観葉植物のパキラの風水の効果！方角や置き場所別の効果は？

観葉植物が風水的な面で有効だということは非常に有名な話ではないでしょうか。中には、すでに観葉植物を部屋に置いている人も多いでしょう。たとえ、風水目的であっても、風水目的でなかったとしても、運気がよくなるに越したことはないはずです。

パキラを飼っている人もいれば、他の観葉植物を飼っている人もいるでしょう。もしくは、どの観葉植物を買えばいいのか分からないという人も少なくありません。風水面に重点を置きながら、パキラの観葉植物としての効果を紹介していきます。

そもそも、パキラとはどのような観葉植物なのでしょうか。風水面でもパキラを紹介する前に、一度観葉植物としてのパキラを押さえておきましょう。基本的に、パキラはおしゃれで育てやすい観葉植物です。また、贈り物としても人気があります。

具体的な育てやすさの点では、生長力の旺盛さが挙げられます。管理しやすい観葉植物の品種といえるでしょう。また、日照不足になると、茎が細くなって葉っぱが下を向いてしまうという弱点はありますが、一応の耐陰性もあり、半日陰な場所での管理もできます。

また、パキラは観葉植物の中では樹勢も強く、剪定にも強い観葉植物です。色々な面で育てやすいといえるでしょう。それ以外にも、パキラミルキーウェイという柄のようなものの付いたパキラもあります。おしゃれ度がさらに上がっている品種です。

観葉植物としてのパキラの育てやすさを押さえたところで、続いて風水面でのパキラの紹介を本格的にしていきます。まずは、パキラを置く場所・方角などは一度置いておいて、パキラという観葉植物そのものにどのような効果があるのかを知っておきましょう。

パキラを置く場所や方角で多少変わる所はありますが、基本的な風水の意味は変化しない所でもあるので、この部分をしっかり押さえておくことは意外と大事です。

パキラのような観葉植物に金運を連想することはあまりないでしょう。しかし、パキラはしっかりと金運向上の働きをしてくれます。実際、パキラは「発財樹」と呼ばれており、英語で「money tree」と呼ばれることもあります。

よって、パキラは金運向上の役割を果たし、財力向上に繋がります。パキラがしっかりと育つ場所は、金運がよくなり、豊かになるといわれることもあります。

また、金運から関連して商売繁盛の意味もあるので、家だけでなく職場や会社にパキラを置くのもおすすめです。

パキラは、風水面で「強い気を発する」といわれています。そこで、エネルギーが必要な場所に置くのがおすすめです。仕事運を高めたい職場や会社に置くことで、パキラからのエネルギーが発され、集中力を高めることが出来ます。

特に、先ほど述べたように、パキラには商売繁盛の意味もあるので、職場にパキラを置くことは多方面でいい役割を果たすはずです。また、仕事だけでなく、勉強や掃除などの際のエネルギー・やる気が欲しいところに置くのがいいでしょう。

パキラのような観葉植物には、その場所の「悪い気を吸収する」力があるという話は有名です。実際、観葉植物には空気洗浄効果があります。風水的な面だけでなく、二酸化炭素を吸収し酸素を放出するという意味でも、観葉植物はリフレッシュ効果があります。

これらの効果の相乗性を考えれば、パキラが、その場所の「悪い気を吸収」し、空間のエネルギーを活性化してくれることは納得がいくでしょう。

パキラは観葉植物の中でも、葉っぱの形が独特です。さらに、色々な形に変容することもあります。先述したように、日光の日照時間で変わる所も大きいです。観葉植物としてはこの辺りは面白いところだと感じる人は多いでしょう。

風水的には、このパキラの葉っぱの向きや形にも様々な意味があります。それらを具体的に紹介していきます。

上を向いて成長するパキラの葉っぱは、下を向いて成長するパキラの葉っぱに比べて、反対の「陽」の性質を持っています。風水的には「活発な気を発生する」という意味合いになり、エネルギーをいっぱい放出してくれます。

上を向いて成長する葉っぱを持つパキラは、仕事や職場・勉強机などのやる気が必要となる場所に置いておくのがおすすめです。

下を向いて成長していくパキラの葉っぱには、上を向いて成長していくパキラと比べて、反対の「陰」の性質を持ち、気を優しく静める効果があるとされています。

風水にあまり詳しくない人は、「陰」と聞くとあまりいい印象が得られないかもしれませんが、実は「陰」も悪い気ではありません。実際、パキラにおいても「気を優しく静める効果がある」とされているように、決して悪い効果はありません。

むしろ、落ち着いた安心を与える印象が強いといえるでしょう。

丸い葉っぱを持つパキラには、「気持ちを穏やかにして、落ち着かせる効果」があるとされています。内容的には「陰」の気を持つ、葉っぱが下を向いているパキラと似ています。しかし、だからと言ってこの二つをそろえなければならないという意味ではありません。

反対の作用を持つ者同士のパキラでも全く問題なく、場所や状況に応じて適宜的にしっかりと働いてくれます。

鋭い葉っぱを持つパキラには、「鋭い気を発生させ、また、邪気を払う浄化作用がある」といわれています。パキラや他の観葉植物そのものが持つ空気浄化作用を強化したような働きといえるでしょう。

この働きは、他の作用より曖昧な効果だと感じる人も少なくないでしょうが、やはりこの作用も他の効果と変わらず重視すべきです。

では、具体的にパキラはどの場所に置くのが風水的によいのか、また、置く場所によってどのような効果が生まれるのかを紹介していきます。風水において場所は非常に重要です。しかし、その観葉植物ごとに覚える必要はあまりなく、共通認識的な部分も少なくありません。

とりあえずは、風水について初心者の方でもわかるように、共通認識的な部分もしっかりと含めつつ、パキラの場所についての説明をしていきます。

風水において「玄関」は非常に重要な場所です。玄関は、家の中から外に通じる場所です。人の出入りもある場所なので、ここから悪い気が入ってきてしまうことは風水上よくある事です。よって、玄関は風水上注意が必要な場所であるといえます。

この玄関に「パキラ」を置くということは、「外からくる悪い気を吸収してくれる」ということを意味します。元々の観葉植物の役割も相まって、風水上ではかなりいい配置といえます。パキラの中でも「悪い気の吸収」に重点を置きたい人におすすめの場所です。

リビングは、「一番人が集まる場所・滞在する場所」として風水上では重要です。場所的にも観葉植物を置きやすい場所なのだといえるでしょう。リビングの中でも、部屋の隅は「気」が溜まりやすい場所です。隅に寄せてパキラを置くのもいいでしょう。

部屋全体の運気向上としては、家具などの角の隅にパキラを置くというのもアリです。鋭い気を遮ってくれる役割を果たします。

寝室は疲れた体を休める場所です。風水上では、寝室は健康面の表れとして扱われます。寝室にパキラを置くことは、健康面向上・エネルギー充電に役立ちます。バッドのわきに置くこともいいですし、場所がない場合は、寝室内のどこでもいいでしょう。

リビングや玄関などと違い、場所も広く、物を置いてもそこまで人の邪魔になる事もない場所なので、他の風水グッズと一緒でも飾りやすいのもいい点として挙げられます。

キッチンは、火や水など色々な要素が渦巻いている為、風水上は気運が乱れやすい場所として指摘されやすい場所です。観葉植物としてパキラをそこに置くことは、そのような気運の乱れを正してくれる役割を果たします。

しかし、食物を扱う場所なので、置く場所がないという場合もあるでしょう。また、忙しくて管理が行き届かなかったり、他の場所よりも虫が湧きやすい場所でもあります。注意が必要な場所だともいえるでしょう。

ベランダも、玄関の次に外からの悪い気を家の中に入れ込んでしまう場所です。ベランダにパキラを置くことで、外からくる悪い気を追い払ってくれます。

風水では、場所はもちろんのこと、方角も非常に重要です。特定の運気の向上を狙いたい人は方角もしっかりと踏まえた上でパキラを置くことで、より高い効果が望めます。

部屋の構造などが原因で、どうしてもその方角に置けない人もいると思いますが、とりあえずの参考程度の押さえておくことで、色々な場面で役に立つことがあるはずです。

北の方角にパキラを置くことは、「金運」の向上を意味します。金運を特に向上させたい人は、北の方角にパキラを置くといいでしょう。

北西の方角にパキラを置くことは、「事業運」の向上を意味します。事業運を特に向上させたい人は、北西の方角にパキラを置くといいでしょう。事務所や会社にパキラを置きたい人にもおすすめの方角といえるでしょう。

東の方角にパキラを置くことは、「仕事運」の向上を意味します。仕事運を特に向上させたい人は、東の方角にパキラを置くといいでしょう。これも、北西と同じく、事務所や仕事場にパキラを置きたい人におすすめの方角といえるでしょう。

南東の方角にパキラを置くことは、「恋愛運」の向上を意味します。恋愛運を特に向上させたい人は、南東の方角にパキラを置くといいでしょう。特に、パキラはおしゃれな観葉植物なので、恋愛中の人でも気することなくパキラを設置できるでしょう。

南の方角にパキラを置くことは、「人間関係運」の向上を意味します。人間関係運を特に向上させたい人は、南の方角にパキラを置くといいでしょう。風水が人間関係に関係しているということはあまり聞きなれない人も少なくないでしょう。

しかし、実際にはこのような効果が期待できる風水グッズも多いです。パキラもしっかりとその役割を果たしてくれます。

南西の方角にパキラを置くことは、「家族運」の向上を意味します。家族運を特に向上させたい人は、南西の方角にパキラを置くといいでしょう。

せっかく風水上気運を高めてくれるパキラですが、枯らせてしまうと、観葉植物としてもよくないでしょう。パキラを枯らさないお手入れ方法を紹介します。

寝室などにパキラを置いている人は、虫が湧くこと等にも注意しましょう。観葉植物は意外と虫が湧きやすいく、こまめに土を変えたり、虫防止グッズなどを使用することもおすすめです。

まずは観葉植物だけでなく、植物全般にとって大事な水やりの方法です。

これは観葉植物によっても変わってきますが、パキラは、そこまで水を大量に与える必要はありません。土が乾いていることに気づいたら与える、という程度で構いません。手で触って土の乾き具合を確かめるのが分かりやすいでしょう。

ペースでいうと、春・夏は三日に一度のペースでいいでしょう。与える水の量の目安は、鉢の底から水が染みだしてくる程度です。これは、観葉植物の鉢全体に水がいきわたったことを表しており、一般的な観葉植物に与える水量です。

パキラは寒さに強くありません。冬でも5度以上の温度が望ましいでしょう。冬などは玄関が冷えることもあります。季節によって日照時間も大きく変わります。季節によって、パキラを置く場所や方角を変えることも一つの手です。模様替えにもなります。

パキラは、葉っぱが成長すると、少し場所をとって邪魔になったり、全体がもさもさしたりしてきて、インテリアとして向かない状態になることが少なからず起こります。余分な葉っぱは適宜的にカットするのがいいでしょう。

また、先述した通りパキラは生育力が強く、すぐ伸びてくるので、多少切りすぎても後悔する必要はありません。むしろ、忙しくてあまり手入れできない人などは少し多めにカットしておくと、なお良いでしょう。

パキラは育てやすい観葉植物として何度も言及してきました。しかし、一方で、観葉植物にはそれごとの特質や風水的効果があることは確かです。より自分に合った風水や、向上させたい気運なども考慮に入れる必要があります。

何を買ったらいいのか分からないという人には、とりあえずパキラをお勧めできますが、既に観葉植物に詳しく、パキラの風水的効果は別に要らないという人は無理してパキラを飼う必要はないでしょう。

しかし、おしゃれな観葉植物なので、インテリアとしての役割という点ではアリです。

パキラの観葉植物としての特徴・風水的な効果・場所や方角による作用などを紹介してきました。パキラを飼おうと思った人は、自分に合った場所や方角を見つけられたでしょう。ぜひ、自分の生活の中に取り込み、しっかりと運気向上に利用しましょう！