干物女の意味とは？干物女子の特徴も紹介

赤提灯の居酒屋や煙だらけの焼肉屋など、インスタ映えとは程遠い生活を愛してやまない干物女。そんな女子らしさのかけらもない干物女は一体どんな生活を送っているのでしょうか？

そこで今回は日頃知ることのできない干物女の日常生活や行動、恋愛など様々な特徴についてご紹介していきたいと思います。

そもそも「干物女」とはどんな女子のことかご存知でしょうか？干物女とは色々なことが面倒臭くなった結果だらしない生活を送り、最終的には恋愛を放棄してしまった女子のことを表しています。

「美しくありたい」「恋愛がしたい」「結婚したい」など、一般的に女子が考えていそうなことに全く興味を示していない女子でもあり、自他共に認める「女を捨てた」状態。

「将来ずっと1人で生きて行くのか」「結婚だけが幸せではない」など様々な葛藤を抱いていますが、最終的には「めんどくさいしとりあえずいいや」と先延ばしにして考えないようにしています。

他の女子と比較してだらしない印象がある干物女。そんな女を捨てている・恋愛にも興味がないという干物女たちは、毎日どんな生活や行動をしているのでしょうか？

そこで次は、そんな女子たちに共通する特徴をまとめてみました。自分は違うと思っているあなたも、もしかすると干物女と共通する部分があるかもしれません。自分に置き換えながらチェックしてみて下さい。

干物女の特徴の１つ目は「ダラダラしている」です。

仕事が終わって家に帰ってきたらまずはベッドに飛び込み横になる。休日になってもとにかく起き上がるのが面倒で、気付けば夕方になっていたなど、干物女はとにかくダラダラしています。

他の人に迷惑をかけている訳ではないので悪いとは言いませんが、いつ見てもダラダラ・ゴロゴロしている女子の印象はあまりよくありません。メリハリのある生活を少しは心がけたほうが良いでしょう。

干物女の特徴の２つ目は「家から出ない」です。

干物女は家で過ごす時間が大好き。リラックスできる空間で誰にも邪魔されず、自由気ままに自分の時間を過ごす事ができるからです。

特に予定がなければ平日も家に直行。休日はもちろん出かける予定は入れません。好きなタイミングでテレビを見たり眠ったりできる「家」という空間を愛してやまないのが干物女の特徴です。

干物女の特徴の３つ目は「部屋が汚い」です。

干物女は面倒くさがりでゴロゴロしてばかり。家からもあまり出かけないので部屋はどんどん散らかっていきます。使った食器はそのまま・ゴミをゴミ箱に捨てないなどだらしない生活がそのまま反映されます。

散らかっている部屋を片付けるのは大変ですが、部屋が汚くなればなるほど掃除は面倒になります。悪循環に陥らないよう注意しないといけません。

干物女の特徴の４つ目は「自炊しない」です。

干物女は食事においても無頓着。三食のバランスの良い食事などは完全に無視し、いかに早く簡単に済ませられるかということを考えています。その結果コンビニご飯やインスタント、冷凍食品など不健康な食生活に。

また自分で自炊しないことによって料理の腕も上がらず、ますます女子力は低下する一方です。健康的な食事は人間の基本。面倒臭がらずに自炊し、バランスの良い食事を心がける事が大切です。

干物女の特徴の５つ目は「1人で外食できる」です。

仕事などで食事の用意が億劫だなと思った時に選択肢に「外食」があがる事があると思います。しかし「1人で入るのが恥ずかしい」「周りの目が気になる」と少し勇気が必要な行動ではないでしょうか？

しかし干物女はお構い無し。人目を気にせず居酒屋や焼肉屋でも1人で堂々と食事を済ませます。もちろん食事をする場所なので何も悪いことはないのですが、その堂々としすぎる姿には男らしさを感じることも。1人に慣れすぎてしまうのも考えものです。

干物女の特徴の６つ目は「すぐ疲れる」です。

干物女は基本的にダラダラしていて行動することはありませんが、たまに掃除をしたり外出したりするとすぐに疲れるという傾向があります。日頃怠けている反動か、何もしていなくても「頑張った」という意識が働き、疲れが押し寄せてくるのです。

そんな姿を他の人が見ると「だらしないな」とげんなりすることも。「頑張った」のハードルが下がりすぎているので、自分を甘やかしすぎないように注意しましょう。

ここまでは干物女の生活や行動についてご紹介してきました。想像の上をいくだらしなさに驚いた人も多いのではないでしょうか？また「自分のことかも？」と心当たりがあって焦っている人もいるかもしれません。

では続いては干物女の特徴【性格編】について見てみましょう。

干物女の特徴の１つ目は「向上心がない」です。

何事においても面倒臭がりな干物女は新たなことに挑戦しようとしません。仕事においても「現状維持」がモットーで「新たに資格を取ろう」「昇進したい」などの前向きな姿勢が全く感じられないのです。

そんな意欲の無さに同僚や上司も気づいており、半ば呆れられていることも。怠けた態度や思考は確実に周りに伝わっています。完全に見放される前に心を入れ替えないと、誰からも相手にされなくなってしまうかもしれません。

干物女の特徴の２つ目は「深く考えない」です。

干物女はめんどくさい事が苦手。しないといけないことややるべき事はわかっているけれども「まぁいいや！」と深く考えることをやめてしまう癖があります。

今はその場しのぎで何とかなっていたとしても、近い未来行き詰まったり苦労することは目に見えています。将来取り返しがつかなくなる前に自分の未来について考え行動する必要があります。

干物女の特徴の３つ目は「付き合いが苦手」です。

普段自由気ままに生活している干物女は誰かのペースに合わせたり、自分が興味のないことに付き合うのが苦手です。会社や学校などの飲み会がいい例で「家で寝転びたい」「早く解散しないかな」と楽しい場でもうわの空。いつ解放されるかばかり考えています。

面倒な気持ちもわかりますが、付き合いによって新しい人間関係が生まれたりすることもあります。面倒くさがらずに積極的に参加することで、新しい発見があるかもしれません。

干物女の特徴の４つ目は「夢や目標がない」です。

干物女は毎日を過ごせればそれでいいという考え方であり、長期的な見通しや目標を持っていません。その結果向上心がなかったり、メリハリのない生活を送ることになるのです。

夢や目標とはいっても大それたものである必要はありません。「貯金して旅行する」「広い家に引っ越す」など努力できる目標をまずは一つ掲げ、それに向かって行動するようにしましょう。

ここまでは干物女の性格について紹介してきました。やる気がない・だらしのない性格でお世辞にも魅力的な女子だとは言えなかったと思います。

では内面の次は外見についてもご紹介していこうと思います。干物女はどんなファッションなのか、美意識はあるのかなど、見た目についてまとめてみました。

干物女の特徴の１つ目は「家では常にジャージ」です。

本来は運動するときに着用するジャージですが、その楽さや動きやすさから家で着用しているという人もいるのではないでしょうか？楽さを追求する干物女ももちろんジャージを愛用。その姿はまさにおじさんです。

おしゃれなスポーツブランドのジャージならまだ可愛く見えるかもしれませんが、学生時代の体操服を着ている場合もあります。誰にも迷惑はかけていませんが、女子力の低下が心配です。

干物女の特徴の２つ目は「ムダ毛の処理をしない」です。

女子のエチケットでもあるムダ毛の処理。特に夏などの露出が多い時期には苦労する人も多いのではないでしょうか？そんな女子の悩みの種でもあるムダ毛処理ですが、干物女にとっては無関係。あまりに気にしていません。

肌が見えない冬場にはもちろん放置していますし、夏場でも人から見える場所以外は処理しません。誰かの前で服を脱ぐような生活もしていないので無頓着なのです。人から見えない部分ではありますが、女子としての最低限の身だしなみは整えておきたいものです。

干物女の特徴の３つ目は「近所に出かけるときはノーメイク」です。

学校やオフィスなど、日本では人前に出るときにはメイクをするのが女子のマナーだとされています。干物女も仕事などメイクをしなければならない場所ではTPOをわきまえてメイクはするでしょう。

しかし休日や近所に少し出かける場合は対象外。ノーメイクでも躊躇なく出かけていきます。近所とは言え油断していると知り合いに遭遇したり思わぬ人にみられている場合もあるので、気を抜きすぎないようにしましょう。

干物女の特徴の４つ目は「おしゃれに興味がない」です。

女性にとっては強い味方でもあるおしゃれ。「好きな人に可愛いと思われたい」「自分に自信を付けたい」など人がおしゃれをする理由は様々です。しかしそんな「おしゃれ」に対しても干物女は興味がありません。

「出かけないので服入らない」「見せたい相手がいない」などおしゃれに対する意欲が全くないのです。おしゃれから遠ざかることによって、流行についていけなくなり出かけるときに服がない！なんてことも。興味がなさすぎると時代に取り残されてしまいます。

ここまでは干物女の外見についてご紹介してきました・予想以上におしゃれに興味がなかったり無頓着で心配になってしまいます。そして、そんな無頓着な干物女の様子を男性もしっかりと把握しています。

そこで男性は女性のどんなところを見ているのか、どんなことがあると干物女だと思われてしまうのかをまとめました。「干物女だと思われたくない」と思う人は当てはまらないよう注意してみてください。

ポイントの１つ目は「ネイルが取れかけ」です。

日頃ネイルなどをしない干物女ですが、結婚式やパーティーなど特別な機会にはおしゃれをすることもあるでしょう。しかし日頃からおしゃれをしていないせいか「ネイルオフする」「塗り直す」という概念がありません。

その結果、根元が伸びっぱなしになっていたり、爪先のマニキュアが取れているという状態に。ボロボロのネイルは地爪でいるよりも汚い印象を与えます。手入れできないならしっかりとオフして清潔感のある手先にしておきましょう。

ポイントの２つ目は「勝負服がイマイチ」です。

ホテルでのディナーや会食の場などきちんとした服を着ないといけない機会もあるでしょう。そんなときに時代遅れのドレスを着てきたり、アクセサリーのチョイスが悪かったりすると「ダサい」という印象を与えてしまいます。

ダサいという印象を与えることによって「日頃からおしゃれに慣れていない」「男性の影がなさそう」など、まさに干物女を連想させてしまうことも。おしゃれに自信がない場合には店員さんに見繕ってもらうなどして、勝負服だけでも新調しましょう。

ポイントの３つ目は「綺麗すぎるキッチン」です。

何かのきっかけで男性を家に招いたとき、綺麗すぎるキッチンは逆効果。「全く料理していないんだろうな」「一回も使ったことなさそう」など、料理ができないというイメージを植えつけてしまいます。

とは言え汚いキッチンはもっといけません。「不衛生」「このキッチンで作った料理は食べたくない」と思われてしまうので、清潔なキッチンを保てるようにしましょう。

「だらしない」「向上心がない」「女子力がない」こんな干物女はもちろん恋愛もイマイチです。最後に彼氏がいた時期どころか、誰かを好きになったことさえ思い出せないことも。

干物女はなぜ恋愛ができないのか、男性から女として意識されていないのかなど、干物女が恋愛できない理由についてまとめました。

干物女が恋愛できない理由の１つ目は「きっかけがない」です。

仕事に出勤するときは無難なメイクに数着の服をローテーション。休日は家から出ることがないし、出かけたとしても適当な服装にノーメイク。そんな干物女は男性と知り合うきっかけがありません。

たまに飲み会があったとしても乗り気でなく「早く帰りたい」とつまらなさそうな雰囲気。これでは男性からも話しかけづらくなってしまいます。そんな無気力でだらしない態度が恋愛から遠ざかっている原因だと言えるでしょう。

干物女が恋愛できない理由の２つ目は「連絡を取るのがめんどくさい」です。

基本的に何をするにも面倒くさがりな干物女。家に帰ってからは極力何もせずにゴロゴロしていたいというのが本音です。そのためたまに誰かからきた連絡があったとしても返信するのが億劫になり数時間後になったり、ひどいと返さないということも。

そんな適当なことをしてると「感じが悪い人」という印象を持たれてしまい、うまくいくものもダメになってしまいます。自分からチャンスを棒に振ってしまっている可能性もあるので、身の振り方には気をつけたほうが良いでしょう。

干物女が恋愛できない理由の３つ目は「恋愛に興味がない」です。

おうちが大好きな干物女は漫画や映画など没頭できる趣味を持っていることが多いです。そのため1人で過ごす休日であったとしても寂しいと感じることがなく、むしろ充実感を得ている可能性もあります。

その結果、恋愛に対して興味がなくなったり、恋愛をするメリットを見出せなくなってしまうことも。ここまでくると末期の症状ですので、1人でも平気になる前に行動し始めたほうが良いでしょう。

ここまで記事を読んで行くうちに「もしかして私も干物女かも」「予備軍かもしれない」と思っている女子もいるのではないでしょうか？そんな心当たりがある人は今すぐ干物女から脱出するために行動しましょう。

どうすれば干物女から脱出できるのか、キラキラ女子に近づく方法とは？など、５つの方法をご紹介したいと思います。まずは自分にできることから初めてみましょう。

干物女から脱出する方法の１つ目は「部屋の掃除をする」です。

シンクに溜まった洗い物・パンパンの洗濯機・散らかったゴミなど部屋が荒れている場合には掃除することから始めましょう。部屋の乱れは心の乱れというように、部屋が散らかっているとやる気が出なかったり物事に集中できなくなったりします。

不要なものを処分し清潔な部屋にすることで不思議とやる気が出てくるものです。重い腰を上げて徹底的に部屋を掃除してみましょう。

干物女から脱出する方法の２つ目は「美容院に行く」です。

おしゃれに疎い干物女は美容院に行く機会も少なくなりがちです。髪がまとまらない・うまくセットできないという理由から適当に髪を縛って出かけるようになったりすると、更におしゃれから遠ざかるという悪循環に陥ることも。

女性にとって髪は非常に重要なパーツです。その人の印象を大きく左右するポイントにもなるのでカラーやカットは定期的に行い、いつでも手入れされている状態にしておきましょう。

干物女から脱出する方法の３つ目は「自分に投資する」です。

干物女は洋服やメイク道具など「自分に投資する」機会がほとんどありません。着れたらいい・使えたらいいではなく「自分をよくするため」の物にしっかりと投資するようにしてみましょう。

良い商品を使うことによって見た目が良くなることはもちろん、「良い商品を自分は使っているんだ」という意識から自信が持てるようにもなります。

干物女から脱出する方法の４つ目は「出会いの場に出向く」です。

恋愛から遠ざかっている干物女ですが、女性を大きく変えるものは間違いなく「恋愛」です。好きな人ができれば「可愛くなりたい」「会いたい」など気持ちに変化が現れるものです。

最初は乗り気ではないとは思いますが、出会わなければ何も始まりません。合コンや飲み会などに積極的に参加し、出会いのきっかけをまずは作りましょう。

干物女から脱出する方法の５つ目は「デートしてみる」です。

出会いの場に出向き少しでも「いいな」と思える人がいたなら、まずはデートしてみましょう。デートをすることによって新しい服を買ったりメイクの勉強をしたり、うまくいけば恋人ができる可能性もあります。

最初は微妙かなと思う相手でも、思わぬところで気があうことも。最初からダメだと決めつけず相手のことを知ろうという気持ちを持ってデートを取り付けましょう。

干物女の特徴や脱出方法について理解したところで、あなたは干物女なのかどうかをチェックしてみましょう。今から簡単な質問が出てきますので、何項目に当てはまるのかチェックしてみてください。その当てはまった個数によってあなたが干物女なのかが診断できます。

□部屋が汚い

□休日は昼まで寝ている

□友達と出かけるより1人の時間が好き

□友達が少ない

□料理が苦手・料理をしない

□将来の夢や目標がない

□ファッションに興味がない

□スッピンで出かけることに抵抗がない

□何年も恋をしていない

□結婚願望がない

【0から3チェック　問題ありません】
チェックが3までの人は、問題なし。今のまま過ごしましょう。

【4から6チェック　一歩手前です】
チェックが6までの人は、普通の人ですが、油断すると干物女に近づきます。

【7から9チェック　ほぼ干物女です】
チェックが9までの人は、ほぼ干物女です。改善していきましょう。

【10チェック　完全に干物女です】
チェックが10満点の人は、完全に干物女です。周りからも干物女と認識されているので脱出するのにはかなりの努力が必要です。

今回は干物女についてご紹介してきました。「だらしない」「女らしくない」などイメージが悪い干物女。しかし干物女と呼ばれているその女性もきちんとすれば光り輝く美しい女性になれるのです。

やる気のなさや怠惰で魅力を消してしまっているのは自分自身です。干物女と見下している相手を見返すためにもきちんとした生活を送り、魅力的な女性を目指しましょう。