な状態にさせる交感神経があります。この2つの神経のバランスが整うことで、日中に活動し夜に眠るという規則正しい生活サイクルを送れるようになっているのです。

朝一に運動を行うことで、夜優位になる副交感神経と交感神経の切り替えがしっかりできるようになり、神経のバランスが整います。つまり、朝一の運動には神経のバランスを整え、生活全体にメリハリをもたらすというメリットがあるのです。

脳が活性化する

朝一の運動には脳が活性化するというメリットもあります。朝一に運動することで、体全体の血流がよくなるので、脳への血流も増えるのです。その結果、脳の活性化のつながると考えられています。

特に仕事や勉強の前に頭をクリアにしたいという人は、脳の活性化効果が期待できる朝の運動がおすすめです。

ストレスが解消できる

ストレスが解消できるということも、朝の運動のメリットとして挙げられるのです。早起きして運動することで、生活のリズムが整い、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンがたくさん分泌されやすくなります。

不安や怒りなどを抑えるセロトニンがたくさん分泌されるようになると、ストレスの解消につながるのです。

幸せホルモン「セロトニン」の分泌

早起きして行う運動で分泌されやすくなるとされる「セロトニン」は、その幸福感を維持させる効果から幸せホルモンとも呼ばれています。以下では、そのセロトニンの素晴らしい効果を紹介していきましょう。

疲労回復効果もある

まだ詳しいメカニズムは解明されていませんが、セロトニンには疲労を回復させる効果も期待できると考えられています。セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンから生成されるものです。

そのため、疲労が溜まっている人は、ぜひトリプトファンが多く含まれる卵や魚、ナッツ類を積極的に食べて、朝の運動を行ってみてください。

生活リズムが整う

セロトニンが多く分泌されるようになることで、精神が安定するので生活リズムが整いやすくなるのです。生活リズムが整うと、活動的になったり前向きな気持ちになったりして、心身によい影響が出るでしょう。

生活リズムが乱れているという人は、セロトニン分泌のために、ぜひ朝の運動を習慣化してみてください。

朝一の運動のダイエット効果は?

朝一の運動には、ダイエット効果も期待できるとされています。なぜ早起きして行う運動がダイエットになるのでしょうか?以下では、朝一の運動のダイエット効果について、詳しく見ていきましょう。

基礎代謝がアップして痩せる

朝に運動すると交感神経が活発になり、体温が上がります。朝の運動によってしっかり体温が上がっていると、自然に消費されていくカロリーである基礎代謝量が増えやすくなるのです。

基礎代謝量が上がることで、運動による消費カロリーも増えていきます。その結果、身体全体が痩せやすくなるのです。

朝は運動で脂肪が燃焼しやすい

最初に運動で消費されるエネルギー源は、体の中にある糖質とされています。しかし、その糖質が無くなると、体に蓄えられた脂肪になっていくのです。

眠りから覚めた直後の体には、あまり糖質がありません。そのため、朝の運動のエネルギー源は脂肪になりやすいのです。つまり、朝の運動には高い脂肪燃焼効果が期待できるでしょう。

効率的にエネルギーを消費できる

早起きして運動をすると、交感神経が優位になりやすくなります。交感神経が優位になると、体全体が活動モードになり、血流や脈拍だけでなく体温も上がるのです。

その結果、運動によるエネルギー消費量が増えやすくなります。運動で効率的にダイエットしたい人は、ぜひ朝に運動をしてみてください。

セロトニンのストレスが減る効果でリバウンドしにくい

朝に運動すると幸福感を維持させる効果のあるセロトニンが分泌されます。セロトニンはストレスを減少させる効果があるので、ダイエットで溜まりがちなストレスも軽減してくれるのです。

ストレスが溜まりにくいので、ダイエット中のストレスによって起こりがちなリバウンドが起こりにくくなります。ダイエット後にリバウンドしてしまった経験がある人は、ぜひセロトニンが分泌されやすい朝の運動でダイエットしてみてください。

生活にメリハリが出て自然と体が活発になる

早起きして運動する習慣がつくと、自然と生活にメリハリが出てきます。その結果、自然とダラダラと過ごす時間が減って、日常生活でのエネルギー消費量が増えやすくなるでしょう。

そのため、ダイエットをしているつもりでなくても、少しずつ体重が減っていくということもあるのです。

朝の運動におすすめのメニュー

早起きして運動をしてみたいけれど、具体的にどんな運動をすればよいのか分からないという人もいるでしょう。そこで、以下では朝におすすめの運動メニューをいくつか紹介していきたいと思います。

朝の運動メニューで悩んでいる人は、ぜひ以下のおすすめ運動メニューから選んでみてください。

ストレッチ

普段からあまり運動をしない人や、運動自体が苦手という人には、取り組みやすいストレッチをおすすめします。ストレッチは屋内で簡単にできるので、朝の運動初心者の人にはぴったりの運動メニューでしょう。

特に筋肉量が多い下半身を伸ばすストレッチは効果が高いので、朝には特におすすめです。

また、内臓を優しく刺激するストレッチは便秘解消にも効果が期待できます。そのため、便秘に悩んでいる人にも朝のストレッチはおすすめです。

ヨガ

朝の運動で集中力も高めたいという方には、ヨガがおすすめです。ヨガには精神統一の要素もあるので、ストレッチ効果だけでなく、精神にもよい効果が期待できるでしょう。

朝にヨガをやる時は、最初は体をほぐす簡単なヨガから行い、だんだんと負荷がかかるヨガをやっていくことをおすすめします。さらに、窓から外を見ながらヨガをやると、運動中の気持ちも爽やかになるでしょう。

筋トレ

早起きして運動することに慣れてきたら、ぜひ筋トレを朝に取り入れてみましょう。朝に筋トレをすることで、より基礎代謝量が上がりやすくなります。そのため、ダイエット中という人にも、朝の筋トレはおすすめなのです。

朝の筋トレでは、スクワットや腕立て伏せなどの道具が要らない手軽な筋トレがおすすめです。特にスクワットは効率的な筋トレになるので、朝にぜひやってみてください。

ラジオ体操

誰でも一度はやったことのあるラジオ体操も、実は朝の運動に適した運動メニューなのです。ラジオ体操では何と体の400ヶ所以上の筋肉に刺激を与えることができるだけでなく、15分当たりの消費カロリーもウォーキングとほぼ同じとされています。

そのため、筋トレやダイエット目的の朝の運動としてラジオ体操は最適と言えるでしょう。ちなみに、ラジオ体操第一より第二のほうが、より負荷が重い体操になっているので、自分のその日の体調によってどちらか選んでみてください。

有酸素運動

ウォーキングに代表される有酸素運動も、朝におすすめの運動メニューの1つです。脂肪燃焼効果が特に高い運動なので、ダイエットのために朝の運動をしたいという人にはぴったりの運動メニューでしょう。

ウォーキングのための時間が取れないという人には、朝の通勤や通学の時間を運動タイムにしてみることをおすすめします。この方法ならば時間だけでなく、交通費の節約にもなるでしょう。

朝の運動を習慣化させるコツ

早起きして運動することを習慣にしようと思っても、ついサボってしまったり寝坊したりしてしまって、なかなか上手くいかないという人も多いでしょう。そこで、以下では朝の運動を習慣化させるコツも見ていきたいと思います。

朝ジムに行く

周囲に運動を頑張っている人がいると、運動に対するモチベーションが高まりやすくなります。そのため、朝の運動を習慣化させるには、朝早起きをしてにジムで運動することが有効なのです。

最近では早朝から営業しているジムがたくさんあるので、自分の家の周囲のジムを調べてみましょう。

事前に必要な道具を揃えておく

朝にスムーズに運動を開始できるように、前日にしっかり必要な道具を揃えておくことも、運動を習慣化させるコツです。

朝に探し物をしていると、やる気がどうしても落ちてしまいます。道具をしっかり用意しておいて、朝にやる気が無くなることを防ぐと、運動に対するモチベーションを持続させやすくなるでしょう。

運動の後のお楽しみを設定しておく

運動をした後に、必ず自分へのごほうびを用意しておくということも、朝の運動を習慣化させるために有効な方法です。朝の運動をした後にお気に入りの飲み物を飲んだり、好きな本を読んだりする時間があると、明日の運動へのやる気が自然と湧いてくるでしょう。

朝運動する時はコレに気をつけて!

朝に運動する際には守っておきたい注意点もあります。以下では、その注意点をしっかり確認していきましょう。これから初めて朝に運動をするという人には特に、しっかり把握しておくことをおすすめします。

朝食の前に運動をする

糖質が少ない起床時の体では、運動のエネルギー源は脂肪になりやすいので、朝食前に運動をすることで脂肪が効率的に燃焼されます。

運動の前に朝食を食べて体の中の糖質が増えてしまうと、糖質が運動の主なエネルギー源になってしまい、脂肪燃焼効果が薄れてしまうのです。そのため、朝食前に運動を行うように心がけましょう。

運動する前に軽く食事をする

朝食前に運動をすべきといっても、何もお腹に入れずに激しい運動をすると、低血糖に陥り気分が悪くなってしまう人もいるでしょう。

さらに、空腹状態で激しい運動をすると、脳が飢餓状態にあると判断してしまい、脂肪を取り込もうとする命令を出してしまうこともあります。そのため、運動する前には果物やスムージー、ヨーグルトなどを摂取しておきましょう。

負荷が軽い運動から始める

朝に運動をしようと張り切っていると、つい自分の体力や筋力を考えずにいきなり激しい運動をしてしまいがちです。いきなり負荷が重い運動をすると、運動を続けにくくなりますし、深刻なケガにつながる危険性もあります。

そのため、なるべく最初は自分の体調や筋力を考慮して、簡単な運動から始めるようにしましょう。簡単な運動が習慣化したら、だんだんと負荷が重い運動に変えていくことをおすすめします。

運動前にぜひ食べたい食べ物

朝の運動前にはどのような食べ物を摂取したらよいのでしょうか?運動前の軽食には、ほどよく血糖値を上昇させ、手軽に用意できるものがぴったりです。以下では、朝の運動前の軽食に適した食べ物を紹介していきましょう。

ビタミンやポリフェノールが豊富なバナナ

血糖値を上げるだけでなくビタミンも豊富なバナナは、手軽に食べることもできるので、朝の運動前の軽食にぴったりでしょう。また、バナナには筋のようなものがありますが、その筋には老化防止効果が高いポリフェノールが豊富に含まれています。

つい筋は取ってしまいたくなりますが、バナナの栄養をしっかり取るためにも、朝の運動前はぜひ筋ごとバナナを食べてみてください。

筋肉の元となるタンパク質が豊富なヨーグルトや牛乳

筋肉を生成するタンパク質が豊富なヨーグルトや牛乳も、朝の運動前の軽食に適しています。ヨーグルトには腸や胃の調子を整える乳酸菌も含まれているので、胃腸が弱い人に特におすすめです。

また、牛乳は冷たいまま飲むと胃の不調につながりやすいので、レンジで少し温めてから飲むことをおすすめします。

朝の運動はどれくらいの時間したらいいの?

朝の運動に決まった時間は無いので、状況や運動メニューによって毎日運動時間を変えても問題ありません。10~15分間ほどの時間がある場合は、簡単にできるストレッチやラジオ体操などがおすすめです。

また、有酸素運動は20分間ほど行わないと、あまり効果が期待できないともされています。そのため、20分以上の時間がある場合は、有酸素運動を朝の運動に取り入れてみるとよいでしょう。

老若男女におすすめできる朝の運動

今回は朝一の運動の効果や、朝におすすめの運動メニューなどについて詳しく取り上げました。朝の運動には、体全体に影響するホルモンや神経などによい効果があるとは驚きでしょう。

ダイエット効果だけでなく精神の安定化という効果も期待できる朝の運動は、老若男女におすすめできる運動と言えます。朝の運動に興味がある人は、ぜひ今回紹介した注意点を守って実践してみてください。

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