指輪の場所・つける位置ごとの意味！リングをはめる理由とは？

ファッションアイテムとして欠かせないアイテム、「指輪」。それぞれ天然石や宝石をあしらっているものは、指輪そのものに意味を持つため、気にする人も多いことでしょう。

その意味ばかり気にしてあまり指輪をつける場所は気にしない…とりあえず薬指につけなければ結婚指輪にも婚約指輪にもならないし…そう考えている人はいませんか？

実はそれ、勿体ない指輪のつけ方なのです。折角いいパワーを持った指輪を手に入れることができたのであれば、指輪の位置にも気を付けていきましょう。

結婚指輪は左手の薬指につけるもの。それを知っている人は多いですが、なぜ「左手」の「薬指」なのかご存知でしょうか。なんとなく決まりだからと思っている人も多いでしょう。

実は指輪にはつける位置や、左手右手どちらの場所につけるかによって、指輪の意味が決められているのです。つまり、左手の薬指にもれっきとした意味があります。同じ場所でも、左手か右手かによってかなり意味が変わっているので、つけるときには注意が必要です。

今回は、場所別につける指輪の意味についてご紹介します。ちゃんとした場所につけることで、指輪の力をぐっと引き出すことができます。

親指につける指輪は、サムリングといいます。サムは英語で親指を意味するので、そのまま親指の指輪、という意味ですね。

ローマの昔の時代では、親指につける指輪が主流となっていました。日本ではなかなかつけることがない親指ですが、どのような意味があるのでしょう。

サムリングはつけることによってなんでも叶う指輪とされています。また、親指の指輪は「自己」「自分」を表すものなので、自分に対する効果を得ることができます。

昔、弓を使う際自分の指を守るためにつけたところから、サムリングが生まれました。昔の人は親指に指輪をつけて、自分の指が擦り切れないように守っていたのです。

ちなみに、海外では親指につける指輪が結婚指輪だったりします。日本と海外でも意味が大きく変わっています。

自分の意思を司る指輪の位置です。例えば自分の信念を貫きたいとき、そういった力がほしいとときにつけると効果的な場所です。

また、そういった強い意志を貫く力を手に入れることができるので、人の上に立って何かをするときに役に立ちます。強い意志は他人を引っ張るときに、強いリーダーシップになります。

リーダーとしての風格がほしいときなどにつけることで、威厳を手に入れることができる指輪の場所です。誰かを指導しなければいけない時などにおすすめできる場所です。

こちらも右手同様、何かをしたいときにそれを乗り越える勇気や意志を強めてくれます。親指につける指輪には、こういった強い意志の力が込められています。

何かをしたいけれどそれがかなり困難で、できるかわからない…。でも、その困難を乗り越えたい、そのための勇気がほしい。

そんなときに勇気を与えてくれる指輪です。何かに挑戦するときなどにつけると吉。強い勇気できっと物事がうまくいきます。新しいことを始めるときにつけたい指輪です。

比較的指輪をつけやすい、人差し指。ここにつける人も多いのではないでしょうか。人差し指につける指輪のことは、「インデックスリング」と呼びます。「インデックス」は「牽引」という意味の英語です。

その意味の通り、人を導いていくパワーを持つインデックスリング。次はこのインデックスリングについてご紹介します。

人差し指はコミュニケーション能力や、物事に対する集中力、行動力を表します。今の自分を変えたい、もっと人に対して積極的になりたい人におすすめの場所です。

ちょっと人に対するコミュニケーションが苦手であったり、人見知りをしてうまくしゃべることができない人は、ここにつけることによって勇気をもらうことができます。

また、昔の海外では結婚指輪をここにはめていたそうです。日本では少し違和感のある話です。

右手のインデックスリングは集中力を高めてくれます。何かを成し遂げたいときにつけると、集中して物事に取り組むことができます。

また、集中することによって自分の意思を高めてくれるので、リーダーシップ向上にも向いています。率先して何かに粘り強く取り組むことができるでしょう。

ずっと何かが長続きしなかった人におすすめです。続けるぞという強い意志になります。飽き性な人にもってこいな指輪の場所です。

積極性を引き出すことができる指輪の位置です。少々消極的であまり人に接するのが得意ではない人におすすめします。

前向きにポジティブにしてくれる指輪の場所なので、自分の気持ちを相手に伝えやすくなります。ついつい自分の気持ちを押し殺してしまう人は、自分の意見を発信することができるでしょう。

また、判断能力を高めることもできるので、何かに悩んでいるときに左手にインデックスリングをつけることで、悩みに打ち克つことができます。

こちらも比較的つけやすい場所である中指。中指につける指輪は「ミドルフィンガーリング」と呼びます。ミドルフィンガーはそのまま、「中指」という意味なので、中指の指輪という意味合いを持ちます。

この「ミドルフィンガーリング」はどういった効果をもたらしてくれるのでしょうか。次はミドルフィンガーリングについてご紹介していきます。

自分の直感、インスピレーションを高めてくれるのがミドルフィンガーリング。この位置の指輪は、そういった精神やひらめきを研ぎ澄ませてくれます。

人間関係なども関係していますので、そういった悩みをお持ちの人はミドルフィンガーリングをつけてみるといいです。人間関係に関する力を与えてくれます。

右手の中指に位置する指輪は、自分の直感を研ぎ澄ませることができます。直感力がほしい時につけるといいです。なにか勝負事をするときや、ギャンブルをする際におすすめです。そういったものへの直感が鋭くなるので、ゲン担ぎにもってこいです。

また、霊感を強めるといった、スピリチュアルな効果もあります。魔よけの意味合いでもつけておくといいです。

今相手はどう思っているのか？そういった直感を強めてくれます。右手の中指は、主に人間関係の改善効果があるといわれている指輪の位置です。

他人が何を考えているかわかりやすくなるので、普段あまり他人のことを気に掛けることができない人にもおすすめです。

また、人間関係で悩んでいる人にもいい指輪の位置でしょう。人の気持ちを感じることで、周りの人間関係はぐっとよくなるでしょう。

薬指と言えば左手につける結婚指輪がぴんときますね。この位置につける指輪は何の意味があるのでしょう？

ちなみに、薬指に位置する指輪は「アニバーサリーリング」と呼びます。アニバーサリーは「記念」という意味合いを持つ英語です。人との絆、そしてその積み重なりを意識する名前です。

創造性を高めることができるのが、アニバーサリーリングと言われています。

ほかの人にはない独自の感性が磨かれるため、そういった芸術部門で活躍していきたい人にはおすすめの指輪の場所です。

また、薬指は心臓や、生命と深くかかわる場所とも言われています。なので大切な指輪をつける場所に選ばれやすいのです。

右手の薬指は、自分の心に安心を与えてくれる指輪の場所です。つけることによってリラックスすることができます。

最近心がイライラしがちで休まらない人におすすめできる指輪です。心穏やかに日々を過ごすことができます。

心が安定し、休めることができる一方で、創造する力が湧いてくる場所でもあります。何かを創造したい人にもおすすめできる指輪の場所です。創作意欲が刺激され、自分だけのものが作れます。

みなさんご存知の結婚指輪をつける場所です。こちらは心臓と直結している指と考えられており、愛を深めることができると言われています。

愛を深めることができるほか、恋にも聞く指輪の位置だとも言われています。片思いであってもここにつけることによって、その想いが伝わるとも。

総じて絆を深めることができる指輪の位置だと言われていますので、好きない相手がいるとつけるといいです。

最後に紹介するのは小指の場所につける指輪。

小指につける指輪は「ピンキーリング」と呼び、かわいらしい小さな指輪が多いのも特徴的です。おしゃれでつける人も多いのではないでしょうか。ピンキーは英語でそのまま「小指」を意味します。

ピンキーリングは小さなチャンスや幸福を呼び込む指輪とされています。また、変化をくれる指輪とも言われていますので、今の自分や環境を変えたいと思っている人にぴったりの指輪の場所です。

小指という一番小さい指につけるおしゃれなので、気軽につけやすいのも特徴的ですね。

右手の小指につけることによって、自分の魅力をより引き出したり、強くすることができると言われています。

今の自分に不満を持っている人、変わりたいと思っている人にぴったりの指輪の位置です。

自分のことを磨くことができるほかにも、魔よけの効果もあると言われています。

左手の小指は、小さなチャンスを呼び込むことができると言われています。いいことがあるようにおまじない代わりにつけることもできます。

特に恋のチャンスを呼び込むことができると言われています。好きな人がほしい、恋人がほしいひとは、左手の小指につけることによって、恋を呼び込むことができます。

右手も左手もどちらもつけやすいのがピンキーリング。自分に対するおまじないや魔よけ代わりにつけていくといいです。

結婚指輪と言えば左手の薬指につけるダイヤモンドですが、実は海外では違うところにつけたり、ダイヤじゃなくてもよかったりとかなり文化が違います。例えばヨーロッパはサファイアなどを結婚指輪に送ることもありますし、アメリカはとにかく大きな結婚指輪をつけることを好んでいます。

また、場所によっては結婚指輪を右手につける国もあります。特に珍しい国では、なんと足の指に結婚指輪をつけるところもあり、結婚指輪は必ずしも左手薬指ではないのです。

左手は過去、つまり結婚をしたことを示し、右手は未来、つまり結婚すること…婚約していることを示します。なので、結婚指輪は左、婚約指輪は右につけることが多いのだとか。

指による細かな違いはありますが、そもそも右手と左手でも意味が違います。例えば、右手は現実をつかさどる力。現実を変えようと思う強い意志がこもった手です。

対して左は想いをつかさどる力。こうなりたいという想いや、自分の中の気持ちを指示します。

十本もあると覚えられない！という人は、これを意識して指輪をつけていくとよいでしょう。

指輪の意味が多すぎて、結局普段はどこにつければいいのかわからない…。そんな人のために、普段のファッションとして指輪を付けるとき、日常生活で指輪を付けるときに、おすすめの位置をご紹介します。

つけていると自分を磨いたり、恋のチャンスを呼び寄せてくれる小指がおすすめです。つけやすい小ささですし、女性であればつけておいて損はない効果を持っています。

また、恋人を探している人は、つけておくことによって「恋人がいません」「好きな人がほしいです」というアピールにもなります。

逆に言うと、恋人がいる人は恋のチャンスを呼び込むほうにつけてしまっていると、あの人は恋人がいない、と思われてしまうかもしれません。注意が必要です。

リラックスしたい、片思いの相手に想いを伝えたいけれど、薬指につけるのは抵抗がある…そんな人もいますよね。特に左は結婚指輪と思われることもあります。

かといって、右手の薬指も婚約しているときにつけることが多い指輪の位置です。どちらにしてもちょっとつけづらいです。

そんな人におすすめなのが、寝るときだけつけるという方法。こういった指輪は寝るときだけつけても効果があります。どうしても薬指の効果を得たい場合は、寝るときにつけてしまいましょう。

十本の指はそれぞれ、指輪をつけることによる効果が違っています。自分がほしいと思っている効果の場所につけないと、意味がありません。

逆に言えば、自分がほしいと思っている効果がある指につけることで、その効果を引き寄せることができます。

おしゃれして指輪を付けるときは、ちょっとだけ指輪をつける場所にも意識をしてみると、思いがけないことが起こるかもしれません。