気が狂いそうなときの心理!頭が狂いそうになる時の対処法も紹介
特にストレスや不安に苛まれることが多い現代では、育児や仕事などで気が狂いそうになったことがある人は意外と多いのではないでしょうか?そこで、今回は気が狂いそうになるときの心理や対処法について、詳しく取り上げたいと思います。
目次
気が狂いそうになったことってある?
人生の中で、気が狂いそうになったことがある人は意外と多いと思われます。特に、結婚や就職などで大きく環境が変わるときには、大きな寂しさや不安などで気が狂いそうになったという人が多いのではないでしょうか?
気が狂いそうになったときは、適切な対処法が分かないことも不安の原因になってしまい、本当に辛い思いをした人もいるでしょう。そこで、今回は気が狂いそうなときの心理や対処法について、詳しく取り上げていきたいと思います。
今まで気が狂いそうになったことが無い人も、今後気が狂いそうになった時のために、しっかり対処法を把握しておきましょう。
気が狂いそうなときの心理とは?
気が狂いそうなときには、一体どのような心理状態になっているのでしょうか?実際に気が狂いそうになったときには、冷静に自分の心理を認識することで落ち着きやすくなります。
そのため、以下で紹介する気が狂いそうなときの心理をしっかり覚えておきましょう。
大きな不安に苛まれている
気が狂いそうなときは、大きな不安に支配されているような心理状態であることが多いのです。大きな不安に支配されている心理状態が原因で動悸がしたり、冷や汗をかく人もいるでしょう。
家でリラックスしている時にもこのような心理状態になるときは、大きな不安から心身がかなりダメージを受けているかもしれません。そのため、気が狂いそうなときは一度大きな不安を感じることが無いか確認してみましょう。
苛立ちや怒りが高ぶっている
苛立ちや怒りが高ぶっていると、気が狂いそうになることがよくあります。怒りや苛立ちに支配された心理状態になると、言葉で上手く怒りや苛立ちを表現できなくなり、気が狂いそうになってしまうのです。
怒りや苛立ちは溜め込むことで凝り固まった状態になり、気が狂いそうになる原因になりがちです。ストレス発散となる運動や趣味を習慣にすることで、怒りや苛立ちを定期的に開放するようにしましょう。
寂しいという気持ちが膨れ上がっている
寂しいという感情で一杯になった心理状態も、気が狂いそうになるときによく見られる心理状態です。
初めて独り暮らしをし始めた直後や、誰も知り合いがいない土地に引っ越したばかりのときなどは、特にこのような心理状態から気が狂いそうになることが多いでしょう。
寂しいという気持ちは、親しみを感じる人の声を聞いたり他人に気持ちを打ち明けたりすることで落ち着きます。そのため、寂しくて気が狂いそうなときは、ぜひ友人や家族などに電話してみてください。
悲しいという感情が高まっている
悲しいという感情が高まっている心理状態のときも、気が狂いそうになることが多いでしょう。例えば、身近な人の突然の死や長年かわいがっていたペットの死などで、悲しいという感情が暴走してしまうこともあるのです。
また、悲しいという心理状態から気が狂いそうになると、突然涙が勝手に出てくるという人も多いでしょう。
気が狂いそうになるときの対処法《人間関係編》
以下では人間関係でのトラブルが原因で、気が狂いそうになるときの対処法を紹介していきましょう。人間関係が複雑になりがちな現代では、人間関係で気が狂いそうになる人は多いと思われます。
人間関係で気になることがある人は、ぜひ以下の対処法をしっかり覚えておきましょう。
他の友達や同僚に相談したり職場や学校から遠ざったりする
学校や職場で友達や同僚との関係が上手くいかず、ストレスが溜まって気が狂いそうになる人もいるでしょう。友達や同僚は対等な立場同士で話し合えるからこそ、不用意な一言で関係が険悪になってしまいがちです。
友達や同僚との関係で気が狂いそうなほど悩んでいる場合は、他の友達や同僚に相談したり、一度しばらく学校や職場から遠ざかったりして対処してみましょう。このような対処法では、人間関係のトラブルを1人で考え込まないことが重要になります。
周囲の人に上司の悩みを相談したり部署を異動したりする
仕事では上司との関係で悩みを抱く人も多いでしょう。上司との相性が悪いと、上司との関係で気が狂いそうになってしまう人もいると思います。
上司との関係で悩んでいる場合の対処法には、上司のことをよく知っている人に相談したり、上司と関わらないで済む部署に異動させてもらったりすることが挙げられます。
上司との関係で悩んでいることを、しっかり周囲の人に伝えるだけでも心が軽くなるので、ぜひ試してみてください。
趣味や新しいことに集中して妻や夫のことを考えない
夫や妻との関係からストレスを感じて、気が狂いそうになる人もいます。毎日顔を合わせる夫や妻だからこそ、言いたくても言えないことがあったり、過剰な苛立ちを感じてしまったりするでしょう。
夫や妻との関係で気が狂いそうになる場合は、妻や夫のことをしばらく考えないようにすることがよい対処法になります。
新しいことや趣味に没頭して、妻や夫のことをあまり考えないようにしてみてください。そうすることで、新鮮な気持ちで妻や夫と向き合うことができるようになるでしょう。
気が狂いそうになるときの対処法《恋愛編》
心が揺れ動きがちな恋愛では、気が狂いそうになることも多いでしょう。そこで、以下では恋愛に関することで気が狂いそうになるときの対処法も、いくつか紹介していきたいと思います。
まさに恋愛に関することが原因で気が狂いそうになっている人は、ぜひ実践してみてください。
恋愛とは関係のないことで怒りを発散する
恋人の浮気を知った直後は、動揺して激しい怒りが込み上げてくるでしょう。その怒りを過剰に抑えようとしてしまうと、より怒りが強くなって気が狂いそうになってしまうこともあります。
そのため、そのようなときは怒りを恋愛とは関係のないことで発散することが有効な対処法と言えるでしょう。しばらく自由な時間を確保し趣味や運動などに没頭して、怒りのエネルギーを発散させていけば、冷静に浮気をした恋人と向き合える余裕が生まれます。
また、怒りを発散しているときは怒りが再燃しないように、極力浮気をした恋人とは連絡を取らないようにしましょう。
恋人に素直に寂しいと伝える
恋人があまり自分に構ってくれず、寂しさで気が狂いそうになるときもあるでしょう。そのようなときは相手を困らせないようにと、寂しさを1人で抱え込んでしまいがちです。
しかし、そのような場合は、恋人に素直に寂しいという気持ちを伝えて対処することをおすすめします。
恋人同士でも気持ちはしっかり言葉で伝えなければ伝わりません。これからの付き合い方を恋人と共に考えるためにも、しっかり寂しいという気持ちは伝えるようにしましょう。
恋人とのコミュニケーションをしっかりとる
恋人に異性の友達がたくさんいたり、頻繁に連絡をとってくれなかったりすると、不安な気持ちが大きくなって気が狂いそうになることもあるでしょう。そのような場合は、相手と今まで以上にしっかりコミュニケーションをとって対処することをおすすめします。
恋人の内面のことをあまり知らないと、連絡が少し取れないことでも不安に感じやすくなります。そのため、恋人としっかりコミュニケーションをとって恋人の内面を深く知ることで、恋人を信用できるようになるでしょう。
気が狂いそうになるときの対処法《仕事編》
サービス残業やブラック企業などの言葉が流行る現代では、仕事が原因で気が狂いそうになる人もいるでしょう。仕事で気が狂いそうになるときには、どのように対処したらよいのでしょうか?以下では、その対処法をいくつか見ていきたいと思います。
しばらく休んだり転職を検討したりする
仕事のノルマがきついと、毎日焦りや不安に苛まされて、気が狂いそうになってしまう人もいると思います。そのような状態であれば、しばらく休みをとったり、転職を検討したりして対処するようにしましょう。
ノルマがきついと感じながら、続けて長期間仕事をしていると、心身に不調が出る危険性が高くなります。心身を壊してしまう前に、自分の心身をしっかり労わったり転職したりするようにしましょう。
生活にメリハリをつける
新人の立場で職場にいるときは、常に大きなストレスや緊張にさらされて、気が狂いそうになりがちです。特に上京したてで新入社員として働いているときは、大きな寂しさと不安も精神的な負担になるでしょう。
このような理由で気が狂いそうになときは、生活にメリハリをしっかりつけることがよい対処法になります。家ではしっかりリラックスすることで、仕事への意欲をしっかり維持しやすくなるでしょう。
長期の休みをとったり現場仕事に戻れないか交渉したりする
現場で活躍していた人が昇進して管理職になり、デスクワーク中心の仕事をするようになると、その急激な変化に適応できず気が狂いそうになってしまうことはよくあります。
そのような場合の対処法は、一度長期の休みをとってリフレッシュしたり、現場での仕事に戻れないか上司に相談してみたりすることです。
仕事の変化が原因で気が狂いそうになることを放置していると、深刻なうつ病を引き起こしてしまう可能性もあります。そのため、早めに対処するようにしましょう。
気が狂いそうになるときの対処法《体調・病気編》
体調が優れないことが、気が狂いそうになることの原因であることもよくあります。以下では、体調が優れないときに気が狂いそうになることに対する対処法も、しっかり確認していきましょう。
生理前の情緒不安定には薬で対処する
生理前には必ず情緒不安定になったり、肌荒れしたりして困るという女性は多いでしょう。実は、そのような症状はPMS(月経前症候群)と呼ばれるものなのです。
PMSによって生理前に気が狂いそうになる女性は、きちんと婦人科を受診して、PMS用の薬を飲むようにしましょう。
現在では、PMSの症状を緩和する市販薬や漢方薬も薬局で販売されています。婦人科を受診することに抵抗がある人は、まずは市販薬や漢方薬から試してみてください。
うつ病には心療内科や精神科を受診して対処
情緒不安定で気が狂いそうになるだけでなく、常に気持ちが沈んでいたり寝つきが極端に悪かったりすることが2週間以上続いている場合は、うつ病である可能性が高いと言えます。
うつ病は放置していると、自ら命を絶ってしまうこともある深刻な精神病です。そのため、気が狂いそうになる原因としてうつ病が考えられる場合は、なるべく早く心療内科や精神科を受診するようにしましょう。
気が狂いそうになるときの対処法《育児編》
赤ちゃんは常に世話をしていなくてはいけないので、育児によるストレスが原因で気が狂いそうになる人も多いでしょう。以下では、育児で気が狂いそうなときの対処法も紹介していきます。育児でストレスを溜めている人は、ぜひ注目してみてください。
夜泣きがひどいときには周囲の人の手を借りる
赤ちゃんの世話の中で最もストレスになるのは、夜泣きではないでしょうか?赤ちゃんの泣き声は精神的な負担になりますし、夜泣きで長時間続けて眠れないために疲れが蓄積されて、心身ともに疲れ切ってしまうお母さんは多いでしょう。
夜泣きによるストレスで気が狂いそうなときは、積極的に周囲の助けを借りて、赤ちゃんの世話から離れることをおすすめします。家族や友達に頼れない場合は、一時的に赤ちゃんを預かってくれる施設を利用してみてください。
産後直後に育児を頑張りすぎて、産後うつに陥ってしまう女性もたくさんいます。産後うつにならないように、しっかり周囲の人や施設を頼っていきましょう。
子供のイヤイヤ期には接し方を工夫して対処する
自我が芽生え始める1~3歳までの子供は、反抗的になることがよくあります。所謂「イヤイヤ期」と呼ばれる時期で、この時期の子供はなかなか寝付いてくれなかったり、外出先でかんしゃくを起こしたりすることがよくあるのです。
この時期に育児疲れがピークに達して、気が狂いそうになってしまうお母さんは多いでしょう。しかし、イヤイヤ期は子供の精神的な成長の証でもあるので、イヤイヤ期は上手く乗り越えることが重要になります。
子供が服やおもちゃを選べるようにしたり、子供の呼び方を変えたりするとイヤイヤ期の子供は落ち着きやすいので、イヤイヤ期の子供に困っている人は実践してみてください。
気が狂いそうなときに避けるべきこと
気が狂いそうなときには、避けた方がよいこともあります。それは、周囲との連絡を断って1人で悩みについて考え込んでしまうことです。
深刻な悩みであればあるほど、他人には相談できないと思って1人で抱え込んでしまいがちでしょう。しかし、1人で悩みを考えていると堂々巡りになってしまったり、余計に追い詰められてしまったりします。
そのため、気が狂いそうなときは、なるべく悩みとは関係のない友達や家族と連絡を密にとって、気分を暗いままにしないようにしましょう。
誰かに連絡を取れない気分のときは、メールやチャットでもよいので、他人とのつながりを断たないようにすることをおすすめします。
気が狂いそうになるときは正しい対処法を実践しよう
今回は気が狂いそうなときの対処法について、詳しく紹介しました。仕事や育児、人間関係などでストレスや不安を感じやすい現代では、気が狂いそうになる人が多いでしょう。
気が狂いそうなときは今回取り上げた対処法を実践して、自分の気分を落ち着かせてみてください。また、周囲に気が狂いそうで辛いという人がいる場合は、今回の対処法を教えてあげてみましょう。