風水にいい玄関の表札の色や素材の選び方！開運･運気がいいものは？

あなたの家の表札は、どんな表札でしょうか。最近では、マンションで暮らす人も増えてきているので、玄関にわざわざ表札を出すことがないという家もあるそうです。しかし表札がない家は、風水的にはあまり良いことではないようです。

今回は風水にいい玄関の表札の色や素材の選び方などを紹介していきます。風水表札という商品もでるほど、風水と表札は関係が深いようです。風水的に良いと言われる表札で、さらに運気が上がるようにしていきましょう。

これから新居に引っ越す予定の人や、そろそろ表札を変えようかと考えている人は、表札購入を考えるときの参考にしてください。

表札を出さないという人もいますが、風水的に玄関に表札がないのは良くないということを書きましたが、どういう点で表札を出さないことは良くないことになるのでしょうか。

玄関に表札を出さないと良くないと言われているのは、風水的には表札がない家というのは、「主人が不在である」ということを意味しているからなのだそうです。主人がいない家の開運はできないというのが、風水的な考え方になります。

つまりは家の中のインテリアをどんなに風水で良いものにしても、表札がなければ開運しないかもしれないということです。運気を上げたいと考えている時には、玄関に表札を出すことを考える必要がありそうです。

それでは風水に良い表札の選び方のポイントをみていきましょう。風水に良い表札の選び方のポイントには、どんなものがあるのでしょうか。色や素材などの開運におすすめのものは後程紹介します。

まずは表札を選ぶときに、ざっくりとしたポイントから確認をしていくことにしましょう。

表札を選ぶときには、日本家屋であっても洋風の家であっても、漢字でもローマ字でも構いません。ただしわかりやすいものを選ぶということが大切になります。

風水的に運気を上げるためにも必要ですが、そもそも表札というのは外から来た人が、何さんの家かわかるためにつけるものです。フリガナまでふる必要はありませんが、目指してきた人がわかるような表札にすることは大切です。

ただし、フルネームで書いたり、家族全員の名前は入れないほうがいいかもしれません。住所とフルネームがわかってしまうと、犯罪に巻き込まれる可能性もあるので注意をしてください。

表札の文字というのは、多くの場合が彫ってあったりします。台座に墨で書いてあるだけという表札はほとんどありません。

表札に名前を入れるときには、文字が浮き出るようになっていることがおすすめです。浮き彫り文字と呼ばれる、名前を浮き立たせて彫る技法でできている表札がベストだと言われています。

この彫り方は、運気を盛り上げるという意味もあるようです。あなた自身の出世などだけではなく、家の発展などの効果も期待できそうです。

今は門と玄関の両方に表札をつけるという家は少なくなってきています。もしも門と玄関の両方に表札をつける場合には、門の表札には苗字のみの表札を出します。そして玄関の表札にフルネームを入れるというのが基本です。

門の表札は、〇〇家の敷地であることを意味しています。そして玄関の表札は、〇〇の家という意味を表していました。

今はほとんどが門か玄関のどちらかにしか表札を出しません。そのため、苗字のみの表札がほとんどです。

それでは、風水的に運気をアップさせる表札についてみていくことにしましょう。まずは風水とも関係が深い、色で運気をアップさせる表札です。開運にいいと言われる表札の色は、どんな色になるのでしょうか。

風水的に良い色だと言われている表札の色は、白色になります。白色というのは風水では縁起のいい色になります。日本では、白色は縁起がいい色だという考え方をしている人も多いのではないでしょうか。

白色の蛇は幸運を意味しているとか、白色の鳩は平和の証というように、白色というのは縁起がいい色になります。表札の開運にもぴったりのようです。

また女性の場合には、女性らしさをアップさせたり恋愛運をアップさせるピンク色もおすすめのようです。女性だけの家ですということが分かりやすくなってしまうので、一人暮らしなら白色を選ぶのがいいでしょう。

風水的に悪い色だと言われているのが、黒色やグレーなどの暗い色になります。暗い色の台座にしてしまうことで、名前が白色になってしまうというのがあまり良くない点でもあります。

また黒色やグレーは風水では安定を意味するものの、発展しないという意味があります。家庭で考えると、子孫ができないという意味につながることにもなります。家を発展させていきたいと考えているときには、黒色やグレーの台座はおすすめできません。

また場合によっては赤やオレンジなどの暖色系も良くないと言われることがあります。火をイメージする暖色系の色は、火事が起こりやすいというイメージがあるようです。

風水的に運気をアップさせる表札の色を紹介してきましたが、運気をアップさせたいときには素材にも気を付ける必要がありそうです。風水で開運が期待できる素材にはどんな素材があるのでしょうか。運気をアップさせてくれる表札の素材をみていきましょう。

風水的には開運に導いてくれる良い素材と悪い素材があります。まずは開運に良い素材をみていくことにしましょう。風水的にはどんな素材の表札が、運気アップにつながる素材になるのでしょうか。

風水的に一番良い素材だと言われているのが、木製の素材の表札です。風水は自然のエネルギーを生かした開運方法でもあります。自然のパワーを取り入れるという意味でも、天然の木を使った表札は、風水の開運のパワーを最も感じることができる表札になりそうです。

ちょっと良い表札を考えているという人には、イチイという木で作った表札にするのがおすすめです。イチイの木は昔からご神木となることが多い気で、「一位」とかけて運気がアップすると考えられています。

ヒノキなども耐久性が良いことや、神社などにも使われる木ということで良い意味があると考えられているようです。

洋風の家の場合、天然の木の表札ではちょっと威厳が出すぎてしまうと困ることもあるかもしれません。そんなときにはステンレスの表札もおすすめです。

素材としては天然のものとは言いにくいですが、風水的には良い気のパワーだけを取り込んでくれる素材だと言われています。

また劣化しにくい素材であるというのもポイントです。汚れても、さっと雑巾で拭き取れる手軽さもおすすめです。

ちょっと変わった表札にしたいというときには、タイルを使った表札にするのもおすすめです。タイルを使った表札は、洋風の家の外観にもぴったり合いそうです。

自然の土を使って焼き上げたようなタイルであれば、自然のパワーも取り込むことができる開運の表札になりそうです。

ただし、割れにくいタイルを使うようにしましょう。簡単に割れてしまうようなタイルは、風水的におすすめできる素材ではありません。

それでは風水的に悪い素材になる表札の素材とはどんなものになるのでしょうか。せっかく色や書体をいいものにしても、素材がダメだと運気もダウンしてしまいます。表札に使うのには良くないと考えられている素材を紹介していきます。

開運のパワーがあると言われる御影石ですが、表札にする素材としては良くないと考えられています。理由は御影石の色です。黒い色になる御影石は、色の部分で表札にはNGなのです。

御影石以外の石で、黒色やグレーではない、白い石ならばおすすめになります。白い石であっても、大理石はひびが入っているように見えるので良くないと言われることがあるようです。

ガラスの素材を使った表札は、洋風の家の表札に合いそうですが、ガラスの表札は割れるということが理由で、開運の表札には向いていないと言われています。

表札が割れてしまうというのは、家庭が割れるというイメージがあり、離婚や家庭不和などを起こしてしまうことがあるかもしれません。

合成樹脂の1つであるアクリルの表札は、耐久性もあることから人気の表札の素材です。しかし風水的に考えると、開運の表札としてはあまりおすすめできない表札になります。

人口素材であるアクリルの表札は、運気を燃やしてしまうというような意味があるそうです。開運どころか、運気が下がってしまう素材になるようです。

風水的に運気をアップして開運に導いてくれる表札というのは、色や素材でも変わるようです。それでは運気をアップする表札の形というのはあるのでしょうか。風水的におすすめの表札の形について紹介させていただきます。

表札としては最もポピュラーな形である長方形が、風水的にみても開運の表札につながる形になるようです。長方形の表札には、風水的には家運をアップさせる、開運の効果が期待できるようです。

さらに家の難となることも、表札が悪い気として吸い取ってくれるという意味もあったようです。

ちなみに、女性だけの家の場合、長方形に厳つい文字で書かれた表札を出しておくことで、防犯になることもあるようです。

風水的に開運にぴったりの表札の形としておすすめになるのが、八角形の表札です。日本家屋の表札には不向きかもしれませんが、洋風の家であればかわいい表札にすることもできます。

八角形は風水的には、八方から福を呼び込むことができると言われている形です。家にたくさんの幸福を呼び込んで開運をしたいというときにはぴったりの表札の形になります。

表札に大切なのは台座だけではなく、苗字などの名前も大切です。名前の文字にも風水的に開運するか開運しないかというものがあるのでしょうか。風水的に運気をアップさせてくれる表札の、書体についてもみていくことにしましょう。

風水的に良いと言われている書体は楷行書です。楷行書とは、教科書の文字のような楷書と、流れるような書き方をする行書を組み合わせたような書体です。

楷書のきちっとした書体と、行書の動きのある書体で、その家の品格や勢いを表すことができます。

ただし楷行書というのは、オリジナルの書体で一般的に知られている書体ではありません。お店によって楷行書の文字のイメージが違うことがあるので注意が必要です。

それでは風水的に悪い書体というのはあるのでしょうか。基本的に表札に限っては、この書体がいけないというものはありません。

ただし文字に勢いがありすぎて、かすれすぎているような書体や、読みにくい書体は、風水という点ではなく読む人が読みにくいという点であまりおすすめできません。

表札が完成したら、いよいよ玄関に表札をつけることになります。表札をつける位置は、風水的に開運に良い場所というのはあるのでしょうか。運気をアップさせる表札の位置について、どんな玄関なのかという点からみていくことにしましょう。

まずは和風な玄関からみていきましょう。日本家屋の玄関の場合、引き戸になっているタイプが多いでしょう。そんな引き戸タイプの玄関に表札をつけるときには、扉の上の中央につけることになります。

風水的には、地面から1間分、約1.8m上の高さにつけるのがいいと言われています。昔の人は身長が低かったと言われるのでちょっと目線より上の位置という意味で1間といわれていたようです。

今では180cmの身長も普通になってきたので、玄関は少し大きくなっているかもしれません。玄関の高さ自体1.8m以上あるというときには、気持ち上くらいのイメージでつければ問題ありません。

洋風な家の玄関の場合、基本的には右側に表札をつけるということが多いようです。しかし風水的に開運のことを考えた時には、玄関がある方角によって、表札をつける位置を変えたほうがいいと言われています。

玄関がある位置は、家の中心からみてどの方角に玄関があるのかで判断をしていきます。

表札を玄関の右側につけたほうがいいのは、玄関が南・北・東南・南西・北西にある場合です。表札を玄関の左側につけたほうがいいのは、玄関が西・東・東北にある場合なのだそうです。ざっくりと北か南なら右、西と東なら左と覚えておくといいでしょう。

一軒家ではなく、アパートやマンションの場合、すでに表札をつける位置が決まっていることが多いようです。そんなときにはどうしたらいいのでしょうか。基本的には、洋風な家の玄関であれば洋風な家の玄関を参考に表札をつけるのがいいでしょう。

アパートやマンションによって、すでに表札がつけられてしまっているという場合には、コルクなど自然の素材のものを表札に張り付けると、運気アップにつながるようです。

二世帯住宅で、玄関が別々になっていない場合、1つの玄関に2つの表札をつけるということになる場合があります。

そんなときには、右側が家の大世帯主で、左が追従する世帯の表札をつけることになります。どちらが世帯主と決めていないという場合は、親の苗字を右側にしておくといいでしょう。

共同生活をしていて表札を2つつけるという場合には、基本的には1階に住んでいる人を世帯主とするようです。1階に住んでいる人を右に、2階に住んでいる人を左に並べましょう。

表札の色や素材、形や位置などを考えて、風水的に開運する表札にしようと思った時には、あとひと手間かけるだけでさらに運気をアップさせることができるかもしれません。風水的にさらに運気をアップさせるには、どんなことをするといいのでしょうか。

せっかく表札をつけてもみえなくては意味がありません。夜でもしっかりと見えるように、表札灯をつけるというのもおすすめです。

表札を明るく照らしてくれるというのは、風水的にはその家を明るく照らしてくれることにつながり、運気をアップしてくれる効果があるようです。

表札ができてきたことが嬉しくて、すぐに表札を取り付けてしまう人もいますが、少しだけ気持ちを落ち着かせましょう。そのまま取り付けても問題はありませんが、表札をつける前には、表札をつけるところ掃除して、塩で清めておくことでさらに開運の効果が期待できます。

表札を長く綺麗に保つためにも、表札をつけるところはつける前に掃除をしておくことはおすすめです。

運気をアップさせる効果が期待できる、風水的に良い表札を紹介してきましたが、逆に運気を下げてしまう表札もあります。風水でみると運気を下げてしまう残念な表札には、どんな表札があるのでしょうか。

運気を下げてしまう残念な表札には、文字が彫ってあるタイプの表札です。表札の文字は掘り出して浮き出ているタイプのものがいいと書きましたが、逆に彫られて苗字が凹んでいるタイプは、名が下がるという意味になり、運気がダウンします。

風水的にもよくないと言われているようですが、彫ってある名前はお墓の名前を連想することから、昔からよくない表札だと言われているようです。

表札を手作りする人もいるかもしれません。手作りの表札も、温かみがあっていいものです。しかし作っているときにちょっと汚してしまったという表札は、使わないほうがいいこともあります。表札の汚れは、家の汚れにもつながります。

表札をつけたときは綺麗だったけれど、雨が降ったりなどで汚れてしまったというときには、綺麗にしてあげるようにしましょう。汚れているなと思った時には、できるだけ小まめに掃除をしてあげるといいでしょう。

風水的におすすめの表札を紹介してきましたが、どんなにおすすめの色や素材、書体の表札であっても、それが家の外観と不釣り合いすぎる場合は、逆に運気を下げてしまうことがあります。運気が不安定になるともいわれています。

表札が外観と不釣り合いであることで、家族の誰かが嫌だと感じているなら、それも運気を下げる理由になってしまうことがあります。

木製の台座の縦書きの漢字というタイプの表札がポピュラーではありますが、洋風の家に関してはそれがベストだとは言えません。あなたと家族のみんなが納得する表札を探してみてください。

玄関の表札は1度つけたらそれでOKというわけではありません。表札の素材にもよりますが、木製の表札であれば、だいたい10年に1度は交換するといいと言われています。

表札など、家を象徴したり運気に関係するものに関しては、壊れる前に交換をするというのが基本です。壊れてしまうと、家が壊れるとか、家族が壊れるというイメージがあり、良いものではありません。悪い気を呼び込んでしまうことがあるので注意をしましょう。

ちょっと文字が薄れてきているかもしれないなど、表札が古くなってきたと感じた時には、10年経つ前であっても交換をすることをおすすめします。

今回は風水にいい玄関の表札の色や素材の選び方などを紹介させていただきました。表札を買いに行くと、表札の種類の多さに驚く人も多いでしょう。台座の種類から書体、漢字にするのかローマ字にするのかで、イメージが変わります。

名前に添えるデザインの種類も豊富で、組み合わせも自由なので、まずは台座から･･･なんて考えているとかなり時間がかかります。1度デザインを決めても、家族が納得しないなんてこともしばしばあります。

しかし表札というのは、それくらい大切なものなのです。家の顔ともなる表札は、納得がいくまで話し合って、みんなが良いと思えるものを選ぶようにしましょう。