プレッシャー世代とは?特徴10選!優秀と言われる5つの理由も解説

優秀な人が多いとされる「プレッシャー世代」ですが、その特徴や優秀さの理由を知っている人はまだ少ないのではないでしょうか?そこで今回はプレッシャー世代の特徴と優秀さの理由を詳しく取り上げたいと思います。ぜひプレッシャー世代の情報を把握しておきましょう。

プレッシャー世代とは?特徴10選!優秀と言われる5つの理由も解説のイメージ

目次

  1. 1プレッシャー世代とは?(1982〜1987年生まれ)
  2. 2プレッシャー世代の生まれた時代
  3. 3プレッシャー世代は氷河期世代とゆとり世代の中間!
  4. 4プレッシャー世代の特徴10選!
  5. 5プレッシャー世代には優秀な人が多いと言われる理由4つ
  6. 6年代別の呼び方を一覧で紹介
  7. 7プレッシャー世代の芸能人
  8. 8プレッシャー世代の恋愛における心理
  9. 9プレッシャー世代は最後の肉食系男子の世代!
  10. 10プレッシャー世代のこれから

プレッシャー世代とは?(1982〜1987年生まれ)

最近では世代の特徴を表わす「団塊の世代」や「ゆとり世代」という言葉がよく使われていますが、皆さんは「プレッシャー世代」という言葉を聞いたことがありますか?

「プレッシャー世代」とはカリスマブロガーのsugioさんという方が2007年に提唱した1982~1987年生まれの人々を指す言葉です。

sugioさんはこの年代生まれの人々は経済的に苦しい社会の中で様々な圧力に耐えながら生きてきた世代の人々と捉え、この「プレッシャー世代」という言葉を考え出したとされています。様々な圧力に耐えながら生きてきたプレッシャー世代は優秀な所も多いそうです。

しかしまだ「プレッシャー世代」という言葉を知らないという方も多いでしょう。そこで今回はその「プレッシャー世代」の特徴とその優秀さの秘密について取り上げたいと思います。

プレッシャー世代が生まれた1982~1987年

優秀な人が多いとされるプレッシャー世代が生まれた1982~1987年は、日本社会全体が大きな変化を迎えている時でした。そのためプレッシャー世代は、他の世代よりも物事を柔軟に考える力を求められていた世代とされています。

2018年の今現在、プレッシャー世代の人々の年齢は31~36歳となり、プレッシャー世代は社会を支える世代となっています。

これからの日本はより変化が激しい時代に入っていくでしょうから、柔軟に物事を考える力がある優秀なプレッシャー世代は、これからの日本社会を支えていく頼もしい世代となるでしょう。

プレッシャー世代の辛さ

現在の年齢が31~36歳のプレッシャー世代の人々は、氷河期世代とゆとり世代の中間の世代とされています。

全体的に不遇の時代を生きてきた氷河期世代と、比較的自由度の高い時代を生きてきたゆとり世代は対照的で、それぞれの世代の人々のほとんどは、自分がどんな世代に属しているのかということを自覚しています。

しかし「プレッシャー世代」という言葉の認知度はまだ低いので、プレッシャー世代の人々は人によってゆとり世代と言われたり、氷河期世代と言われたりしてモヤモヤすることが多いですし、対照的なゆとり世代と氷河期世代の板挟みになることも多いいのです。

つまりプレッシャー世代は、中間管理職のような独特の辛さというプレッシャーにも耐えているのです。

プレッシャー世代の生まれた時代

プレッシャー世代の人々が生まれた時代は経済や政治、生活の分野での変化だけでなく大きな災害も起きた激動の時代でした。そのような特徴的な時代を生きたプレッシャー世代は心理的に大人な傾向が強いとされています。

以下ではその激動の時代について詳しく取り上げたいと思います。

不況の真っただ中の時代

プレッシャー世代の生まれた時代は日本全体が経済的に苦しくなり、次々と企業が倒産し失業者や非正規の仕事に就く人が爆発的に増え始めた時代でした。

企業の終身雇用という概念が崩れ始めた激動の時代に生まれたプレッシャー世代の人々は、自分の将来は自分でよく考えなくてはいけないという強いプレッシャーを生まれながらに受けてきたのです。

また就職の時も氷河期世代の不遇さを目の当たりにしたプレッシャー世代は、自立しようとする心理傾向が強いとされています。

自然災害や大きな事件が多発した時代

プレッシャー世代の幼少期には阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件、911などの大きな規模の災害や事件が多発していました。

大きな災害や事件は社会に大きな衝撃と変化をもたらし、プレッシャー世代の人々もその変化に巻き込まれていったのです。

例えば阪神淡路大震災がきっかけで日本の建物の耐震性や災害への意識が高まりましたし、世界初の化学テロであった地下鉄サリン事件の影響で日本社会のテロへの警戒意識も強くなりました。

プレッシャー世代は災害や事件からも予測不能なリスクに対するプレッシャーを受けながら生きてきたと言えるでしょう。

プレッシャー世代は氷河期世代とゆとり世代の中間!

プレッシャー世代は氷河期世代とゆとり世代の丁度中間の世代とされています。そのため氷河期世代とゆとり世代の特徴を把握することは、プレッシャー世代の特徴を掴む助けになるでしょう。

そこで以下では氷河期世代とゆとり世代の特徴を取り上げ、それらの世代とプレッシャー世代の違いを紹介したいと思います。

氷河期世代(ロストジェネレーション世代)とは?

氷河期世代とは1970~1982年生まれで2018年現在の年齢が36~38歳の人々を指す言葉で、バブル経済崩壊後の大不況の影響を最も強く受けた世代とされています。

氷河期世代の人々はバブル崩壊の影響による就職難に襲われ、思うように就職できなかったという人も多く、「ニート」や「フリーター」という言葉が生まれました。

ゆとり世代とは?

ゆとり世代とは1987年~1996年生まれで、2018年現在の年齢が22~31歳の人々のことを指す言葉で、ゆとり世代が生まれた時代は、これまで勉強量が多く詰込み型だった日本の教育が、勉強量が少なく個性を重視する教育に大きく変化した時代でした。

1987年~1996年生まれの人々は所謂「ゆとり」のある教育を受けてきたことから、のんびり屋でマイペースなイメージを抱かれることが多く「ゆとり世代」と呼ばれています。

しかしゆとり教育の影響による競争意識の薄れや、物事への意欲の低下などで社会生活が上手く送れず、悩み苦しんでいる人も多いとされているのです。

プレッシャー世代と比較すると?

プレッシャー世代の年齢の人々は氷河期世代の年齢の人々と比べると、前向きで物事の現状を素直に受け入れる力が強いとされています。幼少期から大きな時代の変化に翻弄されながら生きてきたプレッシャー世代は、物事へ柔軟に対応する力が強いのです。

またプレッシャー世代はゆとり世代が受けてきたゆとり教育だけでなく、昔の日本の詰込み型の教育も受けてきました。

そのためゆとり世代より我慢強いという特徴も持っています。しかしゆとり世代とプレッシャー世代は物事への意欲が薄いという点は似通っているそうです。

また氷河期世代やゆとり世代の人々よりも、大きな変化に適応することを迫られることが多かったプレッシャー世代の人々は、年齢の割に落ち着いているという傾向もあるようです。

プレッシャー世代の特徴10選!

プレッシャー世代には他の世代にはない特徴が沢山あります。そこで以下ではその特徴を10個ほど紹介したいと思います。

特徴を把握すればその世代の人のことも理解しやすくなりますから、身近にプレッシャー世代に当る年齢の人がいる人は、ぜひ以下の特徴をよく確認しておきましょう。

我慢強い

プレッシャー世代の人々は生まれた時から様々なプレッシャーに耐えながら生きてきました。そのため物事に対する忍耐強さが他の世代よりも強いとされています。

プレッシャー世代の人々はまだ若い年齢ですが、悪い状況でも良い状況になるまで我慢強く耐え偲ぶ強さがあるのです。

ポジティブな心理的傾向が強い

いつも物事が自分にとって都合の良い方向に変化するとは限らないという現実を、小さなころから直視してきたプレッシャー世代は、現状をポジティブに捉えて明るく生きる強さがあるとされています。

厳しい現実の中を生きていたからこそ、少しでも楽しく生きていきたいという心理的傾向が強くなっていったのでしょう。

現状に満足している

今の日本の景気は良いとは言えない状態ですが、プレッシャー世代はバブル景気が崩壊し始めた時に生まれた世代なので、幼少期からずっと景気の悪い日本を生きてきました。そのため日本の景気の現状に不満を持つということはあまり無いのです。

物事に満足しやすいという心理的傾向は、目標が小さくなりがちになったり、妥協しやすくなったりということに発揮されてしまうこともあります。

しかし経済的に苦しい日本ではその心理的傾向は、経済的に苦しい時でも明るく生きることができるという、良い方向に発揮されることが多かったのです。

落ち着いている

プレッシャー世代は全体的に高望みせず、地に足を付けた堅実な選択をする傾向が強いため、良いことが起きても悪いことが起きても落ち込み過ぎたり、舞い上がり過ぎることも無く、常に平常心であることが多いとされています。

そのような性質は仕事で頼りにされることが多いので、プレッシャー世代は仕事において大きなポテンシャルを持っていると言えるのです。

落ち着きがあるということは、その分心理的に成熟しているということですから、プレッシャー世代は信頼されて責任ある仕事を任されることも多いでしょう。

横の繋がりを大切にする

プレッシャー世代は、困難に立ち向かうためには仲間との繋がりが大切ということを幼少期から学んできました。そのため同僚や友達との関係を大切にする人が多いとされています。

仲間を大切にする心理的傾向があるプレッシャー世代は、情が深いとも評価されるので、多くの人から信頼されやすいという特徴を持っています。

さらにプレッシャー世代には、仲間との対等な関係の中で自分自身を高めていきたい気持ちが強いという心理的特徴もあるのです。

洞察力がある

プレッシャー世代は不遇な時を過ごしてきた氷河期世代の人が先輩に、全体的にマイペースな気質のゆとり世代の人が後輩になるということが多いので、自然と相手をよく見て対応する能力が高いとされています。

変化が激しい現代の社会では、相手を見極める洞察力の高さが重要になりますから、プレッシャー世代は現代の社会によく適応できている世代とも言えるのです。

臨機応変に対処する力が強い

プレッシャー世代は激動の時代の中で1つ1つの変化に適応して生きていました。その中で臨機応変に物事に対処する能力が自然と培われていったとされています。

臨機応変に対処する力は今社会で必要とされている能力の1つですから、プレッシャー世代はこれからの日本社会でもっと必要とされていくでしょう。

リアリストが多い

プレッシャー世代は今までの当り前が崩れていく時代を生きてきたので、他の世代と比べると現実的に物事をとらえる心理的傾向が強いとされています。

現実的なプレッシャー世代は、計画を立てて物事を実行することが得意とされています。その計画を立てて実行できるという特徴は仕事において高く評価されることが多く、プレッシャー世代の人を引き抜きたがる企業も多いのです。

恋愛よりも仕事や友達付き合いを優先しがち

プレッシャー世代の人々の中には、恋愛で積極的になれずにチャンスを逃してしまう人が多いとされています。男性でも女性でもこの傾向が強く、恋愛よりも仕事や友達との遊びを重視する人も多いとされているのです。

プレッシャー世代は生きる上で注意深く変化に対応する必要がありましたから、予測できない変化が多い恋愛に警戒心が強くなってしまうのでしょう。

いざという時に大きな力を出せる

レスリングの女王として有名な吉田沙保里さんやメジャーリーグで大活躍中のダルビッシュ選手、女性から特に人気の高い元スケート選手、高橋大輔さんや水泳界で大活躍を見せた北島康介さんは全員プレッシャー世代です。

芸能人の中にもプレッシャー世代の人は多いことからも、プレッシャー世代の人々の多くは、いざという時に大活躍できるポテンシャルを秘めていると言えるでしょう。

プレッシャー世代には優秀な人が多いと言われる理由4つ

プレッシャー世代には優秀な人が多いとされており、芸能人やプロスポーツ選手の中にはプレッシャー世代の人が多いとされています。

そこで以下ではプレッシャー世代に優秀な人が多い理由を4つ挙げたいと思います。

自立心が強い

プレッシャー世代は大災害や大不況、氷河期世代の就職難を目の当たりにして生きてきました。そのため自分1人でも生きていけるように自分の能力を磨いたり、新しい資格を取ったりする人が多いとされています。

自立心が強いプレッシャー世代には自分で考え行動できる優秀な人が多いのです。

いつでも冷静

プレッシャー世代は変化を冷静に見極めて対処する能力が求められてきた世代です。そのためプレッシャー世代は物事を冷静に捉える力も強い傾向にあるとされています。

物事を冷静に捉えることができればチャンスを掴む確率も上がるので、プレッシャー世代には芸能人や起業家など、チャンスを掴むことが重要になる職に就く人が比較的多いのです。
 

太い芯を持っている

プレッシャー世代は激動の時代を生きてきているので、物事に翻弄されないように、自分の心に一本の芯を持つことの大切さを自然に学んだ人も多いと思われます。

そのためプレッシャー世代にはバイタリティ溢れる人も多く、芸能人やスポーツ選手など華やかだけれども能動的な努力が必要になる職に就く人も多いとされています。

プレッシャー世代には困難に見舞われた時も、持ち前の芯の太さで乗り越えられるタフで優秀な人が多いのです。

チームワークを大事にできる

プレッシャー世代の人々は仲間との絆を大切にする心理的傾向が強いという特徴を持っています。そのためしっかり仲間とコミュニケーションを交わしてチームワークを大切にすることができるので、優秀な人と判断されることが多いのです。

年代別の呼び方を一覧で紹介

現在ではプレッシャー世代や氷河期世代の他にも様々な世代の呼び方が登場しています。そこで以下では年代別の呼び方をいくつか紹介したいと思います。

・断層の世代(1951~1960)2018年時点での年齢【59歳~67歳】
この世代の芸能人:明石家さんま、水沢アキ、片岡鶴太郎
・新人類世代(1961~1970)2018年時点での年齢【48歳~58歳】
この世代の芸能人:松田聖子、石橋貴明、柳沢慎吾
・バブル世代(1965~1969)2018年時点での年齢【49歳~54歳】
この世代の芸能人:小泉今日子、スガシカオ
・団塊ジュニア世代(1971~1974)2018年時点での年齢【44歳~47歳】
この世代の芸能人:イチロー、サンドウィッチマン、有吉弘行
・ポスト団塊ジュニア世代(1975~1979)2018年時点での年齢【39歳~43歳】
この世代の芸能人:澤穂希、バカリズム、さかなくん
・ミニマムライフ世代(1980~1988)2018年時点での年齢【30歳~38歳】
この世代の芸能人玉木 宏、広末涼子、櫻井翔
・さとり世代(ゆとり世代の別名)

プレッシャー世代の芸能人

優秀なプレッシャー世代には芸能人も沢山います。例えば現在人気ママタレントとして活躍している小倉優子さんや、人気お笑い芸人カズレーザーさんです。

小倉優子さんは株式投資を趣味としていて、料理上手でもあり、料理本を何冊も刊行している芸能人でもあります。プレッシャー世代らしいバイタリティ溢れる小倉優子さんは、まさに芸能人向きの性質を持っている女性と言えるでしょう。

またお笑い芸能人カズレーザーさんも独特の芸風で今幅広い世代から人気を集めています。カズレーザーさんは同志社大学を卒業後銀行に内定していましたが、自分の夢を追うことを決意して内定を蹴り、お笑い芸人になったそうです。

その芯の強さにはプレッシャー世代らしさを感じます。またカズレーザーさんの鋭い洞察力に支えられた独特の話術は人を引き込みますが、その洞察力もプレッシャー世代の特徴と合っています。

この他にもプレッシャー世代の人気芸能人は沢山いるので、ぜひ探してみて下さい。

プレッシャー世代の恋愛における心理

プレッシャー世代には恋愛に対して消極的な人が多いですが、完全な草食系という訳ではなく、プレッシャー世代の多くの人は恋人も友達も同じように大切にしたいと思うため、恋愛を楽しむこともあるのです。

さらにプレッシャー世代は現実的な心理的傾向が強いため、恋愛も現実的に捉えることが多く、他人が羨ましがるような恋愛ではなく、こつこつ関係を深めていくような大人な恋愛を好むことが多いようです。

またプレッシャー世代は恋人がいないことも前向きに捉える心理的傾向が強いので、恋人の有り無しに関わらず、人生を謳歌できる強さを持っていると言えるでしょう。

プレッシャー世代は最後の肉食系男子の世代!

プレッシャー世代の人々の中には恋愛に消極的な人が多い一方で、恋愛に対して積極的な肉食系の男性も一定数存在しています。ゆとり世代にはあまりそのような男性はいないので、プレッシャー世代は肉食系男子がいる最後の世代ともされているのです。

そこで以下ではプレッシャー世代の肉食系男子の恋愛の特徴と、プレッシャー世代のモテる要素について取り上げたいと思います。

プレッシャー世代はモテる要素が多い

プレッシャー世代は様々な変化に適応して生きてきた世代なので、相手に合わせて柔軟に対応するという能力が高い傾向にあります。そのためよく相手の話を聞いたり、相手が望むような言葉を選んだりすることが自然とできるというようなモテる要素を沢山持っているのです。

またポジティブな心理的傾向が強いプレッシャー世代は、一緒にいると癒されるような明るさを持つ人が多いですし、心理的にも自立していることが多いプレッシャー世代は、落ち着いた大人の恋愛も上手くこなすことができるので、モテる人が多いとされています。

プレッシャー世代の肉食系男子の恋愛

プレッシャー世代の年齢の人は全体的に穏やかな恋愛を楽しむ傾向が強い傾向にあります。プレッシャー世代の肉食系男子もそのような傾向が強く、完全な肉食系というよりは草食系と肉食系を混ぜたような大人な恋愛傾向にあるようです。

プレッシャー世代はモテる要素が多いですから、プレッシャー世代の恋愛に積極的な肉食系男子はかなりモテるでしょう。

プレッシャー世代のこれから

プレッシャー世代には優秀な人が多いため、これからの日本を支えるリーダーのような立場になる人も多くなるでしょう。

今まで大きな変化に適応してきたプレッシャー世代は、特にこれから変化の多い時代を迎えようとしている日本では、様々な場面で頼りにされる存在にもなっていくと思われます。

今まで多くの重圧に耐えてきたプレッシャー世代は、これからその苦労が認められていく時代を迎えるのでしょう。

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