2018年12月03日公開
2018年12月03日更新
女の嫉妬とは?嫉妬する女性の心理や女に嫉妬される女性の特徴
昔から怖いと言われる女の嫉妬。嫉妬する女性の心理や特徴、逆に女に嫉妬される女性の特徴も解説します。仕事や恋愛で、女の嫉妬を買ってしまったときのエピソードもご紹介。女の嫉妬に対する対処法も具体的にお話していきます。ぜひ参考にしてみてください!
女の嫉妬は怖い…
「女の嫉妬は怖い」とは、昔から言われていることです。「嫉妬」という言葉自体、「女」偏を使います。あなたも女性なら、誰かに嫉妬したり、嫉妬されたりという経験は、一度ならずあるのではないでしょうか?
では、なぜ女の嫉妬は怖いのでしょうか?女性の嫉妬する心理や特徴、職場や恋愛におけるエピソードもまじえながら、解説していきます。
嫉妬する女性の特徴
女性は「マウンティング」しやすい心理があります。ママ友や職場や、親しい友人の間でさえ、無意識のうちにどちらが上で、どちらが下かと格付けする心理が働きます。
女性はコミュニケーション力に長けているため、表向きは楽しくおしゃべりしているように見えます。でも、そんな女性の中にも自分と相手を比較し、優位性を探っている人はいるものです。
では、嫉妬する女性の特徴とは、どういうものなのでしょうか?
自慢したがる
嫉妬する女性は自慢したがる特徴があります。自己顕示欲が強いのです。つまり、相手より優位に立っていることを、自慢することで確認したい心理があります。
自慢話を聞かされるほうは、度重なるとうんざりしてきます。でも、「すごいね~」とか「へえ~」と感心している様子で話を聞いてあげると、自慢話をしている本人は心の安定を保つことができます。
逆に、自慢話をする人に対して自慢で返すと、対抗心を燃やされかねません。強い嫉妬の感情を持たれる場合がありますので、気を付けましょう。
悪口・陰口・ウワサ話が好き
悪口や陰口、ウワサ話というのも嫉妬心の表れです。嫉妬する女性の特徴として挙げられます。
人を悪く言うためには、その人のことをよく観察している必要があります。あの女性はいつもオシャレな服を着ていると羨む気持ちが、「あの人って服装が派手じゃない?」といった悪口となって表れたりします。
これはその女性をおとしめることによって、自分が優位に立とうとする嫉妬心です。
敵と味方を分ける
嫉妬する女性の特徴として、周囲の人たちを敵と味方に分けたがる傾向があります。そういう女性にとっては、嫉妬する気持ちがある相手は敵となります。敵を攻撃、または孤立させるために、味方を作るのです。
味方に対しては本当に愛想よくふるまいますが、敵に回すと怖い女性と言えるでしょう。
嫉妬する女性の心理
女の嫉妬には、様々な複雑な心理が隠れている場合があります。ただ話をするだけなら、普通に会話できる相手だったりもします。
では、表面には出てこない嫉妬する女性の複雑な心理とは?具体的に見ていきましょう。
優位に立ちたい
相手より自分が優位に立ちたいという気持ちが、嫉妬する女性の心理です。
もしほしいものがあるなら、自分で手に入れるための努力をするのが健全な考え方でしょう。でも、嫉妬する女性は向上心がない場合が多く、人の足を引っ張ったり、おとしめようとすることで、自分が上に立てると考えるのです。
自己防衛本能
嫉妬する女性の気持ちに隠れている心理は、自己防衛本能である場合もあります。
たとえば、モテる女性のそばにいると、全ての男性がその女性に取られてしまうのでないかと恐れおののきます。こういう女性は自分への評価が低く、「どうせわたしなんて」と自己否定感や自己嫌悪を抱いています。
そのため、幸せそうな女性を見ると、ますます自分を追いやる敵のような危険性を感じ、自己防衛として嫉妬するのです。
自信がない
さきほどの自己防衛の心理に通じるものがありますが、嫉妬する女性は自尊心が低いという特徴があります。本当はこうしたいのに、「自分には無理」「どうせダメ」という気持ちが根底にあるのです。
そのため、自分にはできないと決めつけていることを、簡単そうに叶えている女性を見ると、「なんで?うらやましい」という嫉妬する気持ちとなって表れます。たとえば、自分が買うのを我慢している高価なブランド物のバッグを、同僚が恋人からプレゼントされて、職場に持ってきたときなど、メラメラと嫉妬心が沸き上がります。
このような場合は自己防衛本能からというよりも、強く相手をうらやむ気持ちが嫉妬心となって表れます。
仲間意識
女性はグループで行動しがちです。ときにグループに属さない人を悪く言うことで、無意識的に結束を強めようとする群衆心理が働きます。特にリーダー格の女性が誰かの悪口を言っていると、それに同調せざるを得ない空気が生まれます。
たとえば、職場で女性がランチ仲間としてグループを作ると、ランチの間はそこにいない新人の女性社員の悪口に花が咲いたりします。「あの子、男受けがいいから」「上司にも気に入られてるし」といった会話の内容から、グループの仲間でその女性に対しての嫉妬心を共有したりするのです。
女性に嫉妬される女性の特徴
女性に嫉妬される女性には特徴があります。自分は何も悪いことをしている自覚はなくても、なぜか友達関係や職場で悪口を言われたりしてしまう。
女の嫉妬の対象となりやすい女性は確かにいます。そういう女性の特徴を見ていきましょう。
容姿端麗
容姿に恵まれている女性は、女の嫉妬を買いやすいものです。目立つため、どうしても無視できない存在となってしまうのでしょう。
女優やモデルクラスの美人なら、嫉妬される女性の対象にはならないかもしれません。でも、男性が近づきやすい美人レベルなら、「なぜあの子ばっかり?」という女の嫉妬を集めやすいのです。
容姿に関しては、自分の努力で補える程度にも限界があります。可愛くてキラキラした女性が高収入な彼をゲットしたり、やたらチヤホヤされていると、他の女性に嫉妬される特徴があると言えます。
恵まれているように見える
自分と比較して恵まれているように見える女性も、女の嫉妬の対象となります。
たとえば、恋人や夫がハイスペック、実家がお金持ち、子供が優秀、高学歴など、普通より恵まれているように見える特徴があると、嫉妬される女性の対象となります。嫉妬する女性は自分は自分として受け入れられず、自分と他人を比較して考えがちだからです。
中には嫉妬される女性の側にも、謙虚さが欠けている場合もあります。自分が全てを手にして当たり前という態度が表に出てしまうと、女性の敵を多く作ってしまいます。
意外に幸運
身近にいるごく普通と思っていた女性が、実はお嬢様だったなどの場合も、嫉妬される女性の対象となってしまいます。嫉妬する側としては、外見も中身も自分と同じレベル、またはそれ以下と思っていたのに、いきなり出し抜かれたようなショックを感じます。
最初からかなわないと考えている女性に対しては、嫉妬心は生まれにくいものです。でも、たとえば職場で目立たない地味なタイプの女性が、ある日オフィスの王子様的な男性と結婚すると聞かされたときなど、素直に祝福できる女性たちは少ないのではないでしょうか。
自分と同等=仲間と思っていたのに、唐突に裏切られたような気持ちになり、女の嫉妬となってしまうのです。
要領がいい
要領よく立ち回っているように見える女性も、女の嫉妬を買いやすい特徴と言えるでしょう。
たとえば、自分は残業でクタクタに疲れているのに、隣のデスクの子は仕事をサッサと終わらせて帰ってしまう。しかも、上司からも評価されている。こんな子の隣にいると、ますます自分が仕事ができない社員に見られてしまうのではないか。こんなに一生懸命、努力しているのに・・・。
嫉妬される女性も、実は陰で努力しているのかもしれません。それでも、他人と自分を比較しがちな女性は、そういう要領よくやっているように見える女性に対して、嫉妬心を燃やしてしまうのです。
職場で女性に嫉妬されたエピソード
職場は閉ざされた世界で、特に女性が多い職場の場合、嫉妬心が芽生えやすい環境とも言えます。同じ職場で働いているとは言え、境遇や価値観などは人それぞれのものがあります。もちろん仕事の能力も様々です。
ちょっとした差が理由で嫉妬される女性となり、嫌がらの対象となってしまうと、つらい毎日を送ることになります。
職場で嫉妬される女性のエピソードをご紹介します。
エピソード①仕事編
A子とB子は同期入社。頑張り屋のA子はどんどん仕事を任されるようになり、多忙な日々を過ごしていました。一方、B子は地道に仕事をこなすタイプで、仕事の仕上げが丁寧と評価されていたものの、職場では目立たない存在でした。
ところが、社内で大きな新プロジェクトが開始されたとき、B子がそのメンバーの一人に抜擢されたのです。A子は毎日残業してまでも頑張ってきただけに、「なぜわたしじゃなくてB子?」と憤りを感じました。でも、会社としては「A子は今の仕事で手いっぱいだから」と考え、B子に新プロジェクトに加わってもらうことにしたのです。
それからA子はB子とは一切口をきかなくなりました。また、B子だけランチに誘わなかったりと、自分のグループを作り始めました。結局、A子は自分の嫉妬心や仕事にも疲れたのか、会社を辞めて転職することになりました。
エピソード②恋愛編
新卒として入社したC美。D子は2年先輩で、C美が入社以来、職場のことや仕事のことなど、いろいろ親切に教える良き先輩でした。二人で一緒にランチに行ったり、プライベートでも休日にショッピングに出かけるほど親しくしていたのです。
ところが、C美が入社してから半年くらい経った頃、D子のC美に対する態度が急に冷たくなりました。C美がD子に仕事でわからないことを聞いても、「それってこの前も教えたよね?」とか、「頭わるいんじゃない?」と口調もきつくなってきました。
C美には思い当たる節がなかったのですが、ある日、別の同僚から聞いた話で納得できました。会社の飲み会で、D子の憧れのE男が「C美ってかわいいよね」といった一言を、D子がひどく気にしていたとのこと。D子はC美が「男に媚びてる」など、陰口まで言うようになっていたのです。
女性の嫉妬を買ってしまったときの対処法
女の嫉妬とは怖いものです。ちょっとしたことが原因で、仲間外れにされたり、イヤミや陰口を言われたり、日々つらい思いをすることになります。
では、もし自分が嫉妬される女性の立場になってしまったら、どうすれば良いのでしょうか?対処法についてお話します。
仕事に関する嫉妬への対処法
職場は閉ざされた空間のため、嫉妬される女性になると、逃げ場がないような息苦しさを感じるでしょう。居心地の悪い思いを毎日しなけばいけなくなります。
まず、仕事に関して嫉妬される女性になってしまった場合の対処法についてお話ししましょう。
距離を置く
もし職場で嫉妬される女性の立場になってしまった場合、まず考えられる方法は、相手と距離を置くことです。嫉妬する女性は負の感情の中で過ごしています。あなたまで大切な時間をその波長の中で過ごすことはありません。相手から何か嫌なことをされたり言われたりしても、さらりと受け流しましょう。
ときにはどこにも属さずに、一匹オオカミ的に過ごしても良いではないですか。単なる仕事だけの付き合いです。周りのペースに巻き込まれることなく、自分をしっかり持っていれば大丈夫です。
ただ、社会人の最低限のマナーとして、イヤな相手にも挨拶だけはきちんとしましょう。周囲の人たちはちゃんと見ています。あなたが常識ある大人の態度でいる限り、嫉妬する女性の立場はいずれ悪くなるものです。
謙虚にふるまう
嫉妬される女性の立場になった場合、努めて謙虚にふるまうのもひとつの方法です。嫉妬する女性は何かと他人のことを気にする傾向があります。そして、対抗意識を燃やして挑発的な態度をとってきたりします。
そんなときこそ、謙虚にふるまってください。あなたまで感情的になって、同じレベルまで下りて反撃する必要はありません。嫉妬する女性は相手より優位に立ちたいのです。ならば、嫉妬される女性のほうが謙虚になって、対抗意識を受け流してあげれば良いのです。
あるいは、嫉妬する女性を褒めてあげるのも良いかもしれません。その女性の嫉妬心は、自信のなさから生まれるものだからです。
恋愛に関する嫉妬への対処法
恋愛に関して嫉妬される女性になってしまった場合、仕事のときよりも激しい感情にさらされる可能性もあります。それほど恋愛感情というのは激しく、ときに嫉妬を通り越して、恨みにまで発展してしまうことがあります。
そうならないためにも、恋愛で嫉妬される女性になってしまった場合は、初期の段階で相手の嫉妬心を静めてあげる必要あります。
恋愛に関する嫉妬への対処法を具体的にお話ししましょう。
自分の欠点をさらす
恋愛に関して嫉妬される女性になってしまった場合、嫉妬する女性はあなたを同じ女性として、極度に危険な人物と感じています。自分の好きな人をあなたに取られるのではないか。世の中の男性はみなあなたに吸い寄せられてしまうのではないか。そういう怖さから、あなたに嫉妬心を燃やしていると言えるでしょう。
恋愛で嫉妬する女性に対しては、あなたの欠点をさらしてあげてください。「わたしはあなたと同じ土俵に立っていませんよ。もっと全然つまらない女ですよ」ということを教えてあげるのです。あなたの女度を下げるという方法です。
もしあなたが昔から学校でも職場でも、何かと同性の嫉妬を買いやすいタイプなら、常日頃から嫉妬される女性とならないよう、女度の高い言動をしていないか、気を配ることも必要でしょう。
のれんに腕押し的な態度をとる
恋愛で嫉妬する女性というのは、相手を陥れたい負の感情を抱えています。その恋愛でなんとしても自分が勝者になりたいか、またはなれないことを知っているからこそ、あなたを蹴落としたいのです。そういう負の感情に対して負の感情を返すと、収拾がつかなくなります。
もしあなたが恋愛で嫉妬される女性の立場なら、のれんに腕押し的な態度を取るのもひとつの方法です。たとえば、天然キャラをつらぬく。自分は人畜無害で、あなたの恋愛のライバルではありません、というキャラになり切ってしまうのです。
同時に、あなたに嫉妬する女性に対しては、「貴重な人生を、負の感情の中で過ごして大変そう」と理解の目で見てあげると良いでしょう。実際、恋愛で嫉妬に苦しむ女性は気の毒なものです。
世界を広げましょう!
やはり「女の嫉妬」は怖いものです。できれば嫉妬される女性にはなりたくないものですが、他人は他人と割り切って、人間として自分が良しと信じる道を淡々と進みましょう。または、もし今あなたが自分の嫉妬心に苦しんでいるのなら、狭くなっている視野を広げるように努めてください。
人生の楽しみ方にはいろいろあります。職場や友人関係、ママ友だけの狭い空間だけでなく、他に楽しいことはたくさんあるのです。
自分の嫉妬にしろ他人からの嫉妬にしろ、そんな気持ちに苦しんでいるのなら、もしかしたら何か他に熱中できることを始めるタイミングなのかもしれません。前向きな思考こそ、新しい自分を見つけるチャンスです。