風水でいいリビングのインテリアや家具の配置とは？

家族が集まる場所でもあるリビング。そんなリビングは家族・家庭運や全体運にを左右させる場所だとも言われています。そこでリビングに風水を取り入れて、ぜひ運気アップを目指してみてはいかがでしょうか？

風水といっても難しいことではなく、今あるインテリアだけで始めることも可能です。まずは軽い気持ちで風水を取り入れてみましょう。

「風水」と言われると難しく聞こえがちですが、実際にすることはリビングにあるインテリアや家具の配置に気をつけること。配置が変わることで気の流れが変わりで運気が変わると言われています。

また家具やインテリアの素材に左右されることもありますので、買い替えや引越しの際に参考にするのも良いでしょう。

 

説明を始める前に、そもそも「風水」とはどんなものかご存知でしょうか？風水とは一言で表すと「気」の力を使った学問のこと。その発祥は四千年も前のことだと言われています。

人間の生活の基本である「衣・食・住」において運を拓いていく、気の力を利用するという開運のための学問を風水と呼んでいます。

ではさっそく「運気を呼び込むリビングの風水術」についてご紹介していきます。今すぐにでも試せるものばかりですので、気になった方はぜひ取り入れてみてください。みるみるうちに運気が上昇するかも？

リビングの風水術【インテリア編】の１つ目は「ソファーは上座に配置」です。

リビングでのくつろぎの場としてソファーを置いている人は多いはず。そんなソファーの入りはリビング風水において大きな影響を及ぼします。

まず配置する場所はドアから離れた「上座」にするようにしましょう。部屋全体を見渡せるような場所だとさらに良いと言われています。また素材はレザーよりもファブリックがおすすめ。買い替えを検討している人は参考にしてみてください。

リビングの風水術【インテリア編】の２つ目は「フロアランプを部屋の隅に置く」です。

この場合はフロアランプを配置することが重要なのではなく、部屋の中に「暗くよどんだ場所」を作り出さないことが大切です。リビングなどの広い場所では天井からのライトだけでは暗い場所が生まれがち。そこを照らすことで運気がアップすると言われています。

しかしただ単純に明るくすれば良いというわけでもありませんので、間接照明程度のフロアアンプを配置するのがベストだと言えるでしょう。

リビングの風水術【インテリア編】の３つ目は「カーテンは爽やかな明るい色にする」です。

白や青・赤などの爽やかで明るい色のカーテンが風水的にはおすすめです。黒やグレーなどのカーテンもおしゃれですが、ダークな色目になってしまう上に遮光する力が強く家の中が暗くなってしまいます。

また風水的に良いものも遮断してしまうという意味があり、良い気を取り逃がしてしまうことも。運気を逃さないためにも軽い素材で爽やかな明るい色のカーテンを選ぶようにしましょう。

リビングの風水術【インテリア編】の４つ目は「カーテンは清潔にする」です。

カーテンは役がたまりやすいと言われているインテリアの一つ。誇りやチリなどが付着したまま放置しておくと風水的によくありませんので、汚れる前にこまめに洗濯するようにしましょう。

またカーテンがかかっている窓は良い運気を運んできてくれる場所でもあります。汚れたカーテンではその良い運気も遮断してしまうことになりますので、カーテンを清潔にしておくことは非常に大切です。

リビングの風水術【インテリア編】の５つ目は「テレビの横に観葉植物を置く」です。

観葉植物は運気をアップさせるのにもってこいのインテリア。見た目も可愛いので取り入れやすいアイテムの一つです。

どこの家庭にもおいてあるテレビはマイナスの気を放つ電化製品。そのマイナスの気を弱めたり、バランスを取るために観葉植物を飾るのが良いとされています。

リビングの風水術【インテリア編】の６つ目は「家族や友人との写真を飾る」です。

家族でも写真や友人と撮った写真をリビングに飾ることで、家族関係や友人との関係が良好になる効果があると言われています。写真を飾ることでリビングも賑やかになり、インテリアとしてもおすすめ。

飾る写真は寄り添っていたり、みんなが笑顔であったりと幸せそうな写真を選ぶようにしましょう。目線が外れていたり、反対方向を向いている写真を選ぶと関係性が悪くなると言われています。

ここまでは運気を呼び込むリビングの風水術【インテリア編】についてご紹介してきました。新しく物を買い替えたりしなくても、今あるものを活用したり掃除するだけで運気を呼び込めるので、気軽に挑戦していただけると思います。

では続いては、運気を呼び込むリビングの風水術【家具編】についてご紹介します。リビングの印象を大きく変える存在でもある家具。そんな家具を選ぶときのポイントや配置について見てみましょう。

リビングの風水術の１つ目は「家具は木製のものを選ぶ」です。

食卓で使うテーブルやテレビボードなど、リビングで使う家具の素材には木製のものをおすすめします。人工的に作られた素材ではなく自然の素材を生かして作られた家具は、運気を高めてくれると風水では言われているからです。

プラスチックやアルミ製の物などにもメリットがありますが、木製の家具には「温かみがある」「味わいが出る」など使い込むにつれて愛着が湧くというメリットも。お値段は高くなるかもしれませんが、長い目で見れば価値のある買い物になるはずです。

リビングの風水術の２つ目は「テレビは東に配置する」です。

風水ではテレビは東に配置するのが良いとされています。これは太陽が東から昇ってくることに由来していおり、仕事運や健康運など様々な運に影響を与える方角と考えられているからです。

またテレビが発するマイナスの気を緩和するにも有効な方角です。これらの理由から、東にテレビなどの通信機器を配置するのが風水では有効だとされています。

リビングの風水術の３つ目は「ソファーとテレビの距離」です。

リビングではソファーに腰掛けながらテレビを見ている人も多いはず。そんなソファーとテレビの距離も風水では大切だと言われています。

基本的にテレビからソファーまでの距離は「画面の高さの3倍」がおすすめ。家の間取りにもよりますが、この長さを確保できる配置で家具の配置を考えると良いでしょう。

リビングの風水術の４つ目は「テーブルは長方形か楕円形」です。

ソファーと一緒に配置することが多いローテーブル。そのテーブルを選ぶ時には長方形か楕円形を選ぶようにしましょう。円形のテーブルは気の回転を良くする効果がありますが、家庭には効果が強すぎて向かないと言われています。

また長方形のテーブルを選ぶ時には、角が尖っていない丸みを帯びたものがおすすめ。角をなくすことによって人間関係を良くすると言われています。

リビングの風水術の５つ目は「ラグを敷いて足元を暖める」です。

風水では足元の冷えはNG。温めることによって運気を上げる効果があると言われています。現在の家庭ではフローリングが主流になっているのでラグなど冷えを防ぐものを敷くようにしましょう。

またラグを選ぶ場合には毛足が短いものを選びましょう。運気を安定させる効果があると言われています。

リビングの風水術の６つ目は「家具の高さは揃える」です。

家具の高さがバラバラだと家の中がまとまらず気が滞るようになります。また背が高い家具ばかりを集めると部屋に圧迫感が生まれ狭く感じることも。できるだけ背が低い家具で統一感を持たせ、ゆったりとした空間を作りましょう。

また家具同士が密着していると運気が滞る原因にもなります。不必要なものは減らし空間を作り出すようにしましょう。

リビングの風水術の７つ目は「鏡は北に置く」です。

出かける前の身だしなみチェックなどにも欠かせない鏡。そんな鏡はリビングの北側に置くことによって全体運が向上すると言われています。

また部屋の中に鏡を配置する際には数は１つにしましょう。どうしても複数になってしまう場合には絶対に合わせ鏡にはならないように注意してください。

ここまではリビング風水のインテリアや家具の選び方についてご紹介してきました。今まで何気なく選んでいた家具ですが、風水の観点から見るとまた違った考え方ができるようになり面白いと思います。

では続いては運気を呼び込むリビングの風水術【色編】についてご紹介します。選ぶ色によってリビングの印象も大きく変わってきます。運気を取り入れつつ、自分好みの部屋を作り上げていきましょう。

北の方角は冷えを呼び込む方角です。そのため暖かさを意識し、温もりを感じられるような色を取り入れるようにしましょう。具体的には淡いピンクやアイボリー・ベージュなどの優しい色がおすすめです。

北東の位置は「鬼門」といい鬼が出入りする方角として忌み嫌われています。そんな北東の位置にリビングがある場合には白色でリビングを統一するようにしましょう。何か色を入れる場合には１〜２色にし、差し色にして使うことをお勧めします。

西北の方位は「主人の方位」と呼ばれており、その名の通り家長の仕事運にダイレクトに影響を及ぼすと言われています。使う色は赤や青などの原色系は避け、金色や黄色などの高級感のある色がおすすめです。

東の方角は仕事運に影響を及ぼします。仕事がうまくいかない・出世しないなどの悪い影響が出ている場合はインテリアを見直してみましょう。この時には青や緑色がおすすめで「水」や「緑」を感じられる色使いにすると効果があると言われています。

南東は風の方位と呼ばれており、風によって運気が運ばれてくると言われています。そのため東の方角と同じように自然を感じる「青色」や「緑色」がおすすめのカラーになります。

南の方角は対人関係に関する運気を左右する方角です。そのためストレスを感じていたり、人間関係がうまくいっていない時には南の方角のインテリアを見直すようにしましょう。

おすすめの色は赤やオレンジなどの暖色系で、癒しの効果を持つものを取りいれるとよいでしょう。

南西の方角は若木や新緑など爽やかなイメージを持つ方角です。運気を取り入れるためには「緑色」や「黄色」などの若い生命力を感じられる色を取り入れるようにしましょう。

西の方角は金運にゆかりが深い方角です。金運アップや浪費を抑えたい方は西側のインテリアを見直すようにしましょう。

西の方角におすすめなカラーは金色や黄色。ただ黄色が多くなると落ち着きのない部屋になってしまうので、ベースのカラーを白にし、差し色で金色や黄色を入れるのがおすすめです。

ここまではリビング風水において取り入れ他方が良いことをお伝えしてきましたが、反対に絶対にしてはいけないということもあります。せっかくリビングを整えてもNG項目があると台無しになってしまいますので、間違ったインテリアになっていないか確認してみてください。

やってはいけないことの１つ目は「黒くて大きなソファーを置く」です。

革張りの黒いソファーは見た目がかっこよく、憧れている人も多いと思いますが風水的には絶対にNG。黒色には「停止」「停滞」などの意味があり、その人をそこにとどめてしまう効果があるからです。

黒色のソファーは住んでいる人の行動力や活力を奪い、運気を下げる原因になると言われています。

やってはいけないことの２つ目は「テレビの画面が汚い」です。

お子様がいる家庭などではテレビ画面を素手で触ってしまい指紋がつきっぱなしになりがち。また掃除を怠ると静電気の影響で埃だらけになることもあります。

テレビ画面が汚れているとプラスの気がマイナスの気に変換されてしまい、コミュニケーション運が下がってしまうことも。こまめに拭き掃除を行うようにしましょう。

やってはいけないことの３つ目は「ソファーに服がかけっぱなし」です。

乱雑に置かれた洋服は悪い気がたまりやすいアイテム。そんなアイテムをソファーにかけっぱなしにして置くことで、悪い気がどんどん溜まってしまうと言われています。

リビングやソファーは家族がくつろぐ憩いの場所。悪い気を溜めないよう服はクローゼットにしまいましょう。

やってはいけないことの４つ目は「畳の上に絨毯を引く」です。

先ほどフローリングの上にはラグを敷いた方が良いことはお伝えしましたが、畳の場合には絨毯やラグを敷いてしまうと逆効果。良い運気を遮断してしまうと言われています。

自然の素材から作られている畳は良い気を発するアイテム。その良い気を塞いでしまわないよう、畳の上には何も敷かないようにしましょう。

方角や色などルールがたくさんあって難しいと思いがちな風水ですが、ポイントさえ押さえれば簡単に取り入れられることがわかったと思います。少しの工夫でリビングの運気を上げることができますので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか？