ケチな人の性格や特徴!お金にケチな人間の心理とは?
身の回りに一人はいるケチな人。どこに行っても何をしていてもお金のことばかりでうんざりしてしまいます。そこで今回はそんなケチな人の性格や心理・特徴について調べてみました。最後には診断もありますので、自分がケチな人ではないかチェックしてみてください。
目次
ケチな人は嫌われやすい!周りにいませんか?
「せっかくの食事なのにお金を気にして好きな物を食べない」「久しぶりに旅行に来たのにケチケチして好きなことができない」など、周りの人を不快にさせることもあるケチな人。あなたの周りにも一人はいるのではないでしょうか?
そんなケチな人はなぜ嫌われやすいのか、周りの人からどう思われているのかなど「ケチな人」について調べてみました。周りの人はもちろん、自分自身に当てはまるところがないかも合わせてチェックしてみてください。
ケチな人とは?
ではそもそも「ケチな人」とはどう行った人を指すのでしょうか?ケチな人とは簡潔にいうと「お金に関する考え方がシビアな人」のこと。
そのお金の使い方が本当に「正しい」のか「価値のあること」なのかなど、お金のあり方について独自の考え方を持っています。
ケチな人に対する周りの評価
ではそんなケチな人は周りの人からどうのように評価されているのでしょうか?よい評価としては「お金の管理ができている」「倹約家である」などの意見が挙げられます。
しかし悪い評価の方が圧倒的に多く「一緒にいても楽しくない」「常にお金のことばかり考えている」「食事などに誘う時に気を使ってしまう」などの意見がありました。
お金を大切にすることは良いことですが、周りの人に気を遣わせるほどの倹約や節約は人間関係を悪化させる原因にもなるので注意が必要です。
ケチな人の性格
ではケチな人とは具体的にどんな性格なのか見ていきましょう。単純に「お金を使いたくない」というだけではなく、様々な性格が原因でケチになってしまっているので当てはまる人は注意が必要です。
自己中心的
まず一つ目の性格は「自己中心的」です。
ケチな人は基本的に物事を自分中心に考えています。例えば食事に誘われた時、お金を使いたくないと思っていたら相手の気持ちを考えずに断ったり、予算をオーバーしているお店だと文句を言ったりすることも。
誘った相手もどこまで気を使えば良いのかわからず、うんざりしてしまいます。人付き合いをしていく上でお金の管理は大切ですが、全てが自分の思い通りにいくわけではありません。余裕を持った計画を立てておくことが大切です。
お金にシビア
2つ目の性格は「お金にシビア」です。
先ほどもお伝えしましたが、ケチな人はお金に対する考え方が非常にシビアです。「この商品にはこんな価値はない」「この食事にこの値段はおかしい」など、自分の中での基準がはっきりしておりそれに見合わないものにはお金を払いません。
自分一人だけの時なら何の問題もありませんが、人が手配してくれたものだったりお付き合いの場でもそのシビアさを発揮されると周りの空気は最悪に。時と場合をわきまえる必要があります。
自分が一番大切
3つ目の性格は「自分が一番大切」です。
ケチな人は自分のことが大好き。そんな自分がお金で苦労したり、嫌な思いをすることに耐えられません。自分が満足できる生活を送るためには、人の力を借りることを惜しみませんが自分は見返りを与えません。そんな性格では嫌われるのも当然です。
生きていく上で誰かの力を借りることは必要です。しかし恩恵を受けたならば、その相手にしっかりと恩返しをしましょう。お互いに助け合うという考え方を身につける必要があります。
損得勘定で判断する
4つ目の性格は「損得勘定で判断する」です。
ケチな人は何事も損得勘定で判断するという特徴があります。お金を払うことで自分に何かメリットはあるのか?見返りがあるのかが全ての基準であり、何もない時にはお金を払うことを極端に嫌がります。
気持ちはわからなくはないですが、場合によってはメリットがないことにも投資や出資しないといけないこともあります。自分のことばかりを主張し、周りとの調和を崩すことは賢明ではないでしょう。
ケチな人の特徴
ここまではケチな人の性格についてご紹介してきました。基本的に自分勝手な性格であり、周りの人を困らせていることがわかったと思います。
そこで次はケチな人にどんな特徴があるのか見ていきましょう。ケチな人は日頃どんな言動をしているのかがわかれば、巻き込まれる機会を減らすことができます。無駄に嫌な思いをしなくてもいいよう、しっかりと特徴を覚えておきましょう。
「お金がない」が口癖
ケチな人の特徴の1つ目は「お金がないが口癖」です。
この特徴を持つ人は本当にお金がない人ではありません。貯金や生活していくお金はありますが、自分で決めたルールに則って生活しており、それ以外に使えるお金がないということを表しています。
計画的にお金を使うことは大切ですが、いつもいつもおかながないと言い続けていると周りの人から誘われなくなったり、金銭トラブルに巻き込まれるカモと警戒されることも。思ってい多としても口には出さないほうが良さそうです。
人のお金を頼りにする
ケチな人の特徴の2つ目は「人のお金を頼りにする」です。
この特徴の人は自分で使えるお金を持っているにも関わらず、単純に「使いたくないから」という理由で他の人に奢って貰ったり、お金を払わないというタイプです。
本人はお金を払わずに美味しい思いができるのでいいかもしれませんが、無意味におごらされる人には何のメリットもありません。意思が弱く断れないだけの人もいますので、度が過ぎると問題になることも。自分のものは自分で購入するのが当たり前です。
他人のためにお金を使わない
ケチな人の特徴の3つ目は「他人のためにお金を使わない」です。
誕生日や結婚などお祝い事は意外とたくさんあるもの。確かに出費は痛いですが、自分の大切や友人や家族に喜んでもらいたいという気持ちでプレゼントやお金を送ることは嬉しいことだと思います。
しかしケチな人はこんなお祝い事でも財布の紐を緩めません。意味もなく招待された結婚式を欠席したり、誕生日などのお祝い事は忘れたふりをすることも。お金やプレゼントよりも気持ちが大切なのはもちろんですが、時には形にすることも大切です。
お得な商品に目がない
ケチな人の特徴の4つ目は「お得な商品に目がない」です。
ケチな人は「割引」や「セール」が大好き。商品を定価で買うなんていうことは考えられません。しかし割引やセールは期間限定のもの。その為ボロボロになった服や小物を買い換えるまで使い続けていたり、必要な物まで買うのを先延ばしにしてしまうことも。
確かに安く買うことはできるかもしれませんが、買い物にはタイミングも大切です。自分に必要なものを見極めて賢く買い物すれば、定価で買うことにも意味があります。セールや割引ばかりにこだわりすぎないよう注意しましょう。
お金にケチな人の心理とは?
ここまではケチな人の特徴についてご紹介してきました。あなたの身の回りにも当てはまる人がいたでしょうか?
では特徴の次は「ケチな人が抱いている心理」についてご紹介します。ケチな人はどんな心理からケチになってしまったのか、どんな心理で行動しているのかを知ることによって相手を理解していきましょう。
自己防衛
ケチな人の心理の1つ目は「自己防衛」です。
性格の時にも出てきましたが、ケチな人は基本的に自分のことが大好きです。「自分が損をしないよう」「自分が困ることがないよう」にお金を手元に置いておくことで自己防衛しているのです。
その習慣が身についた結果「お金は自分のために使うもの」という強い意識が芽生え、他人のためにお金を使うことを嫌う心理に。どんな時でも自分を優先するという心理が根底にあります。
もったいない精神
お金にケチな人の心理の2つ目は「もったいない精神」です。
お金にケチな人は元々物持ちが良い人が多く、ものを捨てる前に「まだ使えるのではないか」「他のことに代用できないか」という勿体無い精神が働きます。その結果、自分の中で物を買い替えるハードルが異常に高くなり、他人には理解できない状態になるまで使用することも。
しかし本人は「まだ問題なく使える」「捨てる段階ではない」と思っているため、周囲とのズレが生じることも。物を大切にするのは良いことですが、他人に不快感を与えたり自分の意見を押し付けすぎるのは良くありません。調和を大切にするようにしましょう。
不安を抱えている
お金にケチな人の心理の3つ目は「不安を抱えている」です。
この心理の人は昔にお金で失敗していたり、貧しい生活を送ってきた可能性があります。お金がないことで苦労した経験や嫌な思い出がトラウマになり、お金を使うことが不安だという心理を抱いているのです。
確かにお金がない生活は体にも心にも良くありません。しかし計画的に適切に使えば不安になる必要もありません。不安だからといって切り詰めるだけではなく、お金を稼ぐ喜びや使う喜びを知り本来のお金の価値を取り戻しましょう。
周りからケチな人と思われてしまう行動
何かと周囲の人をイライラさせる「ケチな人」。そんなケチな人はどんな行動をとっているのでしょうか?ケチな人が取りがちな行動を3つまとめてみたので、知らず知らずのうちにやっていないか確認してみてください。
1円単位での割り勘
ケチな人と思われてしまう行動の1つ目は「1円単位での割り勘」です。
大人数での食事会などでは割り勘になることもしばしば。その時に1円単位での割り勘を要求すると、間違いなく周囲の人からは「ケチな人」だと認定されることになります。
確かに人数で割るので1円単位で計算するのが平等ですが、支払いが大変だったりお金を集めるのも大変です。たった数円のことで周りの人はから白い目でみられるのは賢くありません。気になったとしても黙って支払いを済ませましょう。
プレゼントやお祝いをケチる
ケチな人と思われてしまう行動の2つ目は「プレゼントやお祝いをケチる」です。
誕生日プレゼントや結婚祝い・出産祝いなど、大人になったらお祝いを渡す機会も増えてきます。せっかくのお祝いの機会なので、相手が喜ぶものや欲しいものをプレゼントしてあげるのが一番。
しかしケチな人はプレゼントを選ぶ一番の基準が「自分の予算内に収まるか」なのです。また、結婚祝いや出産祝いなどは大体の相場が決まっています。大幅に下回るものは「やっつけ感」が出てしまうので、常識の範囲でプレゼントを選ぶようにしましょう。
常にお金の計算をしている
ケチな人と思われてしまう行動の3つ目は「常にお金の計算をしている」です。
食事や旅行に行った時には「たまには贅沢しよう」「お金を気にせず楽しみたい」と思う人も多いはず。しかしそんな中に一人でもお金のことを機にする人がいると気を使うことになります。
また何をするにもお金の計算をしていたり、「こんなにも使ってしまった…」と言い出したら楽しむものも楽しめません。確かにお金も大切ですが、楽しい時間やイベントを楽しむことも大切。お金はその手段であるということを忘れないようにしましょう。
ケチな人との上手な付き合い方
ここまではケチな人の行動についてご紹介してきました。一緒に行動すると何かと気を使うことになる「ケチな人」。そんな人とうまくお付き合いしていくにはどうすればよいのでしょうか?
そこでここからはケチな人とうまく付き合っていくための方法についてまとめました。
付き合いを減らす
ケチな人との上手な付き合い方の1つ目は「付き合いを減らす」です。
職場の人でも友人であっても付き合いがあると出費は付きもの。食事をしたりどこかへ出かけたりと、必ずお金がかかってきます。その度に相手の顔色を伺っていると、こちらも楽しめず疲れてしまう結果に。
そんなお金の価値観が合わない人とは出来るだけお付き合いをしないのがオススメ。一緒に出かける回数を減らすことで出費を減らすこともできますし、相手に気を使うこともなくなります。
平等な関係でいる
ケチな人との上手な付き合い方の2つ目は「平等な関係でいる」です。
ケチな人と付き合っていく上でお金の貸し借りやおごり奢られは厳禁。お金を出した方が偉いという認識をする人が多く、トラブルになる可能性が高いです。
食事などお金を支払う場ではかなあず自分の分は自分で精算し、ケチな人に奢ってもらうということがないように気をつけましょう。
お金をかけずに遊ぶ
ケチな人との上手な付き合い方の3つ目は「お金をかけずに遊ぶ」です。
テーマパークや遠方への旅行などお金がかかる遊びに対してケチな人は向いていません。近場へのピクニックやサイクリングなど、なるべくお金のかからない方法で遊ぶようにしてみましょう。
無駄な出費がないことでお金に関するトラブルを避けることができますし、相手の顔色を伺う必要もありません。お互いに気持ちよく1日を過ごすことができるでしょう。
ケチな人との結婚はあり?なし?
ここまではケチな人に対して「付き合いにくい」「一緒にいても楽しくない」というような意見が多かったと思います。しかしケチな人は結婚相手としてはありだと考える人が少なくありません。
「安心して家計を任せられる」「無駄遣いしない」など、お金に関する考え方がしっかりしているので堅実な生活を送ることができます。また自分はお金の管理が苦手なので助かるという人にぴったりの相手だと言えるでしょう。
もしかしてあなたも!?ケチ度診断
では最後にあなた自身が「ケチな人」であるかどうか診断してみましょう。これから簡単な質問を10問出題します。そのうちのいくつに当てはまるかどうかチェックしてみてください。
ケチ度診断
□割り勘の時は1円でも多く払いたくない
□同じ服や小物を何年も使っている
□お金を使うことに抵抗がある
□プレゼントを送る時は予算で選ぶ
□貯金が趣味である
□セールの時しか買い物をしない
□常にお金の計算をしている
□人に奢ることはほとんどない
□なかなか物を捨てられない
□いつも「お金がない」と言っている
診断結果
【0から3チェック 普通です】
チェックが3までの人は、特に問題がないでしょう。
【4から6チェック 少しケチです】
チェックが6までの人は、少しケチな傾向があります。
【7から9チェック ケチです】
チェックが9までの人はケチです。周りの目を気にしましょう。
【10チェック ドケチです】
チェックが10満点の人は周りの人からも認定されているドケチです。
何事もほどほどにしよう
今回はケチな人についてご紹介してきました。確かにお金は大切ですが、それと同じくらいに時間や人間関係も大切です。お金にばかり固執するのではなく、バランスの良い生活を送るよう心がけましょう。