優しすぎる彼氏!彼氏が優しすぎて不安!
世の中のほとんどの女性は、優しい男性を彼氏にしたいと思っているはずです。しかし「優しい彼氏」と「優しすぎる彼氏」は違うことを覚えておかなければなりません。実際のところ、優しすぎる彼氏に対して、女性が別れを告げるケースというのは後を立たないのです。
目次
あなたの彼氏は優しすぎる彼氏?
女性に「好みの男性のタイプは?」と尋ねると、確実に上位に「優しい人」がランクインします。それほど、男性の優しさは女性にとって魅力的なのです。しかし、適度な優しさは魅力ですが、優しすぎる場合はこの限りではありません。
彼氏の優しさに惚れたという女性、彼氏の優しいところが好きな女性は、今一度彼氏との思い出を振り返って見てください。彼氏に対して「そこまでするの?」と思った経験がある女性は要注意です。
もし彼氏の行動や発言に違和感を感じた経験がある場合、あなたの彼氏は優しすぎる彼氏に該当している可能性があります。今は問題ないと思っていても、今後長く付き合っていくうえでトラブルになる可能性があります。
優しすぎる彼氏の特徴
そうは言っても、「優しい彼氏と、優しすぎる彼氏は一体何が違うの?」と悩む女性は多くいらっしゃるかと思います。自分の彼氏は優しいのか、それとも周りから見ると優しすぎてしまうのか、友人にはなかなか聞きづらいことでしょう。
そこで、優しすぎる彼氏の特徴をいくつか紹介したいと思います。自分の彼氏が当てはまる場合、周囲からは優しすぎる彼氏と思われている可能性があります。
自分の意見をあまり主張しない
優しすぎる彼氏は、自分の意見を相手にあまり主張しないという特徴があります。優しい性格の持ち主は、自分よりも相手を主体に考える傾向にあります。そのため、相手に喜んでもらいたいという優しさから、自分の意見はあまり口にしないのです。
例えば、彼氏とのデートを想像してみてください。どこに遊びに行こうか迷ったとき、「どこでもいい」や「何でもいい」を頻発する彼氏は要注意です。最初のうちは我慢ができていても、ゆくゆくは「たまには決めてよ」と女性の不満が爆発するかもしれません。
八方美人でお人好し
優しすぎる彼氏は、八方美人でお人好しという特徴があります。そのため優しすぎる彼氏には、友人がかなりたくさんいるケースが多いです。優しくて、何でもしてくれるという優しさから、優しすぎる彼氏の周りには人が集まりやすいのです。
優しすぎる彼氏は、他人の仕事を頼まれて自分のしたいことができなかったり、友人の誘い全てを受け入れ、自分の時間がなくなってしまうことがあります。イベントの幹事を毎回頼まれていたり、他人の仕事のために残業が続く彼氏は要注意です。
「NO!」と言わない
優しすぎる彼氏は「NO!」を言わないという特徴があります。女性のわがままや、友人の頼みなど、あらゆることに対して断ることを苦手としています。そのため、他人のからの依頼や誘いを断れずに全て引き受けてしまいがちです。
女性としても「これが食べたい」や「これがしたい」という要求に応えてくれる優しさは嬉しいものですが、度が過ぎると逆に不安に思えてきてしまいます。
また、その優しさを利用しようとする人が出てくる可能性もあり、付き合っている女性としては悩みの種になってしまいます。
すぐに「ごめんね」を口にする
優しい性格の持ち主は、相手に嫌われたくないという思いや、ケンカをせずに穏便に済ませたいという考えを持っています。そのため、優しすぎる彼氏は、すぐに「ごめんね」など謝罪の言葉を口にするという特徴があります。
優しすぎる彼氏は、自分に非がある場合はもちろん、非がない場合でもすぐに謝罪するため、口論にならずに済みます。しかしながら、根本的な原因の解決にはなっていないため、同じようなことで何度も衝突するようになります。
似たような口論が続くと、女性側もうんざりし始めてしまい、結果的に別れることになるケースも少なくありません。
優しすぎる彼氏の心理
では、なぜそのような言動をしてしまうのか、優しすぎる彼氏の心理について紹介していきたいと思います。優しすぎる彼氏は周囲の目をかなり気にするので、先ほど紹介したような行動をとりやすくなります。
不快に思われたくない、傷つけたくないという優しさから、自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先するケースが多いです。
相手に嫌われたくない
優しすぎる彼氏は、相手に嫌われたくないという心理があります。その対象は付き合っている彼女のみならず、友人や知人などあらゆる人が当てはまります。相手の何気ないセリフで傷ついてしまうほど繊細なため、遠慮しがちな傾向にあります。
「何でもいいよ」や「どっちでもいいよ」は一見他人任せな印象にありますが、実際は相手に嫌われたくがないための言動なのです。これがしたい、あれがしたいという要求をいうことで、相手に疎ましく思われることを避ける傾向にあります。
彼女に対して隠しごとや負い目がある
優しすぎる彼氏は、その優しさから、彼女以外の女性や友人に対しても親切に接することが多くあります。それゆえ他の女性を勘違いさせてしまったり、誤解させてしまったり、最悪の場合は断りきれずに浮気にまで及んでしまうケースも見られます。
そうなった場合、付き合っている女性には報告することなどできるはずがなく、ひた隠しにするより他ありません。もちろん罪悪感や申し訳なさを感じているため、必要以上に彼女に対して優しく接するという行動になりがちです。
同じように優しくされたい
優しすぎる彼氏の心理として、同じように優しくされたいが挙げられます。例えば、誕生日にサプライズでプレゼントを用意する、自分が欲しかったものを用意してくれるなど、日常の些細な優しさに手を抜かないのが優しすぎる彼氏の性格です。
しかしながら、彼がそのような優しさを見せるのも理由があります。それは、自分も同じようにしてもらいたいという願望があるからなのです。優しすぎる彼氏は、自分がしてもらうと嬉しいことを相手にもしてあげたいと思うのです。
「ありがとう」と言われたい
優しすぎる彼氏は「ありがとう」という言葉を好みます。「ありがとう」のような言葉は感謝の気持ちがストレートに伝わるので、相手からの好意が分かりやすいのです。感謝の言葉を言われたいがゆえに、どうすれば喜んでもらえるのかを考えて行動します。
「ありがとう」と言われるために、付き合っている女性に限らず、友人や家族などあらゆる人に対して優しく接します。自分の行動によって相手を喜ばせ、感謝されることで、ある種の自己肯定感による満足を得ようとしているのです。
優しすぎる彼氏と別れたいと思う女性の本音
基本的に女性は男性に頼りたい、守られたいと思っている方がほとんどなので、男性の優しさは多くの女性が魅力的に感じます。優しくされることで安心感や愛情を感じることができ、「この人とずっと付き合っていたい」と思うようになります。
しかしながら、優しすぎる彼氏と付き合っている女性にも何かしらの不満はあります。優しすぎるゆえに、その優しさが負担になり、別れたいと感じる女性も少なからずいるのです。
優しすぎる彼氏と別れたいと思うのは何故なのか、優しさを負担に感じるのは何故なのか、女性の本音について紹介します。
自分には相応しくないと感じる
優しすぎる彼氏は女性に対して紳士的に接するので、荷物を持ってくれたり、さりげなくレディーファーストに振舞ってくれたりと、当然付き合ってすぐは「何ていい人!」という好印象で始まります。自分を女性らしく扱ってくれる優しさに満足感を得られます。
しかし、付き合いを続けていると次第に彼氏の優しさが負担になってきます。何故なら、優しさが女性の劣等感を刺激するからです。わがままも聞いてくれる、ケンカをしても謝ってくれる姿に、申し訳なさが募ります。
そのうち「本当に自分でいいのか」や「他に相応しい人がいるのではないか」という疑念が膨らみ始め、別れたいと思うようになってしまうのです。
もっと刺激が欲しい、物足りない
男性の優しさは女性に安心感や満足感を与えてくれるので、付き合っていて非常に心地よい相手です。また、家庭を大切にしてくれるという点では、生涯添い遂げたい相手としても不足ありません。
平和的で穏やかな毎日を過ごせるのはいいことですが、逆にいえば刺激やドキドキはあまり感じることができません。非日常的なイベントを好む女性や、たまには強引にリードして欲しいという刺激を求める女性にとっては物足りなくなってしまいます。
彼氏の優しさを裏切ることはできず、刺激を求めて浮気に走ってしまう女性もいます。結果的に関係がギクシャクしてしまい、別れることになるケースがほとんどです。
本心が見えず不信になる
優しすぎる彼氏は、基本的に付き合っている女性の気持ちを優先するので、あまり自分の要求や意見を主張しません。嫌だなと感じたり、乗り気でない誘いであっても、本心を見せずに相手に付き合うことが多くあります。
長く付き合いを続けていると、女性も相手の些細な気持ちの変化を感じ取れるようになります。「もしかして嫌に思っているのでは?」と不安に感じ始め、彼氏のことを信じられなくなり、別れ話に発展してしまいます。
寂しくて不安になる
優しすぎる彼氏は、その優しさから男女問わず多くの友人がいるのが特徴です。基本的に周りからの誘いを断らないので、休日は何かしらの予定が入っていることが多いです。そのため、彼女と予定が合わないというトラブルが出てきます。
ひとりの時間を自由に過ごすことが好きな女性であれば、多少彼氏と予定が合わなくても平気かもしれません。しかし会えない時間が長くなるほど女性の寂しさは増えるもので、他の男性で寂しさを埋めるようになります。
そのような関係が続くと彼氏には愛情を感じられなくなります。友人との関係も大切ですが、付き合っている女性としては特別扱いを期待してしまうかもしれません。
彼氏の優しさに恋心が冷めるのはこんなとき
彼氏の優しさが度を過ぎると、次第に女性の恋心は冷めてしまいます。結果、浮気されてしまったり別れ話になってしまったりと最悪の結末を迎えることになってしまいます。
優しさを持つことは大切ですが、優しさばかりでは愛情を深めることはできません。彼氏の優しさに女性の恋心が冷めるのはどのようなときなのかを下で紹介します。
彼女と友達を同等に扱っているとき
彼女と友達を両方大切にしたいという気持ちは当たり前ですし、彼女ばかりを優先してあげることが正しいとは限りません。しかし、付き合っっている関係上、友達よりも特別扱いをして欲しいというのが彼女の本音でもあります。
友達との予定を詰めすぎて彼女と遊ぶ時間がまったくとれず、一人ぼっちにしてしまうことがあるかもしれません。そうなると、女性としては、「付き合っている意味がないのでは」と悩んでしまいます。
会えないなら会えない分、他の手段で連絡をとるなど、彼女を意識している行動をとってあげることが大切です。会っている時間が愛情に比例するわけではないので、何らかの方法で愛情を示してあげるようにしてください。
彼女からの連絡がなくても気にしないとき
女性は「ちょっと彼氏を心配させてみようかな」と、時に意地悪をしようとすることがあります。そのような女性の行動で多いのは、連絡頻度を減らすというものです。気にかけてくれている、心配してくれている姿を愛情と感じるのかもしれません。
しかし、優しすぎる彼氏は「忙しいのかな?」と相手の都合を考慮するあまり、気にしていない素振りをしてしまうことがあります。悪気はないのですが、女性は「愛されていない」と捉えてしまうのです。
付き合っている女性からの連絡が減ったと思ったときは、重くならない程度に連絡をしてあげる姿勢が大切です。
彼女が異性の友達と親しくしていても、嫉妬しないとき
優しすぎる彼氏に女性の友達がいるように、彼女にも異性の友達はいるはずです。特に、幼馴染や昔からの知り合いだった場合は、ふたりで出かけることもあるかもしれません。
優しすぎる彼氏自身が友達を大切にするタイプなので、彼女の交友関係に対してもあまり口を出すことはありません。自分と同じように友達も大切にしてほしいと思っているのです。
彼女の交友関係に口を出さない彼氏は寛容ともいえますが、逆に「私のことはどうでもいいの?」と女性は感じてしまいがちです。束縛するのは良くないですが、多少拗ねて見せるのも大切です。
彼女の要求すべてにいいなりになっているとき
優しすぎる彼氏は彼女を喜ばせたいという気持ちを常に持っていますが、優しさが度を過ぎると、何でも彼女の言いなりになってしまいがちです。彼女も最初のうちは「優しくされている」という満足感を得ることができます。
しかし、彼女の要求すべてにいいなりになってしまうと、彼氏に男性としての頼もしさを感じなくなってしまいます。時には頼もしくリードされたいと思うのが乙女心ですから、彼女の要求をすべて叶えようとする姿勢は見直した方がいいかもしれません。
優しすぎる彼氏と上手に付き合う方法
どんな人であれ、きっかけなしで性格を根本から変えるのは無理があります。優しすぎる彼氏も同様です。悪気があってそのような行動をしているわけではないので、ただ一方的に要求を押し通してもうまく行くとは考えられません。
それでも「彼氏の優しすぎる性格をどうにかしたい!」と感じている女性は、相手への接し方を少し変えてみることで、優しすぎる彼氏を理想の彼氏へと近づけることは可能です。
結論は焦ら・待ってあげる
優しすぎる彼氏は、相手の気持ちもあれこれ考えすぎるため、決定権を相手に任せてしまうことが多いです。自分の好きなように決められるという点ではアクティブな女性には適しているかと思います。
しかし、デートでどこに行って何を食べるかの判断を毎回女性に任せてしまうと、女性の負担が大きくなり、「たまには決めてよ!」というトラブルになりかねません。
優しすぎる彼氏の希望を尋ねる場合は、結論を焦ってはいけません。相手が自分の意見を伝えてくるまで辛抱強く待ってあげることで、相手もじっくり考えて結論を出すことができます。
不満なところは具体的に述べ・改善点を提示する
優しすぎる彼氏はケンカや口論を嫌うので、すぐに「ごめんね」と謝ることで場を収めてしまいがちです。そのため原因の解決にならず、似たようなトラブルが生じやすくなってしまいます。優しすぎる彼氏との話し合いでは、感情的にならないことが大切です。
優しすぎる彼氏との話し合いでは、「あなたのここが不満です」とまずは具体的に不満点を述べ、相手に気持ちをストレートに伝えます。そのうえで「もっとこうして欲しい」と改善点を伝えるのがベストです。
決めてもらいたいときは・選択肢を与える
優しすぎる彼氏にどうしてもすぐに決めて欲しい場合は、選択肢を与えるというのもひとつの手になります。漠然と「何がいい?」や「どうしたい?」と聞かれるよりも「これとこれ、どっちがいい?」と聞いてあげることで決定しやすくなります。
大切なのは、相手が何を選んでもネガティブなことは言わないことです。決めてもらったことに対してそのような発言をしてしまうと、次から何かを決めることを拒むようになります。「それいいね!」と受け入れてあげることを意識してあげてください。
「別れたい」と思ったらまずはじっくり話し合ってみる
優しすぎる彼氏と付き合っていて「別れたい」と感じても、決して早まってはいけません。まずは落ち着いてふたりで話し合う時間を設けるようにしてください。優しすぎる彼氏は、感情的になりにくいので、落ち着いて話し合うことができるはずです。
先ほども紹介しましたが、人の性格はすぐには変えることができません。また、相手の性格だけを変えようとするのも良くありません。お互いにお互いの不満点、改善点を洗い出すことで、別れる以外の解決方法が見つかるはずです。