ポンコツの意味や由来とは?ポンコツな人間の特徴も紹介
ポンコツな人の特徴について紹介します。ポンコツな人のポンコツとは、どんな意味があるのでしょうか。その意味も含めて、特徴を見ていきましょう。ポンコツな人への対処法や、ポンコツであることの改善方法も紹介しています。是非、参考にされてください。
目次
ポンコツな人は何をやっても上手くいかない?
ポンコツな人に遭遇したことがありますか?そもそもポンコツな人とはどんな人?と思う人もいるでしょう。ポンコツな人は、何をやっても上手くいかないと言われています。
そんなポンコツな人が持つ特徴を見ていきましょう。ポンコツな人に対する対処法も学んで、なるべくストレスの少ない環境を作りあげてください。
「ポンコツ」の意味とは?
「ポンコツ!」と言われると嫌な気持ちになる人が多いですが、ポンコツの意味をしっかり理解できていますか?ポンコツとは、「役に立たない」「ダメ」「壊れてしまった」などの意味があります。
ポンコツと聞くと、確かに「もうダメになってしまったもの」というイメージが湧くでしょう。しかし、ポンコツとは、物に使うだけの言葉ではありません。
人に対しても「ポンコツ!」と使うことがあるため、この場合のポンコツは「役に立たない」という意味を持つでしょう。
「ポンコツ」の語源や由来
ポンコツの語源や由来を見ていきましょう。なぜポンコツという言葉に「役に立たない」とか「壊れてしまった」などの意味が含まれているのでしょうか。
ポンコツとは、「げんこつ」という言葉を聞き間違えたことから出てきた言葉と言われています。悪いことをされたら、げんこつをされるため「叱られる=ポンコツだから」となった可能性もあるでしょう。
さらには、げんこつで「ポンッ」と叩いたときに「コツッ」という音がすることからポンコツになったという説もあります。なぜそれでポンコツが「役に立たない」という意味になるのかは謎ですが、言葉の由来はこの通りなのです。
ポンコツな人の特徴【性格編】
ポンコツな人の性格的特徴を紹介します。ポンコツな人は性格に特徴がしっかりと現れています。「こういう性格だからポンコツなんだろな。」と思われる要素があるのです。
ポンコツな人の性格的特徴を掴んで、ポンコツな人を理解する努力もしましょう!
自己中心的
ポンコツな人の性格的特徴には、自己中心的というものがあります。自己中心的な人というのは、自己主張が強かったり、性格がキツイというイメージを持ちませんか?
ポンコツな人は、自己主張の強さも性格のキツさも必ずしも持っているわけではありません。しかし、ポンコツさを発揮してしまうところが自己中心的なのです。
なぜかというと、自分のふがいないペースに人を巻き込んでしまうからです。ダメな自分を発揮してしまい、それを改善しようとしないポンコツは、確かに自己中心的な人でしょう。
泣いて済ませる
ポンコツな人の性格的特徴には、泣いて済ませるというものがあります。すぐ泣く性格ということです。自分が悪いにも関わらず、どうしようもなくなったら泣き出すのです。
その姿に「本当にポンコツだな。」と思う人もいれば「ズルい人だな。」と思う人もいるでしょう。泣いて済ませるのは、泣けばいいと思っているポンコツな考え方を持っているからです。
本来なら、自分で責任をとるのが大人ですが、ポンコツな人は、そんなことは一切しません。自分のミスは他人のせいぐらいに思っているところもあるので、すぐ泣いて終わらせようとするのです。
自分を甘やかす
ポンコツな人の性格的特徴には、自分を甘やかすというものがあります。例えば、「今日はここまでやって!」という内容の仕事があったとします。
自分に厳しい人ならそのノルマは必ず達成しますし、次の日の仕事のことまで考えて行動することもあるでしょう。しかし、ポンコツな人は「できないときは仕方ない」と最初から思っているのです。
そして、ノルマを達成できていないにも関わらず、「今日は頑張った!」と自分を甘やかしてしまうのです。だからこそ、自分の成長がまるでないのです。
執着心がない
ポンコツな人の性格的特徴には、執着心がないというものがあります。粘り強さがまるでないため、途中で諦めて終わってしまうのです。忍耐もなければ、集中力もありません。
稼動しようとしても燃料がない車のように、頑張ろうとする馬力がないのです。そのため、ポンコツな人は、すぐに弱音を吐いたり、楽なほうに逃げようとしてしまうのです。
物事に対する執着心のなさは、仕事だけでなく趣味などにも表れやすいため、プライベートを見ているだけでポンコツと分かる人もいます。
理解力が低い
ポンコツな人の性格的特徴には、理解力が低いというものがあります。ポンコツな人は、物事を理解するのにとっても多くの時間がかかってしまうのです。
1度言っただけでは確実に伝わっていません。しかし、理解したふりをするので、すぐにミスをしてしまいます。「なんど同じことを言わせるの?」というセリフをよく聞かされるのがポンコツな人でもあるのです。
なぜ理解力が低いのかというと、ちゃんと人の話を聞いていないからです。途中から意識がどこかに行っているため、分からなくなるのです。
ポンコツな人の特徴【行動編】
ポンコツな人の行動の特徴を見ていきましょう。ポンコツな人と言えば、その行動を見ていたらよく特徴が出ているのが分かるでしょう。
ポンコツな人の行動は、多くの人が「イライラする」と思ったり、「呆れてしまう」と思うものが沢山あります。なぜポンコツな人の行動を嫌がる人が多いのか、その特徴を見ていきましょう!
何度もミスをする
ポンコツな人の行動の特徴には、何度もミスをするというものがあります。しかも、これが同じミスばかりなので笑えないのです。ある意味、天才なのでは?と思うほど同じミスを繰り返してしまいます。
ポンコツな人は、ミスをしたときは「またやってしまった。ヤバいな。」という気持ちがありますが、なぜそのミスをしたのかまでは考えていません。
ミスをしたから大変だ!という思考回路しかないのです。反省がないからこそ、毎回同じミスという行動を起こしてしまうのです。
ゴロゴロするのが好き
ポンコツな人の行動の特徴には、ゴロゴロするのが好きというものがあります。ポンコツな人は基本的にダラダラしてしまう癖があるのです。
それが思いっきり行動に出ます。おそらく、休日は一歩も外に出ないで家でゴロゴロしているタイプでしょう。家でゴロゴロしないならパチンコなどのギャンブルにハマっています。
とにかくあまり動きたくないし、動くなら気が向くものにだけがいいという気持ちがどこかにあるのです。
迷惑な行動ばかりする
ポンコツな人の行動の特徴には、迷惑な行動ばかりするというものがあります。ポンコツな人は、人に迷惑をたくさんかけてしまいます。
誰でも、人に迷惑をかけてしまうことはあるでしょう。しかし、ポンコツな人は、毎日何度も迷惑をかけるのです。その上、何にも役に立つことがないから、たちが悪いのです。
周りのサポートが無駄になるほど、色んな人に迷惑をかけてしまうタイプなので、「もう何もしないで。」と思われる人も多いでしょう。
言われてから行動する
ポンコツな人の行動の特徴には、言われてから行動するというものがあります。自分から気づけて行動することができないので、気が利かないのです。
ポンコツな人は、悪気は全くないのですが、周りを見れていません。一回一回、人からの指示を待っています。そんなに指示待ちをしていたら成長をすることもないでしょう。
そして、指示をされたことに対しても上手く対応できないというポンコツさを発揮することもあるのです。
要領を掴むことができない
ポンコツな人の行動の特徴には、要領を掴むことができないというものがあります。物事の要領や仕事の要領を掴むことができないので、無駄な行動が多いのです。
今それしなくていいよね?と言うことを平気でやっていますし、周りとの歩幅を合わせることも全くできていません。
要領を掴めないところが、ポンコツの要素の1番の問題である可能性もあるでしょう。しかし、性格的にも不器用なので、なかなか要領を掴めるところまではたどり着かないでしょう!
ポンコツな人の特徴【仕事編】
ポンコツな人の仕事の特徴について紹介します。ポンコツな人は、仕事においてすさまじい特徴を発揮してきます。仕事で1番ポンコツなところが出てしまうのではないでしょうか。
ポンコツな人と一緒に仕事をしていると「本当に嫌。」と思う人が多いのですが、残念ながらどの職場にもポンコツな人は出現しやすいでしょう。
1つの仕事が終わるのに時間がかかる
ポンコツな人の仕事の特徴には、1つの仕事が終わるのに時間がかかるというものがあります。新入社員でも終わっている仕事がずっと終わらないなんてこともあるでしょう。
「今どこをやっているの?」と聞かれても、ずっとやっていたはずなのに答えることができません。仕事をダラダラとやってしまうので、自分でも今どうしたらいいのかが分からなくなっているのです。
周りが5個も6個も仕事を終わらせているのに、ポンコツな人だけ1つも終わっていないなんてことは頻繁に起こることでしょう。
目標がないまま仕事をしている
ポンコツな人の仕事の特徴には、目標がないまま仕事をしているというものがあります。ポンコツな人は、仕事をただしていればいいと思っています。
だからこそ、ダラダラした仕事をやってしまうのです。何の目的があってその仕事をしているのか分かっていません。そして、自分がこの仕事をやる上でどうなりたいのかという目標もないのです。
仕事に対しての気持ちがまるでないので、ポンコツから抜け出せることもないのでしょう。
時間を守ることができない
ポンコツな人の仕事の特徴には、時間を守ることができないというものがあります。仕事の納期が守れないだけではなく、出勤時間を守れない人もいます。
仕事ができない上に、遅刻してくるなんてポンコツもいいところです。時間が守れないのも、結局は自分に甘いところがあったり、計画性がない性格を持っているからでしょう。
何度も同じことをするのがポンコツな人なので、時間に守れないというのも何度もやってしまうことの1つでしょう。
ポンコツになる原因とは?
ポンコツな人がポンコツになる原因って一体何なのでしょうか。生まれつきポンコツであったことは考えられません。何かがきっかけでポンコツになったか、環境がポンコツを作りあげている可能性があります。
ポンコツな人がポンコツになる原因について、考えられるものを見ていきましょう。ポンコツな人を作り出さないためにも、重要なことです!
妥協しやすい性格である
ポンコツな人がポンコツになる原因は、妥協しやすい性格をしているからです。おそらく、生まれてこの方、本気になったものがありません。本気で何かに取り組む姿勢がまるでないので、そこが問題とされているのです。
また、何かに夢中に取り組むことで成功したという経験もしていないはずです。だからこそ、まぁいいかと妥協してしまうことが多いのです。すぐに妥協するからこそ執着心や忍耐力がない人になるのです。
もうちょっと頑張ることができれば、ポンコツから抜け出せる可能性もあるのに、それができないからこそポンコツのままになっているのです。
指導や教育をしっかりされていない
ポンコツな人がポンコツになる原因には、指導や教育をしっかりされていないというものがあります。例えばこれは、仕事でよく当てはまることです。
上司から指導や教育を受けていないがために、どんな風に仕事をしたらいいのか分からないまま時間だけが経っているのです。教えられていないことをやれって言われても戸惑ってしまうだけでしょう。
このように、最初のスタートが悪いことで、どんどんポンコツになっていくことも考えられるのです。ポンコツな人は、自分だけのせいでポンコツになっているわけではないというパターンもあるのです。
ポンコツな自分を改善する方法
ポンコツな自分を改善する方法について紹介します。自分で自分をポンコツだと思っていたり、ポンコツな人の特徴を見て、自分に当てはまると思ったら改善しなければなりません。
しかし、自分の性格の改善方法ってなかなか難しいものがありませんか?そこで、ここでは、ポンコツの改善方法に良い効果があるものを見ていきたいと思います。是非、実践してみてください!
話をちゃんと最後まで聞く
ポンコツを改善したいなら、人の話をきちんと最後まで聞くことです。人の話を聞くことに気をつけていたら、自然と集中力を養うこともできるでしょう。
途中で意識をどこかに飛ばしてしまったり、別のことを考えてしまったりしないように、誰かが話しているときはしっかり聞いておきましょう。
ちゃんと聞いたら理解をすることができます。理解ができればミスが減り、ポンコツ度数が下がるでしょう。
理解できないことを教えてもらう
ポンコツを改善したいなら理解できないことを教えてもらってください。話を聞いて、それでも分からないときは質問をするのです。
分からないことを質問するのは良いことです。ちゃんとその物事に興味を持っているというのが見えて、相手も嬉しくなるでしょう。分からないことを放置すると必ずミスが出ます。
そして、どんどん周りについていけなくなって、ポンコツになってしまうのです。分からないと思ったら、そう思った瞬間に周囲を頼るようにしましょう!
時間や期限は最低限守る
ポンコツを改善したいなら、時間に気を配ってください。守らなければならない時間や期限は、最低限守ることを誓いましょう。これができなければ、いつまでもポンコツのままになってしまいます。
まず最初に「時間と期限だけは守る!」という強い意志を持ちましょう。そして、そこに向かって行動してみてください。今何をしなければならないのかが分かります。
優先順位が明白になったら、それだけで次々と軽快な行動をしていくことが出来るでしょう。ダラダラしない自分になってポンコツを卒業できるはずです。
メモを取る習慣を作る
ポンコツを改善したいなら、メモを取る習慣をつけるのもおすすめです。教えてもらったことをサっと書いたり、やらなければならないことをメモに書いておきましょう。
ポンコツな人は、ついつい忘れてしまうことが多いはずです。メモに残しておくことで、忘れない自分になることができます。忘れなければ、行動に起こす事もできるでしょう。
ポンコツな上司や同僚への対処法
ポンコツな上司や同僚への対処法について見ていきましょう。ポンコツな上司や同僚がいると、本当に大変な思いをするでしょう。自分の仕事もしなければならないのに、ポンコツな人のせいで間違いなく仕事が増えるはずです。
どう対処したら、自分が少しは楽になるのかを知っておきましょう!
指摘して治してもらう
ポンコツな上司や同僚への対処法は、まずは指摘することです。上司に対して指摘するって出来ないと言う人もいますが、下手に出た状態で指摘すればいいのです。
指摘しないと改善してもらうこともできないので、まずは指摘して様子を見てください。上司も同僚も言われてハっと気づくことがあるはずです。
さらに上の上司に相談する
ポンコツな上司や同僚への対処法は、さらに上の上司に相談することです。自分で注意してもダメだったときは、上司よりもさらに上の人に報告しましょう。
そして、より良い仕事をしたいからこそ、注意してほしいんだということをお願いするのです。上の人が動くことで、やっと理解するポンコツな人というのは存在します。
自分でやってみてダメなら、上司の出番です。上司はそのためにいてくれる存在だと思って、頼ってみるのもありです!
さりげないフォローを欠かさないようにする
ポンコツな上司や同僚への対処法は、さりげないフォローを欠かさないようにすることです。気にかけてあげて、「あっ!」と思うことがあったらすかさずフォローしましょう。
早めのフォローが仕事を増やさないためにも必要な行動になります。後でまとめフォローしないといけないことが起きると、自分の仕事もできなくなってしまうでしょう。
毎日、よく注意してあげて、徹底したフォローをするのです。それは1人でするのではなく周りの皆でしていくといいでしょう。そのほうが仕事的にも効率が良いはずです。
いないものとして仕事を頑張る
ポンコツな上司や同僚への対処法はいないものとして仕事をすることです。最初からいないものと思って仕事をしておかないと、後で終わっていないということが出てきてしまいます。
そのため、ポンコツな上司や同僚の分まで早めに仕事を終わらせておくと良いでしょう。先回りした仕事で、何人分もの仕事をするのです。
大変な対処法ですが、実はこの対処法は、自分の成長にもなることなので、悪いことばかりではないのです!
あなたは大丈夫?ポンコツ度診断
もしかしたら、自分もポンコツかも!と思っている人はいませんか?ポンコツ度を調べるためにも、ポンコツ度診断をしましょう。
ポンコツ度診断とは、自分がどれだけポンコツであるのか、ポンコツ具合が分かるものです。チェックだけの簡単な診断なのでやってみましょう!
ポンコツ度診断
□いつも時間を守ることができない
□できないと思ったら諦めがち
□めんどくさいことはしたくない
□人任せになることが多い
□自分から行動しない
□休日はダラダラしていたい
□夢も目標もない
□しいて言えば働きたくないことが夢
□人の話を聞くのが苦手
□同じミスを連発する常連
診断結果
【診断結果:0~3個】
ポンコツではありません。どちらかというと有能なタイプで、しっかりと目標や夢を持って進んでいるタイプです。仕事でも重要な人物して重宝されるでしょう。
【診断結果:4~6個】
ポンコツっぽさが見られることがあります。時と場合によっては弱い自分が出てくるようです。気を引き締めて物事に取り組むことで、ポンコツな部分が改善されるでしょう。
【診断結果:7~9個】
ポンコツです。人に迷惑かけることが多く、人から煙たがられていませんか?自分で意識してポンコツを改善していかないと人が離れていく可能性があります。
【診断結果:10個】
完全なるポンコツです。何をしてもどこにいてもポンコツのレッテルを貼られてしまう人です。ポンコツを改善するには、相当の努力が必要になるでしょう。
ポンコツな人は努力で改善しよう!
ポンコツな人について紹介しました。ポンコツとは、役に立たないとか壊れているという意味がありました。つまりは、ポンコツな人とは、役に立たない人とか壊れて何もできない物と同じという意味になるのです。
ポンコツな人と関わっていると、大変だと思うことが多くなります。しかし同時に、自分もポンコツかもしれないと思う気持ちも出てくるでしょう。
ポンコツな性格というのは、意識して改善していけば変わることができます。そのため、自分のポンコツさを改善したいと思うのなら、精一杯の努力をしましょう!きっと変われます!